学校の様子
ギアス氏と相棒の旅へ
昨日に引き続き、本日は総合文化部美術コースが森の美術館にお世話になります。
原 太一 展
A Scrapbook of Journeys
~ギアス氏と相棒の旅~
原先生が会場にお越しくださるということで、部員はワクワクしながらまずは外にある顔出しパネルへ・・・
原先生、本日はよろしくお願いします!!
まずはじっくり作品と向き合います。昨日お世話になったアートコミュニケーターの清水さんも駆けつけてくださいました。
次に、原先生が作品についてコンセプトから丁寧に説明してくださいました。
ギアス氏が誕生した頃、僕も描き方を模索しているところでね。
ギアス氏は元々、肖像画の中にいたんだけど、外の世界に飛び出していったらどうなるんだろう?
色々な世界を旅して知らないことが沢山あって・・・自分を重ねて一緒に旅をする、そんなコンセプトで描き始めました。
実は、この絵を描いている時にウクライナで戦争が起こったんだ。
だからこの部分を付け加えた。
このミサイルに見える物は攻撃するものかもしれないし、脱出計画のためのものかもしれない。
見る人の想像に任せますので自由に観てくださいね。
皆さん!作家さんご本人が目の前で作品の解説をしてくださるなんて機会はめったにないことなのです!!
とっても貴重な経験です。
生徒一人ひとりの質問にも丁寧に耳を傾けてくださり、分かり易く解説してくださました。
「一番時間がかかった作品はどれですか?」
「思い入れのある作品はどれですか?」
思わず、私も質問。「作品のタイトルはいつ、どのタイミングでつけることが多いですか?」
「それは色々で・・・ダジャレを思いついてそれを絵にすることもありますし、ストレートに思いをぶつけることもあります。時にはひねったものを、ということもあれば、すごく考えてしまって、時間がかかることもありますね。」
なるほど。生徒は解説の一言一言に大きくうなずきながら聞き入りました。
そして、記念撮影!!
最後に卒業生と部長から、感想を伝えます。
「解説を聴くことができて楽しかったです。貴重なお時間ありがとうございました。」
「ストーリーがあって、世界に入り込めて面白かったです。進学先でも絵を学んでいきたいです。」
1・2年生からも、「家族とまた来ます!」
「違う展覧会にも行ってみたいです。」
「原先生のように油絵にも挑戦してみます!」様々な感想があがりました。
おおぐろ中の生徒のために来てくださった原太一先生、実現してくださった森の美術館の館長始めスタッフの皆様、本当に本当にありがとうございました。
忘れられない思い出になりました。
最後に、画集にサインをいただきました!
美術室に飾りたいと思います。
これでいつでもギアス氏とジョンのワクワクした旅に入り込めますね。
原先生の最新作が観られる『第101回白日会展』が、3/31(月)まで国立新美術館で開催中です。
また、11月には銀座の日動画廊で個展を開催予定とのことです。
是非、足を運んでみてください!!
プチ情報-----顔出しパネル、ギアス氏とジョンの等身大パネルだそうですよ。
森の美術館で美術の授業を行いました
昨日の卒業証書授与式。心に残る温かい式でした。三年生の皆さん、進学先でも自分らしく頑張ってください!
さて、1・2年生は今日も通常の時間割。卒業生に追いつけるよう、学びに励みましょう。
ということで・・・いつもお世話になっております『森の美術館』へ
少し前から、美術館の庭に顔出しパネルが設置されていることに気付きましたか?
どうしても気になった杉本と飯塚は森の美術館に行ってみました。
現在開催されているのは、
原 太一 展 A Scrapbook of Journeys ~ギアス氏と相棒の旅~
「え・・・物語に入り込んだみたい!!」
「これは、おおぐろ中の生徒にも紹介したい!」
いたく感動して、森館長にお願いしてみたところ、「生徒のみなさんのためなら是非!お越しください。」
と快諾いただき、今回、1年生の美術の授業を美術館で行う運びとなりました。
しかも、東京でもご活躍されているアートコミュニケーターの清水さん(「しーちゃん」と呼ばせていただきました)をお呼びくださり、当日はとても贅沢な鑑賞の時間となりました。
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「今日、一緒に鑑賞してくださる清水さんこと、しーちゃんです!宜しくお願いします!」
「ここにウサギのパネルがあるよね?ウサギってローマ字で書いて、逆から読むと?」
USAGI → GIASU
「そう、ギ・ア・ス。だからこのウサギはギアスという名前だそうです。ギアス氏と愛犬ジョンの旅なのよ。」
「へー!そうなんだ!」
美術館のルールやマナーを確認し、まずは個人でじっくり作品を見る時間です。
「お気に入り、印象に残った作品を1つ決めて来てね。」
じっくり、じっくり。静かな時間が流れます・・・。
「お気に入りの作品を決められた人は戻って来てね。次はみんなで鑑賞しましょう。」
対話鑑賞の時間が始まります。
「この作品がいいなと思った人、前に出て来てください。どうしていいなと思ったのか、伝えてくれる?」
一人ひとり、自分の気持ちや印象を堂々と語ってくれました。
「いろんな色が複雑に使われていて水面にも写っている様子が綺麗で印象に残りました。」
「光の当たり方の表現が凄いと思った。晴れではなくて曇りの空気感のこっちの作品が好き。」
「これはあの作品とつながっていて、連作だけどこっちが後だと思う。」
「これはギアス氏の小さい頃で、秘密の何かを隠しているところだと思う。」
「どの作品にもギアス氏とジョンがいました。ここにいます!」「本当だ!!」
仲間の発見に感動したり、大きくうなずいたり、目をキラキラ輝かせて対話を楽しみました。
最後にタブレットで写真を撮り、記録します。
何でも、本物から学ぶことって大切です。
教科書ではできない体験をさせていただきました。
見学を終えた生徒からは、
「人生で初めて美術館に行きました!すごく良かったです!!」
「教科書では分からないような緻密な表現を知ることができました。」
「絵の具の厚みや筆遣いを観ることができて迫力を感じました。」
等々、本物から何かを感じ取ってくれたようです。
明日は総合文化部美術コースでもお邪魔させていただきます。
そして!!ご本人が美術コースの皆さんのために美術館にいらっしゃる予定です。
森美術館の館長をはじめ、スタッフの皆様、清水さん、本当にお世話になりました。
「原太一展」は3月30日(日)まで開催されています。
ご家族皆様で、ギアス氏とジョンの旅を一緒に楽しんでみてはいかがですか?
