2023年2月の記事一覧
【678組 授業風景】
今日、2月27日㈪は678組の英語の授業を取材しました。
英語は2クラスに分かれて授業が行われます。
こちらのクラスでは、授業の最初に「英語の歌に合わせて体を動かす活動」からスタートしました。
次の「numberかるた」では1〜30の数字を英語で読んで札を取り合うかるたゲームをします。毎週続けてきた成果が出ており、生徒の皆さんは30までの数字を全て英語で発音できるようになっていました!
こちらのクラスでは、英語の文法表現をゲームを通して勉強していました。
ペアを作り、チーム戦を行います。35個のマスに10点、30点、50点、−20点、トルネード、all を戦略的に配置します。英語表現を互いに繰り返し、ポイントを集めていくゲームです。
ALTの先生も混じって、活動が進められていました。
【こばなし】〜学びが必要な理由〜
昨年の2022年は、AIの技術革新が凄まじいものでした。有識者の中には、「AI元年であった」と分析する人もいました。
事実として、コンピューターに絵や文章を瞬時に"生成”させることが一般人でも可能となりました。
これはかつて、イギリスで実用的な蒸気機関が発明されて起こった産業革命を彷彿させる社会の変化です。
人力や馬車の力が機械に代替されたようなことが、AIの発展により現代でも起こると言われています。
では、長い時間をかけて"人が”知識や技能を習得する価値はなくなってしまうのでしょうか。現時点でその正確な答えは誰も持ち合わせていません。しかし、人が人とのコミュニケーションなくして生きていけないことは多くの人が理解しているところでしょう。
その手段が、日本語なのか英語なのか、文章なのか音声なのか、オンラインなのか対面なのか……、多少の違いこそあれど、笑顔で楽しくコミュニケーションを取ることの重要性は今も昔も、これからも変わらないのではないでしょうか。
今日の英語の授業で、ゲームを通して生徒さんたちが楽しく学んだのは、英語のスキルだけではありません。
先に述べたコミュニケーション力をこれからも伸ばし続けていただき、よりよい人生を構築していってください。
学校は、人間関係の基礎を磨き続けていく重要な教育機関であり続けていきます。
【1年生 授業風景】
今日、2月24日㈮は1年生の授業を取材しました。
【数学】〜図形を回転させると何になる?〜
数学は「空間図形」の単元に入りました。直角三角形の特定の1辺を軸にして回転させると……、"円すい”が出来上がります。先生が黒板用の大型定規を回転させ、円すいができるイメージを説明していました。
【自習タイム】〜期末テストに向けて〜
2クラスは、記者が取材したこの時間、自習タイムということで練習問題を解いたり、先生や友達に質問をしたりして各自勉強をしていました。
「学習ピラミッド(ラーニングピラミッド)」によれば、【他者に教える】活動が定着率90%で最も効率のよい勉強方法とされています。問題を出し合ったり、重要語句を相互確認をしながら勉強をしている生徒さんたちがいました。
もちろん、他者に教えるアウトプットをするには、大前提としてインプットをする学習が必要です。そのためには、授業中に新しいことを学んだり、コツコツと個人で練習問題を解いたりしながら知識を得ることが重要です。このインプットとアウトプットのバランスや、自分に合った効率的な学習方法を見つけるために、毎回工夫・改善していくことが大事でしょう。
【こばなし】〜何のためのトレーニングか?〜
今日、3年生は県公立高等学校の入試2日目【実技・面接】の日です。
1年生の生徒さんの何名かに、中学校卒業後の進路をどのように考えているのかを取材しました。
具体的な学校は決めていないが高校進学を希望する生徒さんと、高校進学そのものが自分にできるかと少し不安を感じている生徒さんがいました。
多くの生徒さんにとって、15歳が人生ではじめての進路の自主選択となるはずです。義務教育を終える日は確実にやってきます。これは事実です。
はじめてのことを成し遂げるには、それが何であってもトレーニングが必要
ワークの問題を解くことは、テストで高得点をとるトレーニングです。それはしばしば勘違いされるのですが、進路を自分で選ぶトレーニングではないのです。
自分の夢を叶えるために何をしたほうがいいのか?どこに進学するのがよいのか?どんな仕事をするのか?それらを考えて決める判断力は、ワークの問題を解くことでは鍛えられません。
では、どうやってトレーニングするのか?
