押小日誌

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まつのみDJランチトーキング第3弾(学校運営協議会推進プロジェクト)

8日(金)の給食時、ランチルームで3回目の「まつのみDJランチトーキング」(略して「まつD」)を行いました。

今回の学校運営協議会委員さんは、学校支援ボランティアそして元保護者のOさんです。委員さんには早めに来てもらい、校長室で一緒に給食を食べていただきながら、まつDの打合せを行います。打合せをしているつもりがついつい昔話に花が咲くことも。とにかく、給食はとてもおいしいと好評でした。

  

「いただきます」のあと、「まつD」スタートです。今回は、テレビに映しながら進めてみました。改善!のつもりでしたが、途中、音楽が鳴らないというプチトラブル発生。なんとか音楽も聴くことができてほっとしました。

  

今日の給食はいかがでしたか?子どもたちの印象は?など、インタビュー形式でいろいろ話を進めます。

  

Oさんのリクエスト曲は・・・美空ひばり&ジャッキー吉川とブルーコメッツの「真っ赤な太陽」!Oさんからはこの曲にまつわる思い出もお話しいただきました。(GSが好きで、この曲がとてもお気に入りだったそうです)

 

最後は、子どもたちの質問コーナー。2年生の子から「犬は飼っていますか?」の質問が出て、Oさんに丁寧にお答えいただきました。その後、たくさんの子どもたちが手をあげてくれましたが時間の関係で受けることができませんでした。ごめんなさい。

  

 

終了後、Oさんから「とても楽しかったです。もう一回来たいぐらいです。」と、本当にうれしそうにお話しくださいました。こちらもうれしくなりました。 

 

そういえば、子どもたちがランチルームに集まるときにテレビにうつった「まつD」の画面を見て「あ!今日はまつDだ!」と多くの子が言っていました。少しずつ「まつD」が定着してきてうれしく感じています。

Oさん、お世話になりました。子どもたちにとっても、運営協議会委員さんにとっても楽しいひとときになったらうれしく思います。次回はどなたがDJとなってお越しになるのでしょうか。リクエスト曲は?ちょっとワクワクドキドキですね。次回をお楽しみに!

薬物乱用防止教室(6年)

7日(木)、6年生の薬物乱用防止教室を実施しました。

 警察の方がお越しになり、映像や掲示資料を使って、薬物の種類やその影響、どのように薬物を誘うのかなどを学びました。

 

市販の薬でも、決められた内容で服用しないとそれも「薬物乱用」(いわゆる「オーバードーズ」)になること、薬物を誘う人は「ブロッコリー」「チョコ」などの隠語を使って言葉巧みに誘うこと、また、今は、SNSなどスマートフォン(インターネット)が薬物売買の温床になっていることなどを学びました。

  

ビデオにもあった「薬物で幸せになることはない」「薬物乱用は ダメ。ゼッタイ。」…忘れてはいけない言葉です。最後には、薬物で捕まり治療で入院している大人が書いた反省文も紹介していただきました。全文ひらがなで、漢字を書こうとしても分からなくなってしまい、文章も幼稚さがあるものになっています。薬物の影響・怖さが分かるものでした。

  

 

子どもたちの幸せな将来のためにも大切な学習でした。軽い気持ちが不幸を生み出します。我々大人の目も大切であることをあらためて感じました。

11月あいさつ巡回活動(市青少年センター活動)

11月6日(水)朝、11月のあいさつ巡回活動を実施いたしました。今年度4回目のあいさつ運動で、市青少年センター、市教委、民生児童委員の皆さん、本校の学校運営協議会の皆さんにお越しいただき、本校の子どもたちのあいさつ向上にお力をいただきました。

 

今回も6年生の子どもたちが登校次第あいさつ運動に加わり、さらにあいさつを盛り上げました。ぐんと寒くなった朝でしたが、そんな寒さを吹き飛ばすぐらい、遠くからでも元気に「おはようございます!」とあいさつする6年生の子どもたちのやる気、本当に素晴らしいです。運動会から一回り成長を感じます。

  

 