卒業式から1日経ち・・・・
昨日は3年生の皆さんの卒業式、温かい天候のもと、無事に行われました。
1・2年生からもyoutube配信やTeams配信をみました。と言った声を多く耳にし、それぞれ色々な思いを胸に3年生の最後の姿を目に焼き付けたことと思います。
昨日の夜、山林火災で被害を受けた岩手県大船渡市の中学校でも13日に卒業式が行われたというニュースを目にしました。被害を受けた地区の中学校は、避難を余儀なくされ、学校は臨時休校になりました。卒業を間近に控えているのにも関わらず、仲間と会えない日々。。。授業を再開する10日まで別の中学校で過ごしていたそうです。
卒業生代表の言葉に、「どんな時でも物事を前向きに捉え、感謝の気持ちを忘れずに頑張ります」という言葉がありました。皆さんもこの先、様々なことが待っていると思いますが、校長先生の式辞にもあったように、前向きに、前を向いて進んでほしいと思います。
改めまして、ご卒業おめでとうございます。
朝の登校支援、外に出て登校の様子を見守りました。あぁ、3年生もこうやって友達と仲良く話をしながら登校していたのかな?自転車を漕いで安全に登校していたのかな?教室までダッシュして頑張ってたどり着いていたのかな?など、思いを巡らせていました。
8時25分を過ぎましたが、誰もいないですね、、、。
3年生フロアを歩いていると2階のフロアを通って移動教室に行く生徒たちが、「あっもう3年生居ないんだ・・」とつぶやいて歩いていく姿が少し寂しそうな、、、そんな朝を迎えています。3年生のフロアは静かですが、それぞれの1・2年生は元気よく授業に取り組んでおり、日常と変わりなく過ごしています!
そんな別れの日から1日経った教員たちはというと・・・
教室環境を整理している先生、片付け作業を行っている先生、授業を行っている先生、そして1年間過ごした教室で思い出に浸っている先生、、、、
皆さんと教室で食べていた給食も、3学年の教員は職員室で食べています。
まだまだ慣れない生活で寂しいですが、私たちも前を向いて進んでいきたいと思います。3年生の皆さんも、新たな道に向かっていく準備も進めながら、良い時間を過ごしてほしいと思います。
1・2年生の皆さんは、このクラスで過ごす時間はあと2週間ほどしかなく、本当にあっという間です。クラスで過ごす時間、仲間や先生方と過ごす時間を大切にしてください。
24日の修了式まで、活動を全力でサポートしていきたいと思います。
さて、本日は小学校の卒業式です!
来年の新1年生、どんな仲間がこのおおぐろの森中学校に入学してくるのか、とても楽しみです。
別れと出会いのこの季節、別れを惜しみつつ次なる出会いを楽しみに、頑張って行きましょう!
3年生を送る会で貼りだした3年生のみなさんの夢は、いまでも3年生フロアに貼ったままです。オープンスクールでお越し頂いた際には、ぜひお読みください。
第3章を牽引した生徒たちの旅立ち
本日は、「令和6年度 第3回 卒業証書授与式」が執り行われました。
前日の雨模様とは打って変わって、気温も高く素敵な晴れ模様となりました。
卒業生の晴れ姿が一層際立つ素敵な天候です。
昨日は最後の学年集会が行われ、3年間の思い出をスライドショーで振り返ったり、生徒同士が言葉で紡いだりと暖かな雰囲気に包まれていました。先生方から生徒たちへのメッセージがあり、返すように生徒たちから先生方へサプライズのメッセージがあり、それぞれの言葉の端々に思いが詰まっていました。
数多くの場面で、自分の思いを表現してきた3年生たちですから、笑いあり涙ありの素敵なメッセージが送られました。
そんな素敵な3年生たちは、おおぐろの森中で3年間を過ごした初めての卒業生です。
3年間、「自律」を胸に「考えて、選択して、行動してきた」日々を過ごしてきました。
授業や生徒会活動、学校行事など多くの場面で「自律」を体現し、開校当初からおおぐろブランドを磨き上げてきました。
【登校後の朝のHR】
晴れ晴れした表情の生徒もいれば、式を前にすこし緊張した表情の生徒も。楽しいひと時がずっと続いたらな…と名残惜しい表情をした生徒もいました。
放送委員の朝の放送では、いつも通りの放送かと思いきや、各委員から担任の先生方へサプライズメッセージが送られました。
【卒業式本番】
それぞれが、それぞれの思いを胸に式に臨みました。
卒業生答辞の中に、学年合唱の「群青」が披露されました。
「響け この歌声 響け 遠くまでも あの空の彼方へも 大切な 全てに届け」
参加したすべての人の心に3年生の歌声が響き、感動が体育館いっぱいに広がりました。
3年間歌い続けた、校歌「二十四番風」も最後です。
【卒業式後 最後のHR】
一緒に過ごした仲間や先生との最後の別れ。互いに言葉をかけあい、かけがえのないひと時を過ごしました。いつも言っていた「さようなら」も今日はひと味違う「さようなら」。
3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます! 本当にすてきな卒業式でした!3年間最後の最後まで頑張りましたね!
