学校の様子

2025年2月の記事一覧

今年度最後の評議委員会!どんな話し合いが…?


評議委員会の活動紹介
 本校では、より良い学校生活のために「評議委員会」が活動しています。評議委員会では、各学年の代表と各委員会の代表が一堂に会し、生徒会目標の達成に向けて意見交換をしています。

評議委員会の様子
 今回の評議委員会では、まず、前月の生徒会目標である「時間の意識高まれば全てに自律あり」に対する反省や成果について話し合いました。
1年生代表:「学級委員、班長を中心に自分たちで声をかけあったことで時間の意識が向上した。」
2年生代表:「あいさつを増やしたり、余裕を持って朝の時間を確保することを意識した。あいさつがよくなったという成果がある一方で、4時間目終了後から給食の準備を始めるまでに時間がかかってしまった。最初の5分間が課題であるため、タイマーを使って時間を可視化するなど工夫をした。」といった声があがりました。
 また、広報委員と自律委員が協力しながら、最終下校時刻の呼びかけをするなど、各委員会の代表から活動の成果や今後の課題について報告があり、活発な意見交換が行われました。

 これらの反省を踏まえて、今月の生徒会目標は

「PDCAを実行して次の学年のスタートダッシュをきろう」となりました。
 生徒会執行部から課題を提示して行動するのではなく、各委員会がそれぞれで考えて課題を設定し、取り組むことを目指しています。
 この目標を達成するために、各学年代表と各委員会代表はどんなことができるのかについて考えるなど、自律した学校生活を送れるように委員会の代表同士でコミュニケーションを取る様子も見ることができました。

 今回の評議委員会は今年度最後ということもあり、これまでの学年の振り返りを行い、次年度に向けた改善点や取り組みなども考えるいいきっかけとなったと感じます。特に、「PDCAサイクル(計画・実行・評価・改善)」を意識した活動など委員会ごとの課題を明確にする時間となりました。

 今回の話し合いをもとに、評議委員会のメンバーを中心にしてそれぞれの立場でPDCAサイクルを意識した取り組みを進めていきます。次の学年への「スタートダッシュ」を力強く切るために、今後の活動にも期待が高まります。

素敵な人間関係を育むために

早いもので、今年度も残り1ヶ月を切り、3年生は卒業まで残り11日と迫ってきました。

現在の所属している学級ともまもなくお別れとなりますが、素敵な人間関係を築くことができていますか?

 本日、3・4時間目に『デートDV予防』についての特別授業に3学年が参加させていただきました。

 

デートDVとは、『恋人や交際相手などの親密な関係にある人から暴力を受けること』です。

主に、10~20代の中学生から大学生に起こりやすい問題であり、男性女性や異性同性関係ありません。

 

この特別授業は、NPO法人PeerDoと連携している長野県の松本大学の教育学部教育学科 准教授 下山惠子様をはじめ、将来教師を目指す松本大学の学生9名が講師として、授業形式で展開してくださいました。また、文京学院大学 准教授 石  暁玲 様、東京福祉大学・大学院 専任講師 濵野ゆうり 様にもご参観いただきました。

 

 授業の内容は、以下の通りです。

<内容>

①事前に行ったアンケートをもとに、デートDVの基礎知識を学ぶ。

②・大学生によるロールプレイを通して、どのようにすれば素敵な付き合いができるのか

 ・デートDVの相談をされたら、友だちとしてどのように関わればよいのか

 について考える。

③大学生が3年生へメッセージを伝える。

 

大学生の一生懸命な授業に対して、 3年生のみなさんも真剣な表情で、時には楽しく会話をしながら授業に臨んでいる姿が印象的でした。

 

今回の授業を受けて、3年生から感想を聞いたところ、

・嫌なことは、ハッキリと「NO!」ということが大切だと感じました。

・被害者になることも加害者になることもあるので、相手のことを考えた行動をしたいです。

・今回学んだことを活かして、困っている友達を助けたいと思いました。

・デートDVという事柄を知ることができたので、今後の人生に活かしていきたいです。

・デートDVの被害に遭った際には、一人で抱え込まず、誰かに相談したいと思いました。

などの感想が挙がりました。

 

