最近の学校の様子から

最近の学校の様子から

5年 東日本大震災の授業

3月11日は東日本大震災が起きて、ちょうど10年です。
5年生が東日本大震災について知る防災の授業を行いました。
講師は、当時、釜石市で被災した本校教諭です。
たくさんの悲しい思いがある中で、子どもたちに話をしてくれました。
平成23年(2011年)3月11日午後2時46分、
日本で観測史上最大の地震、最大震度7の地震が起きました。
ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・という大きな音。釜石市は震度6弱の揺れが160秒も続きました。
高校の校舎内にいた当時高校生の教諭が見たものは
時計が落ちて割れ、照明が落ちて割れ、
天井に配管された暖房の熱湯がシャワーのように噴き出す光景でした。
机が上下左右に揺れて机の下に隠れることができません。
 
国立科学博物館に展示してあった当時の時計(下写真)

発災直後は携帯電話がつながっていました。
津波の情報は携帯電話で知り、校庭に避難しました。
しばらくすると、停電し、携帯電話の電波も届かなくなり、情報が全くなくなりました。
東北地方は、まだ寒い時期です。近くの人は、みな体育館に入りました。
5人家族のうち、母と弟と会うことができ、高台にあった祖父宅へ避難します。
3日目の明け方、数十キロ離れた職場から父親が歩いて帰ってきました。
海から30メートルの自宅へ行って、
何日も押し寄せてきた津波をよけながら使えるものを捜しました。
割れた窓から家に入りました。玄関はガレキで開きません。
捜している途中で地震があると、急いで高台に逃げました。
 
左写真で映し出されている画像のように家の前の公園はガレキで埋まっていました。
道路もガレキで埋まって通れないので、
三陸鉄道の高架を通って山の裾から家に向かったそうです。
右写真のように津波の水は真っ黒でした。

小学校の校舎の3階の窓に車が突き刺さっていました。
中学校に妹を迎えに行って、3日目にやっと家族が全員そろいました。
2週間後に電気が復旧した時には、みんなから拍手が起きました。
電気の明かりを見てうれしく思ったそうです。

地震は絶対に来ます。その時、自分の命を守る行動をとる。避難する。逃げる。
まずは自分で身の安全を確保することが大切です。
津波が多い三陸地方には昔から「つなみでんでんこ」という言葉が伝わっています。
てんでばらばらでいいので、一人一人が逃げることが大事だということ。
そして、自分でできることをしてほしいと話していました。
「当たり前の日々は当たり前ではない!」

6年、6年ふたば 社会科見学 国会・国立科学博物館

3月10日、6年生が移動教室代替行事として、子どもたちが計画した校外学習に行きました。
この行事は多摩市教育委員会の支援を受けて実施しました。
子どもたちが選んだ行き先は、国会議事堂の見学でした。
合わせて、上野公園の国立科学博物館も見学しました。
前日、見学予定だった参議院が本会議のために見学できなくなったため、
急きょ、行き先を衆議院に変更しました。
見学時間も午前から午後に変更になり、そのため科学博物館の見学を午前中にしました。
朝、出発式は実行委員の子どもたちが進行します。
これまで、いくつものプロジェクトを実行してきた子どもたちが一日を計画します。


 
バスに乗るときは消毒をします。車内はビニールで仕切ってあります。
国立科学博物館では密集を避けるためグループごとに見学しました。
 
     哺乳類のはく製群           ティラノザウルス
 
      トリケラトプス           フタバスズキリュウ
 
   忠犬ハチ公やカラフト犬ジロ      出口にはシロナガスクジラ
グループごとに食事をしたあと、午後は都心を見学しながら国会議事堂へ。
国会議事堂内は写真は撮れません。

最後は、お決まりの写真スポットで記念写真。
 
 
学校に到着して帰校式。こちらも実行委員が進行します。

行くことができて本当に良かった。

【3月10日改定】父母と教職員の会まるわかりガイドブック保存版

令和3年度版の南鶴牧小学校父母と教職員の会
まるわかりガイドブック保存版が完成しました。
緊急事態宣言発出のため保護者会がリモートとなり
父母教の方も学校での作業ができない状況です。
しかし、来年度の役員の選出も進めなくてはなりません。
そのため、このガイドブックをご覧になって希望する役員を決めてください。
それぞれの担当によって、平日、休日、夜間、在宅など活動に特色があります。
来週、役員募集のメールが届きます。

【3月10日】
2ページ ポイント制について一部改変しました。
父母協まるわかりガイドブック [753KB]