保護者の皆様に置かれましても、お子様のご卒業おめでとうございます。学校での様々な活動には、保護者の方の支えが欠かせません。本当にありがとうございました。
「思い」を「形」に。
いよいよ明日は、おおぐろの森中学校第3回卒業証書授与式です。
3年生のみなさんは、おおぐろの森中学校の開校と共に入学し、おおぐろの森中学校で初めて3年間を過ごした卒業生ですね。
義務教育9年間を明日で終える3年生のみなさんは、どんな思いで、今、この時を過ごしていますか。
先週行われた3年生を送る会では、1年生も2年生も、各学年の工夫をこらした発表や、一体感のある素晴らしい合唱を通して、お世話になった3年生に感謝の気持ちを伝えることができました。
明日の卒業式、1、2年生は直接お祝いの言葉を伝えることはできませんが、今日の午後、明日の卒業式に向けた準備をし、お世話になった3年生に対する感謝や祝福の思いを「形」で示しました。
3年生のみなさん、明日の舞台は整いました。心に残る卒業式 最高の姿を期待しています。
卒業式 ✖ 3.11を忘れない
ああ あの街で生まれて君と出会い たくさんの想い抱いて 一緒に時を過ごしたね 今旅立つ日 見える景色は違っても 遠い場所で 君も同じ空 きっと見上げてるはず 「またね」と手を振るけど 明日も会えるのかな 遠ざかる 君の笑顔今でも忘れない 合唱曲「群青」より |
これは、14年前の東日本大震災を経験した、中学生と音楽の先生が、震災での悲しみや、離ればなれになった仲間を思いやって作った曲です。
この歌を、明後日の卒業式で合唱する3年生。
今日は、卒業式の予行練習。
そして、14年前に東日本大震災が起こった日。
津波で大きな被害を受けた気仙沼市立階上中学校を含む地域は、「階上中学校といえば、『防災教育』といわれ、内外から高く評価され、十分な訓練もしていた……。」のように、毎年津波に備えた訓練を行っていました。
なぜか?
1960年5月23日。チリ南部でマグニチュード9.5という観測史上最大の巨大地震が発生しました。これによって生じた大きな津波は、約23時間後に東北地方に到達しました。残念ながら、当時、多くの方が犠牲になりました。
このことから、南三陸町や気仙沼市では、毎年語り部によって、地震の、津波の恐ろしさを伝えること。町全体で訓練をすること。これを続けてきました。
しかし、東日本大震災の津波は、すべてを飲み込みました。
チリ地震で到達した津波に耐えていた建物の上を、東日本大震災で起こった津波は覆いかぶさりました。
先ほどの、階上中学校は2011年3月12日に卒業式の予定でしたが、前日に被災。
学校の体育館は貴重な避難場所となりました。
もちろん、卒業式どころではありませんでした。
しかし、10日後に避難所として使われている体育館で卒業式ができたのです。
一緒に参加することができなかった3名の仲間と共に。
答辞を読んだ梶原さんは、震災後の10日間で読もうとしていた原稿の全てを考えなおし、書き直したといいます。
1学年で行ってきた震災学習の最後の授業として、HRに梶原さんの様子を映像で観ました。
おおぐろの森中学校でも14時46分に、黙祷を捧げました。
人の気持ちを全て理解することはできないけれど、寄り添ったり想像したりはできます。
知っていくこと、忘れないこと、思い出すこと、前に進むこと。
それが、大切なのだと毎年思います。
文部科学省 東日本大震災への対応より抜粋(以下URL)
3年間の給食に感謝
本日は、3年生にとって中学校生活、義務教育最後の給食になりました。
最後の給食は、人気ナンバーワンメニューである”カレーライス”に加えて、3年生がリクエストした”シューアイス(バニラ)”をいただきました。
献立の詳細は、給食室からの『献立紹介』をご覧ください。
どのクラスも美味しそうに完食しており、笑顔が印象的でした。
最後の給食を食べた後は、栄養教諭の宮本先生をはじめ、調理員のみなさんへ、感謝の会を催させていただきました。
各学級の給食委員が3年間の想いがこもった感謝の言葉を伝えました。
1組 公田さん
給食のおかげで、身長を伸ばすことができました。大好きなワカメご飯の日は特に、たくさんおかわりしました。
2組 遠田さん
給食を食べられなくなることは悲しく、食べられることは当たり前ではないと実感しました。毎日、朝早くから私たちのためにバランスの良い美味しい給食を作ってくださり、ありがとうございました。
3組 萩原さん
手作りシリーズのメニューの際は、学級で取り合いになっていました。また、学校の隣にある中村農園さんでの枝豆の収穫体験も印象的でした。高校生になっても、バランスの良い食事を心がけたいです。
4組 中屋さん
学級ではいつもじゃんけん大会が行われ、盛り上がっていました。3年間ありがとうございました。
5組 半田さん
学校に行く理由の一つは、美味しい給食を食べられることです。どの学級よりもたくさん食べるということもあり、他の学級よりも多くおかわりを用意してくださり、ありがとうございました。
6組 勝又さん
季節の食材を使ったバランスの良い献立を考えて給食を作ってくださり、ありがとうございました。
給食委員の言葉にもあったように、学校に行くモチベーションが”給食”である生徒はたくさんいます。
このような気持ちにできる力がおおぐろの森中学校の給食にはあり、自慢できる一つです。
毎日、栄養のバランスが考えられた美味しい給食を食べることができる生徒は幸せ者だと思います。
宮本先生をはじめ、調理員の皆様、本当にありがとうございました。
今年度も残り僅かですが、引き続きよろしくお願いいたします。
3年生と2年生 対話の会 ~一人一人の思いを引き継ごう~
3月7日(金)・3月10日(月)のHRの時間に3年生が2年生に、学校生活や進路開拓について、自分の経験したことを伝える対話会を実施しました。
各クラス1名ずつ実行委員を中心に2日間で30分の流れを進めます。
2日間とも、2年生の各班に3年生が2人ずつ入り、2年生とたくさん対話を行いました。
和やかな雰囲気の中で、3年生が語ったり2年生が質問をしたり、会話の弾んでいる様子が多くありました。
つい先日、千葉県公立高校の発表が終わったばかりで、3年生にとってホットな話題の進路開拓について、自分の思いや後悔したことも踏まえながら、学習のこと、休息の取り方など様々な話題が取り上げられていました。
また、学校生活についても、学校行事を大事にしたほうがよいこと、あっという間の1年間を最後まで楽しんで過ごしてほしいことなど、来年度の過ごし方のアドバイスが多くありました。
この日を迎えるまでに、どのような内容を話すのか、事前にたくさんメモして準備している様子が今日の姿から感じられました。下級生に対して責任を持って向き合っていたと思います。
また、2年生もタブレット等を活用して、3年生の話をたくさんメモに残していたり、たくさん質問したりする姿がありました。来年度いかに過ごすとよいのか、目前に迫った3学年への進級に向けて、真剣に耳を傾けることができていました。いよいよ最上級生となる緊張感が出てきていると感じます。
今日のラスト5分では、シェアリングを行い、各班の一人ひとりが6つのグループに散らばり、グループを組み直して元の班で3年生から聞いた内容を共有していました。2年生が自分の聞いた内容を伝え合っている様子を見ながら、その会話が広がるように3年生が2年生の会話をつなぐ役割を果たしていました。
3月も中盤に差し掛かり、いよいよ3日後には先輩方は卒業し校舎からその空気や匂いが空っぽになります。そうしたらいよいよ最上級生は今の2年生です。先日の送る会とはまた違った、先輩方の雰囲気を直接味わい、今日の対話を基に、一つでも明日からの生活に活かして頑張ってほしいと思います。
3年生は、直接話をしながら自分の思いを伝えられたでしょうか。その思いが長く長く次世代に浸透しながら、おおぐろの森中学校の文化・伝統・ブランドが進化していくことと思います。また、自分の経験や思いを次世代にわかりやすく、興味深く伝えることの難しさや奥深さを味わってもらえたでしょうか。後輩たちの意見を引き出す投げかけ、問いかけも考えてくれたのではないかと思います。自分の意図が、相手に伝わることは、とても嬉しいことです。これは、教員のやりがいや面白さと似ているものだと思います。人に伝え、納得したり、よい表情になってくれたときの嬉しさを分かち合ってもらい、いつかともに働ける日がくることを想像するのも楽しみに思います。
さて、下級生との関わりも明日の卒業式予行練習の場をともにすることで、いよいよ締めくくりとなります。ともに時間と場所を共有した後輩と、喜びも寂しさも分かち合って、お互いをリスペクトしお別れに結び付けましょう。
カウントダウン!でもまだ3日ある!
