本日は全校一斉の体力テストを行ないました。
最近は、新体力テストとも呼ばれ、次のような種目に取り組みます。
握力【 筋力:筋肉が力を出す能力 】
上体起こし【 筋力・筋持久力:筋肉が力を 出したり、筋肉が力を出し続ける能力】
長座体前屈【 柔軟性:体を曲げたり 伸ばしたりする能力 】
反復横とび【 俊敏性:体をすばやく 動かす能力 】
20mシャトルラン【全身持久力:全身で 運動を続ける能力 】
50m走【 走る能力 】
立ち幅とび【 とぶ能力 】
ソフトボール投げ【 投げる能力 】
画像は1年生の様子です。
数値のカウントや場の移動を間違えないように、6年生がほぼマンツーマンでお世話をしてくれました。






今日は雨のため、体育館で行う4種目に取り組みました。
体力テストが毎年行われ、国として(小学生では)11歳児の記録を公表するようになったのは、子どもの体力の低下が挙げられます。
例を挙げると、昭和60年と令和5年の11歳を比較します。
50m走は令和5年が男子で0.1秒、女子で0.16秒遅くなっています。
ソフトボール投げは令和5年が男子で8.7m、女子で4.7m低下しています。
一方で体の発育を見ると、令和5年の平均身長は男子で3cm、女子で2.4cm伸びています。
平均体重は男子で2.5kg、女子で2kg増加しています。
体格は大きくなっていますが、身体を動かす力は低下しています。
これは一つの例かもしれませんが、子どもの体力の低下は、将来的に国民全体の体力低下につながり、生活習慣病の増加やストレスに対する抵抗力の低下などを引き起こすことが懸念され、社会全体の活力が失われる可能性がある(文科省)と言われています。
身体を動かすことの効力を書き始めると、大量の情報になってしまいますので遠慮しますが、本校では体力テストの結果も活用して、子どもたちの体力向上を推進していきたいと思います。