豊春中 学校ブログ
スキー教室1日目(1)
本日より、第二学年がスキー教室に行きます。
先ほど、出発式を終え、バスに乗車し、スキー場に向け出発しました。
【1年生の授業風景】音楽、国語、数学
今日、1月20日㈮は1年生の授業を取材しました。
【音楽】〜文部省唱歌「ふるさと」を歌って〜
このクラスでは、名曲「ふるさと」を歌う練習が行われていました。
改めて「ふるさと」について調べてみると、意外なことに長らく作詞作曲者が不明であったことがわかりました。
1914年(大正3年)の発表から現在まで、長きに渡り歌い続けられていることを知ると感慨深いものがあります。
上の写真は、副鼻腔(ふくびくう)を意識した発声練習と、ペアになって歌声のチェックをしている生徒さんたちの様子です。美しい歌声を出すための知識と技能が合わさると、こんなにも上手な声が響かせられるのかと、記者の私が学ばせていただいた音楽の授業でした。
【国語】〜物語の情景を「色」で説明してみよう〜
こちらのクラスでは、PCを使った活動が行われていました。
扱う作品はヘルマン・ヘッセ「少年の日の思い出」です。(友人の貴重な蝶を潰してしまった少年のお話です)生徒のみなさんは、物語の情景をPCを活用して表現していました。まず情景を「色」に置き換えます。そして、その色を選んだ理由を入力して説明するという流れでした。
アナログとデジタルを融合し、活発な意見交換が行われていました。
【数学】〜線対称の図形〜
こちらのクラスで行われていたのは、線対称の図形の作図でした。
パソコン上の図形を平行移動や対称移動すること自体は、多くの人が感覚的に行えるでしょう。しかし、その本質や原理を理解するには、やはり頭を使った練習が必要です!生徒の皆さんは、紙に印刷された様々な図形を、線対称に移動する練習問題にチャレンジしていました。
※今日学んだ知識を生かし、次の単元ではいよいよコンパスを活用した「垂直二等分線」「角の二等分線」の作図に入るそうです。
【授業の様子を取材】〜英語〜
今日、1月19日㈭は2年生の英語の授業を取材しました。
授業の最初は、スピーカーから流れるラップのリズムにのせた発音の練習がありました。
今日のテーマは「現在完了形」を使った英語表現です。
大型テレビを使って、時間的な状況(過去→現在→未来)をイメージしてから文法の学習がスタートしました。
こちらは、Have you yet? を使ったビンゴゲームです。
制限時間内に、たくさんの人に英語でインタビューをしてYesかNoを揃えてビンゴを目指します。生徒さんは、楽しみながら新しい英語表現を学んでいました。
【インタビュー取材】
小学生のとき、1年間海外で生活をした経験があるという生徒さんに話を伺いました。
その生徒さんが生活した国では、母国語とは別に英語が公用語として使われおり、日常会話を通して英語のスキルを身につけたそうです。
外国の言葉をしゃべれるようにする最も効果的な方法は、それが使われている場所に身をおくことだと言われます。これは、言語以外にも当てはまります。知らないことを知る、新たに資格や知識、技能を身につけるときには、その勉強が無理なく続けられるような生活環境をデザインすることが重要なのだと思います。
社会人の生活で例をあげます。
もし、本を読む時間を取り入れるなら、車通勤を電車に変えてみるのが有効です。これは駅まで歩くことになるので、運動不足解消にも繋がります!
料理の習慣を身につけたいなら、食材配送サービスを体験してみるのも良いかもしれません。外食に行く回数が減って食費も割安にできる可能性もあります。
皆さんの将来の何かにお役に立ったら嬉しいです。
【2年生 百人一首大会】【給食&昼休み】
今日、1月18日㈬は2年生の様子を取材しました。
一年ぶりの開催となった百人一首大会です。
大会はクラス対抗で行われ、班別で戦うリーグ戦と、各クラスの代表者2名が戦うトーナメント戦の合計ポイントで競います。
運営は図書委員会の生徒さんで行われ、体育館には14の試合場が用意されていました。
並べられた60枚の札の表面には下の句が、裏面には上の句が書かれています。一般的なカルタとの違いは、読まれる歌を覚えていないと有利に戦えないところです。
今回の百人一首大会では、60枚の札の中から40枚分の歌が読まれ、相手のチームよりも多く札を取った方が勝ちとなります。
32対7という大差がついたある試合場では、劣勢のチームの男子生徒が「(相手チームに対して)これ絶対!課金したでしょ!」と嘆いて会場から笑いを誘っていました!