卒業式まで3日、本日、主役の3年生は卒業式の通し練習を行いました。皆さん、すっかり心も体も大きくなりましたね。もう3日しかないではなく、まだ3日もあります!仲間と共にたくさんの思い出づくりを!!
「If you can dream it, you can do it. 」
夢見ることができれば、それは実現できる。(ウォルト・ディズニー)
この名言は、夢を持つことの大切さと、夢を実現するための努力の重要性を語っています。
「Life is like riding a bicycle. To keep your balance, you must keep moving. 」
人生は自転車に乗るようなもの。バランスを保つためには、進み続けないといけない。(アルベルト・アインシュタイン)
この名言は、人生は常に変化し続けるものであり、立ち止まっていると置いていかれてしまうことを教えてくれています。
卒業アルバム制作~Only Oneのオリジナルアルバムを!~
3年生を送る会も終わり、卒業までついに1週間を切った3年生!!
本日、3年生の手元に卒業アルバムが渡されました
今年度は1,2年の学校行事やスクールライフを自分で作成します!!
事前に自分で写真を選定し自分だけのオリジナル卒業アルバムを作成しました
たくさんの思い出の写真を持参し、どう貼るかレイアウトを考え、、、
写真を丁寧に切ります!!
台紙にきれいに並べて完成です!!自分の想い出がたくさんつまったオリジナルアルバムの完成です!!
後半は一緒に過ごした友人にメッセージをもらい合ったり、友達と談笑しながら出来事を振り返ったりしました!!
途中様子を見に来てくださった校長先生を見かけて、サインをお願いする生徒が、
そして気が付いたら、サイン会のような行列ができていました!!
学校教育目標を達筆な字で書いていただきました
卒業してもおおぐろ中で目標にしていた「自律」を胸に生活してほしいと思います
大切な友、先生からの寄せ書きも含めて、
世界に一つしかないOnly One卒業アルバムですね☆★
時間が足りなかった人は来週の4日間で完成させましょう!!
ボクササイズ~人生100年時代~
本日、1年生全員を対象に体育の時間(2時間目~4時間目)でボクササイズフィットネス講習会を開催しました。
プロフェッショナルに学ぶ健康編の特別講師は株式会社TIGER 代表取締役社長 藤澤 充 様、インストラクターの服部 智子様です。藤澤様は「劇団JFKA格闘フィットネス応援団長」も務められ、格闘系のフィットネスインストラクター、フィットネス関連コンサルタント、スポーツジム施行等、数々のお仕事をされています。また、仮面ライダー(TV)にも出演されました。
藤澤様の言葉を紹介します。「内なる仮面ライダーは自分で作る事ができるのです。人それぞれがヒーローです。これをよりよく多くの社会で戦う人々や家族を支える人々、子どもたちに伝える。今の私の目標であり使命です。」
それでは、本日の授業、ボクササイズの様子をご覧ください。
体育は、すべての子どもたちが、生涯にわたって運動やスポーツに親しむのに必要な素養と健康・安全に生きていくのに必要な身体能力、知識などを身に付けることをねらいとしています。2023年の日本人の平均寿命は女性が87.14歳、男性が81.09歳だそうです。WHOが発表した2022年の世界各国の平均寿命ランキングでは1位が日本、2位がスイス、3位が大韓民国、4位がシンガポール、5位がスペインでした。日本が第1位!素晴らしいことですね。それから、皆さんは健康寿命という言葉を聞いたことがありますか?健康寿命とは健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のことをいい、日本の健康寿命(2022年)は男性が72.57歳、女性が75.45歳だそうです。生涯にわたって健康に生きることは大切ですね。健康に最適なボクササイズ、ご家庭でもいかがでしょうか!
