最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

ノコンギクが咲いています

校庭と校舎の間ににあるオオムラサキ(ツツジ)の間から
野菊が顔を出して咲いています。

清楚な花です。薄く紫色がかかっている株もありますが
図鑑で調べたものより、みな白い花ばかりです。
外側の花弁は白から薄紫色まで多様なようです。
ノコンギクとヨメナはよく似ているので、ヨメナの可能性もあります。

アイとイヌタデの花が咲きました

5年生が育てているアイ(タデアイ)の花が咲きました。
 
育てているタデアイはタデの仲間です。
アイを育てている畑に雑草のイヌタデがたくさんはえています。
 
背丈も花の付き方もアイにとてもよく似ています。
違いは色です。アイは白っぽく、イヌタデは濃いピンクです。
比べてみてください。

キンモクセイが咲きました

台風19号(ハギビス)が通過した次の日。
10月13日、晴天の中でキンモクセイの香りがするのに気が付きました。
秋の季語にもなっているキンモクセイが咲き始めました。
以前、子どもの中にはトイレの香りと言う子が多くいましたが
最近は様々な芳香剤が出回っているので、
キンモクセイの香りの復権が進んでいるような気がします。
 
体育館前に咲いています。
日本にあるのはオスの木ばかりだそうです。これでは実は付きません。

ヒガンバナ


ヒガンバナが咲いています。
今年は暑く、開花が遅くなっているという情報もあります。
10月2日、東京・八王子では真夏日を記録しました。
まだ、アブラゼミの声も聞こえています。
さて、ヒガンバナですが、葉が出ていないところに花径だけが出てきます。
じつは、この後、花が咲き終わり、他の植物が枯れてくる時季に葉が出ます。
秋から春にかけて、他の草花が枯れている間に太陽の光を受けて栄養をためます。
他の植物が春になって芽吹いてくると、葉を枯らして秋まで休眠します。
なかなかの戦略家です。

秋の雲 巻積雲

台風17号(ターファー)の北上に伴い、暖かい大気が日本上空を覆い、
厳しい残暑が戻ってきました。
東京では9月23日に真夏日を記録しました。
9月24日、それでも、朝の雲は秋の雲でした。
秋の季語である「いわし雲」とか「うろこ雲」と呼ばれる巻積雲です。
雲の名前は5年生の理科の教科書にも出ています。
 
学校のヒガンバナももうすぐ咲きます。
「暑さ寒さも彼岸まで」そろそろ残暑も収まることでしょう。