豊中ブログ

豊春中 学校ブログ

学校にたくさんある「分かりやすさ」工夫

子どもたちに「分かる喜び」を味わってもらうための工夫が、学校には多くあります。

【栄養士が毎日書いている食にまつわる掲示】

【元素記号を「見える化」 記号や数字の視覚化】

【授業の内容を伝える板書 何を学び、どう解決に導いたか】

【学習内容を理解し、深めるプリント 先生の願いがここにあります】

【調理実習 手順を示すことで先を見通し、事故の防止にもつながります】

【ドッジボール!】2年生

今日、6月23日㈮は2年生の体育を取材しました。

 

今日の体育は、お楽しみのドッジボール!!!ゲームが始まったやいなや体育館は熱気に包まれました!

ボールを投げるのが上手な選手は、ずばり「ノールック!」あえて見ている方向とは違う場所にボールを投げていました。また、ある外野プレイヤーはキャッチした後、アンダースロー(ボールを振りかぶらずにキャッチした体勢からすぐに投げる)で相手に避けるスキを与えない攻撃をしていました!

 

 

リーグ戦で3クラスがゲームをします!1回戦が終わって負けてしまったクラスの女子生徒が「悔しーーー!」と言いながらコートから出てきました。その情熱は次の試合への原動力となったはず!勝負事が生み出す美しい情熱だと思いました。

 

 

その目的は何か? 〜相手の立場に立つ究極の問い〜

ありとあらゆる人間の行動には❝目的❞があります。

例えば、小さな子どもがチョコパンを食べるときに、あえて口の周りにチョコをいっぱい付けることがあります。これは、そばにいる人に自分を見てもらいたい!注目を浴びたい!という立派な❝目的❞を持っている可能性があります。もし、チョコパンを食べているときに、周りに誰もいない状況であったら…その子は普通にパンを食べていたかもしれません。

この場合、「そんな食べ方はやめなさい!」と怒るよりも「口についてるよー!」と笑顔で伝えてあげるほうが良いのかも知れません。その子にとっては、見てもらえたという事実があれば良いわけです。

こういった考え方をすると、日常で怒ることがめっきり減ります!(イライラしてしまうことはあっても、怒るという行動をわざわざ起こす必要がなくなるのです)なぜなら、怒るという行為もまたその人にとって❝目的❞のある行動なのです!

 

今日のドッジボールを見ていて記者の私は思うことがありました!

この体育の時間の❝目的❞は、楽しむことだと生徒さんたちはわかっている…少なくとも記者の私にはそう見えました。優勝クラスに景品やトロフィーなどはありません。ただただ、ゲームを楽しむというスポーツ本来の目的や本質のようなものがありました。

その理由に、投げられたボールを華麗にキャッチしたり、アクロバティックに避けて交わした人のプレーに、相手チームや待機しているクラスのから称賛する歓声が上がっていました!

そして、何よりリーグ戦で3位だった3組の生徒さんたちの表情がとにかく明るかったです!

最高です!豊春中2年生!

 

【知識とは〇〇の量!】678組

今日、6月22日㈭は678組の授業を取材しました。

 

【道徳】

 

机に肘を付いて考える人がいます。その表情を見て感じたことを書き出して発表します。相手の立場から物事を考える活動です。プリントはもう一種類あり、今度は発表の前に友達の意見を見たり聞いたりする課題が出されました。「ねー何て書いた?」とお互いに情報交換をします。日常生活に直結する大切な学習がそこにありました。担当の先生の飽きさせない工夫が随所に見られました!

 

 

【英語】

こちらの教室では、数字を英語で言えるようにするゲームをしました。サイコロを振ってその数だけ、マスを進むことができ、止まった場所に書いてある数字を英語で発音します。ルールは至ってシンプルですが、これがとっても盛り上がります。ALTの先生も混じって発音の仕方も勉強できました!

 

 

クイズです!家のトイレ掃除にかかる時間は?

2年前、クラスの生徒さんに以下の質問をしたことがあります。

水に流せるトイレ掃除用のシートを使います。洋式トイレの水を流すレバーを拭いてフタと便座を拭いて便器のフチを拭いて、最後にシートを水に流して終了です。はい!何分かかるでしょうか?」

「10分!!」「えー20分くらい?」元気よく予想タイムを口にする生徒たちに、私が答えをお伝えします。

「私は朝ごはんでコーヒーを入れてパンを焼きます。トースターにパンを入れてからトイレ掃除を開始したら、ちょうど掃除が完了した瞬間にチーンと音がしてパンが焼き上がりました。つまり、3分です!

 

『えー!意外とそんなもんなんだ。』という心の声が多くの生徒さんの表情から伝わってきました。

人は経験したことがないことを過大評価することがあります。やってみたら、意外と大したことなかったということは無数にあるのです!

また一方で、やってみて初めて分かる自分の不得意分野の発見もあります。自分の特性や長所を知る、可能性を広げるには…とにもかくにもやってみることが必要不可欠です。あまり難しいことを考えずに、『やってみたい!』という感情や感覚が熱いうちにまずはアクションを起こしてみてください。

外資系企業に務め、海外の人と英語を使って仕事をしている友人の言葉「知識とは行動の量だよ!」が私の好きな言葉の1つです。

 

【判断する力を伸ばそう!】3年生

今日、6月21日㈬は3年生の授業を取材しました。

 

【美術】

ペーパーウェイトづくりです!手のひらよりお大きい石(高麗石)を棒ヤスリで削ってそれぞれがデザインした形に整えていきます。今日は4回目の作業で大枠の形ができあがってきていました。取材させていただいた生徒さんたちが削り出す文字は、名字の1文字目「坂」、愛犬ジェミーの「J」、名前の1字を取った「音」だそうです!きっと素敵な作品が出来上がるでしょう!

 

  

【理科】

メンデルの考えた遺伝の理論を勉強中です!白い毛の猫と黒い毛の猫から生まれた子猫は何色になるか?まだ遺伝の仕組みが判明していない時代における、考え方の例を先生が3つ4つ提示すると「あー!(なるほど、昔の人はそう考えるよね)」という共感の声が漏れていました。

 

 

【音楽】

 

合唱曲「大地讃頌」を練習中です!

別室でパート練習をしていたアルトの様子を見に行った先生の代わりに、ピアノ伴奏の生徒さんがソプラノ・テノール・バスの合わせ練習でピアノを弾きます。その時の雰囲気がほっこりしていてよかったです。最後の全体合わせ練習でも楽しそうに歌う生徒さんたちの表情が素敵でした。1クラスだけでこんなに?と驚く声量が出ていました。3年生の合唱はすごい!

 

 

【英語】

英語は語順並び替え問題の答え合わせタイムでした!判断に迷う単語がありました。go home earlyの「early」です。英語では伝えたいことを文の前に、補足的なことを後ろ側にもってくる文化があります。「早く」を表す「early」は後ろ側になります。要するに early home とはならないのです。勉強になりました!

 

 

ブレちゃいけないこと、ブレても良いこと!

「自分がこれは!と決めたことはブレずに最後までやったほうが良い」 「1つの考えに固執せず、あれこれ試したほうが良い」いったい、どっちが正しいのか・・・?

こんな二者択一で悩んだことがある人は、多いのではないでしょうか。石を例にこの問題を考えます。

 

世の中には、硬い石とやわらかい石があります。石造りの建物を作るとき、一般的には硬い頑丈な石が向いています。しかし、硬さも度を越すと使われなくなってしまいます。削るのが大変で、お金と時間がかかり過ぎると、石材としての価値が下がるからです。

ちなみに、今日の美術で使った高麗(こうらい)石は、爪でも削れるやわらかい石です。建築には使われなくとも「石のはんこ」や「まがたま」づくりにはもってこいです。 

要するに、石は使いどころが大切だということです。

 

使いどころ…これは、人の考え方にも言えるでしょう。「ブレないこと」「柔軟に対応すること」に絶対的な良い悪いはない❞のです。大切なことは→今、自分がやっていることは「ブレないほうが良いことなのか?変えたほうが良いのか?」判断する力です。この力を伸ばすには、次の2つの掛け算が有効です。①場数を踏む✕②誰かの経験を盗む です。

①場数を踏む とにかくいろいろやってみることです。

②誰かの経験を盗む 本を読む、動画を見ること等で過去の事例を学ぶことです。

私の感覚では、どちらか一方だけでは効果が薄れてしまいもったいないです。ぜひ、人生をかけて続ける勉強にトライしてみてください!オススメです。

 

【❝どれくらい❞頑張るか?】1年生

今日、6月20日㈫は1年生の授業を取材しました。

 

【技術】

技術では、図面の書き方を勉強中です!先生の手元が大型モニターに映し出され、それを参考にしながら設計図に「平行線」を引いていきます。

中3の理科「力の合成・分解」や、中1の数学「図形の平行移動」でも平行線が出てきます!国語や道徳でも「話し合いは平行線のまま終わった」という言い方をしますよね。学んだことが横で繋がる瞬間をたくさん見つけると楽しくなってきます!

