最近の学校の様子から

カテゴリ:今日の出来事

6年 救命救急講習会

6月11日。多摩消防署の方々をお招きして6年生が救命救急講習会をしました。
胸部圧迫の心肺蘇生法を学習します。
意識なく呼吸がない場合、胸部を圧迫して、強制的に心臓から体に血液を送ります。
脳は血液が行かないとすぐに死んでしまいます。
早い対応が必要なのです。
救急隊が来るまで続けなくてはなりません。
心肺蘇生法ができる人がたくさんいれば、交代することもできます。
 

今回の経験をもとに、これから、中学校以降でも何度も繰り返し経験を積み、
いざという時に備えてほしいと思います。

ふたば 食育「食事のマナー」

6月11日。多摩市立豊ヶ丘小学校の栄養教諭をお招きして
わかば学級で食育の授業をしました。
学習内容は食事のマナーです。
マナーは規則(ルール)と違って守らないと罰せられることではありませんが
「守るとみんなが気持ちよく過ごせる」礼儀・作法・行儀のことです。
言い換えると「思いやりの心」です。
この日の学習は、今までの自分のマナーを振り返り、正しいマナーを知り
今日の給食で実行することです。
まず、マナーの意味を確認して、マナーの一つである配膳の作法を学習しました。
 
ワークシートにごはんやおかずを印刷したシール並べて配膳を考えます。
 
自分の配膳を発表して位置とその意味を考えました。
正しい配膳を確かめてからワークシートにシールを貼ります。
次は、食事中のマナーです。
みんなが気持ちよく食事をするために気を付けることを
栄養教諭が提示する絵をもとにして考えます。
 
最後にこれまでの自分のマナーを振り返り、
それぞれが、これから気を付けていくことを決めました。
この日の給食では、自分が決めた「気を付けたいマナー」を守りながら
食事をすることができました。

合唱団朝練習

4年生から6年生で編成している南鶴牧小学校合唱団"Musical notes"が
NHK全国学校音楽コンクール東京都音楽コンクール予選大会に向けて
週4日の朝練習を続けています。
木曜日を除く毎朝7時40分から歌声が校舎に響きます。
 
予選突破に向けて頑張ってほしいと思います。

1・2年 ヤゴ獲り

6月5日、プールの水を抜いてプールの掃除をする前日です。
1・2年生がプールにいるヤゴを排水溝に流れてしまう前に救出しました。
今年はプールに魚を放していたためかヤゴがほとんどいませんでした。
ふつうは1000匹はいるのですが、この日は50匹ほどしか獲れませんでした。
それでも、子どもたちは見付けて喜んでいました。
これから、羽化まで観察します。
 

1年 あわせていくつ

1年生は1から10までの数をそれぞれの集合としてとらえ、
集合としての量を数字の記号にラベリングしたり、
10までの数量の分解と合成を学習してきました。
この単元では、数の分解と合成を活用して、加法の意味と立式を学習しています。
まずは状況設定で引き込みます。
 
ネコさんとウサギさんとイヌさんが玉入れをしています。
子どもからは「ちぇっこり玉入れ?」と状況に引き込まれています。
「ウサギさんは1回目に1個、2回目には3個入れました。」
という設定を動きを付けて確認します。
次は、入れた玉をブロックに半抽象化します。
黒板には、教科書・ノート・ブロックの置き場所を示した写真が貼ってあります。
 
耳から聞くよりも目で見る情報の方が優位である児童に配慮したり
聞き逃したときに黒板を見て気付くことができるように配慮したりしている
ユニバーサルデザインの指導法です。
子どもは1回目に入った1個の玉を1つのブロックに置き換え、
2回目に入った3個の玉を3つのブロックに置き換えて机の右上に並べます。
「あわせていくつ」という問いに合わせて
左手で押さえた1つのブロックと右手で押さえた3つのブロック
両側から内側に動かします。
視覚化と動作化が重要です。
これで1と3を合成しました。数えると4つのブロックとなり
問いの答えは4個の玉が入ったと導き出すことができました。
黒板には1回目に入った玉の数の「1」と2回目に入った玉の数の「3」が書いてあります。
そして、その間に「あわせて」だから「+」の演算記号を使うことを確認して
「1+3」と立式しました。
「1+3」の右側には「=」の記号を書き、計算結果の「4」を書きました。
等号「=」は、この段階では計算の結果を表すもので、
右辺と左辺が同じ数量であることを表すことは今後学習します。
そして、問いの答えとして「こたえ 4個」と黒板に書きました。
子どもはノートに試写します。

2問目のネコさんでは1個も入らなかった時がある問題の立式です。
入らなかった時は記号「0」(れい)を用いることを
以前の学習と関連付けて適用します。

3問目は立式を一般化するために、立式から状況考える逆思考の問題をします。

イヌさんは「0+3」となったという設定で、その状況を動作化します。
式の意味をとらえる学習です。
1年生の算数は難しい。論理的に説明できないと指導できません。