学校の様子

学校の様子

心と体を全力でぶつけた、熱き挑戦の一日

本日、春の暖かさを感じる中、2・3年生は体力テストを行いました。

仲間とともに協力し合い、挑戦し合い、そして一人ひとりが自分自身と向き合う、そんな熱量あふれる時間となりました。

体育リーダーを中心に、テスト測定の補助、記録の記入、声かけまで、自分たちの力で体力テストを動かしていきました。「今、自分に何ができるか」を考えて、自ら動く姿がありました。

また、全体の雰囲気を支えていたのは、新たな学年・新たなクラスで出会った仲間たちとの「絆」です。入学・進級して間もないこの時期に、生徒同士が一つの目標に向かって取り組むことで、自然と会話が生まれました。最初は緊張していた表情が、時間が経つごとに笑顔へと変わり、手を取り合って助け合う姿に、仲間とのつながりを感じました。

「やればできる」「仲間がいれば頑張れる」
その想いが、この体力テストの中に詰まっていました。

学校は勉強をする場所であると同時に、人として成長する場所でもあります。体力テストという行事の中に、主体性・協力・努力・優しさ・責任感といった、今後の学校生活や人生において大切にしてほしい要素が確かに見えました。私たち教職員もその姿に胸を打たれ、改めて「子どもたちの力は本当にすごい」と実感しました。

これからの体育の授業、学校行事、部活動、そして日々の生活の中で、この日の学びと経験を活かしてほしいです。2・3年生の皆さん、本当に素晴らしいチャレンジでした。自信を持って、胸を張って、これからの毎日を突き進んでください!

はじまりの瞬間 ~夢への道~

 

今までと違う環境で生活を始める。

就職して1日目とかって緊張しますよね。

 

前日の夜はあまり眠れず、緊張や不縁の気持ちがあったかもしれません。

当日の朝は、いつもより早く目が覚めて、楽しみな気持ちと不安な気持ちが入り混じり……。

皆さんはそういう時どのような感情でしたか?本校の今年度から教員として働く方はそう思っていたようです。

 

入学式の前日や当日の朝はこのような気持ちが大きくなるのではないでしょうか?

 

本日はおおぐろの森中学校 第4回入学式が行われました。

 新入生は朝から元気な姿で登校していました!

友人と楽しく話している姿が印象的でした!

「何組だった?」「やった!今年も一緒だね!」「あー!違うクラスじゃん!!!」など緊張している様子が感じ取れないほど元気よく話していました。

 

それから、担任の先生とご対面です。

この時は緊張していたのかな?それとも担任の先生の緊張が伝わったのでしょうか?

先ほどとは違う真剣な表情がありました。

 

学級での呼名練習も一生懸命頑張っていました!

 

いよいよ、入学式スタートです!

堂々とした入場、表情もよかったです!

 

新入生呼名では非常に元気な返事がたくさんありました!

本当にパワーのある声に驚き、感心しました!

 

在校生代表は生徒会長の佐々木さんが務めました。

卒業式の送辞と同様、堂々とした歓迎の言葉に新入生はどのように感じたのでしょうか。

 

新入生代表の河野さんの誓いの言葉も歓迎の言葉に呼応するよう話していました。

 

新入生の皆さん、入学おめでとうございます。

これからのおおぐろの森中学校の生活に胸をはせ、緊張と不安と楽しみと、様々な気持ちがあったと思います。

明日からの生活で多くのことを経験して、多くの人と話して学校教育目標の「自律」を体現してほしいと思います。

 

在校生、職員一同 皆さんの入学を楽しみにしていました。

これからの生活を楽しみにしていてください!

 

新学期スタート!~2日目の学校の様子をご紹介~

始業式から2日目、学校では笑顔と明るい元気な声があふれていました。

今日は、各学年で学年集会をはじめとしたレクリエーションが行われていました。

新しい学年、新しい学級、新しい仲間たちとの絆を深める楽しい1日となりました。

 

★2年生編★

1時間目には、先生紹介クイズが行われました。

先生方のエピソードがスクリーンに表示され、生徒の皆さんは、楽しそうに予想していました。

自己紹介の場面では、アイドルのダンスを披露する先生、アカペラで熱唱する先生、可愛く尻文字を披露する先生など個性溢れる自己紹介が行われました。自己紹介は自己開示からと言われますが、先生方が手本となって行っていました。

 

 また、学年集会の後半では、Grow School(林間学校)に向けて、仲間や周囲の人たちとの付き合い方やデジタル・シティズンシップについてそうぞうし、これから過ごし方について考えました。

デジタル・シティズンシップでは、

①メディアバランスをコントロールする

②使い方・場所・場面をよく考える

③ネットに流れた情報は消えない

以上のことをもとに、自分の人生や周りの人にとってプラスになる使い方について考えました。

 

★3年生編★

1時間目には、学年集会が行われました。

学年の先生を紹介する場面では、自己紹介ではなく、クイズ大会形式で行われました。

Q.この絵は、誰が描いた絵でしょうか?

Q.この車に乗っている先生は誰でしょうか?

Q.この手は誰の手でしょうか?