デートDVの例として、身体的暴力である「叩く、殴る」、精神的暴力である「大声を上げる、人格の侮辱、束縛」、経済的暴力である「デート代を払わせる、プレゼンテントの強要」、性的暴力である「性的な行為の強要、性的な写真や動画を撮る」また、「相手の行動に制限をかける・束縛する」などがあり、双方向ではなく、一方的に行われるという点が特徴です。

 

今回の授業を通して、親密な関係、親しい友人や家族などに対しても礼儀を大切にすることが必要だと改めて感じました。また、自分自身を守るためにも、嫌なことや辛いことはハッキリと相手に伝えなくてはいけないと思います。

 

そして、どんな人に対しても、自分の言葉や行動が相手にどのような影響をもたらすのかを考えた上で、発言や実行していくことが素敵な人間関係を築くための一歩になるのではないかと思います。

このことから、SNSなどもどのように利用していかなくてはいけないのかを考えなくてみてください。

 

あなたのその一言や行動が、相手に良い影響をもたらすことも、悪影響をもたらすこともあります。

被害者は、一生の心の傷を負うことになるかもしれません。

 

素敵な人間関係を築くために、前者のような人間でありたいですね。

この機会に、自分を見つめ直すことができた人もいるのではないかと思います。

 

今年度もあと少しで終わります。

最後、みなさんが気持ちよく締めくくれるように、相手のことを考えた発言や行動ができると素敵ですね。また自分の考えを伝え、理解する、相手の気持ちを理解するなど、積極的にコミュニケーションをさらにとっていきたいですね。

お越しいただいた松本大学の皆様、ありがとうございました。

テストを終えて、何を得るのか

今日は1・2年生のテスト返却可能日です!
すべての教科が返却されるわけではないかもしれませんが、今回の結果はいかがでしたか?

 

 

目標を達成できた人
✅ 思った以上に良い結果が出た人
✅ もう少し頑張れたかもしれないと感じた人
✅ 準備が足りなかったと反省している人

 

どの結果であっても、大切なのは振り返り、次につなげることです。


一度は聞いたことがあると思いますが、過程論結果論という考え方があります。

努力や工夫といった「過程」が大事なのか、それともテストの点数という「結果」がすべてなのか、考え方は人それぞれです。

 

確かに、テストの点数は目に見える成果であり、重要な指標の一つです。

しかし、その点数を生み出しているのは 日々の積み重ね です。

たとえ望んだ点数が取れなかったとしても、それまでの過程が無駄になることはありません。大切なのは、


「なぜこの結果になったのか?」
「次はどうすればもっと良い結果を出せるか?」


と考え、改善していくことです。

 

勉強は、やらないと怒られるから」「やらなければいけないことだから ではなく、
知ることが楽しいから」「学んだことが将来の役に立つから のような積極的な理由で取り組んでほしいと思います。

ここで大切なのは、学んだ内容が直接的に役に立つかどうかではないということです。


例えば、数学の公式や歴史の出来事そのものが将来の仕事に直結しないこともあるかもしれません。
しかし、「考えながら試行錯誤すること」「古人や偉人の考え方や行動力を知ること」「壁にぶつかったときに乗り越える経験」 これらの経験は、間違いなく将来の自分を助ける力になります。

 


ソクラテスという哲学者のとても有名な言葉があります。


【無知の知(不知の自覚)】
この言葉は、自分には知識がまだまだないことを知ることでより深く学び、成長することができるという意味です。
今回のテストでわからなかったこと、うまくいかなかったこと、自分の現状を理解して次のステップに進んでほしいと思います!

英検2次試験はいよいよ来週!

本日、英語検定2次試験対策が行われました。学校コーディネーターの横塚さんの働きかけのもと、大変ありがたいことに、5名のボランティアの方々がこの対策を引き受けてくださいました。そして、本校ALTのアンディ先生も協力してくださいました。お忙しい中、本当にありがとうございました!