3年生を送る会 ~届け感謝 繋げ心の襷を~
本日(3月6日(木)、3年生を送る会が行われました。
「届け感謝 繋げ心の襷を」をスローガンに、どの学年も今日に向けて一生懸命準備をしてきました。
最初は1年生の発表。「3年生の中学校生活を振り返る」をコンセプトにおおぐろの森中学校で3年生が経験した様々な行事をステージ上で再現しました。体育祭のダンス、修学旅行を題材にした劇、合唱コンクールで3年生が歌った曲のメドレーなど、盛りだくさんな内容で、3年生もこれまでの学校生活を懐かしみながら、笑顔で発表を楽しんでいました。最後は「ただ君に晴れ」の合唱を、元気いっぱいに手拍子を入れながら披露しました。
次は2年生の発表です。2年生はサイリウムを使ったパフォーマンスとダンスで、場を一気に盛り上げました。その後は応援団による演舞です。体育館に響き渡る声と、一糸乱れぬ動きは、見る人を圧倒していました。最後は「キセキ」を精一杯歌っておしまい……かと思われましたが、最後に「フレーフレー3年!」のエール!3年生の新たな出発を応援したいという2年生の気持ちがしっかり伝わったと思います。
最後は3年生の発表です。日本の昔ばなしをもとにした「ふたりのももたろう」を題材に劇を発表しました。多様性について考えさせられる内容の劇は、1・2年生の発表とはまた違った趣きで、楽しませるだけでなく、後輩に対して何かを託していこうという思いを感じました。3年生による合唱「友~旅立ちの時~」は、さすが3年生!という素晴らしい歌声が体育館に響き、先輩の大きさを改めて実感したのではないでしょうか。体育館を振り返ると、おおぐろの森中学校のシンボルであるふくろうを題材にしたモザイクアートが飾られていました。
他にも、3年生がお世話になった先生からのビデオレターや、 生徒会執行部による「くまのプーさん」を題材にした劇、三学年揃っては最後となる校歌の全校合唱など、様々な形で3年生を楽しんでもらい、気持ちよく送り出そうという、終始温かい雰囲気が流れた素敵な会になっていました。
どの学年も今日までの練習や準備に一生懸命取り組み、本番でも練習の成果を十二分に発揮することができたと思います。この1年間の成長を感じ、自分たちでこの学校を引き継いでいこうという決意と、中学校での経験を胸に新しいステージでも頑張ろうという決意が伝わってきました。
いよいよ3年生の卒業まで残り1週間となりました。最高学年として学校を引っ張ってきてくれた3年生、残りの学校生活も楽しみながら、ぜひ笑顔で卒業式を迎えてほしいと思います。
~1学年 3年生を送る会 実行委員に想いを語ってもらいました~2
1組 木下さん(実行委員長)
3年生と過ごした時間は、あっという間だったけれど、優しくしてくれたり、部活動などで引っ張ってもらうなど、さまざまな形で支えてもらったので、少しでもその恩返しができればと思い、立候補しました。明日は、3年生が劇や歌を聴いて、少しでも自分たちの思い出を振り返り、感動してもらえるように最後まで頑張りたいです。
1組 石原さん(大道具・小道具部門リーダー)
私は最初この学校に来たとき、とても不安でした。この学校のルールは?何をすればよいのか?そんな不安な気持ちから救ってくれたのは、3年生のみなさんでした。本番では、司会・進行役として場を盛り上げていければと思います。「記憶に残る」最高の3送会にしていきたいと思っています。
2組 安島さん(装飾部門リーダー)
いままで部活などでお世話になった3年生に、今回の三年生送る会でスローガンにもなった「全力」で「感動」を与えられる会にしたいです。本番だけでなく、練習の時もどうしたら三年生がより喜んでくれるのか、考えながらみんなに指示を出せるように頑張りました。私は装飾担当なので、3年生の学年フロアを、ワクワク感あふれる装飾に仕上げたので、是非、見てもらいたいです。
2組 水谷さん(装飾部門リーダー)
3年生の先輩方が卒業するまであと少しとなりました。先輩方は1年間という長いような短いような間、後輩の私たちを引っ張てくれました。私たちはその感謝を込めて、全力で3年生を送る会を創りあげてきました。明日は、3年生のみなさんに1年生の発表を楽しんでもらえるよう頑張ります。
3組 風間さん(装飾部門リーダー)
私は装飾部門なので、3年生の思い出が振りかえられる作品づくりを行いました。デザイン係の人がとても良いデザインを考えてくれたので、3年生の先輩方に「この〇〇かわいい!」とか「すごい!」と、思ってもらえると嬉しいです。この装飾では、3年生がこれまでおおぐろの森中学校で活動してきた様子がわかる写真を使うなど、様々な工夫がされているので注目して見てもらいたいです。
3組 海老根さん(劇部門リーダー)
私は、3年生の思い出を振り替えられるような3送会にしたいという想いで活動してきました。修学旅行の劇は3年生からアンケートを取って、心に残った出来事や楽しかったことをもとに作ったので、思い出を振り返えられるものになっていると思います。「そういえばそんなことあったー!!」など、感想を伝え合いながら観てもらえると嬉しいです。
4組 後藤さん(実行委員副委員長)
私は、この3年生を送る会を、先輩方がおおぐろの森中学校での3年間を振り返ってもらえるような会にしたいです。先輩方に回答してもらったアンケートをもとに作った修学旅行の劇や、ダンス賞を取った思い出深い体育祭のダンスなど、様々な役割に分かれて練習してきました。明日は、これまで成果を発揮し、3年生に懐かしみながら、楽しんでもらえる会にしたいです。
4組 福田さん(ダンス部門リーダー)
私は今までの思い出を振り返り、おおぐろの森中学校で過ごした3年間が楽しかった!!と思ってもらえるような3送会にしたいという想いで活動してきました。体育祭で踊ったダンスの練習をたくさんして、良い作品になったと思うので、本番では成功させたいです。明日は、3年生に感謝の気持ちを伝えられるように、本番がんばりたいです。
5組 古谷さん(大道具・小道具部門リーダー)
3送会で同じく発表をする2年生に比べて、3年生に対する思いは負けてしまっているかもしれません。その分3送会という行事に対しての思いは大きいつもりです。2学期から実行委員で考え、広め、形にしてきました。3年生が思い出を振り返り、おおぐろ中での3年間を楽しかったとおもってくれる3送会になるよう、最後まで1年生の3送会実行委員として、頑張っていきたいです。
5組 中武さん(大道具・小道具部門リーダー)
明日は、3年生が感動して「この学校でよかったな」、「これからの高校生活頑張ろう」と、思えるような3送会の発表にしたいです。そして、3送会実行委員だけでなく、1年生全体も1つ1つの行動に責任と、想いをもって3送会に臨んでもらいたいです。先生方に頼りきになるのではなく、自分たち1学年の力でこの会を成功させたいです。
6組 土谷さん(ダンス部門リーダー)
僕は、1年生をまとめて、最高の3送会を創りあげていきたいという想いで、活動してきました。自分は体育祭担当なので、みんなに上手にダンスを教えて本番でも輝けるように努力しました。ダンス未経験者に振り付けを教えるのは、思っていた以上に難しくて大変でしたが、フォーメーションや手足の位置などの細かい振り付けを頑張って教えたので、明日はぜひ楽しんでみてほしいです!