などなど、たくさんの質問が出され、3年生の生徒たちは、辺りを見回しながら楽しそうに予想をしていました。

最後には、学年目標について、学年主任から話がありました。

2・3・4時間目は、学級活動の時間。

各学級には、2年間一緒に過ごしてきたとはいえ、生徒同士緊張した雰囲気がありました。

まず行われたのは、自己紹介やアイスブレイクです。

すこしずつ打ち解け合い、笑顔があふれ、わくわくした雰囲気が学年いっぱいに広がっていきました。

 

学校教育目標の「自律」、学年目標の「自主・共生・感謝」をうけて、自分たちの学級ではどのような1年間を過ごしていくかを一人一人が考え、学級目標を考えていました。

卒業までの1年間自分たちがどんな目標を意識しながら過ごしていくか。卒業の時に達成したい目標を掲げる姿はさすが3年生です。学級のことを一生懸命に考えた時間がなによりも大切な時間となりました。

 

委員会や学級の係決めも進み、いいスタートゥ!です。

 

 

午後は翌日の入学式に向け、気持ちよく新入生を迎えるために、在校生が準備をしてくれました!

生徒たちは、どこをどのように掃除するかなど、自分たちで考えながら装飾や清掃などをしています。

 

 

いよいよ明日は入学式です。新入生の皆さんは緊張していますか?それともわくわくしていますか?

一人ひとりいろいろな気持ちを抱いていると思いますが、安心してください。

気軽に声をかけてくれる先輩や、私たち教職員がみなさんを全力でサポートしていきます。

明日、会えることを楽しみにしています!

おおぐろの森中学校 第四章 幕開け

 

長い長い春休みがとうとう終わりました。

この話をした時に生徒からは「短かったです!」と言われてしまいましたが、私としては今日この日が本当に待ち遠しくて、今か今かと前のめりで準備をしてきました。

 

朝は旧学級で挨拶をしました。子どもたちも朝から元気に登校していて、本当に安心しました。

春休みの出かけ先について話している生徒もいれば、クラス替えにドキドキしている生徒もいました。

 

始業式では、今年度から生徒を支える新入職員の挨拶が行われました。

それぞれがユーモアのある自己紹介を披露し、さっそく生徒の心を掴んでいました!

先生方、流石です!これから生徒の皆さんがベストを尽くせるように共にサポートしていきましょう!

 

その後は校長先生の話

おおぐろの森中学校第4章が始まりました。このドラマの主人公は生徒一人ひとりです。

おおぐろの森中学校での生活で、激しい社会の変化に耐えうる力を身に付けてほしいとお話をしました。

また、AIにできなくて、人間にできるものは何か。

人は涙を流すことができる、心がある。感性や考える力がある。

 

人を思いやる優しい心を養ってほしい。

 

生徒指導担当からは、楽しく生活するコツの話がありました。

まずは自分を大切にすること。それ以上に周りを大切にすること。そうすることで自分が周りから大切にされる。1年間頑張りましょう!

最後に、学年職員の発表です。

クラス替えの次に楽しみ?にしていたのではないでしょうか。

 

待ちに待ったクラス発表!

この時以上にドキドキすることはあるのでしょうか……。

2年生は先に担任の先生を発表して、クラスを確認しました。

なんとその後、どのクラスが一番早く確認し、整列できるかの競争!!!

熱いレースを制したのは2年6組!

おめでとうございます!

 

2年生は先にクラスのみ発表、担任の先生が分からないまま机を運びました。

 

席に着くと、学年主任の金木先生から封筒を渡され……

謎解きです!「6つのヒントをもとに担任の先生を当てろ!」というミッションが!

新しい仲間と共にミッションに臨みました。

 

令和7年度 いよいよ始まりました。

今年度はどのような1年間になるのでしょうか?

 

今年も生徒の皆さんが最大限輝けるように58名の職員でサポートしていきます。

 

今年度も生徒たちの輝きを楽しみにしていてください!

 

タイムスリップ!~きれいな学校、きれいなままに~

いよいよ来週月曜日からおおぐろの森中学校の第4章がスタートします。本日は、ちょっとタイムスリップして3年前、本校の誕生の様子をお届けします。(今の校舎内外、どの部分かわかりますか?)

私たちの学び舎である大切な校舎、学校の歴史を知り、日本最大級の木造校舎、きれいな学校をきれいなまま、次世代に引き継いでいきたいですね。4月7日(月)、生徒の皆さんと会えることを職員一同、わくわく、うきうき、心から楽しみにしています。

プロフェッショナルに学ぶ~教職員救急救命講習会~

おおぐろの森中学校第4章の3日目は職員全体で、命を守るための研修「教職員救急救命講習会(エピペン・AED講習会)」が行われました。

 

講師の先生は、本校学校薬剤師の石黒様です。

NPO法人ちば救命・AED普及研究会(千葉PUSH)・応急手当普及員としてもご活躍されています。

  

年度初めには、様々な会議や研修が行われています。その中でも、命を守るための研修会は欠かせない研修の一つとなっています。

 

 

【救急救命講習(AED講習会)】

日本医師会のホームページにも掲載されている心肺蘇生法≪https://www.med.or.jp/99/cpr.html≫を教わり、実践しました。

 日本医師会 救急蘇生法.pdf

 

AEDデモ機と人体模型を使用した実践

①反応があるか確認

②119番通報とAED要請

③呼吸の確認

④胸骨圧迫(人工呼吸)

⑤AEDの使用

 

 