ひとつの試合が終わると、札を数えた生徒さんたちは一喜一憂しながらチームの入れ替えをしていきます。
そのあとに最初の歌が読まれる直前、体育館が静寂に包まれる瞬間がとても心地よかったです。
優勝を目指すことは「目標」ですが、「目的」は学年の仲間と交流を深めることです。生徒の皆さんはそのことをよくわかっているようでした。真剣な勝負と試合後の和気あいあいとした暖かな雰囲気が素敵な2年生の午後の時間でした。
【給食の様子】
給食では、協力して素早く配膳をする当番の生徒さんの姿が印象に残りました。なお、片付けは混雑緩和のため廊下で行っている学年もありました。
ちなみに、本日のメニューは、ごはん、牛乳、タラの西京焼き、五目煮、おひたしでした。なんとも美味しそうです。
【昼休みの一コマ】
校庭では、テニスやサッカー、バスケットボールをして身体を動かす生徒さんの爽やかな笑顔であふれていました。
【678組の授業風景】
今日、1月17日㈫は678組の授業を取材しました。
【ソーシャルスキルトレーニング】
1、2年生は「上手なコミュニケーションの方法」を学ぶ活動が行われました。
「豊春劇場」と題された台本が用意されていて生徒さんがセリフを読み上げます。
物語テーマは、友達の話を聞くときにどんなことを気をつけるとよいか?でした。
物語に出てくる友達が、話を聞いていないと思われてしまったのはなぜか?という問いに対して、生徒さんからは
・相づちを打っていなかった。
・ボーッとしていた。
・気になることがあったのかもしれない。
という意見が出ました。
そして、上手なコミュニケーションをするための方法として、
相手の目を見る、首を振ってうなずく、聞き返したりすることの大切さを学びます。
後半は、実践練習として「すごろくトーク」というゲームを通して、1人1回ミニスピーチを行いました。
すごろくで、止まったところに書いてあるお題でスピーチします。
生徒さんたちは「好きな食べ物とその理由は?」「好きなテレビ番組は?」「好きな給食は?好きなお弁当のおかずは?」などのお題に対して、自分の意見を堂々とスピーチしていました!
【出願の準備】
3年生は出願書類の書き方を確認しました。
私が印象に残ったのは、ホワイトボードに書かれていた「学校に来る日…残り40日」という文字です。
卒業の日がもうすぐそこまでやってきていますね。
ぜひ受検を乗り越え、卒業式を笑顔で迎えられるように残りの日々を充実させていってください。
【3年生の授業風景】国語、英語、社会、理科
今日、1月16日㈪は3年生の授業を取材しました。
【国語】〜著:松尾芭蕉「おくのほそ道」を辿って〜
1702年(元禄15年)に、松尾芭蕉が出した作品が「おくのほそ道」です。この授業では、芭蕉が巡った旅の通り道とそこで読んだ俳句をまとめる活動が行われていました。
上の写真は、授業冒頭に生徒さんが取り組んでいたミニプリントです。各都道府県の国語の入試問題がピックアップされたものです。今日は、千葉県と東京都Verでした。
【英語】〜英語でディスカッションをしよう!〜
「あなたは無人島で一ヶ月間生活をします。次の道具のうち、3つしか無人島に持っていけないとしたら何を選びますか?」というテーマで、ディスカッションをする授業が行われていました。
生徒さんたちは真剣に意見交換をしていました。パッと見たところ、「マッチ」「テント」「ナイフ」を選ぶ生徒さんが多かったのですが、ある生徒さんは「本」をチョイスしていました。理由を聞くと、「精神の安定に有効だから!」ということでした。人によって考えることは違います。だからこそ、私達はディスカッションをしてよりよい問題の解決方法を模索するのでしょう。
【社会】〜夕飯の食材はどうやって調達しますか?〜
こちらのクラスでは、モノの流通について考える公民の授業が行われていました。
授業冒頭、「牛肉を食べたいと思って牛を捕まえに行く人はいませんよね?」という投げかけが先生からありました。私達は、誰かが栽培や生産した物を、スーパーで購入しているわけです。生徒さんたちは、商業活動における生産者や消費者、物流業者の方の役割についてPCを活用して調べていました。
