【678組 授業風景】
今日、2月27日㈪は678組の英語の授業を取材しました。
英語は2クラスに分かれて授業が行われます。
こちらのクラスでは、授業の最初に「英語の歌に合わせて体を動かす活動」からスタートしました。
次の「numberかるた」では1〜30の数字を英語で読んで札を取り合うかるたゲームをします。毎週続けてきた成果が出ており、生徒の皆さんは30までの数字を全て英語で発音できるようになっていました!
こちらのクラスでは、英語の文法表現をゲームを通して勉強していました。
ペアを作り、チーム戦を行います。35個のマスに10点、30点、50点、−20点、トルネード、all を戦略的に配置します。英語表現を互いに繰り返し、ポイントを集めていくゲームです。
ALTの先生も混じって、活動が進められていました。
【こばなし】〜学びが必要な理由〜
昨年の2022年は、AIの技術革新が凄まじいものでした。有識者の中には、「AI元年であった」と分析する人もいました。
事実として、コンピューターに絵や文章を瞬時に"生成”させることが一般人でも可能となりました。
これはかつて、イギリスで実用的な蒸気機関が発明されて起こった産業革命を彷彿させる社会の変化です。
人力や馬車の力が機械に代替されたようなことが、AIの発展により現代でも起こると言われています。
では、長い時間をかけて"人が”知識や技能を習得する価値はなくなってしまうのでしょうか。現時点でその正確な答えは誰も持ち合わせていません。しかし、人が人とのコミュニケーションなくして生きていけないことは多くの人が理解しているところでしょう。
その手段が、日本語なのか英語なのか、文章なのか音声なのか、オンラインなのか対面なのか……、多少の違いこそあれど、笑顔で楽しくコミュニケーションを取ることの重要性は今も昔も、これからも変わらないのではないでしょうか。
今日の英語の授業で、ゲームを通して生徒さんたちが楽しく学んだのは、英語のスキルだけではありません。
先に述べたコミュニケーション力をこれからも伸ばし続けていただき、よりよい人生を構築していってください。
学校は、人間関係の基礎を磨き続けていく重要な教育機関であり続けていきます。