参加いただいた皆様お世話になりました。次回は来年(もう来年とは…はやい!)1月8日(水)です。その日は冬休み明け初日。その頃はきっともっと寒い朝になっていることでしょう。一段と元気なあいさつが交わせることを願っています。どうぞよろしくお願いいたします。

「春の院展 栃木展」鑑賞教室 in さくら市ミュージアム(5年生)

11月1日(金)、5年生がさくら市ミュージアムを訪れ、開催中の「春の院展 栃木展」を鑑賞しました。

 

今年は、本校卒業生で、日本美術院院友、ならびに文星芸術大学非常勤講師として活躍されている、窪井裕美さんによる鑑賞教室が行われました。まずは、窪井さんが描いている「日本画」とはどのようなものか、また、どんな画材が使われているかなどを教えていただきました。

  

 

また、窪井さんの今回の作品をもとに、小学校時代に絵に興味をもったこと、そして絵があることで自分ががんばれたことなどを子どもたちにお話しいただきました。(窪井さんが今年度出品した「窓辺の冬」は、院展の「奨励賞」と「春の足立美術館賞」を受賞した作品です。冬、少しあたたかくなり始めた頃が窪井さんは好きとおっしゃっていました。窓辺に見える花と後ろの女性の様子から伝わってくるようです。)

  

そして後半は、子どもたちが館内を巡り、お気に入りの作品を見つけて回りました。窪井さんから「気に入った作品は見つかった?」「どんなところがいいなと思ったの?」などと聞かれお話しする子もいました。

 

最後に、窪井さんから「好きなことを見つけて、ぜひ、それをがんばってみてください。」と、子どもたちにメッセージをいただきました。実は、窪井さんは、私が以前に本校に勤めていたときに、子ども(確か4年生~6年生)でいた、5年生にとっては大先輩に当たります。当時の子が活躍をしていて、今の子どもたちにすてきなメッセージを届けていただき、私もとてもうれしく幸せな気持ちにもなりました。小学校の頃の思い出話もして懐かしいひとときでもありました。

子どもたちが、何か一つでも、小さなことでも、好きなことを見つけて、それを強みにして楽しく・たくましく人生を歩んでいけることを願っています。窪井さん、本当にありがとう。これからのますますの活躍を期待していますね。

認知症サポーター養成講座(4年生)

福祉について学んでいる4年生。先日は、車椅子や白杖、高齢者の体験をしました。そして今回は、市役所高齢課の方をお招きして、認知症サポーター養成講座を行いました。

 

これは、認知症に関する正しい知識を身につけ、認知症の方やその家族が安心して暮らし続けることのできる地域づくりを目指した講座です。これからますます高齢化社会となり、認知症となる方が増える恐れがあり、小さいうちから認知症のことや、その支援の仕方を学ぶという目的で行われています。

 

はじめに、高齢化社会になっていることや脳のこと、そして認知症の特徴について学びました。

 

 

次に、ビデオを見ながら、高齢者の方や認知症かな…という方にどのように接するとよいか考えました。

声かける際には「3つの『ない』」に気を付けることを学びました。「おどろかせない」「いそがせない」「ばかにしない」です。(認知症の方には子どもだけで接しず、大人の方に知らせることが大切とも教えていただきました。)

  

また、認知症の方はいろいろ失敗することも多いですが、それを分かってあげて「大丈夫だよ」と寄り添うか、「何やってるの!」と責めてしまうか、その対応・声かけが、症状が改善するか悪化するかに関わってくるそうです。このことは、我々教師の子どもたちへの声かけに通じることだなと感じました。「介護は『合わせ鏡』。こちらが穏やかに接すれば相手は穏やかになり、怒りながら接すれば相手も怒るようになる」と教えていただきました。とても腑に落ちた次第です。

  

これから、社会の担い手になる子どもたちです。ぜひ、学んだことをもとに、「サポーター」として地域社会を支える人になってほしいと願っています。みんなで認知症の方々を支える合い言葉「認め 支え 笑い」で、互いに支え合える社会となることをあわせて願っています。