日々の生活に、自分の意見を持てばいいのです!今日の夜ご飯に何を食べたいのか、友達と遊びに行くならどこに行きたいのか、映画館に行くなら何を観たいのか、いつも自分の意見が通らなくてもいいのです。大事なことは、あらゆる場面で自分の意見を持つことを繰り返し練習しておくことです。それが、いざというときの重要な自己選択を可能にするでしょう。
ときに、それが"わがまま”と思われてしまうこともあるかもしれません。しかし、それは意見を持ったことが悪いのではなく、言い方や伝え方のマナー面の配慮が足りなかったことが悪かっただけのはずです。それも大切なトレーニングと言えるでしょう。
今日の自習タイムで、今自分は何の教科の何を勉強したいのか。友達に誘われるままではなく、自分の意見を持ってそれを表明できた人はぜひ、自信を持ってください。もし、意見の相違があれば互いに説明をして、落とし所を見つければいいのです。
期末テストは28日㈫と3月1日㈬です。限りある時間を大切にして、今の自分に必要な勉強やトレーニングを続けていってください!
【2年生 授業風景】
今日、2月22日㈬は2年生の授業を取材しました。
【保健】〜自然災害が発生したらどうしよう?〜
この時間、体育館では保健の授業が行われていました。
①帰り道に台風がやってきていたら……
②高い建物の近くで地震が起きたら……
③海水浴場にいるときに地震が発生したら……
生徒の皆さんは、近くの友達と話し合って発表をしていました。
災害はいつ起こるか予測が難しいです。平時に学んだ防災の知識で、いざというときに的確な行動をとってください。
【理科】〜湿度の求めかた〜
理科の授業では、飽和水蒸気量の数値を使った湿度計算の学習が行われていました。
これまでの実験の結果や学んだことを、話し合って確認をしました。
【自習タイム】〜期末テスト 1週間前〜
こちらのクラスは、自習の時間でした。来週火曜日から1、2年生は期末テストです。提出する課題に取り組み、各自必要な勉強を進めていました。
【こばなし】〜“知らないことを知る”勉強は最高の自己投資である〜
勉強という言葉が何を指しているのか……、人それぞれ解釈が違うと思いますが、“知らないことを知る”ことを勉強とするならば、どんなことを知ったか(=どんな勉強をしてきたか)で人は作られていると言えるでしょう。
先日の保健だよりに「あなたの体は、あなたが食べたもので作られている」とありました。まさにそれを知識に置き換えた考え方です。
今日は3年生が入試で不在ということで、学校は少し寂しい感じがしました。1、2年生の生徒さんの中には、来年・再来年の自分はどうしているのだろう?と思った人もいたはずです。不安な気持ちを持った人もいるはずです。
人が何かに悩んでいるとき、“知識の不足”が原因であることが多いです。ここでいう知識とは、単語や漢字、歴史の年号のようなことだけではありません。「考え方」のことです。これまで人類は長い歴史の中で様々な問題を解決してきました。それらは、「本」という形で私達に、知識を提供してくれます。
いつも読んでいるジャンルの本とは違う本を手にすると、意外な発見や気付きに出会うことがあります。
図書館を利用すれば、無料でそれをゲットできます。あるいは、書籍の要約動画を利用するのも手です。
問題解決のための救いの手は、“いつも” ”誰にでも”差し出されています。
平時に取り入れた知識が、いざという時によりよい行動を見出してくれるはずです。
【3年生 授業風景】
今日、2月21日㈫は3年生の授業を取材しました。
明日は、埼玉県公立高等学校の学力検査日です。
3年生は試験科目の「国数社理英」の最後の確認ができるように、特別時間割が組まれて授業が行われていました。
このクラスでは、国語の入試対策プリントを解いていました。47都道府県の入試問題をベースにしたプリント集です。今日は最後の沖縄県Verの問題に挑戦していました。
ふと、黒板横の掲示板を見ると……、給食の調理員さんからのメッセージが貼られていました。
豊春中では先日、「給食感謝集会」が行われました。(2/14のブログをご参照ください)人と人との温かいつながりを垣間見れました。
社会の授業では、地理や歴史のオリジナルプリントが配られました。入試に頻出する知識の最終確認ができるような構成になっています。
数学では「箱ひげ図」の問題を最終確認をしました。この内容は、新学習指導要領として2021年度から中学校で学習するようになった新しい単元です。データ分析の技術がより求められるようになった現代ならではの勉強です。
英語の授業では、入試に頻出する英語表現の確認プリントが配られていました。生徒さんたちは、周りの友人や先生に質問しながら最終チェックをしていました。
【2年生の美術】
3年生の教室を回っていたとき、1階の昇降口で美術科の先生がPCを持って何か作業をしていました。聞いてみると、この時間、2年生の生徒が写真撮影のために校舎や校庭をまわっており、鍵の貸出のために昇降口で待機をしていたことがわかりました。PCの画面には生徒が撮影した写真が次々に送られてきていました。
美術の授業で「空想画」作成するそうです。その空想の元となる素材(イメージ写真)を生徒さんたちが撮影していたわけです。
以下は教科書に載っていた「空想画」のお手本です。さて、生徒のみなさんはどんな絵を描かれるのでしょうか?楽しみです!
