最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

オオキンケイギク

4年生と初夏の自然観察をしているときに特定外来生物のオオキンケイギクを見つけました。
メタセコイア通りに咲いています。
1980年代に観賞用に移入された北米の中西部から南部原産の植物です。
花が大きくてきれいなのですが、繁殖して問題になっています。
特定外来生物に指定されているので栽培は禁止されています。
見つけたらきれいな花なので花を切って飾って、種を作らせないようにしてください。
駆除しなければならない植物です。
 

今年のニホンミツバチ呼び込み作戦は失敗に終わりました

ニホンミツバチを呼ぶために3月に巣箱を3つ設置したのですが、
残念ながら、呼び込み作戦は失敗に終わりました。
4月の終わりにビオトープに設置した巣箱をハチが見つけて
日に日にハチの数が増えて、「いよいよ女王バチが到来か。」と思われたのですが
その後、ぱったりとハチが来なくなってしまいました。
巣の場所は別の場所にしたようです。
もう、分蜂(巣別れ)のシーズンは終わりました。今年、巣箱に入ることはありません。
一説によると、巣別れしようとした女王ハチがいるハチの塊ごと
網でとってしまうことがあるようです。
せっかく見つけてもらったのに残念です。蜂蜜をなめるのは先送りです。
4月22日の写真(こんなに来ていたのに…)

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イチゴとナワシロイチゴ

イチゴの実が赤くなってきています。
これからが本当のイチゴのシーズンです。
 
ふつう、イチゴと呼ばれているのはオランダイチゴの仲間の栽培品種です。
オランダイチゴの仲間を英語でstrawberryといいます。
オランダイチゴは木ではなく多年草なので、
正確には木の実である果物(くだもの)ではありません。
農作物の統計は、同じ草の実であるスイカやメロンと同じく野菜の仲間です。
(果実的野菜というそうです。)
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昨年、なんつる農園のサツキの隙間に見つけたナワシロイチゴが
今年も花を咲かせています。
昨年はクロイチゴだと思っていましたが、葉の形が丸いのでナワシロイチゴのようです。
昨年、実を食べてみましたが、
食べる部分が少なく、おいしいと思うほど甘くはならないようです。
こちらは木のイチゴでキイチゴの仲間です。
キイチゴは英語でraspberry(ラズベリー)といいます。
 
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ヨコヅナサシガメ

5月13日、西階段にヨコヅナサシガメがいました。
横綱の名の通り、大型のカメムシです。
東南アジアからの移入種で、戦前には九州へ侵入、生息域を北に広げて
関東地方には1990年代に侵入したようです。
校庭のサクラにたくさんいるガの幼虫「アメリカシロヒトリ」の天敵とのことで、
それらを食べているのかもしれません。

ノバラが咲いています

初夏の花、ノバラが満開です。
学童の増設工事で1本なくなりましたが。あと2本あります。
白くて可憐な花です。
 
ゲーテの詩をシューベルトが歌曲にした「野ばら」が有名ですが
原詩のドイツのノバラは赤い花のようです。

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