会場では、1次試験に合格した生徒たちが、2次試験の面接対策に臨みました。ボランティアの方々の流暢な英語に圧倒されながらも、生徒たちは懸命に質問に答えていきます。一通り対策を終えると、面接の流れの確認から、出題傾向や答え方まで丁寧にじっくりと時間をかけて振り返りを行う様子から、対策している生徒たちを絶対に合格させたいというボランティアの方々の熱意や想いがものすごく伝わってきました。おおぐろ中の生徒のために、これほどまでに手厚く対策をしていただいき、大変感激いたしました。

ボランティアの方々の熱意や温かさに感謝いたします。ありがとうございました!

 

英検2次試験は、3/2(日)に行われます!英検を受験する生徒のみなさんが、この日対策した成果を当日発揮できることを願っています。応援しています!頑張れー、おおぐろ中生!!

けやこぶ校外学習

2月20日(木)、けやき学級、こぶし学級の生徒で、校外学習に行ってきました。

 

 今回の校外学習の目的は、

 「流山市博物館を見学し、流山市の歴史や文化に触れたり学んだりすることで自分の住む流山市の理解を深める」事です。 

 

学校を出発して東武バスに乗車し、途中下車して、流山鉄道平和台駅に向かいました。

 流山鉄道は、大正2年(1913年)に開業した鉄道です。鉄道の路線延長は6駅で5.7km、都心から一番近いローカル線と呼ばれているそうです。駅舎の券売機で切符を購入し、電車に乗車します。

流鉄の列車は赤(あかぎ号)、黄(なの花号)、黄緑(若葉号)、ピンク(さくら号)、オレンジ(流星号)の5種類があり、今回はなの花号に乗車しました。

 流山駅を下車し、駅の前で記念撮影。流山市博物館に行きました。

 流山市博物館は、流山市の歴史をピンポイントに展示されている施設です。

 流山市立博物館は、明治時代に葛飾県庁、印旛県庁が置かれた場所で、元々は駿河の国、田中藩本多家のお屋敷があった場所にあり、図書館と建物を共有しています。

 本日、常設展の展示物をご説明いただく学芸員さんにご挨拶をします。

  常設展では、学芸員さんに展示物についてお話をいただきました。

 写真の展示は三輪野山貝塚の様子です。

 縄文時代には海水面が上昇し、流山は海辺の地でした。海岸線が現在の江戸川や荒川に沿って深く入り込んでいて、その中ほどにあったのが三輪野山貝塚だそうです。当時の縄文時代の人々にとって、非常に重要な場所であることが、発掘された土器や石器、ヒスイの装飾品などからもうかがえます。

  土器の展示もご紹介いただきました。

 米作りが始まったのが紀元前300年前。弥生時代は現在よりも気温が2~3度低い時代で、狩猟・採集を中心とした暮らしだけでは生活できず、稲作も行われるようになったそうです。加村台遺跡が弥生時代を代表していて、当時の土器などが発掘されました。

 みりんの展示コーナーへ。

 流山でみりんの醸造が始まったのが1772年。お米と米麹を焼酎に入れ、糖化・熟成の工程を経て、圧搾をすればできあがります。17世紀初頭に舟により江戸と流山が直結したこと、江戸川の水に恵まれたこと、川の流域がお米の産地だったこともあり、流山ではみりん醸造が盛んになりました。流山で造られたみりんは、従来のみりんと比較して色が淡いことから白みりんと呼ばれ、発祥の地と言われています。

 流山で使われた農具の展示を見ます。

 流山市域は1950年代から宅地開発が進むまで、ほとんど田畑や山林で人々の半数以上が農業で生活していたそうです。
 展示物は当時の農具で木と金属で作られています。木だけだと丈夫でなく、金属のみだと重く扱いづらい。お互いの良い所を合わせて作られていると学芸員さんから教えていただきました。普段食べているお米を作るために、本当にたくさんの道具が使われていました。1970年代からは、ネギなど野菜作りが中心になっていったそうです。