【1年生 授業風景】体育
今日、2月20日㈪は1年生の体育を取材しました。
体育館でバレーボール、校庭でハンドボールの球技種目が行われていました。どちらの種目も今日が最終日ということで、生徒のみなさんはこれまで学習したことを最大限に活かしながらエネルギッシュなプレーをしていました。
【バレーボール】
バレーボールでは、特別ルールが導入されていました。
①ワンバウンドOK!
②ワンキャッチOK! ※1ターンで1回まで
つまり、ボールを一度キャッチして態勢を整えてからのトス→スパイク攻撃が可能となっています!
取材した授業の前半では、レシーブやトス、アタックの練習をしました。
小学校によっては、バレーボールを授業で扱っていないところもあるようで、ほとんど初めての状態から今日まで学習をしてきた生徒さんもいます。今年度の授業で身に着けた技術を活かせれば、2年生ではよりハイパフォーマンスなゲームができるでしょう。
【ハンドボール】
こちらは、校庭で行われていたハンドボールのゲームの様子です!
「ヘイ!こっちこっち!」「パス!」「〇〇〇(なまえ) 行けー!」と元気な声が響いていました。
1年生のハンドボール部員は6人だそうです。自分たちの得意種目ということで、大いに活躍ができたようです!
ある試合では、キックオフと同時にセンターラインからシュートが放たれました。まさかと入ることはないだろうと思って見ていたのですが、そのシュートがゴールネット揺らしました。
その後、キーパーの生徒さんが相手ゴールまでドリブルで攻めていき反撃のシュートを決めていました!
次回はサッカーとバスケットボールの種目に入るそうです。元気いっぱいの1年生のプレーをまた今度、取材させてください。
ハンドボールの試合の横では、678組さんの体育が行われていました。
大縄跳びです!よく見ると……、生徒さんに混じって先生やボランティアの大学生が参加をして一緒にジャンプをしていました!
地域学校保健委員会
テーマ「スポーツを通した体づくりとメンタルづくり」
宮川小学校にて、宮川小学校5年生の児童の皆さん、本校生徒の健康に関する発表、講師の方を招聘した講演会を実施しました。
【生徒発表の様子】
【体幹トレーニングの様子】
【678組 授業風景】
今日、2月16日㈭は678組の授業を取材しました。
【作業】〜野菜づくり〜
この時間、生徒さんたちは校内の畑で栽培しているニンジンの収穫や、間引きなどを行いました。
土の中から掘り出されたのはとても立派なニンジンで、お店で売られているものと変わらないような見た目と大きさでした!種をまいてから収穫まで、100〜120日ほどでここまで成長しました。
生徒の皆さんの達成感は大きかったようで、カメラに向かって自分の収穫したニンジンを見せに来てくれました。
こちらは、プランターで栽培しているコマツナとミズナの間引き作業風景です。
間隔が狭すぎる芽を間引いていきます。
夏、生徒さんたちはピーマンやナス、トマトを育てました!自分たちで栽培した野菜でつくる料理の味は格別だったはずです。
【こばなし】
世の中のあらゆる商品やサービスは、携わる人達の役割分担によって生み出されています。そうすることで、品質の良いモノを効率よく作り出すことができます。
そのように仕組み化された社会は、私達に豊かな生活を与えてくれます。
強いてそのデメリットを言うならば……、自分の役割以外の仕事内容が見えづらいことです。
スーパーで販売されている野菜は、種まきから収穫まで農家の方が手間ひまをかけて栽培されたものです。お店で食べる料理は厨房でプロの料理人の方が作ったものです。その過程をゼロから想像するのは、誰にとっても難しいです。
今日、収穫作業を経験した生徒さんたちは、野菜は種をまいて放っておくだけでは大きく育たないことを学んでいます。その食材を使った料理をした人は、作る楽しさもより深く感じられたかもしれません。
人生において、時には“効率”を優先せず、自分でゼロからモノやサービスを作る体験をすることが有効な場合もあります。
その経験が、誰かのしてくれた仕事のありがたさを理解し、他者に優しくできるキッカケになるからです。