6組 川﨑さん(呼びかけ部門リーダー)
1年間という短い期間でしたが、仲良くしてくださったり、様々な場面で、助けてもらったことへの感謝を伝える会にしたいです。呼びかけでは、常に後輩をまとめ上げてくれた3年生への憧れ、高校生になる3年生に向けてのエールや祝いの言葉を送り、多くの3年生を感動させられるよう、実行委員として、最後まで頑張りたいです。
1学年 3年生を送る会 ~自分たちで「想像」し「創造」することに意味がある~1
「浅草~東京スカイツリー」で、多くのことを学んだ、校外学習が終わり、1学年の生徒たちは、ここまでの期間、明日、3月6日(木)にある「3年生を送る会」に向けて、準備を進めてきました。
実行委員の12名は、2学期からこの日のために、スローガンを決め、学年の発表内容から、各部門の立ち上げ、3学期に行う準備の計画など、様々なことに取り組んできました。
「0」から何かを創りあげていく経験は初めての実行委員、、、最初は取り組み方の甘さを指摘され、どのように学年の発表を創りあげていくのか、計画を立て、実行していくか、悩む時間も多くありました。
しかし、そこで「答え」を我々、教員に求めようとするのではなく、例え多くの時間が必要になっても自ら「想像」し、その「答え」を見つけ出そうと努力する姿に、この12人の実行委員であれば、「3年生を送る会」を任せることができると感じました。
そんな1学年の3年生を送る会のスローガンは、
「全力」で「感動」を
~ 3年生の最後にふさわしい3送会 ~
実行委員の12名が、ここまで多くの時間をかけて一生懸命、「想像」し、考えた学年発表の内容を、204名の1学年全員が「全力」で「創造」し、3年生に
「感動」を届ける。
明日が、そのような素敵な3年生を送る会になることを、1学年職員一同、期待しています!!!
そして3年生を送る会が終われば、1学年もいよいよ「新2学年へ」と進級していきます。この行事を終えた後、1学年のみなさんがどのような姿に成長しているのか、とても楽しみです。
歌を歌で味わう~2年生国語の授業~
「歌」という言葉を聞くと、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。おそらく、「音楽」の歌を想像する人が多いと思います。しかし、国語の世界にも「歌」は存在しているのです。そう、「短歌」です。2年生の授業では、自分が好きな歌(J-pop)の世界観を、歌(短歌)で表すという学習活動を行いました。
最近流行している楽曲、一昔前の楽曲など、多くの楽曲が出そろいました。
そこから、自分の好きな歌詞の一節や楽曲の世界観を「五七五七七」に表していきます。
作品例は、こちら!
・君へ渡す 雪の結晶 溶けても 思い断てない 愛が届くまで(official髭男dism「subtitle」)
・頂へ 峻厳超えて 叶う場所 勇往邁進 狼の心(ゆず「栄光の架橋」)
・やりばなき 気持ちに心 動かされ 盗んだバイクで 夜の帳へ(尾崎豊「十五の夜」)
・人は呼ぶ 挫ける今日は 明日の自分 青すぎた春 奇跡を唄う(Mrs GREEN APPLE「僕のこと」)
その後、「自分の作品をよりよくするには?」という視点で教科書に掲載されている作品を分析しました。「比喩を使うと、読み手に想像させることができる」「意外とストレートな言葉も使っている」等の気付きが生まれました。
そして、学んだことを活かして、自分の作品を再検討します。「類語辞典」を使うことで、表現の幅が広がりました。出来上がった作品を集め、みんなで句会を開きました。さらに、句会で見た他の人の歌を自分なりに解釈して、歌を返す(いわゆる「返歌」)活動も行いました。
創りあげた返歌の例はこちら!
◎人は呼ぶ 挫ける今日は 明日の自分 青すぎた春 奇跡を唄う(Mrs GREEN APPLE「僕のこと」)
◎この歌に対する”返歌”↓
・幸も苦も あの日も全て 僕のこと 今日を乗り越え 明日の自分へ
・すてきな日 僕らが生きる この日々を 人々は呼ぶ それが軌跡だと
・挫けても 明日につながる 前向いて 歩いていこう この奇跡を
今回は、「創作」を通して、“言葉”にこだわる姿が見られました。みなさんも「五七五七七」の三十一音の世界に触れてみてください。
3年生「生徒企画」! ~校内オリエンテーリング~
3年生は、公立高校の受検を終え、学年内での時間割に沿って様々な活動を行っています。この活動は「卒業プログラム」と名付けられ、学年全体で協力しながら進めています。例えば、学校内の清掃を行う「環境美化活動」や、1・2年生への思いを伝える「3年生を送る会」、また学年レクや生徒企画のイベントなど、思い出作りを大切にした活動も行われています。今回は、その中でも先日行われた「生徒企画」の様子をお届けします。
1年生の時の悔しい思いを晴らすために
遡ること約2年前、今の3年生が1年生だった頃、「佐倉」へ校外学習に行きました。佐倉では、オリエンテーリングを予定していましたが、猛暑の影響で実施することができませんでした。あのときの悔しい思いを胸に、卒業を迎えることができるだろうか……?いや、できない!
しかし、今から佐原に行くことはできません…。それならば、校内でオリエンテーリングをしてしまおうじゃないか!ということで、実行委員たちの手によって「謎解きスタンプラリー」が企画されました。
謎解きスタンプラリーは、学校内の様々な場所に隠された100問の謎を探し出し、その答えを集めていくという内容でした。問題は3年生の教室だけでなく、図書室や多目的室などの特別教室、さらにはグラウンドにまで隠されていました。参加者は班ごとに分かれて、校内を駆け巡りながら問題を探していきます。
こんな問題が出題されていました。
・ 山崎翔平先生の好きなアーティストは?
A Mr.Children B さだまさし C 乃木坂46
・ 1%の可能性でスーパ-レアが当たるガチャを100回引くと、どのくらいの可能性で当たるか?