 流山の学校の展示です。約150年前、現在の流山小学校の前身の流山学校が開校しました。電気もない時代。現在学校にはチャイムが設置されていますが、当時は振鈴(しんれい)を鳴らす方がいて、時間を伝えてくれたそうです。真ん中の写真に写っているものが、当時流山小学校で使われていたものだそうです。

 「皆さんのお家にはのある部屋はありますか?」という学芸員さんの質問に、多くの人が「あります」と答えていました。写真は江戸川台団地の部屋を再現した展示物です。当時の家にはほとんど畳の部屋があったそうです。

 「この部屋を見て、現在と昔であるものとないものは何ですか?」

 「いす!」「エアコン!」「テレビも何か違うよ?」展示物を見ながら、学級の皆には様々な発見があったようでした。

 

 

  その後は各自で展示物を見てまわりました。時間では見切れないほど多くの展示物があり、多くのことを皆で楽しんで学ぶことができました。

 学芸員さんにお礼を言い、記念撮影。その後流山市立博物館から流山市役所内の喫茶店「アモール」へ行きました。

 来年度、1年生と2年生は校外学習があります。その時の練習も兼ねて、メニューを見て、注文し、自分でお金を支払いました。皆自分で注文し、お金を支払うことができました。

 また、実際に喫茶店で働いている様子を見て、接客をしている様子を見学して学びました。学校でもお茶の出し方や注文の取り方を練習していたので、実際にお店で働いている様子を見せていただき、とても勉強になる時間を過ごすことができました。

 バスを待つ時間の間で、公園で体を動かして遊びました。皆で楽しい時間を過ごすことができました。

 今回の校外学習に向けて、事前学習を行い、当日の役割分担を決め、しおりを読み込み準備を行いました。

 当日は自分達で時間を見て行動し、声を掛け合いながら活動を行いました。校外学習が終わった後にどうだった?と聞くと、もっと準備をしておいた方が良かったと話をしてくれる生徒もいました。2年生は、昨年の校外学習の際には皆しおりを見なくても良いくらい読み込んで参加したので、思い出したことがあったようです。お互いを気遣い、共に活動を進めることができましたし、学校に帰ってきた後に仲間の良かったところを生徒に聞いてみると、お互いにたくさんの良いところがあったことを教えてくれました。スローガンで目指していた、共に楽しく学ぶことができる時間を皆で過ごすことができたと思います。「また来年行きたいね!」そんな声のあがった一日でした。

 

 校外学習で見学、利用させていただいた施設の皆様、快く校外学習に送り出してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

図書室に本は何冊あるでしょう?

正解は、なんと16000冊です!

どうですか?意外と多いですよね。

図書室に一歩足を踏み入れると、

ジャンルごとに絵本や小説、伝記、辞書、英語のマンガなどが揃えられており、

よく見ると本のPOPや、オススメコーナーの設置、ラウンジには数学の問題まで!!

本があるだけではない、普通の図書室とはちょっと違う、本校自慢の本のテーマパークです。

 

おおぐろの森中学校は開校3年目。当然ですが図書室も3年目です。

新しい図書室だから綺麗なのも当たり前・・・とはいきません。

この素晴らしい図書室を開校時から支えてくださっているのが、図書館司書の和田さんです。

日頃から和田さんが図書委員と協力し、工夫を凝らした図書室の運営を行っています。

そして昨日今日は、ボランティアさんの手をお借りして、

年に一度の蔵書点検が行われました。

蔵書点検とは・・・

「きちんとあるべきところにその本がそこにあるのかどうかを確かめる点検」です。

一冊、一冊バーコードで読み取り、確認をしていきます。

思い出してください、図書室の総冊数を。(倒置法)

さすがのスーパー司書和田さんも、一人では何日かかるかわからない果てしない作業です。

ここで、この方々の登場です。

 

そうです。地域コーディネータ―の横塚さんを筆頭に集まっていただいた、ボランティアの皆さんです!