長い人生において、社会に参画している実感や貢献する楽しさを感じることは、自分だけでなく全ての人々に対しても、有益なことではないでしょうか。
生徒会朝会
本日の生徒会朝会では、衛生委員会による給食感謝集会と、生徒会本部役員によるスーパー元気さわやかキャンペーンの報告を行いました。
【チーフに感謝の手紙と花束を渡しました】
【「今日の素敵な人、私の見つけた素敵な行動」をテーマに取り組みました】
最後に表彰を行いました。
【春日部市ふれあいアート展 優良賞】
【第8回和幸ウインドコンテスト 金賞】
【3年生 授業風景】
今日、2月13日㈪は3年生の授業を取材しました。
【数学】〜自主学習〜
こちらのクラスは自主学習タイムということで、生徒さんたちは入試対策のプリントや過去問題集に向き合っていました。
【理科】〜テスト返し〜
こちらのクラスは、期末テストの返却が行われていました。定期テストの活用方法には「自分が理解しているところの把握」があります。点数に一喜一憂することはもちろんあると思いますが、本当に重要なことは何がわかって何がわからなかったのかを知って対策をすることです。
カメラに笑顔を見せてくれた生徒さんの心にはきっと、ゆとり(ポジティブな意味)があったはずです。試験では冷静な判断が求められます。何か予想外なことが起きても、落ち着いて『今、自分が何をすれば結果を最大化できるのか』と考えてベストを尽くしてください。この場合、心にゆとりがある人の方が良い結果を出せるはずです!
【英語】〜入試対策〜
こちらの英語の授業では、「基本動詞問題」と「長文問題」の2種類から、生徒さんが自分で問題を選択して入試対策の勉強をしていました。試験前の残り時間で効率的な勉強をして、最後のラストスパートをかけます。
答え合わせをしたあとに、仲間や先生に質問をしている生徒さんたちがいました。
【国語】〜作文対策〜
国語の授業では、論作文の対策をしていました。提示されたデータをもとに、指定された分量で自分の考えを述べます。普段から自分の意見をもち、提案や発表をしてきた人には有利な問題でしょう。
もし、それが苦手な生徒さんは論作文が得意な仲間の文章を複数読ませてもらうことをおすすめします。0から練習をするよりも遥かに大きい成果が得られるはずです。
自己主張をすることは悪いことではありません。言い方や伝え方のマナーを守れば、ほとんどの場合でポジティブな結果を得られるはずです!
【こばなし】
目の前の道が2つに枝分かれしていました。(※どちらの道を通っても目的地にたどり着けます)
あなたは、Aの道を進むのか、Bの道を進むのかを選ばなければいけません。
仮に、あなたがAの道を選んだとします。そして、途中で水溜りに足をとられ転んでしまいました。あなたはBの道を進むべきだったのでしょうか?
同じ日、同じ時間、同じ状況で、Bの道を進んだらどうなっていたか?それを知ることはできません。誰にもです。
もしかしたら、Bの道では転ばずに歩けたかもしれません。しかし、その可能性と全く同じく50/50(フィフティ−フィフティ)の理論で、Bの道では骨折をして歩けなくなるようなもっとひどいケガをしたかもしれません。
“二者択一”とはそういうものです。「結果」は事実であり、変えられないものですが、どう受け止めるか?は変えることができます。必死に勉強をされる受験生の皆さんを取材したときに、このお話を思い出しました。
皆さんの人生の何かに役立ったら嬉しいです。頑張れ受験生!
【雪】
今日、2月10日㈮は雪でした。
少しばかり強めの雪が降った10日金曜日!
体育館の前のアスファルトの上には、可愛らしい顔の絵が描いてありました。春日部にも“バンクシー”が来ていたみたいです。
本日、塩化カルシウム(CaCl2)をまきました。
正門前の道路は、日が当たりにくく路面が凍結しやすいです。
明日以降、登校をされる際には十分気をつけて、ゆっくり歩いて来てください。
「手伝いましょうか?」「お疲れさまです!」休み時間、校舎の2階の窓から元気な声をかけられました!
応援してくれた3年生の皆さん!ありがとう。嬉しかったです!