令和3年3月の芝生定期点検

3月9日、専門家による芝生月次点検を実施しました。
本校の全面芝生校庭は、多摩市教育委員会が芝生校庭管理の専門の方に委託して
毎月定期点検をしています。

前回の点検の2月24日から、あまり時間がたっていないため
大きな変化はありません。
3月20日に肥料をやってくださいとのことでした。
芝刈りもしなければならないほど冬芝が伸びているかもしれません。
(雑草のスズメノカタビラはもっと伸びていることでしょう。)
次回の芝生管理作業は5年2組の保護者の皆様にお願いする予定でしたが、
緊急事態宣言の再延長のため中止します。
その代わりに有志による芝生管理作業とします。
お手伝いいただける方は3月20日(土・祝)9時00分に校庭にお集まりください。

令和3年3月8日 児童朝会での表彰

3月8日の児童朝会も放送で行いました。
校長から、今年度もあと12日(6年生はあと13日)なので一日一日を大切にしてください
と話しました。
また、人新世という想定上の地質時代についての話をしました。
現代から近未来のかけての地層からは、火山灰や恐竜の化石ではなく
コンクリートやプラスチックが出てくるであろうという話です。
現代の生活がこれでいいのかという問題提起でした。
表彰は4年生が学年で取り組んだ多摩市ごみ減量標語募集で優秀賞に輝いた
4年生女子の表彰です。
受賞作は「リサイクル 一人一人ができること」です。
 
賞状のほかに、記念品やエコバッグが贈られました。おめでどうございます。

春の草花が咲き始めました

暖かい日と寒くなる日が交互にやってくるようになりました。
暖かい日は20℃を超えています。
春の草花が咲き始めています。
暖かい日には公園などで探してください。


 
オオイヌノフグリ(左写真)は5mm程度の小さな花です。青色がとてもきれいな花です。
陽だまりに咲いています。
ナズナ(右写真)の1つ1つの花はとても小さいのですが、よく見ると真っ白でかわいい花です。
アブラナの仲間なので花びらが十文字に付いていて同じ花のつくりをしています。
春の七草の「なずな」です。
 
ホトケノザ(左写真)もヒメオドリコソウ(右写真)もシソの仲間です。そのため茎は四角形です。
この2種は食用ではありません。
花の形もシソの花の形でそっくりです。花が葉の上に立っているのが仏様。
葉の下に花があるのは花を人に見立てて上に葉っぱ笠のかぶっている踊り子さん。
春の七草の「ホトケノザ」はコオニノタビラコのことでキクの仲間で黄色い花が咲きます。
 
鳥が好きなハコベ。このハコベはミドリハコベです。茎が緑色です。
茎が紫っぽいコハコベとともにハコベは春の七草の「はこべら」です。
 
左写真はセイヨウタンポポ。日本古来のニホンタンポポ(この辺りはカントウタンポポ)も、
もう咲いています。(学校内でまだなようです。)
右写真はヨモギ。白い毛でおおわれていて、葉を摘んでにおいをかぐといい香りがします。
草餅の材料です。
七草がゆや草餅を作ってみてもいいと思います。タンポポも食べられます。

関連記事
令和2年(2020年)3月16日 ナズナ
令和2年(2020年)3月18日 ホトケノザとヒメオドリコソウ
令和2年(2020年)3月21日 タンポポが咲いています

6年 6年生を送る会のお礼の演奏

在校生の出し物が終わって、最後に6年生がお礼の合奏を演奏しました。
演奏曲は3年生の学芸会で劇中で使った「友に」です。
今度はステージ側に6年生、カメラはフロアです。
各学級の様子はフロアにあるスクリーンに映しています。
 
 
 
演奏が終わると各学級からアンコールが起こって、6年生はもう一度演奏しました。
終わりの言葉が終わった後に全校で6年生へ「きみとぼくのラララ」の歌を送りました。
各学級では歌に合わせて体を動かしたり、手を振ったり、
小さな声で口ずさんだりしています。
歌と演奏は音楽専科担任と6年生の学級担任です。
 
 

6年生を送る会の様子は多摩テレビが取材しました。
スクール通信で放映される予定です。

5年 6年生を送る会の出し物

最後の出し物は5年生です。6年生の6年間を振り返ります。
 
1年生の時の運動会「チェッコリ玉入れ」  2年生の時の運動会「いろとりどり」
                                                                    
   3年生の時の運動会「友よ」    3年生の時の学芸会「満月おどり大会」

5年生の時の学芸会「人間になりたがった猫」

これで在校生の出し物は終わりです。
各学年の出し物の終わりには、各学年がメッセージを贈ります。
5年生の出し物が終わると、5学年分がそろいました。

この垂れ幕は卒業式の時に会場に飾り、在校生に代わって式に出席します。