 

【英語】

日本語の文章を英語になおしていきます。いつ、あなたは〜をしますか、バスケットボール…英語は動詞が文の前側にきます。日本語と感覚が違うので最初は戸惑うこともありますよね!生徒さんたちはモニターの動画を観て会話の流れをイメージしながら文法表現を勉強していました。

 

 

【理科】

 

何の金属かわからない金属のかたまりが3種類あります。この3つの金属の種類を密度を測定して考察します!メスシリンダーと電子天びんを使って実験をします!

 

 

 

知っているとお得なこと! 〜「あるかないか」よりも「どれくらいか」〜

理科の実験では、「①化学反応が起きるか起きないかを調べる実験」「②どれくらい反応したかを調べる実験」があります。

料理の味見では、「①美味しいか美味しくないか」「②どれくらい美味しいか」という判断の仕方があります。

 

人間の脳はついつい、①のような考え方(あるかないか、YesかNoか、黒か白か、敵か味方か、成功か失敗か…)で物事を決めようとするクセがあるようです。

仕事をするときに、「①大事か大事ではないか」で考えると、ほとんど仕事は❝大事❞に分類されてしまいあれもこれもとやることが増えて時間がいくらあっても足りなくなってしまいます。

テスト勉強をするときに、「①勉強は、やったほうが良いかどうか」で考えると、やったほうが良い勉強ばかりが頭に浮かんで首が回らなくなります。

一方、②のような考え方(どれくらい大事か、どれくらい必要なのか、どのくらいの効果が期待できるのか…)で考えると業務を効率化して時間をひねり出したり、心にゆとりがもてたり、本当に必要な勉強に集中することができます。

※どのくらい?を考えるのは結構、頭を回転させる大変なことでもあるのですが・・・

 

今日の理科の実験では、金属をメスシリンダーに入れた時に水がどのくらい増えたか?質量は何グラムか?を調べてそれぞれの密度を計算をしました。この実験には、どのくらい?を考える思考の機会がたくさん詰まっていました。

早く実験が終わった班に、鉄の釘1kgとふわふわの綿1kgではどちらが重いでしょうか?どっちが大きいでしょうか?と質問をしました。もちろん重さは同じです。でも、大きさは綿の方が大きいはずです。「あっ!綿は中に空気がいっぱいで、スカスカだからだ!」と目を輝かせて気づいた生徒さんがいました。そう!それが密度という考え方です!

 

 

 

安心・安全ネット利用教室

先週16日(金)に、外部の講師をお招きし、安心・安全ネット利用教室を開催しました。

SNSを中心としたトラブルを未然に防ぐ方法やインターネットの適切な使い方を学びました。

【トラブルが起きた原因について話し合っている様子】

【学習内容の一部】

【何に注目するか】678組

今日、6月16日㈮は678組の授業を取材しました。

 

 美術の授業では、オリジナル時計のデザインをしました。プラスチックでできた透明なの円盤の❝裏側❞に絵の具で絵を描いていきます。表面をツルツルの状態にするためです。つまり、絵は左右を反対に描かないといけないわけです!

 

 

こちらのクラスでは、北ブロック交流会の感想をまとめていました。春日部中、緑中、東中と合同で行なったフットサルや中縄(大縄よりも少し短い縄なのだそうです)が楽しかったようです。その想いが絵から溢れ出ていました!

 

 

こちらのクラスでは、ローマ字入力の練習をしました。スマホと違いPCはキーボード入力です!デジタル化がどんどん進む現代では重要なスキルです。得意な生徒さんは、両手で入力ができるようになっていました!

 

 

数学の授業では、数字の規則性について学びます。カレンダーのどこか一日を中心にして十字に5つの数字を切り抜きます。するとその数字の合計は、中心の数字の必ず5倍になります!それをnを使った文字に置き換えて表記する学習でした。

 

 

雲の下が真っ平ら

お昼の空の様子です。

久しぶりに太陽の光が降り注ぐ、気持ちのいい天気でした。そして雲を見ると、どの雲もその下側が切り取られたかのように真っ平らになっていました。一体これはなぜでしょうか。

 一言で説明すると「真っ平らな部分の高さより上側が、雲の発生する条件がそろっていた。」となります。雲は小さな水滴の集まりです。目に見えない水蒸気が、上昇気流によって冷たい上空に運ばれて液体の水に変化して雲となります。

 

ただ、今回お伝えしたかったことは雲のでき方の話ではありません。日々の暮らしの中に気になったことや気持ちが良くなる瞬間を見つける大切さについてお話がしたかったのです。

人は同じ景色を見ていても、それぞれ何に注目するかは違ってきます。何が見つかったら正解or不正解というのはありませんが、どうせなら気持ちが上を向くような発見の方がいいですよね。私は今日、校舎の外通路を歩いている時におもしろい雲の形に目が行きました。また、朝の通勤中には、豊春中前の田んぼの稲が一ヶ月足らずでずいぶん大きくなっていることに気が付きました。

些細なことだとしても、心が上を向く瞬間は気持ちが良くなり、人に優しくできます。

 

今日の678組さんの授業を取材した際に、快く作品を見せてくれた生徒さんや得意げに数字の規則性について語ってくれる生徒さんがいました。今日もいいこと楽しいことにたくさん出会えた一日でした。

 

 

【なぜ?と声に出す】2年生

今日、6月14日㈬は2年生の授業を取材しました。

 

【理科】〜自習タイム〜

 

理科は自習タイムということで、それぞれが今勉強したい教材を使って学習します!

「化学反応、誰か教えて…」という生徒さんのつぶやく声が聞こえました。

 

 

【国語】〜熟語〜

国語は、熟語の種類について学びます。

似た意味の組み合わせ→増加 反対の意味の組み合わせ→増減 主述の関係→雷鳴(雷が鳴る) 修飾の関係→深海(深い海) などです。

 

 

【音楽】〜運命〜

ベートーヴェン作曲の「交響曲第5番ハ短調」を例にして曲のつくりを学びます。ダダダダーンのメロディーは一度聴いたら忘れることはできない名曲中の名曲です!(この曲の通称は「運命」)

曲の冒頭、約25秒間に何回ダダダダーンがあるかを数えるゲームをしました。生徒さんは指を折って数えます。ちなみに正解は14回!「運命」はフルで流すと30分を超える大作です。(全体では一体何回含まれるのでしょうか?)

 

ドレミファソラシドはイタリア式表記です。ハニホヘトイロハは日本式の表記です。CDEFGABCは英語式です。

授業後に、記者の私がなぜ❝ハ❞が最初なのか?と先生と数名の生徒さんが集まる場所で質問をしました。イロハニホヘトの❝イ❞が最初の方がスッキリすると思ったからです

すると、「オーケストラではイ、つまりラ(A)の音でチューニングするからじゃないですか」という意見が出て周りのみんなで「確かに!なるほど!」と納得するのでした!

 

 

なぜ?と声に出すと…お得!

音楽の時間の後、得られた納得感は私のなぜ?から始まりました。

理科の自習タイムでは「わからない…」と生徒さんが声に出したことをきっかけに近くの人が教えることにつながりました。

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥と言いますが、知らないことを聞くことは恥なのでしょうか?「なぜ?」「わからない!」と声に出すことで周りの人が考えるきっかけを得たり、自分以外の人も新しい知識をゲットすることができたりします。これは、恥どころかとってもお得なことではないでしょうか。

少なくとも、イ(ラ)(A)の音がチューニングの基準に使われていることや、化学反応式の書き方がわかったときの生徒さんの表情はとてもいきいきとしていました。

私たちは明日、どんな「なぜ?」に出会えるでしょうか。❝毎日❞は、好奇心を満たす楽しいことにあふれています!

