最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

マイナス5度

2月7日、今朝は冷え込みました。今冬一番の寒さです。
朝、屋上の太陽発電装置のモニターを付けるとマイナス5.0℃と表示されていました。
(写真を撮った時にはマイナス4.8℃に上がっていました。)
つるまき農園のバケツの水には氷が張り、畑には霜柱が立っていました。
 
冷たいのに、1年生が氷を取って来て見せてくれました。
1年生は生活科で冬探しをしています。
氷は厚く、3cm以上になっていました。

カルガモ

2月3日、プールにカルガモが2羽来ていました。つがいでしょうか。
カモは冬鳥として秋にシベリアの方から飛来しますが、
カルガモは1年中この辺りに生息していて、子育てをします。
カルガモの親子が話題になりますが、この辺りで繁殖するカモはカルガモだけなのです。
オスがきれいでメスが地味なカモが多い中、
カルガモはオスとメスが同じ色模様です。
くちばしの先端の黄色が目印です。

普段見ることはできませんが、足はオレンジ色です。
2月4日にはいませんでした。羽根休みに寄ったのでしょうか。

キンクロハジロ

2月1日、プールに水に潜る水鳥がいました。
シベリアの方からやってきたカモの仲間、冬鳥のキンクロハジロのメスです。
目が金色、頭が黒い羽白(カモの一属)なのでこの名が付きました。
プールに潜っても、水草はありませんし、魚もいません。
オスは腹が真っ白でメスよりもきれいです。
鳥類ではオスがきれいで目立ち、メスが地味な色の種が多くあります。

1年 くじら雲

1月29日、明け方までの雨がやみ、急速に天気が回復して暖かい陽気になりました。
青い空にほっかりと「わた雲」が浮かんでします。
積雲です。

まるで1年生の国語で学習する「くじら雲」のようです。
1年生に伝えると、クジラ雲の大群を屋上に見に来ました。

メジロ

1月28日、朝、メジロが校舎内に紛れ込んで廊下に落ちていました。
窓に当たって脳震とうを起こしたようです。
子どもが介抱したところを写真に撮りました。
メジロは名前の通り目の周りに白い縁があります。
背がウグイス色、腹が白のとてもきれいな鳥です。
この周辺では最も小さな鳥です。
 
1年中見ることができます。つがいで生活していることが多いので
1羽見かけると、もう1羽がすぐそばにいます。
きれいな緑色なのでウグイスと間違われますが
ウグイスはもっとくすんだ緑色です。
さえずる鳴き声はウグイスに負けないくらいきれいです。
長く澄んだ声で鳴くので昔から声を競い合う鳴き合わせの鳥として
人間に飼われていました。
今は捕獲したり飼ったりすることは法律で禁じられています。
花の蜜が好きなのでウメやツバキの花で蜜を吸っているのを見かけます。
ジュースを入れたコップを庭やベランダに置いたり
木にミカンの輪切りを刺しておくと食べに来ます。
3年生が野鳥の学習をしているので近くで見てもらってから放しました。
普段は鳥をこんなに間近に見ることはできません。
いなくなって心配していた連れ合いに会えればいいのですが。