A 約43% B 約53% C 約63% D 約73%
・ 八藤後先生の朝食は?
A キムチ B 豆腐 C 納豆 D ヨーグルト
問題の内容は、教科に関するものや先生個人にまつわるユニークなものまで、多岐にわたります。班で協力し合いながら、次々と問題を解いていくことで、仲間との絆も深まりました。途中、どこに問題が隠されているのか分からず苦戦する班や、難問に立ち止まる班もありましたが、最後はみんなで笑顔を交わしながら問題をクリアし、達成感を味わいました。
最後は体育館に集合して、答え合わせ!上位3チームにはしおりと「給食の時間に好きな曲を流す権利」が与えられました。お昼の放送もみんなで楽しむことができました。
みんなで作り上げた楽しい思い出
「佐倉オリエンテーリング」の悔しさを晴らし、楽しい思い出を作ることができたこの「謎解きスタンプラリー」。生徒たちはただ問題を解くだけではなく、協力して目標を達成することで、より一層強い絆を感じることができました。3年生の卒業を前に、思い出深いイベントとなりましたね!
今回のオリエンテーリングは、生徒が企画・運営を行いました。実行委員の皆さん、素晴らしい企画をありがとうございました。このような企画ができる実行委員も、その企画を全力で楽しむことができる3年生の皆さんも、「みんな素敵だな~」としみじみ感じました。
卒業まで残すところ約1週間、卒業プログラムの様々な活動を通して、仲間との絆を深めながら卒業までの準備をしたいと思います。
答え ① A ② C ③ C
「やってみよう、が未来をつくる」
昨日(2/28)のホームページに掲載しました、おおぐもり森中学校2年生を対象に行われたミュージックアウトリーチが、本日(3/1)、明日(3/2)の両日、一般の小学生1年生から高校3年を対象におおぐろの森中学校で開催されています。その様子と主催しているじぶん未来クラブ代表の佐野様の言葉を紹介します。
NPO法人じぶん未来クラブ 代表 佐野 一郎
私は、世の中の人より比較的遅く父親になりました。
また教育のNPOの責任者として、2006年より現在まで、日本全国で子どもたちに向き合い、沢山の保護者や先生方とお付き合いしてきました。
その私から見て、現代の子どもたちには、五感を全開にして、自分の考えで挑戦して行動して失敗する機会や体験がどんどん減少しています。
先生や保護者たちが、良かれと思って、子どもたちが成功するように、傷つかないように、失敗しないよう、先回りして全力でサポートしています。これが問題です。
好奇心や悔しさ、あるいは失敗を力に飛び立つことができる「翼」を、全ての子どもたちが持っていることに気がついていません。
また、コロナもあってか、将来への不安から保守的になり、色んなことに挑戦する保護者や先生が子どもたちの周りに減っています。そんな大人たちを見て、子どもたちはどう感じるのでしょうか?
大人から見て、これからの世界は複雑で危険がいっぱいで、予測不能な大変な世界です。 そのため、子どもたちが傷つかないように、良かれと思って、さまざまなルールを決め、最新の教材を作り、学ばせ、子どもたちを無意識に型に嵌めようとしてしまいがちです。
しかし何事も頭で理解することには限界があります。
どんなに教習本を読んでも、実際に車を走らせなければ、車の運転が上手くならないように、子どもたち自身の主体的な実践の繰り返しの中でしか、生きる力は育まれないと思います。
子どもたちから見たこれからの世界はどうでしょうか?
私は変化に満ちたワクワクドキドキの世界ではないかと思うのです。
子どもたちが自ずと、やってみようと一歩踏み出し、ワクワクドキドキするような体験で溢れる毎日こそが未来をつくるのだと思います。
「やってみよう、が未来をつくる」
じぶん未来クラブの今後の基本指針をこう定めました。
子どもたちがこれからの世界を生き抜くための学びの機会を社会に届け続けていきたいと強く願っています。
Music Outreach Tour !!
今回は、2年生を対象にMusic Outreachが開催されました。
Music Outreachとは、音楽の出張授業を意味し、90年代初頭にアメリカで生まれました。キャストと参加者が歌や
ダンスのワークショップを通して、ショーを作り上げ、披露する活動です。勇気を出してさまざまな楽曲に挑戦し、
自分の殻を破ることを目的にしています。おおぐろの森中での開催は今回で3度目になります。この日を楽しみに生徒たちは待っていました。
今日はまず初めにボランティアスタッフ4名によるイントロダクションが行われました。何が始まるか、緊張して
いる様子でしたが、スタッフの方たちの、笑いを交えた自己紹介を聞いて、生徒の緊張もほぐれ、不安が和らいでい
きました。生徒とスタッフの距離がぐっと縮まりました。
午前中のワークショップでは、11カ国28人のキャストと一緒にダンスと合唱の練習をメインに行いました。
最初は恥ずかしがっていた様子でしたが、徐々に自分を表現することができるようになりました。普段の学校生活で
は見ることのできない仲間の姿を見て刺激を受け、自分の殻を破って、体全体を使って表現する生徒が増えていった
ように感じました。
合唱はパート毎にわかれて、任天堂スマッシュブラザーズのテーマとスーパーマリオのテーマ Wiiスポーツのテー
マを練習しました。聞きなじみのある曲ということもあり、体を揺らして全員で楽しく合唱をしました。午前中のワ
ークショップが終わり、教室に戻ってきた生徒は、疲れを見せながらも、満足感のある表情をしていました。
午後のワークショップでは、午前中の勢いそのままに、合唱と手話、ダンス練習を行いました。全員で盛り上がって
練習を重ねました。
そしていよいよ本番。
ダンスや合唱 手話 一体となった2年生の発表は素晴らしかったです!得意、不得意関係なく、一生懸命な姿は本
当にかっこよかったです。キャストの方のサポート「君たちならできるよ!」という励ましの言葉で勇気をもって発表することができました。1年生や保護者の皆様からも温かい歓声、拍手をいただき、大成功でした。
参加した生徒たちからは
「キャストの方が優しくて、フレンドリーでとっても楽しかったです。」
「歌は強い気持ちで丁寧に歌うことを学びました。」
「最高に気持ちよかった 楽しかったです。」
「最初は無理だなって思ったけど 最後はみんなで楽しく踊れました!」
「ダンスが得意ではなく苦手意識があったけど、今回やってみてキャストの方の笑顔にひきこまれて自然と自分も笑顔で踊ることができました。」
と充実感あふれる表情で話をしてくれました。
今回のMusic Outreachに参加させていただき、困難にぶつかったときに、
勇気をもって一歩を踏み出すことの大切さ、挑戦することの素晴らしさ
を教えていただきました。
普段の学校生活の中では、なかなか見られることのない、表情や無邪気な姿が多く見られました。今回の貴重な体験
を今後の生活でも生かしてほしいと思います。
今年度最後の評議委員会!どんな話し合いが…?