 

【楽しい勉強!】

今日、6月13日㈫は3年生の授業と調理実習を取材しました。

 

【保健体育】

保健では、性感染症について学習しました。前回、勉強したコロナウィルスと潜伏期間などを比べながら理解を深めます。最後、残った時間でバスケやバドミントンなどをして身体を動かしました。生徒さんたちのいきいきとした表情が素敵でした!

 

 

 

【理科】

 

理科では顕微鏡を使って染色した玉ねぎの細胞を監察します!目的は、生物の成長する仕組みを突き止めることです。動物も植物もその身体は細胞から出来上がっています。生物の身体が大きくなるとき細胞では何が起きているのか…それを調べます!対物レンズ40倍でピントを合わせることに成功した班の顕微鏡をデジカメで撮影(1枚目)させていただきました。 

 

 

【社会】

社会では、「世界恐慌の始まり」「ニューディール・ブロック政策」「ファシズム」をキーワードに調べ、班で情報交換をしました。時間短縮で、班員が調べたことは写真に撮ってメンバーに共有します!

 

 

【調理実習】

 

調理室の近くを通ったら、何とも言えない素敵な香りがしてきました。

今日は2年生の調理実習の日でした。メニューは「ハンバーグと粉吹き芋」です!みじん切りをした玉ねぎをフライパンで炒める隣では、ビニール手袋をした生徒さんが手でお肉がこねられていました。隠し味はナツメグです。ナツメグは、インドネシア原産の木、ニクズクの種子を砕いた香辛料です。これを入れると一気にお店の味に大変身するのだそうです。

調理中に「お腹へったー!」と男子生徒のつぶやきが聞こえて来ました!感染対策で去年は調理実習ができなかったとのことで、中学校に入って2回目の調理実習でした。(前回は牛丼をつくりました) 今回もどうやら大成功のようです。

 

 

歴史と香辛料

社会の授業では、黒板に「第一次世界大戦」と「第二次世界大戦」の間に何年間の空白があるかを考えさせる提示がされていました。

一次大戦終了が1918年で、二次大戦開始が1939年です。間にはわずか21年ほどの期間しかありません。一次大戦の犠牲者の総計は約3700万人とも言われます。なぜそのような悲惨な出来事の後、すぐ大戦争が起きてしまったのでしょうか。

また、香辛料が原因となった戦争や争いも歴史にみることができます。

歴史を学ぶことは、過去の教訓を活かし、未来のよりよい社会を考えるに必要な知識となるはずです。

勉強をして新しい知識を手にすると、また新たな疑問や自分の知らないことに出会えます。今日、新しく学んだことの中に、次の学びの入り口があるはずです。ちょっとでも興味をもったことがあれば、ぜひ調べてみてください。記者の私は、香辛料ナツメグに関する知らなかった知識を手にすることができました!

 

【音楽・美術・技術】1年生

今日、6月12日㈪は1年生の授業取材しました。

 

【音楽】

号令の後、すぐに楽しい授業が始まります!先生が弾く鉄腕アトムの音楽に合わせて隣の人の肩をトントンします。

途中で曲の雰囲気が変わります。

先生「さて、今のは何が変わったでしょうか?」

生徒「テンポが速くなった!」「リズムが細かくなった!」「長調が短調に変わって長調に戻った!」

生徒さんたちがどんどん答えていきます。

続いては、声のウォーミングアップです!授業の展開がとってもテンポがよく進んでいきます!読んで字の如しまさに楽しい音楽の時間です♫

 

 

【美術】

鈴の土器を作ります!中の土をくり抜いて空洞にし、外側に音が出る穴を開けます。

大型モニターに先生の手元が映し出され、今日の作業工程の説明を聞きます。生徒さんから「なるほどー!」という声があがりました。

最終的には、鈴の表面に縄文土器の模様を入れるそうです!本格的な工芸の授業です。

 

 

 

【技術】

手作り本棚の制作を前に設計図を描く練習をします。

等角図という、物体を斜め上方等から見た図を描いていきます。

クリアしたら次は、第三角法という正面・平面・側面の三面図で構成する図法を学びます。

 

 

楽しい授業とは何か?

突然ですが、楽しい授業に共通することとは何でしょうか。

なぜだろう?と考え、興味が湧くポイントがある。

問題が解けたときや作品が上手に完成したときの達成感を味わえる。

好奇心や向上心をくすぐる活動がある。

…上記のような授業ではないでしょうか?

 

今日の美術の授業では、生徒さんたちからやる気や創造性が溢れ出ていました。 

これはきっと、先生の難易度設定が絶妙で、簡単すぎず難しすぎないちょっと頑張って工夫をしなくちゃ上手くいかないレベルの課題が出されていたからだと思います!

これは、授業をする側からの視点です。

 

一方で、授業を受ける生徒さんの側からも楽しくする方法もあります。

それは、家に帰った後や部活の途中、他の教科の授業中など❝普段の生活❞でこれまで学んだことが役に立ったり知識と知識が繋がることがないか?…考えることです。この視点や考えるクセを持っていると、勉強は→誰かの力になれる&問題解決のための❝道具❞に変わります。

道端に落ちている小石を見て、それが何の役にも立たないと思えばそれはただの❝石❞です。

しかし、プランターに花を植えようとしている人にとっては、土の下に敷き詰めて排水性を高めることに使える❝道具❞になります。これは何にでも言えることです。役に立たないと思えたものに、人は価値を感じません。つまらないものになってしまいます。知識や技術も一緒です。役に立つと思える機会が多ければ多いほどそれに価値を感じるのです。

今すぐにできなくてもOKです!ぜひ、今日から❝授業と生活がリンクする瞬間を見つけるゲーム❞を始めてみてください!オススメです!

 

 

【英語・数学・体育】

今日、6月9日㈮は、2年生の授業を取材しました。

 

英語ではペアをつくり、相手に放課後の予定を聞いて遊びなどに誘う→私は〇〇をする予定があるの!とお断りをする英会話を練習をしました!

 

 

数学は、連立方程式を❝代入法❞で解く計算練習をしました!

 

 

体育は持久力を鍛える❝5分間走❞です。体育館の1周は約80mです。制限時間内に何周走れるか、目標を決めて挑戦します!走っている間に流れるBGMで気持ちを上げ、生徒さんたちは自分の限界と向き合います。息が上がる最後の30秒間を走るその表情からは本気が伝わってきました。

 

 

変化するクセがあるといい

刺激はアイデアを生んだり、新しいことにチャレンジしようとするエネルギーのもとになります。小学校から中学校の進学は環境が大きく変わり、大きな刺激を受けます。この場合の刺激は、❝仕組み❞や❝制度❞がもたらしてくれる環境の変化です。一方、自分から作り出せる変化もあります。

例えば、いつも行っているお店と違うお店で買い物をしてみるとか、いつも食べているのと違うメニューをレストランで注文してみるとか、いつも読んでいる本と違うジャンルの本を読んでみる!というような小さな変化でもいいのです。

日常的に、新しいものに触れたり、試したりするクセをつけると予想もしないような発見や人との出会いがあったりします。これらを繰り返していると、自分でも気づかなかった長所や特技、好きなものが見つかることがあります。真の自己理解は行動した先にあります。詳しく正確に!解像度を高く自分を分析できると、特性を生かしてまた新しい挑戦ができます。

 

今日、英語の授業では先生がコピー用紙とホッチキスで作った簡易スケジュール帳を配って「私は〇〇の予定があります!」という英会話を練習しました。ぜひ、皆さんが実際に使うスケジュール帳にも新しいこと!いつもと違うこと!を予定に組み込んで変化を楽しむ生活を作り出してみてください!

 

【調理実習】アスパラベーコン巻き

今日、6月7日㈬は678組の調理実習を取材しました。

 

メニューは、おにぎり&アスパラベーコン巻きです。

4つの調理台に分かれて料理をしました。

ご飯は、お鍋で炊きます!

 

 

私が調理台を行き来していると、生徒さんからどっちのアスパラ巻きのほうが美味しそうですか?と聞かれました。正直におこたえします。本当にどちらも美味しそうに焼き上がっていました。

 

 

 

体験から得た学びは忘れない

記者の私は料理をします。料理歴はまだ1年ほどの駆け出しですが毎日楽しく台所に立っています。

料理をするようになってわかったことが2つあります。①調理の過程を知るとより美味しく感じられる。②食べてくれる人に喜んでもらえる。です!