はるか昔の人類は、その日食べる食材を手に入れるために狩りを行っていました。魚を食べるには、海や川まで歩いていかねばなりませんでした。おそらくこれで1日が終わってしまっていたことでしょう。食べ物を探すだけで1日を使ってしまう生活では、文明は発展しません。我々の祖先は、生活に必要な仕事を分担し、余った時間を使って学問を発展させていったのでしょう。今、私達が生きている現代でもその原理は変わっていません。日々新しい道具やアプリが生み出され、より効率の良い仕事や生活ができるように社会が変化しています。私達はそこで生まれた時間を使い、さらによりよい社会になるように勉強をしていくことが必要でしょう。熱心な学びをする生徒さんを見て、記者の私はそんなことを考えるのでした。
【理科】〜月の満ち欠け〜
こちらのクラスは、月の満ち欠けがなぜ起きるのかを学んでいました。自ら光ることのできない月は、日光の当たり方によってその見え方が変化します。小学校の理科でも学習したこの知識をより深め、金星や水星の見え方の変化について中学校では学んでいきます。
【1年生の授業風景】国語、数学、英語
今日、1月13日㈮は1年生の授業の様子を取材しました。
【国語】〜文章の要約方法を学ぶ授業〜
こちらのクラスは、教科書の本文の要約にチャレンジしていました。
まず、生徒さんは要約に必要な具体例を本文からピックアップします。それを、タブレットPC内のアプリに入力をして送信します。すると、全ての生徒さんの情報が集約されて大型テレビに映し出されます。各自の手元のPCでも見ることができます。
※送信された文章に、友達や先生がコメントを入れたり、テーマや種類ごとに仕分けることもできるそうです!
これまで、生徒一人ひとりの意見や考えをクラスのみんなに共有するには、順番に読み上げるか、黒板に書き写すしか方法がありませんでした。しかし、このようにデジタル機器を使うことで、ごく短時間にそれが行えるようになりました。デジタル機器のメリットは、作業の効率化以外にもあります。それは、生徒さんがより積極的に授業に参加しやすくなることです。今日の授業でも、近くの友達と情報交換をしている生徒さんの姿が印象的でした。
【数学】〜三角形をスライド移動せよ!〜
こちらのクラスは、図形を並行移動させる方法を学習していました。
プリントに印刷されている三角形ABCを、向きや形を変えずにそのまま指定された場所に移動させるにはどうすればいいでしょうか?ここで、役に立つのが「コンパス」です。
コンパスは単に円を描くだけの道具ではありません。その本質は、一つの点から一定の距離にある別の点の位置を示してくれることにあります。このことがわかると定規で長さを測ったりせずとも、平行移動した三角形を作図することができます。
数学には様々な面白さがあります。最も共感されやすいのは、問題を解いて正解したときに感じる、喜びや達成感ではないでしょうか?数学の問題の解き方は人によって違いがあっても、答えは一つです。
数学の面白さを感じる瞬間は他にもあります。それは「論理的な考え方ができたとき」です。例えば、コンパスで垂直二等分線の作図をするとします。このとき、ただコンパスを道具として使うのではなく『コンパスの特徴は何だろう?』『コンパスでできることは何だろう?』と考えます。この考える過程で、垂直二等分線の作図はひし形の作図の応用であることがわかれば、垂直二等分線の作図は暗記ではなくなります。このような、問題解決をするための思考の流れを習得できれば、仕事や生活に活かせます。きっと学ぶ以前よりも、人生が豊かになるでしょう。
【英語】〜現在進行形を使った表現〜
こちらのクラスは、現在進行形の表現について勉強をしていました。
多くの中学校の授業で、毎時間の学習を振り返る「自己評価カード」が使われています。
この英語の授業の自己評価カードにはおもしろい工夫がされていました。一番右端の欄に、英語で一文を書くところがああるのです。生徒さんは今日の日付や曜日を英語で記入していました。