実際に学校で起きたら…と考えたときには、こんなことが想定されるかもという話になると…

・教室や特別教室に設置されているインターフォンを利用する

・周囲の生徒の皆さんに協力してもらい、近くの大人を呼んできてもらうこともある

・腕時計や教室の時計で経過時間を計測する

・養護教諭やサポート看護師の先生方がいないかもしれない

・大きな声を出して、はっきりと的確な指示をしなくてはいけない(緊急時には、命令口調で直接的に指示をした方がよいこともあるようです)

・校外学習や部活動の遠征中の使用の可能性もあること

などなど・・・

たくさんの経験をしてきた先生方ですから、多様な場面を想定した意見がでていました。

 

 

 

 

【アレルギー対応研修】

アレルギー対応研修では、エピペントレーナーを使用した実践を行いました。

エピペン_guidebook.pdf 

エピペンとは、アナフィラキシーがあらわれたときに使用し、医師の治療を受けるまでの間、症状の進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐための補助治療剤(自己投与が可能なアドレナリン製剤)として使用するものです。

 

「学校生活における健康管理に関する調査」では、近年アレルギー疾患の罹患者数は増加傾向にあり、食物アレルギーについては、これまで全く症状が見られなかったり、前兆がなくても突然起こる場合もあるという報告がでています。

全ての学校で、アレルギー疾患の理解といざというときの対応を整えておく必要があるということです。

 

 

  

さまざまな体験を通して、成長していく中学生。

中学生年代の成長期は、第二次成長期とも呼ばれ、心も身体も大きな変化が訪れる時期と言われています。

健康を意識した生活を送ることが大切ですが、いつ何が起こるかわからないからこそ、このような研修が大切になってきます。

 

いざを想定した、真剣な表情と緊張感あふれる研修となりました。

 

 

 

本校のAEDの場所は、こちら!

①職員室の外(校庭側)

②体育館前廊下

 

 

他にも、本校には、各教室や廊下にインターホンと非常ベルが設置されています。

冷たい雨が続きました……みなさん、心の天気はいかがですか?

 28日(金)の夜からしとしとと降り始めた雨は、いつしかザーザー降りとなりました。

気温もどんどん下がり、なんと10℃を下回ることも我慢

あの温かさはどこにいってしまったのでしょうか?

これではせっかく咲いた桜も散ってしまいそうです…

どんよりとした雲小雨小雨小雨

寒くて冬が戻ってきたのかと思うくらいの雨大雨大雨大雨

空が泣いているように、私たちの心も雨模様。

早くみんなに会いたくて、寂しくて、心の中で泣いています。

春休みも残りわずか。新年度に向けての準備は進んでいますか?

 新しい学年になるから頑張ろう!という気持ちと、

クラス替えが不安な気持ちとが混ざっているのではないでしょうか?

いろいろな気持ちが混ざる春ですイベント

ドキドキもソワソワも当たり前です。

だから、それも全部含めて新学期の準備だと思えるといいですね。

まずは、みなさんの心の天気を最優先にしてほしいです!

何か不安なことがあるときは、周りの人に話してみるといいのではないでしょうかキラキラ

さて、ここで少しホッとできるものをご紹介します。

職員室の、にこにこランチタイムです。

「先生方は、どんなお昼ご飯なのかなぁ?」

「誰のお昼ご飯かな?」

なんて想像してみてください。

少しでも皆さんの心が晴れになりますように~晴れ晴れ晴れ

 

 

長期休みのお昼ご飯。自分でつくってみるのもいいですね給食・食事

みなさんと会える新学期を楽しみに待っていますひらめき

おおぐろの森中学校第4章スタート!!

生徒の皆さん、春休みはいかがお過ごしでしょうか。
桜が咲き始め、春の訪れを感じる季節になりました。気温の変化が激しい日が続いていますので、体調に気をつけて過ごしてください。

さて、新年度に向けて、学校ではさまざまな準備が進められています。本日はその一部を紹介します。

本日、おおぐろの森中学校に16名の新しい職員が着任しましたお祝い

これまで一緒に過ごしてきた先生方の旅立ちは寂しいですが、新しい職員とともに学校生活を送れることを嬉しく思います。生徒の皆さんも、どんな先生が来たのか楽しみにしてください。

また、校舎の清掃も行いました。おおぐろの森中学校の「第4章」がスタートしますが、先生方で協力してきれいにし、新年度を迎える準備を整えています3ツ星

さらに、学校教育目標(マネジメントポリシー)の確認も行いました。在校生の皆さんはすでに知っているとおり、4月からも「自律」を意識し、自ら考え、選択し、行動できるようにしていきましょう。

そして、各教科の先生方は教科部会を開き、授業の進め方を確認しながら、生徒の皆さんを迎える準備を進めています。計画を立てて行動することはとても大切です。

生徒の皆さんは、新学年に向けて何か準備を進めていますか?
新しい学級、新しい仲間、新しい先生方との出会いに、不安や期待を感じているかもしれません。職員一同、皆さんと出会えることを楽しみにしています。4月から楽しい学校生活を送りましょう。

いよいよ明日から!

 

令和6年度も今日が最終日になりました。

いよいよ明日から新年度が始まります。

この時期は、毎年さみしい気持ちとわくわくした気持ちが入り混じる不思議な気持になります。

 

今日のおおぐろ中は・・・

 

 

今年度最後の部活ですね。

異動される先生と最後のお別れをしている部活もありました。

さみしいですが、それぞれ新たなスタートですね。

 

おおぐろ中でも、新年度を迎える準備が着々と行われています。

  

 

これは何の山でしょうか?

 

正解は・・・

新しい教科書です!