準備の段階から携わり、自分や自分以外の誰かを喜ばせることができる体験は料理以外にもたくさんあります。

体育祭や、文化祭など行事の企画&運営に携わると、❝参加者❞とは違う視点で見ることができたり、大きな感動を得られたりします。

この体験から得られる気づきや発見から得られる学びは、見るだけ・聴くだけの学びよりはるかに大きな定着が期待できます。(※「ラーニングピラミッド」で検索してみてください)

 

もちろん、モノやイベントなどの❝つくり手側❞に回ると、手間がかるし苦労も大きいです。失敗することも当然あります。でも、やってほしいのです!挑戦をしてみてほしいのです!なぜなら、そういった苦労や失敗を経験した人は、優しくなれるからです。つくり手側に回って骨を折る人たちの気持ちがわかると、相手が何を欲しがっているか、何に困っているかがわかるようになるからです。掛ける言葉も変わってきます。

 

今日の調理実習、生徒さんたちが得た学びは、単に料理が上手くなることだけではなかったはずです。生徒の目がキラキラ輝く素敵な授業の一部を取材させていただきました。 

 

学校総合体育大会地区予選

学校総合体育大会の地区予選集中日です。

どの会場でも熱戦が繰り広げられていました。

かがやけ!豊中生!

【男子ソフトテニス】

【女子バレーボール】

【野球】

【特別日課♪ 合唱練習】

今日、6月6日㈫は3年生の合唱練習を取材しました。

 

学総大会の中心日ということで、大会に出場しない生徒さんたちは午前中2時間だけの授業でした。

2時間目、体育館から 作詞:谷川俊太郎 作曲:木下牧子の名曲「春に」を歌う美しい歌声が聴こえてきました。

音楽の先生が、エネルギッシュで楽しそうに合唱指導をしていました。音楽とはまさに❝楽しむ❞授業だということを体現していました。

 

 

あなたは人生で何を手放し、何を手にするか

私の好きな話をご紹介します。

1日の時間は誰にも平等で、同じ24時間です。スマホの通信データ量やお小遣いの残金とは違って「時間」は明日に繰り越すことができません。貯めることができない24時間は使い切りであるのが特徴です。余る時間など1秒もありません。世界中の誰もが必ず、24時間を何かに使って1日を終えています。

もし、あなたが何か新しいことをやってみようと思ったら、すでに使っている時間の中から何かを手放す必要があります。なぜなら、あなたの24時間は毎日ずっと満杯・満員・満席状態だからです!とにかく何かを捨てないと、やってみたい新しいことの入る余地がないのです。

よくやりがちなのは、寝る時間を削ることですが、オススメはしません。

捨てるものがどうしても、思いつかなかったら「時間の作り方」と動画で検索して自分ができそうなものを試してみるのも手です!

 

今日は、学校の授業が2時間でした。早く家に帰れる日が明日も続きます。

早帰りができた生徒さんはぜひ、時間を上手に使って素敵な1日をお過ごしください。今日のブログが人生の何かにお役に立ったら嬉しい限りです。

 

【1年生 授業風景】

今日、6月2日㈮は1年生の授業を取材しました。

 

【音楽】鑑賞

音楽では、曲を聴いて思い浮かんだイメージを色鉛筆で表現しました。

オペラ音楽のイントロを聴いて生徒の皆さんはペンを走らせます。

ほとんどの生徒が紫や青、黒などの色を使っていて、暖色系の色はほとんど見受けられませんでした。

確かに私たちは、テンションが高い元気なときと、気持ちが落ちているときで聴く音楽のチョイスが変わってきますよね。まさに芸術は、心で感じるものなのだなと思いました。

 

 

【数学】分配法則

 答えは1つであっても、その答えにたどり着く方法は何パターンもあることを教えてくれる数学の授業でした。

98✕(−13)は暗算で解くのは結構難しいです。しかし、−1300+26と考えると、−1274という答えが出しやすくなります。

 

 

【社会】世界の文化と宗教

世界の様々な文化と宗教について学びました。

豚肉を食べない人々、特定の期間に日中の断食をする人々などの暮らしについて学習しました。

生徒からは「それは何でですか?」「豚肉の代わりに何を食べるんですか?」「ストイックすぎる…」などの質問や感想が続々と寄せられていました。

 

 

❝疑問を持つ❞ことが毎日を楽しくさせる

新しいことを学んだ時に、これまでの知識と矛盾することや、疑問に思ったことをどんどん質問することは素晴らしいことだと思います。(先生⇔生徒、生徒⇔生徒がお互いに学びを深められるコミュニケーションを上手にとりましょう!)

ヨーロッパの大学では、よく質問をする生徒が優秀とされる傾向があるようです。確かに、なぜ?と考えて探求をすることは理解を深めますし、学問を進歩させることに繋がりますよね。

人は何歳になっても、誰であっても、知らないことがたくさんあります。新しい知識をゲットすると解決する問題もたくさんある一方で、新たな疑問や悩み事にもぶつかります。それだったら…現状維持のほうがいいのでは?と思う人もいるでしょう。しかし、見方を変えれば人生で向き合う問題や悩みの質がレベルアップして楽しいとも考えられます。

もし、似たような生活や日々に退屈さを覚えることがあったら、自分は知識のレベルアップをするタイミングにいるのかもしれないと思ってみてください。今は多くのことが無料で学べる時代です!書籍紹介の要約動画を見て、図書館で本を借りるのもいい手です!コツは、教科名や単元にしばられることなく、自分の好きな学びを進めることです。

 

今日の社会の授業では、疑問をどんどん声に出し、新たな知の扉を開けようと目を輝かせながら質問をする『学生の鑑』のような生徒さんたちをたくさん見ることができました。体育祭の練習風景を見ても思いましたが、1年生の元気やエネルギーの大きさには驚かされます!

 

【2年生 授業風景】

今日、6月1日㈭は2年生の授業を取材しました。

 

【国語】クマゼミの孵化

国語は、「データ分析」にフォーカスした授業が行われていました。

クマゼミの孵化の割合に関する調査結果を見て、筆者がなぜ❝グラフ❞や❝図・写真❞を挿入したのか?そのデータから何がわかるのかを考察しました。

 

 

【理科】酸化銀の熱分解を化学反応式で表すと…

理科では、今日までに学習した化学変化を❝化学反応式❞に表す練習をしました。

化学変化の前と後で、原子の数が同じになるようにするにはどうすれば良いのか?原子のモデル図を使って考えました。

 

 

今日、取材した国語の授業は文法や物語の内容を追いかけるのではなく、グラフの見方に注目したものでした。これは、理科や数学に通じる内容です。このことから、思い出したことがあります。

 

全く同じモノを見ていても、その受け止め方は人それぞれ!

例えば、「雪が溶けるとどうなるでしょう?」という問いがあったら皆さんは何と解答されますか?

理科の視点で考えれば、「水になる!」が正解です。

しかし、国語の視点で考えると「春になる!」も正解になります。

さらに、道徳の視点で考えると「悲しくなる!」や「嬉しい!」でも良いのではないでしょうか。

(雪合戦がしたかった人は悲しくなり、電車や車など交通機関が動かなくなることを心配した人は嬉しいと感じる)

 

❝テスト❞というものには答えが用意されていてマルかバツのどちらかがつけられます。しかし、それ以外の世の中の物事には、絶対的な答えや正解なるものは存在しないことがほとんどではないでしょうか。

もし、自分と違う意見を持つ人に出会ったとき、『なるほど、あなたはそう考えたのね!』と思える心の余裕があるといいですね。よりより社会をみんなで作っていきましょう!

 

【3年生 授業風景】

今日、5月31日㈬は3年生の授業を取材しました。

 

【理科】位置エネルギーの大きさは何が関係している?

理科は「位置エネルギー」の学習です。

高いところから落とす物の❝高さ❞と❝質量の大きさ❞に注目して実験をしました。その結果をグラフにします。生徒さんが迷っていたのは、原点のゼロは通るグラフなのかどうか?でした。理科の実験では、原点を通るグラフもあれば、通らなにグラフもあります。今回の実験はどちらなのか…。考察をしながら学びを深めていました!

 

 

【国語】硬筆ラスト!

