最近の学校の様子から

カテゴリ:学校のまわりの自然

ホテイアオイの花

メダカの産卵用に活用しているホテイアオイに薄紫色の花が咲きました。

ホテイアオイはメダカが産む卵を着床しやすい水生植物として知られています。

学校では理科室や教室の水槽にも浮いていますが、滅多に花は咲きません。

 

花を咲かせるためには、十分な日照が必要なようです。

この花は、学校の敷地内で屋外飼育をしてるメダカ槽で咲きました。

ちなみに、毎日違う花が咲くのだそうです。

成長の夏

学校の学習では、多くの学年で栽培活動をしています。

その目的は、発達段階によって様々です。

発芽から開花、結実を経て種へ回帰する植物や野菜でそれらの連続性を学んだり、発芽や成長に必要な条件を予想に基づく実験で証明していく学習もあります。

また、植物の特性を生かして、水分の流れや栄養素の基礎を学ぶこともあります。

植物学的な要素だけではなく、それらの世話から見えてくる文化や、産地である地方の特色なども見えてきます。

そして、経験から未来を展望することもできるはずです。

保育や幼児教育施設で行う、収穫の楽しみから一歩踏み出したものがほとんどです。

 

夏季休業中の学級園等には、学習で扱っている植物や野菜が元気に育っています。

強い日光や、高い気温が、これらの成長にどんな影響を与えるのかを調べていくと、私たちにとっての季節ごとの過ごし方も分かってくるような気がします。

 

 

7月25日 ど根性ひまわり成長中

校舎の北側にふたば3年が植えた、ど根性ひまわりです。

とても背が高くなり、男子バレーボールのネットの高さは超えていると思います。

これから咲く花もあります。

 

 

 

学童クラブの前にある畑に咲く、ど根性ひまわりです。

高さは180センチくらいです。

 

 

飼育小屋の前に咲く、ど根性ひまわりです。

とても背が高くなりました。

一番高いひまわりは、バスケットボールの一般使用リングと同じくらいの高さです。

青い円で囲んでいるのはミツバチです。

彼らによって、受粉がされていきます。

受粉が為された花は、次世代に受け継げる種を付けることができます。

一方で、受粉がされなかった花の種は中身が空っぽになり、次の季節に芽を出すことができません。

マンションの高層階のベランダ等の環境で育成すると、そのような現象が起きてしまいます。

ベランダでゴーヤを育てるときと同じように、人工的な受粉が必要になります。

秋を期待しましょう。

 

飼育小屋の前のひまわりは、マロニエ公園へ向かう橋の手前の道からも見ることができます。

 

 

 

校舎の南側の学級園で3年生が育てているど根性ひまわりです。

これからもっと、背が高くなり、花が咲くと思います。

 

桑の実

学校の敷地内に桑の木があり、現在は実が赤くなりかけています。

児童の中には、試食をした子もいるようで、感想を聞くと「少し 甘い」と話してくれました。

もうすぐ、真っ赤になるかもしれません。