評議委員会の活動紹介
本校では、より良い学校生活のために「評議委員会」が活動しています。評議委員会では、各学年の代表と各委員会の代表が一堂に会し、生徒会目標の達成に向けて意見交換をしています。
評議委員会の様子
今回の評議委員会では、まず、前月の生徒会目標である「時間の意識高まれば全てに自律あり」に対する反省や成果について話し合いました。
1年生代表:「学級委員、班長を中心に自分たちで声をかけあったことで時間の意識が向上した。」
2年生代表:「あいさつを増やしたり、余裕を持って朝の時間を確保することを意識した。あいさつがよくなったという成果がある一方で、4時間目終了後から給食の準備を始めるまでに時間がかかってしまった。最初の5分間が課題であるため、タイマーを使って時間を可視化するなど工夫をした。」といった声があがりました。
また、広報委員と自律委員が協力しながら、最終下校時刻の呼びかけをするなど、各委員会の代表から活動の成果や今後の課題について報告があり、活発な意見交換が行われました。
これらの反省を踏まえて、今月の生徒会目標は
「PDCAを実行して次の学年のスタートダッシュをきろう」となりました。
生徒会執行部から課題を提示して行動するのではなく、各委員会がそれぞれで考えて課題を設定し、取り組むことを目指しています。
この目標を達成するために、各学年代表と各委員会代表はどんなことができるのかについて考えるなど、自律した学校生活を送れるように委員会の代表同士でコミュニケーションを取る様子も見ることができました。
今回の評議委員会は今年度最後ということもあり、これまでの学年の振り返りを行い、次年度に向けた改善点や取り組みなども考えるいいきっかけとなったと感じます。特に、「PDCAサイクル(計画・実行・評価・改善)」を意識した活動など委員会ごとの課題を明確にする時間となりました。
今回の話し合いをもとに、評議委員会のメンバーを中心にしてそれぞれの立場でPDCAサイクルを意識した取り組みを進めていきます。次の学年への「スタートダッシュ」を力強く切るために、今後の活動にも期待が高まります。
素敵な人間関係を育むために
早いもので、今年度も残り1ヶ月を切り、3年生は卒業まで残り11日と迫ってきました。
現在の所属している学級ともまもなくお別れとなりますが、素敵な人間関係を築くことができていますか?
本日、3・4時間目に『デートDV予防』についての特別授業に3学年が参加させていただきました。
デートDVとは、『恋人や交際相手などの親密な関係にある人から暴力を受けること』です。
主に、10~20代の中学生から大学生に起こりやすい問題であり、男性女性や異性同性関係ありません。
この特別授業は、NPO法人PeerDoと連携している長野県の松本大学の教育学部教育学科 准教授 下山惠子様をはじめ、将来教師を目指す松本大学の学生9名が講師として、授業形式で展開してくださいました。また、文京学院大学 准教授 石 暁玲 様、東京福祉大学・大学院 専任講師 濵野ゆうり 様にもご参観いただきました。
授業の内容は、以下の通りです。
<内容>
①事前に行ったアンケートをもとに、デートDVの基礎知識を学ぶ。
②・大学生によるロールプレイを通して、どのようにすれば素敵な付き合いができるのか
・デートDVの相談をされたら、友だちとしてどのように関わればよいのか
について考える。
③大学生が3年生へメッセージを伝える。
大学生の一生懸命な授業に対して、 3年生のみなさんも真剣な表情で、時には楽しく会話をしながら授業に臨んでいる姿が印象的でした。
今回の授業を受けて、3年生から感想を聞いたところ、
・嫌なことは、ハッキリと「NO!」ということが大切だと感じました。
・被害者になることも加害者になることもあるので、相手のことを考えた行動をしたいです。
・今回学んだことを活かして、困っている友達を助けたいと思いました。
・デートDVという事柄を知ることができたので、今後の人生に活かしていきたいです。
・デートDVの被害に遭った際には、一人で抱え込まず、誰かに相談したいと思いました。
などの感想が挙がりました。
デートDVの例として、身体的暴力である「叩く、殴る」、精神的暴力である「大声を上げる、人格の侮辱、束縛」、経済的暴力である「デート代を払わせる、プレゼンテントの強要」、性的暴力である「性的な行為の強要、性的な写真や動画を撮る」また、「相手の行動に制限をかける・束縛する」などがあり、双方向ではなく、一方的に行われるという点が特徴です。
今回の授業を通して、親密な関係、親しい友人や家族などに対しても礼儀を大切にすることが必要だと改めて感じました。また、自分自身を守るためにも、嫌なことや辛いことはハッキリと相手に伝えなくてはいけないと思います。
そして、どんな人に対しても、自分の言葉や行動が相手にどのような影響をもたらすのかを考えた上で、発言や実行していくことが素敵な人間関係を築くための一歩になるのではないかと思います。
このことから、SNSなどもどのように利用していかなくてはいけないのかを考えなくてみてください。
あなたのその一言や行動が、相手に良い影響をもたらすことも、悪影響をもたらすこともあります。
被害者は、一生の心の傷を負うことになるかもしれません。
素敵な人間関係を築くために、前者のような人間でありたいですね。
この機会に、自分を見つめ直すことができた人もいるのではないかと思います。
今年度もあと少しで終わります。
最後、みなさんが気持ちよく締めくくれるように、相手のことを考えた発言や行動ができると素敵ですね。また自分の考えを伝え、理解する、相手の気持ちを理解するなど、積極的にコミュニケーションをさらにとっていきたいですね。
お越しいただいた松本大学の皆様、ありがとうございました。