国語は、硬筆の最後の授業でした。文字に向き合う静寂な時間が教室を包みます。この活動は、埼玉県独自の取り組みだということで、生徒の皆さんはお手本の文章(写真2枚目)を見ながら黙々とペンを走らせていました。ちなみに、お手本は毎年、県内の国語科の教員が作成しているそうです!

 

 

【体育】持久走

新体力テストの最後の種目、「持久走」の測定をしました。

女子1,000m、男子1,500mのタイムを測ります。

豊春中の校庭は1周200mトラックですので、女子が5周、男子が7.5周を走ります。

 持久走ではペアを作り、タイムの記録をペアの仲間がとってくれるのですが、それだけでなく「頑張れー!」「あと1周だよ!」と声をかけている生徒さんもいました。長距離が得意な人もそうでない人も、自己ベストが出せるように懸命に走る姿がすてきでした。

好タイムでゴールした生徒さんに、どんなことを考えなら走っているのか聞きました。こたえは、「何も考えないこと」でした。人が何かに集中するときというのは、余計なことを一切考えず、ただただ目の前のことを❝無❞の状態となり取り組むことなのかもしれません。

夢中になれるものがあるというのは、素晴らしいことです。それが何であってもです。

仮に今の時点で、生活に役立つものでなかったり、誰かに称賛されるものでなかったとしても、他人(ヒト)と違う❝特異な物❞を持っていることは、将来とても大きな財産になるはずです。

なぜなら、特技や好きなものがみなそれぞれ異なっていることで、人間社会は成り立っているからです。

特に、現代ではそれがより顕著になる傾向が見受けらます。

 

 

【678組 授業風景】&壮行会

今日、5月30日㈫は678組の授業を取材しました。

 

体育では、フットサル用のボールを使ってフットワークを鍛える活動をしました!

 三角コーンを置き、その両サイドからキックをしてボールをパスしていきます。

インサイドキック→アウトサイドキックと難易度を少しずつ上げながらボールの扱いを覚えていきます。

さらにその後、手で投げてもらったボールをノーバウンドで地面と足で止める❝トラップ練習❞もしました!

 

終盤は、縦に長い距離をとりドリブルをしてシュートをする活動をしました。思いっきり足を振り切って蹴ったボールが狙ったところに届くと自然と笑顔が生まれます!

運動は、免疫力の向上やリラックス効果、気持ちの安定、脳の活性化など得られるメリットが多数あるとされています。爽やかな表情でプレイする生徒さんの表情が印象的な体育の時間でした。

 

 

 

【壮行会】〜第2回生徒会朝会〜

各部活から意気込みや熱意を伝える発表がありました!

大会で納得のいく活躍ができるよう、最終調整に万全を期してください!

 

【通信陸上2日目】

通信陸上大会市内予選2日目の様子です。今日は男女200M決勝、男女1500M決勝、砲丸投げ、走り幅跳び、4×100M決勝などが行われています。豊中生も入賞や自己ベスト更新に向けて全力で競技しています。頑張れ豊中生!

 

 

 

【1年生 授業風景】

今日、5月26日㈮は1年生の授業を取材しました。

 

理科の授業は、「無脊椎動物(むせきついどうぶつ)」の分類をしました!

タコ、イカ、バッタ、カニ、ザリガニ、クモ、ヒトデ……などなど

動物たちの特徴を見て細かく分類していきます。

 

 

国語の授業は、小説「シンシュン」を読み、その作中の文法表現について学びました。

プリントには「うっとうしい」「切り出す」「しかめる」「口数」「情けない」という言葉の意味を調べる課題がありました。

普段、自分が使っていな言葉を❝知る❞ことは大切だと思います。私たちは自分が知っている言葉でしか、他人にものを伝えることができないからです。極端な例を言えば…

「青」という言葉を知らずに、空の色を表現することは難しいでしょう。

「かゆい」という言葉を知らないと、蚊にさされた後のあのムズムズ感をなかなか伝えることができないでしょう。

私たちは言葉を知り、体験を積み重ねて自分の気持ちを伝える幅を広げていっていると言えます。

 

小説は、文字を使って読者に感情や状態を伝えてくれます。日常の会話や、動画からは得られない様々な表現に触れることができます。もしかしたら、生徒さんの中には、本を読むことが❝うっとうしい❞と感じて顔を❝しかめる❞人もいるかもしれません。でも、ちょっと視点を変えることで、本を読むことが楽しくなったり、タメになると思ってくれたら嬉しいな!と思い、ここに記者の私の想いを書かせていただきました。

 

こちらのクラスは、自習タイムでした。英語の単語練習を黙々と進めている生徒さんがいました。

自習は自分の好きなペースで、かつ自分の考える優先度の高い学習を選んで進めることができる貴重な時間です。普段から、勉強のスキマ時間ができたら何をしようかと❝自分のやりたい勉強❞や❝興味のあること❞を持っておくといいかもしれません。

極端な例ですが、プロ野球選手のイチローは四六時中、野球の技術を高める方法を考えていて、野球をやっていないときでも気づたことや閃いたことを自分のプレーに生かしていったそうです。今、自分が気になっていることや、できるようにしたいことを❝自分のオリジナル課題❞として(何でもOK!)持っておく習慣をオススメします!

 

【通信陸上1日目】

通信陸上大会市内予選が野田市総合陸上競技場で開催されています。各学年の100M予選・決勝、4×100Mリレーなどの競技が行われました。豊中生も自己ベストの更新を目指して奮闘していました。3年男子100Mでは本間君が決勝で3位入賞を果たしました。おめでとうございます。

 

 

【2年生 授業風景】

今日、5月24日㈬は2年生の授業を取材しました。

 

こちらのクラスの理科では、酸化銅と酸化銀の化学反応式を書くために、班で話し合いをしました。

①あらゆる物質は「原子」からできている。

②原子は突然無くなったり増えたりはしない。

…ことを学んでいる生徒のみなさんです。今日の授業では、どのような化学反応式をつくれば、上記の条件を満たした表記ができるのかを考えていました。

パズルを埋めるような感覚で組み合わせを考えていくと1つの答えが出てきます!化学反応式は、丸暗記をするものではありません。「原子」という材料を揃えて数を合わせていく感覚が持てると楽しくなってきますよ!

 

 

 

こちらは実験をしたクラスの様子です。酸化銅に炭素を混ぜて、銅を取り出します!

原始時代、人類は石を使った武器や調理器具を使っていました。石器時代です。これらは、使い勝手も効率も悪い物でした。しかし!ある時、錆びた金属の塊から、純粋な銅を取り出すことに人類は成功します。この技術により、私たちの祖先は、狩りや農作業に便利な「金属でできた道具」を手にすることができました。

今日の実験はまさにそれの再現です。酸化銅から酸素を引き離し、金属の銅を取り出します!

 

 

 

国語は硬筆の学習をしています。お手本の字を参考にして丁寧にペン書きをします。

集中して黙々と字を書きます。

 

 

【3年生 授業風景】+α

今日、5月23日㈫は3年生の授業を取材しました。

 

理科は「仕事」について学ぶ授業でした。日常で使う仕事と理科で扱う仕事は意味が異なります。近くの友達と話し合い、クイズ形式のやり取りを交えながら理解を深めていました。

国語では、井上ひさし「握手」を読んだ感想を書いていました。記者の私は不勉強でこの作品を知りませんでした。改めて調べてみると、作者は小説家としての活動以外に、テレビ番組の企画や台本を作る❝放送作家❞としての活動もされていたことがわかりました。その中にはとても有名なテレビ番組も多数ありました。気になった方はぜひ検索してみてください。

体育では、シャトルランの測定が行われました。20mの距離を、段々と早くなる音楽の流れている間に走って移動し、その回数を記録します。取材したある男子生徒さんは、平均が80回程度とされる中で100回の記録を出していました。大汗をかいた後、取材にこたえてくれたその表情はとてもさわやかで清々しかったです。

今日の授業は、希望者が再測定を行なってもOKということで、2クラス約70名の中から10名ほどが再測定にエントリーしたそうです!持久力を測定するハードな種目にも関わらず、自らエントリーした生徒さんたちの熱意に敬意を抱きます。

 

 

【体育祭】

更新時間の都合で3年生の学年種目をお伝えできておりませんでした。紹介させていただきます。

3年生学年種目

ムカデリレーといえば、1グループ5〜6人くらいかなとイメージをしていた記者の私ですが、見てみると10人ほどの巨大なムカデが走っていました。転んで、前のめりになって、ヒモが解けて!様々なハプニングも笑いに変えながら前に前にと進んでいく3年生の生徒さんたちの姿がすてきでした!

