最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

3月26日 本日の桜

昨年度の卒業式は桜の花が七分咲きから八分咲きの状況で行われました。

 

下のリンクが昨年の記事です。

https://schit.net/tama/esminamitsurumaki/blogs/blog_entries/view/42/0d85e843106599bbc7eabc4f1f504aeb?frame_id=35

 

しかし今年の桜は、つぼみが開きそうで開いてくれません。

 

開花していないのは鶴牧地域だけではなく、東京都全体で平年の開花時期よりも遅い開花になるようです。

報道機関のニュース記事にも、概ね以下のような内容が書かれていました。

 

気象庁の標本木である東京・千代田区の靖国神社で行われた観測では、標本木の対象となる部分にはまだ1輪の開花も見られなかったそうです。

寒の戻りの影響ですでに平年の開花より遅れていて、「開花にはまだ数日かかるのではないか」としています。

3月22日 本日の桜

学校の桜で1本だけ開花が始まっている木があります。

 

西門の脇に植えられた学童クラブのソメイヨシノです。

まだ植樹から年月がそれほど経っていないため、現在は小さな木ですが、五分以上の開花をしています。

 

 

校庭の校舎側に並んでいる桜は開花前です。

例年、最も早い開花をする東端の木に近付くと、つぼみが膨らみ、その中から緑色が見え隠れしています。

 

天気予報等で言われているように、24日から開花が始まるかもしれません。

ひまわり

今朝の読み聞かせの様子を見ていると、いくつかの教室で「ひまわり」の花が登場する作品がありました。

 

この画像は、本校の某所で立ち続けている一本のひまわりです。

このひまわりは、「ど根性ひまわり」と呼ばれる系譜の種から育てたひまわりです。

 

ど根性ひまわりとは、東日本大震災の被災地である宮城県石巻市で、津波に巻き込まれた瓦礫の中から芽が息吹き、夏に大きな花を咲かせた一本のひまわりのことを言います。津波によってどこからか流れ着いた一つのひまわりの種が、塩害にも負けずにたくましく育ち、その夏、大きな花を咲かせました。勇気をもらった石巻の人たちは、そのひまわりを「ど根性ひまわり」と呼びました。その夏の終わりに採れた約150個の種は2世3世と生命を繋ぎながら、日本各地や海をも越えて大勢の人に育てられました。

震災から12年後の夏に、本校の関係者が(多分)12世にあたる種を譲り受けました。

種まきをしたのが7月だったため、花を咲かせたのは9月を過ぎたころです。

現在残っている1本を大切に保存してきました。次世代につながるように種子の採取を続けているところです。

採取をして初めて知ったのですが、中身がしっかりと詰まっている種はとても少ないということです。

生育する季節がずれていると、受粉がうまくされていないことが大半なのだそうです。

校庭に木の実が

今朝、校庭の点検をしていると、木の実がたくさん落ちていました。

昨日の「春一番」の影響で、どこかから飛ばされてきたのでしょう。

 

調べてみると、「モミジバフウノミ」 別名「アメリカフウ」と言うそうです。

公園や街路樹の紅葉葉楓という木から飛ばされてきたようです。

 

形がとても個性的なので、アクセサリーや小物雑貨としても人気があるのだそうです。