 

新品の教科書の匂いを嗅ぐと、学生時代のことを思い出します。

新年度が始まったんだな・・・と実感する瞬間でした。

 

新年度、不安な気持ちを抱えている人も多いと思います。

そんな時は、焦らず、自分のペースでいきましょう。

疲れた時はゆっくり休憩してもいいのです。

そしておおぐろの森中学校職員一丸となって、みなさんが自分らしく学校生活を送るサポートをしていきます。

 

令和7年度も、どうぞよろしくお願いいたします!!

 

終わりは始まり

3月は寂しい季節です。

生徒も職員もお別れすることが多く、

がらんとした教室や、静かなグラウンド、きれいになっていく職員室の机を見ると

いなくなったんだな・・・

いなくなるんだな・・・

と、徐々に実感していきます。

ただ、別れがあれば出会いがあるのもまた人生です。

「終わりは始まり」

私が好きな言葉です。

何かが終わることは、同時に何かが始まることでもある。

出会いにわくわくする4月がすぐそこまできています。

新たな学校、学年、仲間、先生・・・

学校では、4月に向けた準備が着々と進んでいます。

新年度に向けて、様々な会議や物の準備を進めています。

4月の出会いを、ぜひお楽しみに!

前を向いて、第4章スタートに向けて

3/24(月)の修了式で、12名の教職員の方々がおおぐろの森中学校を旅立つと発表がありました。

別れの季節。とても寂しいですが、12名の教職員の皆様の、新天地でのご活躍を願っています。

本当にありがとうございました!

 

さて、寂しさが残る中でも、おおぐろの森中学校第4章に向けて、

前を向いて準備を進めていかなければなりません。

 

そこで・・・、今日は職員室の大掃除です!

職員室をみんなできれいにし、新年度、気持ちを新たに、良いスタートが切れるように、

そして4月に着任される先生方を気持ち良くお迎えできるように、隅々まで、丁寧に掃除をしました。

 

新年度に向けて先生たちは着々と準備を進めているところです。

おおぐろの森中学校第4章スタートまで、あと少しです!

生徒のみなさんも、第4章スタートに向けて、ゆっくりと体を休めて充電してください。

そして、第4章も生徒のみなさんが主役!いろいろなドラマをつくりながら、

さらに魅力ある学校をつくっていきましょう!

休業中の学校を覘いてみましょう

気温が上がり、暖かいと感じる人、暑いと感じる人が多くなってきているのではないでしょか?

今日は、夏日25℃を超える地域もあるようで、春はどこへ行ってしまったのかという寂しさがあります。

 

みなさんはいかがお過ごしですか?基本的な生活習慣は維持できているでしょか?

身体も心もリフレッシュすることはとても大切なので、是非、充実した休日を過ごしてください。

健康には、十分に気をつけてくださいね。

 

さて、休業中の学校には、来校する方が多く見られます。

本日は、今年度に卒業をしました金森さんが来校しました。

なぜ卒業生の金森さんが来校したかといいますと、お世話になった先生方に挨拶をしに来てくれました。

特に3学年の先生方は、みなさん大変喜んでいました。

 

そして、金森さんは『そろばん』でも大きな活躍をしているので、紹介させていただきます。

 3月23日(日)に開催されました、日本珠算連盟流山支部 流山そろばんフェスティバル2025 中学生以上の部

において、高校生以上の大人がいる中、見事優勝という結果を残しました!

おめでとうございます!

 

みなさんが活躍している姿が見られると、本当に嬉しく思います。また、誇らしいです。

今後の更なるご活躍を期待しています。

 

 

ところで、みなさんは休業中にどんな昼食を食べていますか?

お米ですか?パンですか?それとも、麺ですか?

少し、先生方の昼食を覘いてみましょう!

 

 この辛そうなカレーは誰の昼食でしょうか?予想してみてください。

 

休業中は当然のことながら、自分で食べるものを準備しなくてはいけません。宮本先生をはじめ、調理員のみなさんが考えて作ってくださる給食のありがたさをひしひしと感じます。

来年度の給食が待ち遠しいですが、新2.3年生は4/8(火)から給食が始まる予定ですので、楽しみに待っていてください。

 

始業式まで、バランスのよい食事、十分な質のよい睡眠、適度な運動を心掛けて、また元気な姿を始業式で見せてくれることを願っています。

 

春がやって来た!

春休み初日、皆さんはどのように過ごしていますか?

学校はというと・・・

  

今日は部活動もなく、校庭には誰もいません。教室も、入学や進級の準備で掲示物など何もありません。

寂しい・・・卒業生を送り出し、進級に向けたこの時期、寂しさとワクワクとで、先生たちは複雑な心境です。

 

そんな感じで、もの思いにふけっていると、お昼のニュースで「大阪で黄砂が確認されました。」と流れてきました。

今夜には関東にまで黄砂が届くそうです。

黄砂とは、”中国大陸内陸部の乾燥した地域で、風によって数千メートルの高度にまで巻き上げられた土壌・鉱物粒子が偏西風に乗って日本に飛来し、大気中に浮遊あるいは降下する現象”(環境省HPより)だそうです。 

また、これは春に起こる現象とのこと。そうか、もう春だなぁ。

 

・・・ということで、天気も良いし、春を探しに外に出てみました。

 

用務員の石井さんが植えてくださったお花が綺麗に咲いています。

ボランティア委員会も『花いっぱい運動』で植えたお花ですね。

 

そして、けやき学級で植えたえんどう豆の花が咲いていたり、ジャガイモの芽が出ていたりしています。

そのまま視線を下にしながら歩いていくと、雑草だと思っていた植物にも小さな花が咲き始めていました。

   

   

   

そして、桜の花びらも確認できました!