 

印象的だったエピソードを2つ紹介!

①あるクラスはUターン以外の直線を❝小刻みダッシュ❞で走っていました。常識や前例にとらわれない斬新な作戦を展開していて見ているこちらも笑顔になりました。レース後に聞くと、この作戦は一定の速さをゲットできる反面、体力の消耗は凄まじく覚悟を決めないとできない大技だったそうです!すごい!

 

②私はゴール地点でカメラを構えていたのですが、一番最後にゴールするクラスに先にゴールした緑団の生徒が頑張れーと声援を送っていました。その姿がただただカッコよかったです!

ムカデリレーの競技ひとつを見ても、行事の経験を積み重ねてきた3年生らしい温かさや工夫、ガッツがありました。

これら3年生の姿は、応援席や放送席にいる後輩たちにもきっと伝わったことでしょう。

 

用具や救護、得点表示、監察、誘導、決勝判定など運営に尽力してくれた役員のみなさん!

本当にありがとうございました!

 

【笑顔いっぱい!体育祭】

今日、5月20日㈯は体育祭を取材しました。

 

 天気予報にない小雨が降る中で始まった体育祭でした。

しかし、グラウンドには雨など気にせず、仲間を応援をする生徒さんの笑顔があふれていました。

 

第一種目は障害物競走!ネットをくぐってハードルの下をすり抜けていきます。ハードルを破壊しかねない勢いで走り抜ける1年生の姿を見て3年生の応援席から「すげー」と驚きの声が上がっていました。

 

 

みんなでジャンプ

1年生で前半の記録が8回で暫定3位のクラスがありました。落ち込んでいるかと思いきや、聞こえてきたのは「後半は10回は跳ぼう!」という前向きな声掛けでした。結果はなんと18回!こういう下を向かないチームの雰囲気が記者の私は大好きです!

 

 

 

 

 

綱引きでのエピソード

最後に2年生だけの試合が行われることになりました。

じゃんけんで場所決めをした後のことです!試合前の待ち時間に、両軍の先頭にいた選手が❝パフォーマンス❞でその場を大いに盛り上げていました。思わず記者の私もにやけてしまう最高のパフォーマンスでした。

試合後、隣にいた1年生が「先頭の先輩たち、最高!」と、満面の笑みでつぶやいていました。

体育祭は勝ち負けを競うだけの行事ではなく、みんなで楽しんで思い出を作る最高の行事であることを、後輩は先輩の姿からちゃんと学んでいました。

 

【678組 授業風景】

今日、5月19日㈮は678組の授業を取材しました。

 

【英語】

英語のすごろくゲームをしました。「あなたの誕生日はいつ?」「クリスマスに何が欲しい?」「火曜日の予定は何ですか?」などマスに書かれた英語の質問に英語で答えていきます。

ALTの先生もゲームに参加します。楽しく、英語でコミュニケーションをしながら英会話の学習をしました!

 

 

【社会】

地理の学習で、面積の大きい県と小さい県、人口の多い県を調べました。地図帳のデータを見て、白地図に色を塗っていきます。

 

 

【家庭科】

刺し子を作りました。虹のように7つの色が配合してある特殊な糸を使い、星の形や円の形を作り上げていきます。指先に神経を集中させ黙々と作業をしていました。

 

 

発想を変えて、ピンチをチャンスに変える! 

社会のプリントに、日本の人口が2008年をピークに減少していることが書かれていました。

これまでの日本の歴史は、人口が増え続ける社会によって作られてきました。現在の社会システムの多くは、人口が増えることを前提に作られたものと言えます。

数ある未来予想のうち、人口の増減に関する未来予想はかなり精度が高く、信頼性があるとされます。

現在の30代の人数がわかれば、20年後の50代の人数を把握できます。

令和25年度に20歳になる人数が知りたければ、今年度に生まれた赤ちゃんの人数を数えればいいわけです。 

 

国土交通省の発表によれば、2040年代の後半には日本の人口は1億人を切るそうです。

私たちは人口が減っても、社会が回る仕組みを作る必要があります。

そのためには、前例にとらわれない、柔軟な発想が大切になるでしょう。

ぜひ、学んだ知識をかけ合わせて、この大きな社会課題を解決してしていきましょう!

私たちにはきっと、ピンチはチャンスに変える力があるはずです。

 

【体育祭 予行】

今日、5月17日㈬は体育祭の予行の様子をお届けします。

 

大変暑い中でしたが、当日をイメージしながら競技を実施することができました。

体育祭の予行は、当日の流れを理解するために行います。

選手の入退場の動きや、招集・誘導・用具の出し入れなど、役員の生徒さんの動きも確認します。

 

テントの設営や用具の準備、メンバーへの声掛けなど運営の仕事をしてくれた生徒の皆さんありがとうございました。

 

☆今日は気温がとても高かったです。今晩はいつもより早く寝て十分に休養をとってください。

 

【1年生 授業風景】

今日、5月16日㈫は1年生の授業を取材しました。

 

【美術】

美術の授業では、手で「文字を書く」レタリングをしました。全体のバランスを考えながら、マスの中に自分の名前を描いていきます。

 

そもそも、文字の役割とは何でしょう。本来、文字は他人に何かを伝えたり、メモのように記録を残したりするための「道具」です。

その文字にデザインをほどこし、見た目を美しくしたり、読みやすくしたりする手法や文化は昔から存在していたようです。実際、外国の大学には文字をデザインする授業がありました。

その授業を受けていたある男子学生が、後世に多大な影響を与える大発明をします。彼は、この授業からヒントを得てパソコンに入力する文字の書体を選べる「フォント」という機能をつけたとされています。

そして現在、この会社が作っているスマホは日本で2人に1人が使っている超有名ブランドになっています!

世界を魅了する素晴らしい発明や発見は、自分の知っている範囲の中から生まれるということを証明した有名な事例です。 

 

 

 

【数学】

数学の授業では、マイナスの数字が入った足し算と引き算に挑戦しています。

 

早く問題が解き終わった人は、追加のプリントをもらって計算練習を進めます。

じっくり問題に向き合うのも、計算の処理速度を上げるのもそれぞれ意味のある重要なことでしょう。もし、わからないことがあったら遠慮せずに質問をしてくださいね!

 

【英語】

英語の授業では、「色」「食べ物の名前」「月の名前」などを書く練習をしました。

 

小学校で、アルファベットの練習はしてきたとのことで、今は英単語のボキャブラリーを増やすことを頑張っています。

 

【おわりに】 

 3クラスを取材してわかったことがあります。それは、1年生の皆さんがもつエネルギーはものすごく大きいということです!ほぼ初対面の記者の私にも笑顔で話しかけてくれ、取材にも快く応じてくれました。そのコミュニケーション力をフル活用し、ぜひ今週末の体育祭も大いに盛り上げてください!1年生の今後の活躍が楽しみです!

 

【体育祭練習 2年生】

今日、5月15日㈪は2年生の体育祭練習を取材しました

 

【学年種目練習】

2年生は、因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)が学年種目です!

男女1名ずつがクラスのメンバーの背中を渡っていきます。

モチーフは、海を渡って遠くの島に渡りたいウサギが、ワニに「数を数えてあげよう」と嘘を言って並んだワニの背中をポンポンと渡っていくというお話です。ちなみに、この嘘はワニにバレてしまい、ウサギは皮を剥がされてしまいます。そこへ、通りかかった優しい神様がウサギに治療方法を教えるのでした。

 

 

最も印象的だったのは、最後のクラスがゴールしたときです。他の2クラスの生徒のみなさんが温かい拍手を送っていました。

 

「いなば」を通した、体育祭成功のコツ!

❝島❞をする生徒さん→自分の足元を見ずに、目線を上にする!

自分の足元を見ると、背中が丸まります。ウサギの人が乗りにくくなるので、背中は平らにしたほうがいいです!そのためには、上を向く必要があります。文章では伝えにくいですね……「深くお辞儀をするけれど、お辞儀をする相手のことを見たまま。」という感じです。イメージしていただけましたでしょうか。

 

Uターンのとき→三角コーンのまわりは、頑丈な❝島❞が作れる3人だけでOK!