1年生では、使える文法表現に限りがありますが、今後学年が上がるに連れてより複雑な文章が書けるようになるはずです。自分が書こうと思ったことが、今の知識では書けない…そのことがわかること、今後の学習の意欲向上や、できるようになったことを認識することもできるでしょう。
第33回豊春地区公民館文化祭
豊春地区公民館文化祭が今月15日から29日まで実施され、
本校の生徒が作成した作品が展示されます。
(会場は豊春公民館、作品は入口正面の右手に展示してます)
ご都合がつけば、作品をご覧くださいませ。
【3学期2日目!各学年の様子】
今日1月11日は、3学期2日目の各学年の様子を取材しました。
【678組】〜3学期の目標を決めよう〜
678組では、新しい生活グループの仕事分担と3学期の目標を決める学活が行われていました。
生活グループは、人間関係の輪を広げるために時々入れ替えを行います。メンバーが変更になるので、係の仕事も決め直します。自分や仲間の長所を活かせるように、適材適所を考えながら決めていました。
3学期の目標決めは、一人ひとりが今学期に頑張りたいことを紙に書いていきます。テーマは「生活面」「学習面」「行事面」の3つです。いつでも見直すことができるよう、壁に掲示をするそうです。辞書を引いて言葉を確認する生徒さんや、2学期の目標を改めて見直してから考えている生徒さんがいました。
【2年生】〜冬休み明け確認テスト〜
こちらは、2年生の様子です。この時間は冬休み明けの確認テストが行われていました。4月には3年生になるということで、いつも以上に冬休みに勉強を頑張った生徒さんもいるのではないでしょうか。
写真は、国語と社会の問題の一部を撮ったものです。頑張れ2年生!
【3年生】〜家計の支出を仮想プランニング〜
3年生の公民の授業で、おもしろい授業が展開されていました。黒板にはスーパーのチラシ広告が貼られ、生徒の皆さんは、筆算をしたり、電卓アプリを使ったりして何やら一生懸命に計算をしていました。取材をすると、生徒の皆さん一人ひとりが、自分の10年後の一人暮らしをシュミレーションしていたのでした!
高校の家庭科では、2022年度から金融教育が始まりました。一般に金融教育と聞くと「投資」のイメージが先行しがちですが、まずやるべきは家計の支出管理ということで!今日の授業は、10年後の自分の給料を23万円と仮定して、そこから生活費を差し引く計算をしていたのでした。
ある生徒さんは、23万円うち15万円を貯蓄に回すつもりで計算をスタートし、かかる生活費を計算していました。
その結果、なんと生活費に19万5,910円もかかることが判明しとても驚いていました!このようにリアリティーをもって具体的に考えると、ものの見方が大きく変わるのではないでしょうか。記者には、興味を持って取り組んでいる生徒さんの真剣な表情がとても印象的でした。
【1年生】〜学年集会、今年の漢字を決めよう〜
こちらは、1年生の学年集会の様子です。2023年をより充実した一年にできるように「今年の漢字を考える」をテーマにした集会が開かれていました。1枚目の写真は、生徒さんたちが、今年の目標にする漢字を発表しあっているときのものです。生徒の皆さんの目標や夢が叶うよう、ぜひ充実した素敵な毎日を送ってください!
ちなみに先生方が発表した漢字は、優・重・眺・美・展 でした!
【3学期始業式】
本日より3学期がスタートしました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
今日は、始業式の様子を取材しました。
会議室から各教室へオンラインで届けられたのは、音楽科の先生が弾く国歌と校歌の伴奏です。
その後、代表生徒4名による3学期の「決意と抱負」の発表がありました。
生徒の皆さんは、発表の練習を何度もされたのだと思います。教室で配信を聞いている全校生徒に向けて、自分の意見や考えを堂々とした態度で届けていました。大勢の人を前に発表をしたこの経験を自信にして、これからも様々なことへの挑戦を続けてください。
上の写真は、始業式の配信を観る教室にいる生徒の皆さんの様子です。
式辞では、校長先生から節目を大切にする生き方についてのお話がありました。
本日お配りした「豊春中だより」に、その内容が掲載されておりますので、ぜひご覧ください。