 

もう春ですね。

花粉症の方にはつらい季節かもしれませんが、景色は色づき始めています。

しばらく足元を見たり、上の木々を眺めたり忙しそうですが、景色のパレットを楽しんでいきたいと思います。

「第3章、完結」〜自らを律し、自らを育てた1年〜

やわらかな春の光が差し込む中、おおぐろの森中学校では、本日、令和6年度の修了式が行われました。1年間の歩みを締めくくるこの日、子どもたちは清々しい表情で登校し、体育館へと集いました。会場には、緊張感の中にもどこか穏やかさが漂い、この1年間の経験が子どもたちの心と体にしっかりと根づいていることを感じさせてくれました。

修了式の中で、校長先生から全校生徒に向けて、「答えのない教室」と題して、一つの問題が出されました。

問題:「今年度、なぜおおぐろの森中学校は学級・学年閉鎖が0件だったのだろうか」

子どもたちは、少し戸惑いながらも、周囲の仲間と3~4人のグループを作り、話し合いを始めました。「みんなが手洗いやマスクをきちんとしていたからじゃない?」「具合が悪いときに無理をしないで休むようにしていたよね」「友達が風邪をひいたとき、さりげなく気遣っていた」など子どもたちは、積極的に意見を出し合い、具体的な行動に着目した声が多くあがりました。実際に子どもたちから出てきた意見は以下のとおりです。

 人(自分)について考えられる原因

  ・手洗い、うがい、マスク

  ・消毒

  ・生活習慣(食事・睡眠・運動など)

  ・早寝早起き

  ・清掃をきちんとした

  ・体調が悪くても無理をしなかった

  ・栄養バランスがとれている

 施設(校舎や立地条件等)について考えられる原因

  ・新しい校舎で衛生的

  ・掃除をしていた

  ・加湿器

  ・二酸化炭素濃度を測る装置

  ・風通しが良かった

  ・周囲に植物がたくさんある

 他の人(周りの人、保護者、先生等)について考えられる原因

  ・周りの人も気をつけて生活していたから

  ・保健委員会や給食委員会の人が活発に活動していた

  ・マスクをした方が良いとか自分なりに考えて判断することができていた

子どもたちの意見や考えを確認したあと、校長先生が考えた原因も紹介されました。

 人(自分)について考えられる原因

  ・手洗い、うがい、マスク

  ・生活習慣(食事・睡眠・運動など)

  ・人混みを避けていた

 施設(校舎や立地条件等)について考えられる原因

  ・木造校舎(ヒノキチオール)→殺菌作用

  ・自然が多い環境(癒し効果)

  ・自然換気システム

 他の人(周りの人、保護者、先生等)

  ・栄養バランスを考えた食事の提供

  ・食育、保健教育の充実

  ・保健委員の加湿器設置

これらの問いに「正解」はありません。しかし、“正解がないからこそ考える”、それがこの問いの本質です。校長先生は、全校生徒に向けてこう話しました。

 「とにかく、考えることをやめないでほしい。『答えのない教室』にこそ、人としての成長の種が隠れている。たくさん考えれば、脳が育つ。そして、それは心の成長、人間性の成熟にもつながっていく。校則やきまりがなくても、自分自身で“どうすべきか”を判断できる人になってほしい。」 校長先生は、令和6年度の子どもたちを「自律を意識し、その力を確かに伸ばしてきた1年だった」と振り返りました。そして、新たな年度を迎える1・2年生には、「主体性をもって、さらに自律を深めていってほしい」と、期待を込めて言葉を贈りました。

学校教育において、私たちはどうしても「答えのある問題」ばかりに目が行きがちで、「正解にたどり着くこと」を評価しがちです。しかし、現実の社会や人生においては、明確な正解が存在しない問いや課題のほうが多くあります。人との関わり、進路選択、社会の中での役割……それらは一人ひとり異なる背景や価値観の中で選び、悩み、決断していかなければならない“答えのない問い”です。

 だからこそ、今回の修了式での校長先生の問いかけは、子どもたちにとってとても大きな意味を持つものだったと思います。自分たちの行動を振り返り、仲間と意見を交わし、様々な視点に触れながら思考を深めていく。それは、知識を得ることとはまた違った、心の成長や価値観の広がりを生む時間でした。

 このように「常に考えること」思考を止めないこと」は、まさに本校が教育目標として掲げている「自律」に直結する力です。他者からの指示を待つのではなく、自ら問い、自ら選び、自らの意思で行動できること。それが「自律」の本質であり、これからの社会を生きていく子どもたちにこそ求められる姿勢です。

 「答えのない教室」――それは、これからの時代においてますます必要とされる学びの場であり、私たちがこれからも大切にしていきたい教育の在り方です。

また、新年度、新学期に向けて生徒指導主任の田根先生からは、「悩みがあるときは、一人で抱え込まず、周囲の大人や相談機関を頼っていい」「自分自身や、周囲の大切な人を守る時間であってほしい」という言葉が伝えられました。