Uターンをするとき、10人も15人もの人が集まると道が大回りになって時間がかかります。それよりも、三角コーンの右・奥・左の3箇所に3人だけが立つようにすると、ウサギ役の人はポン・ポン・ポンの3歩でUターンが完了します。

 

余力があったら、ぜひクラスで話し合って練習をしてみてください。このような話し合いを自分たちでできたのならそのクラスは、体育祭をもう半分以上成功させたと言っていいと思います。なぜなら、行事の主役は生徒さんです!生徒の皆さんが主体的になり、学びや成長を得ることは学校行事の大きな意義であるからです。

 

 

学校運営協議会

本日、学校運営協議会を開催しました。

委嘱書の交付後、学校経営方針の説明等を行いました。

〈授業参観の様子〉

【何のために勉強をするのか?】

今日、5月10日㈬は埼玉県学力学習状況調査がありました。

 

小学校4年生から中学校3年生がこの調査を受けます。写真は数学の問題を解いている1年生です。

調査結果は後日、生徒ひとりひとりにフィードバックされ、学力の伸びを知ることができます。

 

〜私たちは何のために勉強をするのか?〜 

平日、生徒の皆さんは、日中のおよそ8時間〜9時間を学校で過ごし、そのうちのおよそ6時間が授業の時間になっています。一日の少なくない時間を勉強にあてているわけですが、そもそも私たちは何のために勉強をしているのでしょうか?

 

もし、その目的が「受験のため」だとすると、学生が終了した時点で勉強の価値は消滅してしまいます。

それはあまりにも、もったいないことです。

本来、テストは自分の実力を把握し、今の自分に足りていない部分をどうやって補うかを個々人が考えるためにあるものです。そして、高校入試のような学力検査は、入学者を選考するための❝手段❞として使われているのです。

 

学生が「受験」や「定期テスト」を目標にして頑張ることは大事なことです。しかし、それ自体が目的にはならないのではないでしょうか。

 

 

〜勉強の目的を考える〜

北海道に、電気部品のリサイクル作業に使う機材の開発・製造の会社を経営しながら、全国の子どもたちに手作りロケットの打ち上げ体験を提供している人がいます。

その人が、ある講演会で「学問は社会の問題を解決するためにある」と語っています。

確かに、科学技術が発展した現代においても、私たちは未だ解決できていない多くの社会問題を抱えています。貧困や紛争、環境破壊、少子高齢化問題などが一例です。

これらの社会課題の解決に、学問が役に立つことは言うまでもありません。学校の授業は、これまで人類が積み上げた学問の伝承活動とも言えます。

私たちは知識を学んで終わるのではなく、社会で活用することが必要なのです。

このように考えると、「学生の終わり=勉強の終わり」とはなりません。学生の終了は、学びの活用段階へのステージ変更を意味しているのです。

 

壮大な話になってしまいましたが、何をお伝えしたかったのかというと、生徒の皆さんはテストの結果や手応えに一喜一憂するのではなく、あくまでテストを自分の得意不得意を知るための道具として有効に活用してほしいということです。

これまでに学んだことと、自分の好きなことや長所をかけ合わせて、それぞれが社会で活躍する素敵な大人になってほしいという記者の願いを言葉にさせていただきました。

今日の投稿が、皆さんの悩みの解消や人生の何かに役立ったのなら大変嬉しく存じます。

 

 

【体育祭練習 3年生】

今日、5月9日㈫は3年生の体育祭練習を取材しました。

 

④時間目は「みんなでジャンプ」(大縄跳び)の練習でした。

「みんなでジャンプ」は、2分間の計測を2回行い、その合計回数を競います。

終了の合図が鳴った時に跳んでいる場合は、ひっかかるまで跳び続けてOKです。

終了間際の集中次第で大逆転を起こるかもしれないわけです!

 

 

何名かの生徒さんに「体育祭は何のためにあるのだろう?」と聞いてみました。

すると、「優勝です!」「団結だと思います!」「楽しむことかな?」などなど、素直な想いを伝えてくれました。

 

〜目的と目標〜

体育祭のような大きな行事では、目的と目標をちゃんと区別できるといいことが起きます!

目的とは、「そもそも、何のためにするのか?」のこたえになるものです。

「クラスがもっと仲良くなるために!」「みんなで楽しむために!」など、やろうと思えば必ず達成できるものをオススメします。

「楽しむこと」が目的のチームは、バトンを落とそうが、転んでしまおうが、ビリになろうが、最後にみんなで笑って思い出話にできたのならそれでOKなのです!

 

一方、目標は「総合優勝をする!」「全員リレーで1位になる!」のように、できたorできなかったかがはっきりするものです。一般的には、達成できなかったとき、次回の改善のために有効なのですが、体育祭のように1年に1回しかない行事の場合は注意が必要です。目標しか持たずに本番を迎えると、それを達成できなかったときに残念な想いだけが残ってしまうかもしれません。

 

体育祭のような大きな行事では、目的を共有することがとても重要になってきます。

チームメンバーで「そもそも私達はなんのために体育祭をするのか?」をすり合わせ、同じ想いで本番にのぞめるといいですね。その過程を経たチームが本当の意味で、団結力が高まるチームなのかもしれません。

本番の20日㈯までには、まだ話し合う時間が残っています。ぜひ、チームのリーダーは「そもそも?」をメンバーに投げかけてみてください。その勇気と行動にはとても大きな価値があると記者の私は思っています。

 

【678組の授業風景】

今日、5月8日㈪は678組の授業を取材しました。

 

【英語】

授業の最初にアルファベットでビンゴゲームをしました。

25のマスに自由にアルファベットを配置した後、先生がランダムで読み上げるのを聞いてビンゴを目指します。

今日の授業は、生徒さんが全て1年生でした。ビンゴを通して、アルファベットを覚えることがゴールです。

Z(ヅィー)とG(ジー)の発音が似ているので、聞き間違えをする生徒さんがいましたが、それも立派な学びです!

わからないことがあったときに、生徒さんが先生にどんどん質問する積極的な姿が印象的でした。

 

続く、「英語で自己紹介をしよう!」の学習では、名前・誕生日・出身地・好きな食べ物・部活を英文で書きました。

 

 

 

【体育祭、縁の下の力持ち】

体育祭の選手名簿と競技台本のとじ込みをしている生徒さんの様子です。

ホッチキスどめをしたこの資料は、クラスの実行委員さんや当日の準備運営を担当する役員の生徒さんに配られます。

全校生徒400人が一斉に活動する一大行事です。綿密な計画と準備がなければ、体育祭は成り立ちません。

今日の準備は、5月20日㈯の豊春中生全員のさわやかな笑顔に繋がっています。

資料を綴じ込んでくれたみなさん!どうもありがとう!

 

 

【3年生の授業風景】

今日、5月1日㈪は3年生の体育の授業を取材しました。

 

今日は「新体力テスト」の測定で、握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、持久走、20mシャトルラン、50m走、立ち幅とび、ハンドボール投げの項目のうち①50m走、②立ち幅とび、③ハンドボール投げが行われました。

 

取材をすると、ボール投げで女子で22m、男子で41mの記録を出した生徒さんがいました。

 

ちなみに、この種目は投げたときのボールの角度を45度にすると距離が伸びます。

なぜなら、ボールは放物線(3年生の数学で登場する二次関数のグラフの形)を描くからです。

 

しかし、「知っている」と「できる」は同じではありません。

実際に投げてみると、角度が45度よりも小さすぎたり、大きすぎたりします。 

そこで、重要になるのが「分析と修正」です。

記録を伸ばすには、誰かに自分のフォームを見てもらい、角度の調節をすることが重要です。

この方法を取り入れれば、制限時間内にただガムシャラに回数を多く投げるよりも、ずっと記録が良くなるはずです。

 

「センスがいいね」とか「才能があるよね」と言われるような人たちは、その物事において…何ができると結果が良くなるのかを知っています。彼らはただひたすらに、その「分析と修正」を繰り返してきたのです。

センスや才能は、生まれ持ったもの……というイメージを持つ人が多いかもしれません。

しかし、生まれたあとからでも磨くことができる領域も結構あると私は考えています!

 

頑張ることは素晴らしいことです。でも、ただガムシャラに頑張るだけでは良い結果が出にくく、頑張ることが辛くなってしまうかもしれません。ぜひ、「分析と修正」の視点を自分の生活に取り入れてみてください。おすすめです!

