最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

アブラゼミが昼間に羽化しました

7月16日、お昼にふたば学級の2年生が生きたセミの幼虫がいると教えてくれました。
セミは夕方に地中から出てきて夜に羽化して、朝まで羽を乾かします。
ずいぶん早くに出てきてしまったなと思って見に行くと
一生懸命にヒマワリを登って羽化する場所を探しているようでした。
 

見付けた子どもは花だんのこの穴から出たといっています。
夕方になるまで、このまま待っているのだろうと思っていました。
1時間半後、様子を見に行くと、なんと、すでに羽化が終わっていました。
まさか、昼間に羽化するなんて。
 
ふたば学級が歩行訓練から帰ってきたので、
子どもたちは、真っ白い羽根の羽化したてのセミを見ることができました。

羽化したセミはアブラゼミでした。
インターネットで調べてみると、昼間に羽化している記録がいくつかありました。
しかし、とても珍しいことだと思います。
長雨で羽化が遅れていたところに、梅雨明けで急に暑くなり、
夕方を待ちきれずに出てきてしまったのでしようか。
びっくりしました。

カルガモが14羽

7月15日は前夜と早朝に雨が降り、芝生は湿地帯のようになっていました。
なんと、そこにカルガモが大量に来て、何かを食べています。
昨日、バーチカルカット工事をしたので芝生のカスが残っていますが
それを食べているのでしょうか。
数えてみると、14羽もいます。いつもプールには1羽~3羽しかいないのに
どこからやってきたのでしょうか。
いつも飛びながら偵察しているのでしょうか。
 

ニイニイゼミとアブラゼミ

7月10日、11日ぶりに晴れたと喜んでいたら、
今年初めての真夏日となり、暑い日になってしましました。
朝、芝生管理作業で集合すると、アブラゼミが大きな声で鳴き始めました。
今年の初鳴きです。この暑い日に向けて、昨晩、羽化したのでしようか。
1年生のお手伝いに来た子がセミの抜け殻をとってきて見せてくれました。

大きい2つの抜け殻は羽化したばかりのアブラゼミのものです。
小さく土が付いている抜け殻はニイニイゼミのものです。
ニイニイゼミは今年は6月22日から鳴きだしています。
いよいよ夏本番です。梅雨明けも間近か。

ヤマドリダケモドキ

学校の法面(のりめん)に大きなきのこが生えています。
学校用務職員によるとポルチーニという高級キノコであるとのこと。
ポルチーニは和名をヤマドリダケと言ってイタリア料理やヨーロッパで使われるそうです。
調べてみると、シラカシなどの広葉樹林に生えるのはヤマドリダケによく似た
ヤマドリダケモドキでした。
カシの木と共生しているようです。

ヤマドリダケモドキはヤマドリダケと違って「かさ」がビロード状
「じく」全体に網目模様があるようです。
 
特徴が一致しています。
パスタやチーズと合うそうです。
エリンギよりも大きく食べごたえがありそうです。
バター焼きにしてみます。
【追記】歯ごたえがあり、良い香りでおいしくいただきました。