豊中ブログ

【1年生 授業風景】

今日、2月24日㈮は1年生の授業を取材しました。

 

【数学】〜図形を回転させると何になる?〜

数学は「空間図形」の単元に入りました。直角三角形の特定の1辺を軸にして回転させると……、"円すい”が出来上がります。先生が黒板用の大型定規を回転させ、円すいができるイメージを説明していました。

 

 

 

【自習タイム】〜期末テストに向けて〜

2クラスは、記者が取材したこの時間、自習タイムということで練習問題を解いたり、先生や友達に質問をしたりして各自勉強をしていました。

「学習ピラミッド(ラーニングピラミッド)」によれば、【他者に教える】活動が定着率90%で最も効率のよい勉強方法とされています。問題を出し合ったり、重要語句を相互確認をしながら勉強をしている生徒さんたちがいました。

もちろん、他者に教えるアウトプットをするには、大前提としてインプットをする学習が必要です。そのためには、授業中に新しいことを学んだり、コツコツと個人で練習問題を解いたりしながら知識を得ることが重要です。このインプットとアウトプットのバランスや、自分に合った効率的な学習方法を見つけるために、毎回工夫・改善していくことが大事でしょう。

 

 

 

【こばなし】〜何のためのトレーニングか?〜

今日、3年生は県公立高等学校の入試2日目【実技・面接】の日です。

1年生の生徒さんの何名かに、中学校卒業後の進路をどのように考えているのかを取材しました。

具体的な学校は決めていないが高校進学を希望する生徒さんと、高校進学そのものが自分にできるかと少し不安を感じている生徒さんがいました。

多くの生徒さんにとって、15歳が人生ではじめての進路の自主選択となるはずです。義務教育を終える日は確実にやってきます。これは事実です。

 

 

はじめてのことを成し遂げるには、それが何であってもトレーニングが必要

ワークの問題を解くことは、テストで高得点をとるトレーニングです。それはしばしば勘違いされるのですが、進路を自分で選ぶトレーニングではないのです。

自分の夢を叶えるために何をしたほうがいいのか?どこに進学するのがよいのか?どんな仕事をするのか?それらを考えて決める判断力は、ワークの問題を解くことでは鍛えられません。

 

 

では、どうやってトレーニングするのか?

日々の生活に、自分の意見を持てばいいのです!今日の夜ご飯に何を食べたいのか、友達と遊びに行くならどこに行きたいのか、映画館に行くなら何を観たいのか、いつも自分の意見が通らなくてもいいのです。大事なことは、あらゆる場面で自分の意見を持つことを繰り返し練習しておくことです。それが、いざというときの重要な自己選択を可能にするでしょう。

ときに、それが"わがまま”と思われてしまうこともあるかもしれません。しかし、それは意見を持ったことが悪いのではなく、言い方や伝え方のマナー面の配慮が足りなかったことが悪かっただけのはずです。それも大切なトレーニングと言えるでしょう。

 

今日の自習タイムで、今自分は何の教科の何を勉強したいのか。友達に誘われるままではなく、自分の意見を持ってそれを表明できた人はぜひ、自信を持ってください。もし、意見の相違があれば互いに説明をして、落とし所を見つければいいのです。

期末テストは28日㈫と3月1日㈬です。限りある時間を大切にして、今の自分に必要な勉強やトレーニングを続けていってください!