 修了式後には、各教室で通知表の配付が行われました。担任の先生から一人ひとりの生徒へ、1年間の歩みについて丁寧に言葉がかけられ、子どもたちは静かに、そして真剣な面持ちでそれに耳を傾けていました。通知表に書かれた文字だけでなく、先生方が伝える言葉に込められた想いや、これまでの姿を見守ってきたまなざしが、子どもたちの心にしっかりと届いていたように思います。

 ある教室では、「この1年、周囲に気を配って行動できていたね」と伝えられた生徒が、照れくさそうにしながらも誇らしげに頷く姿が見られました。また別の教室では、少し苦戦していた教科について「途中から取り組み方を工夫しようとしていたこと、ちゃんと見ていたよ。その姿勢がとてもよかった」と語りかけられた生徒が、嬉しそうに微笑んでいました。

 各教室の空気は、1年前とは明らかに異なっていました。不安げだった表情、戸惑いがちな姿、緊張していた声・・・そうしたものが、今ではすっかり落ち着きと自信に変わり、子どもたちの顔ににじみ出ていました。中にはすでに「来年はこんなことにチャレンジしたい」と、次の目標を自分なりに見つけている生徒もいました。まるで、自らの手で次の一歩を切り拓こうとしているかのように、期待と決意に満ちていました。

 こうして、令和6年度おおぐろの森中学校の「第3章」は、静かに、そして確かに幕を下ろしました。この1年間、子どもたちは実に様々な経験を積み重ねてきました。日々の授業はもちろん、体育祭や合唱コンクール、学年ごとの校外学習や宿泊学習、部活動や委員会活動に至るまで、学びと挑戦の連続でした。時にはうまくいかないこともあり、悔し涙を流したこともあったでしょう。しかし、そのすべてが「自分と向き合い」「仲間と支え合い」「乗り越える力」となって、子どもたちの中に息づいています。

 4月からは、新たな1年が始まります。1年生は2年生となり、後輩を導く立場になります。2年生は3年生として、学校の中心となって行動することが求められます。それぞれが、それぞれの立場で「自律した姿」をどう表現していくか。そして、どんな新しい物語を紡いでいくのか・・・おおぐろの森中学校の「第4章」に、今から大きな期待が膨らみます。

 最後になりましたが、保護者の皆様、地域の皆様におかれましては、今年度も本校の教育活動に多大なるご理解とご協力を賜りましたこと、心より感謝申し上げます。日々の見守りや行事でのご支援、地域との連携活動へのご協力など、子どもたちの成長の礎は、まさに皆様の温かいお力添えによって支えられております。

 令和7年度も、どうぞ変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。おおぐろの森中学校の新たな1年が、子どもたち一人ひとりの輝きと可能性に満ちた素晴らしい歩みとなることを願っております。今後とも、よろしくお願いいたします。

~議会にとどけ、私たちのこえ~

本日、流山市議会教育福祉委員会が主催『「子どもの想いを伝える会」~議会にとどけ、私たちのこえ~』が流山市議場で行われました。この会は、流山市議会、初めての取り組みで、『「こうなったらいいのにな・・」学校のこと、公園や図書館などの居場所のこと、市に関係するいろんなこと・・・あなたの意見を市議会議員へ届けてみまませんか。』を目的に主に小学校5年生から中学2年生を想定して、開催されました。おおぐろの森中学校からは生徒会役員の3名の生徒が参加させていただきました。                                     

1年 柳瀬さんは「歩道や自転車の通る道を整備してほしい。例えば、道路側溝とコンクリートの間にできる段差のような溝をなくすなど。」

1年 岡さんは「市主催の部活動大会を令和8年度以降に廃止しないで欲しいです。私たちにとって大会は、頑張れる原動力になります。」

2年 岡村さんは「学生が気軽に使える、夜間まで空いているフリースペースが欲しい。」

3人とも熱のこもった素晴らしい提案で、市議会議員の皆様も絶賛していました。そして、皆さんの提案が市議会議員皆様の心に響いたことでしょう。子どもたちの貴重な提案が市政に生かされることを心から願っています。

 

Thank you as always!!

おおぐろの森中学校では、本日、1年間の締めくくりとなる大掃除を行いました。4月に入学した1年生も、この1年間で大きく成長し、学校生活のリズムをしっかりとつかんできました。今回は清掃リーダーを中心に計画的に掃除に取り組み、学校へ感謝の気持ちを込めて隅々まできれいにしました。

大掃除を成功させるためには、ただ掃除をするだけでなく、どのように取り組むかを考えることが大切です。生徒たちは事前に清掃リーダーを中心に話し合い、「どの場所に汚れがたまりやすいのか」「どの掃除道具を使えば効率よくきれいにできるのか」を考えながら、計画を立てました。1年前の入学当初は、掃除のやり方も手探りだった生徒たちが、今ではスムーズに話し合いを進め、自分たちで計画を立てられるようになっています。この姿に、彼らの1年間の成長を強く感じました。

また、「大掃除は、いつもの掃除とは違う。1年間の感謝の気持ちを込めて取り組もう!」という意識を全員が共有し、掃除の準備からすでに気持ちが入っていました。

 
大掃除が始まると、生徒たちは自分の担当箇所へ向かい、真剣な表情で掃除を始めました。普段の掃除では見落としがちな棚の奥や窓のさん、目の届きにくい裏側や隅々にまで気を配る生徒が多くいました。