 

 

こちらは、立ち幅跳びをしているときの写真です。

自分が跳んで記録を取ったら、足跡をトンボで消してもらい、次の人の記録を測ってあげます。

気心知れた仲間同士で、楽しそうにコミュニケーションをとりながらの計測でした!

 

人権集会

本日6校時に、全生徒が体育館に集い、人権集会を行いました。

代表生徒による人権作文の発表と、SNSの危険性について確認するビデオを視聴しました。

【2年生の授業風景】

今日、4月26日㈬は2年生の授業を取材しました。

 

【理科】

理科では、前回実験した「水の電気分解」の結果をもとに、発生した気体の考察をしました。

生徒さんたちは、これまでの授業で以下の3つのことを学んでいます。

 ①水がH2O、水素がH2、酸素がO2と表記できる。

 ②火を近づけたときに水素はポンと音を立てて燃える。

 ③酸素は火が燃えるのを手伝う。

 

4枚目の写真は、水が分解される様子を化学反応式とモデル図で表したものです。

ただし……、この化学反応式は“未完成”です。次回以降の授業でその謎が解かれるのですが、もしこの段階でわかった人がいたらぜひ先生にそれを伝えてみてください。

ヒントは、2枚めの写真に収められている「陰極側に8ml、陽極側に4ml」の表記です!

 

 

【数学】

 

数学では、カッコ( )にくくられた多項式の計算練習をしました。

代表の生徒さんたちが、出題された問題の途中式と答えを黒板に書いていました。

計算が早く終わった生徒さんの何名かに、記者の私が質問をしました。

記者「どうして、マイナスカッコは符号を逆にしてカッコをはずすのだろう?」

生徒A「確かに!どうしてだろう?……考えたことなかったです!」

生徒B「ちょっとわからないです……」

 

当たり前なことほど、説明に困ってしまうことってありますよね。

皆さんだったらどう説明されますか?

 

 

【音楽】

音楽では、合唱祭の学年曲の音取り練習が始まっていました。

4月の段階から、他の単元と同時並行で少しずつ学年曲の練習を進めていく計画です。

 

今日は2回目の授業ということで、音楽室の両端と音楽準備室の3箇所に別れてソプラノ・アルト・テノールがパート練習をしていました。最後は、全員が同じ音楽室に集まり、合わせ練習をしました。

  

パートリーダーがメンバーに課題点を丁寧に伝えながら、練習を進めていたのが印象的でした。

音楽室は楽しそうな雰囲気で満たされていて、記者が取材した20分間はあっという間に過ぎ去りました。

 

【1年生の給食準備風景】【理科 観察】

今日、4月21日㈮は1年生の給食準備の様子を取材しました。

 

今日のメニューは……

ごはん、さばのみそ焼き、きんぴらごぼう、田舎汁、牛乳でした。

給食が始まって8日目、当番の生徒さんが手際よく配膳の準備をしていました。

汁物担当の当番さんの横には、お椀によそわれた田舎汁をお盆にのせる専門の当番さんがいました。

効率化を考えて行っているそうです。

 

準備中にもかかわらず、快くピースで写ってくれた当番さんもいました。取材に協力していただきありがとうございました!

  

 

 

こちらは、お昼の放送をしている放送委員の皆さんです。

毎日の給食が楽しい時間になるように、音楽をかけたり、気になるニュースを流してくれています。

スピーカーから流れるの放送の裏舞台を取材させていただきました。

 

 

【理科 タンポポの観察】

理科では、春の季節に咲く植物を採取してスケッチをしました。観察中、ルーペを片手にみんな興味津々!

 

おわりに

日中、初夏のような暑い日が続いています。熱中症にはくれぐれも気をつけてください。

 

【生徒朝会】【678組の授業風景】

今日、4月20日㈭は生徒朝会と678組の授業風景をお届けします。

 

【生徒朝会】

生徒会活動の中心となって活躍する、専門委員会の前期委員長の任命が行われました。

 

 

 

【678組授業】

英語の授業では、自分名前と出身を英語で表現する活動をしました。

I'm form SAITAMA  KASUKABE とプリントに書いていきます。後半は自分の好きなものをI like 〇〇と表現するところまで進められました。

 

道徳では、こんなときどうする?という授業をしました。

壊れた人形を直そうしていたら、誤解されて“壊した”と思われてしまったらどうしよう?

先生が例をあげて、みんなで考えます!ある生徒さんは「まず説明をする」とこたえていました。相手の立場に立って考え行動する、生活や仕事でとても必要なスキルを学びました。

 

こちらのクラスでは、有孔板に糸を通したりサイコロを作る作業をしました。

穴の空いた板に糸を通す作業は、家庭科の裁縫につながる活動です。今後は、造花をさしてデザインセンスを磨いたり、幾何学模様をつくったりする活動に展開していくようです。

生徒の皆さんは「楽しい」と感想を言いながら笑顔で手を動かしていました。

 

【3年生の授業風景】

4月19日㈬は3年生の授業を取材しました。

 

【数学】

 

数学の授業では計算問題に挑戦中で、教科書の問題を早く解き終わった人は、ワークの問題をどんどん進めていました。

数学は問題を解き終えるまでの時間に個人差が出やすい教科です。

早く終わった人は塵も積もれば山となる理論で、解き終えたあとの余った時間に+αの勉強をして、家での学習時間を別の勉強や趣味の時間に使えると効率がいいですよね。

同時に、計算が遅い人にもお伝えしたいことがあります。それは、遅いことは必ずしも悪いことではないということです。なぜなら、それ以外で必ずあなたの長所や特技が生きる分野や領域があるからです!人は得意なことと不得意なことを必ず持ち合わせているのです。

 

【社会】

 

社会の授業では、明治時代の歴史を学習していました。当時の国の政策や文化など、4つのジャンルから自分の好きなものを選んで調査をします!

何名かに取材をすると、社会は苦手と応える生徒さんと、この時代の歴史が好きです、と目を輝かせながら答えてくれる生徒さんがいました。

かくいう記者の私は学生時代、歴史はダントツで苦手でした。しかし、社会人になってから現代の社会情勢に繋がる近現代の歴史に興味を持つようになり、今では自分から書籍買って読んでいます。好き嫌いというのはなにかのきっかけでころっと変わるものなのかもしれません。

 

 

【国語】

国語の授業では、“うつくしいものとは何か”をテーマに詩の分析をしていました。

意見をポンポンと出す生徒さんがいたのが印象的でした。

「意見」には「正解・不正解」はありません。もし、不正解があるとすれば、意見を持っているのに言わないことでしょう。たくさんの意見を“並べて”“比べて”新しい発見や気づきを得たほうがみんなの学びに繋がりますよね!

 

 

【理科】

理科の授業では、水圧の特徴を調べる実験がありました。

ゴム膜が両端にはられた筒を、水の中に沈めていきます。すると、水圧に押しつぶされてゴム膜が凹み始めます。

実際に、やってみた生徒さんが「楽しい!」と呟いていました。「楽しい」は学習するときに最も有効な感情だと思います。人は、楽しいと感じたことに夢中になるからです。

最後の写真は、筒を縦にして沈めています。上のゴム膜よりも、下のゴム膜のほうが大きく凹んでいます。なぜでしょうか?これがわかると、「感覚的に楽しい」から→「知的に楽しい」にレベルアップします。この凹み方の違いを、言葉で説明してみてください。わからなければ、ぜひ友達に聞いてみましょう。これも有効な勉強手段です!

 

 

 

【2年生の授業風景】

今日、4月18日㈫は2年生の授業を取材しました。

 

【国語】詩の表現

国語の授業では、去年習った知識を使って詩の中から特定の文法表現をピックアップをする活動をしていました。

その一つが、「体言止め」です。生徒の皆さんはPCを使って、課題を提出します。

 

【音楽】今年最初の授業!

音楽はどのクラスも週に1回の実施です。こちらのクラスは、今日が最初の音楽の授業ということで、年間の授業のながれや活動に関する説明がありました。

音楽は、生涯を通じて楽しめる芸術活動です。これからの授業が楽しみですね!

 

 

【理科】鉄をガスバーナーで加熱すると?

理科室では、化学実験が行われていました。

ガスバーナーで加熱した鉄と加熱前の鉄とで、性質の違いを調べる実験です。

使用したのは、汚れ落としに使うスチールウールです。

手で触ったり、磁石に近づけたり、あるいは電気が通るかなど様々な方法で両者の違いを調べていました。