特に感心したのは、掃除を進める中で自然と助け合う姿が多く見られたことです。「先生、ここ手伝います!」「そっちはどう? 何かできることある?」と、仲間や先生に自分から声をかけ、すぐに行動できる姿がありました。単に指示を待つのではなく、自分で考えて動く。その主体性こそが、この1年間で培われた大きな力です。

まさに、「掃除をする」ことだけでなく、「より良い掃除をしよう」と考えながら行動する力が身についてきていると思います。

 
4月には、「ただこなすだけ」になっていた清掃が、今では「掃除を通じて感謝の気持ちを表す」「より良い環境をつくるために何ができるかを考える」といった深い意識を少しずつ持てるようになりました。その変化は、間違いなく成長の証です。

校舎はピカピカになり、生徒の表情も達成感に満ちあふれていました。自分たちの力で学校をきれいにし、次の学年への準備を整えたこの経験は、きっとこれからの学校生活にも生きてくるはずです。

新しい年度を迎える準備は万全です! この大掃除を通じて学んだことを胸に、次のステップへと力強く進んでいきましょう!

感謝!感謝!の雪かき

昨朝は突然の雹(ひょう)や雪、皆さんは安全に気をつけて登校できたでしょうか?歩道にもうっすらと雪が積もりましたね。そんな中、早朝から校門付近や自転車通用門付近、近隣の道路の雪かきをする教職員の姿が・・・ 生徒の皆さんが安全に登校できるよう自ら行動していただきました。感謝、感謝です。それから、皆さんも「自分の身は自分で守る」、急な天候の変化や非常変災に備えておくこと、そして自分の身を守るために考えて行動することは大切なことですね。

答えのない教室 ~全員が考える授業~

3月19日(水)に研究授業が行われました。

今回は、バンクーバー市公立高校の教員であり、『答えのない教室』の著者である梅木卓也先生を講師にお招きしました。著書によると、「授業中に思考しているのは生徒の2割にすぎず、その思考時間も全体の2割にとどまる」授業展開がとても多いと書かれいます。

この研修では、池田教諭の「答えのない教室」の授業を参観し、その後、教員も梅木先生の講義及び実際に生徒が受けるような模擬授業を体験しました。

生徒が主体的に考える時間を増やし、教師はどのように「答えのない教室」の授業を実践すべきか。

また、「生徒にとっても、教員にとっても、考えること・教えることが楽しくなる授業とは何か」を探り、授業改善につなげることも目的とし研修を行いました.。

梅木先生のノート リンク① https://note.com/takumeki/n/nd1f5c426ea0c

梅木先生のノート リンク https://note.com/takumeki/n/nbdafd2890f39

 

授業の様子

普段の授業とは異なり、トランプを使ってランダムに3人のグループを作り、課題に取り組みました。生徒たちはホワイトボードの前で頭を突き合わせながら問題を解き、解けたら「先生、先生!」と嬉しそうに手を挙げて報告していました。正解すると次の問題へと進み、活発に学習が進められました。

授業中、先生は常に教室を歩き回りながら、生徒たちの学びをサポートしていました。誰一人ぼんやりしている生徒はおらず、考える時間が終了した際には「もう終わり?」と残念そうな様子も見られ、時間を忘れるほど集中して取り組んでいました。友達の解説を聞いた生徒からは、「お~!」「なるほど!」という声があがり、お互いに学び合う姿が印象的でした。

教職員研修の様子

授業後の教職員研修では、実際に『答えのない教室』を体験しました。例えば、ドライアイスを水の中に入れると煙が発生します。動画を見た後、3人グループで以下の課題を考えました。

① この煙の正体は何か?

② なぜ白く見えるのか?

③ なぜ下に流れるのか?

皆さんも最後に答えを載せるので考えてみましょう!

 

生徒や先生が楽しく授業に取り組むためのヒントを知り、今回の研究授業を通して、生徒が主体的に思考する授業の在り方について多くの学びが得られました。今後も「考えることが楽しくなる授業」を全教科で実践し、生徒の思考力を育む授業改善に取り組んでいきます。

 

 

 

<解答>

① 空気中の水蒸気が一気に冷やされて小さな水滴になるため。

② 水の中でドライアイスが冷たい二酸化炭素の泡をつくり、まわりの空気を冷やし、霧が発生するため。

③ 冷たい空気は暖かい空気よりも重いため,二酸化炭素が空気よりも密度が高く,重たい気体だから。

インクルーシブ出張授業~障がいから考えるインクルーシブな社会とは~

 本日、2年生全員を対象に第一生命チャレンジド様によるインクルーシブ教育についての出張授業が実施されました。

  本日の授業のテーマは「 障がいとは何だろう?」です。

  皆さんは障がいと聞くとどのようなことを思い浮かべるのでしょうか?

 

 授業の中では車いすマークや盲人のための国際シンボルマーク、ヘルプマークについて説明がありました。

 

 ヘルプマークとは、外見からはわからない援助や配慮を必要としている方々が、周囲の人に配慮を必要としていることを知らせるマークです。

 

 障がいとは何だろうについて、街中をイメージして、お話いただきました。

 

 普段、街中で困っている人をみたことがありますか?

障がいとは

地域で普通の生活が送れなかったり、ほかの人と同じように生活を行う機会が失われてしまうこと。

➡つまり生活のしづらさと考えられるそうです。

 

 また実は生活のしづらさは障がいがある・なしにかかわらないことも教えていただきました。

(例)1妊婦の方 2高齢の方 3ベビーカーを使われている方

 

 生活のしづらさを感じる機会は身近にあること。また、「生活のしづらさ」は周囲からはわからないこともあり、大切なことは障がいがある・なしにかかわらず

相手の立場や気持ちを想像することなのだと教えていただきました。

 いくつかお互いを理解していくために大切な言葉を教えていただいたので、ご紹介いたします。

 

ダイバーシティー(多様性)とは

人種や性別、宗教、価値観、障がいといった様々な属性をもった人達が、組織の中で共存している状態のこと

 

インクルーシブの意味

 全てを包み込む

 

インクルーシブな社会とは

皆が楽しく過ごせるようにする社会のことで、例えば、自分の好きや相手の好きを否定しない(尊重する)

  

 様々な違いを尊重していくことで、皆が共存、共生していけることにつながることを学びました。

 

次に中村さんから、今までの体験談をお話いただきました。

 ・中学校の時には教科が苦手だったことやコミュニケーションをとるのが嫌で悩んでいたこと。

  親しい友人がいたことで自分の素を出すことができたこと。 

・特別支援学級に入級する時にはどうして入級するんだろう?と思ったが、学級では学習を実態に合わせて行ってくれ、つらいときには友達が励ましてくれたこと。

 ・自分の本当に楽しいことを見つけるのが大事だと考えていて、学校以外にも楽しい場所もあると思うので探してみてほしいこと。

 ・自分を尊重できるとまわりも尊重することができる。

 

 また仕事では、社員さんにより困っている点が異なるので、相手を尊重して、仕事内容を実際に行ったり、言葉で説明するなど伝え方を考えることで関わりやすくなることにつながっていると話していただきました。

 

 次に井上さんにお話をいただきました。井上さんは東京パラリンピック 開会式ダンサーとしてご活躍された方です。本日はブレイクダンスを目の前で披露していただきました。素晴らしいダンスを見せていただき、ありがとうございました。 

 

最後に生徒から授業を受けての質問タイムになりました。

 

Q1:障がいを持つ人を駅で見かけたときにどうすれば良いですか?

 

A1:人によって困っていることが違うと思うので、困っている内容を聞いて、一度声をかけてみるのが良いのではないでしょうか。

 

Q2:自分がもし体が不自由になってしまったとき、どうやって助けを求めたら良いですか?

 

A2:声を出せるなら、助けてほしいと声をかけると良いと思います。何かしらの形で自分から発信することが大切だと思います。

 

Q3:街で困っている人を見かけたとき、勇気がいり声をかけられないことがありますが、どうすれば良いと思いますか?

 

A3:自分一人で動くのが難しければ、例えば輪に入って自分のできることをやれる場面があれば、勇気が出せるのではないでしょうか。

 

Q4:社内や個人で会社がやっている取り組みはありますか?

 

A4:障がいがある方は会社にたくさんいるので、接する時や仕事を行うときに、実際に伝える方法を考えてコミュニケーションを行っています。

  (実際に仕事をやっている姿をみてもらう、言葉で説明する)何が伝わりやすいかは人によって異なります。

 

Q5:障がいを持っている人と共生していくために、中学生である私たちが何かできることはありますか?

 

A5:生活のしづらさがその人ごとにあるので、その人のしづらさを想像することを習慣にしていくと、相手を思いやることができるようになるのではないかと思います。

 

 多様性を認め、誰もが支え合いながら暮らせる社会に向けて学び、皆で考えることができました。勇気がいることですが、まずは街や自身の周りに目を向け、何かできることがないか考えていきたいと思います。

 

本日の出張授業の様子をYoutube配信しています。

配信アドレスについては、SchITメールを御確認ください。

学校保健委員会を開催しました

 

令和6年度学校保健委員会を開催しました。

学校保健委員会は、学校・地域・家庭が連携して、児童生徒の健康と安全に関する諸問題を研究協議する目的で設置されます。

学校医の熊谷先生(内分泌・糖尿病 から桃内科)、学校歯科医の武田先生(ファミリー歯科医院)にも、診察の合間にご参加いただきました。

お忙しい中、いつもありがとうございます。

 

 

学校保健委員会では、令和6年度の学校保健、学校給食、体力向上についての報告と新年度の学校保健計画について協議を行いました。

 

昨年度の学校保健委員会で、【歯科検診断後の受診率の低さ】が挙げられていました。

よって今年度は、スキットメールでの保護者の方への連絡、検診結果のお知らせの再配付を実施し、受診率の向上に努めました。

その結果、昨年の歯科受診率41.6%から今年度 60.2% に向上しました!

ご協力ありがとうございました。来年度は、さらなる向上を目指したいと思います。

 

最後に学校医の先生方よりご助言をいただきました。

 

学校医 熊谷先生より

よりよい生活習慣を子どものうちから身に付けることが大切。バランスの良い食事を3食楽しく食べてください。

学校歯科医 武田先生より

歯科受診率向上への取り組みありがとうございます。歯は早めの治療がとても大切です。引き続き、受診率向上への取り組みをお願いします。

 

他にも先生方からは、生活習慣や歯の健康に関する専門的なアドバイスもいただきました。

学校保健委員会に参加していた教員も、参考になることばかりでした。

保健だよりなどでご紹介できたらと思います。

 

学校保健委員会を通して、おおぐろの森中学校の保健課題を共通理解することができました。

来年度も、学校・地域・家庭と一丸となって、おおぐろの森中生の健康を守っていきたいと思います。