 

少しでも学校の力になりたいと集まってくださり、そこには本校の図書委員の姿も!

各自がてきぱきと作業を進めていきます。

なんと初日で3分の2の作業を終え、今日を迎えています。

そしてあっという間に作業終了です!

 

 

あたりまえ」のようにきれいに整えられている図書室の裏には、

これだけたくさんの方々の努力があるのです。

普段私たちが目にする様々な「あたりまえ」の裏にも、

同じように見えぬ努力で支えられた「あたりまえ」があるのかもしれません。

その裏側を想像し、感謝できる人でありたいですね。

 和田さん、ボランティアのみなさん、御協力ありがとうございました。

小中連携の新たな一歩!中学3年生が小学生の外国語授業に参加しました!

本日、公立高校入試の第2日目ですが、すでに進路を決めた本校の中学3年生がおおぐろ小学校を訪問し、外国語の授業に参加しました。

本校開校以来初めての英語の小中学校の交流行事です!

 

朝おおぐろ中に集合し、最終確認する生徒たち。小学生を前に英語を話すことにやや緊張している様子。

 

 

いざ、おおぐろ小に出向いて授業に参加します!小学生に優しく迎えられ、いざ始まった授業!授業前半では、中学3年生が小学生のグループに混ざり、お互い英語で質問しながら、やり取りを行いました。

 

小学生たちは、中学生のお兄さん・お姉さんと一緒に学ぶことで、失敗を恐れずに楽しそうに授業に参加していました。中学生の英語に耳を傾け、本校の生徒も、笑顔で小学生に寄り添うように答えていました。時には小学生からの質問に、なんて答えようか迷った様子が見られましたが、ALTもサポートしながら、一生懸命英語で答えていました。

 

後半は、本校生徒がパワーポイントを使用しながら、おおぐろ中の施設や授業、行事について英語で紹介しました。

 

おおぐろ小の生徒たちは真剣に中学生の英語を聞きます。"There is no homework in this school."と聞いた小学生たちは声を出して驚いていました。中学3年生にとっては、これまで学んできた英語を実践しながら「相手に伝わるように話すにはどうすればよいか?」ということを一生懸命に考え、小学生に分かりやすく伝える経験は大変貴重なものとなりました。

 

今回の取り組みを通して、小学生は中学校への憧れを抱き、中学生は学びを伝える喜びを実感することができましたと思います。今後も、こうした交流を通して、小学生が英語に親しむ機会を増やすとともに、中学生が主体的に学び、成長できる環境をさらに充実させていきたいと考えています。

これからも、地域の学校同士が連携しながら、子どもたちの学びをより豊かにする取り組みを進めてまいります。

通過点~千葉県公立入試に臨む~

2月18日(火)、19日(水) は千葉県公立高校入試が実施されています。

今年度の入試日程は以下の通りとなっています!

 

1日目「学力検査(国・数・英)」、2日目「学力検査(理・社)+学校設定検査(面接・作文・自己表現など)」となっています。

※2月18日(火)は、県内の一部の地域で、交通機関の遅れによる影響が出たことで、試験の時間割が1時間遅れで実施されました。(https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/nyuushi/koukou/r7/r7senbatu1h.html

 

学力検査については、千葉県教育委員会HP(R6年7月17日)に出題方針が公表されています。(https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/press/2024/koukou/r7houshin.html

どの教科も「ア 学習指導要領に基づき、・・・」とあるように、中学校での学習内容が定められた学習指導要領に基づいて出題されています。例年、中学校3年間の学習内容が問われています。

 

今年は、こんな問題が出題されていました。

 ・国語(各2点) 漢字「読み」①絹、②淡い、③静寂、④謄本 「書き」①コマっている、②知恵をサズかる、③船のコウロ、④ショシ貫徹(下線部を漢字にする。)

 ・数学(各5点) 計算 ①15+(ー7)×3 ②(6a+10b)÷2+4a ③(x+y)²ー(x-y)²

夕方には、千葉日報などのホームページに問題等が公開されていました。

今日の夕方には、きっと理科、社会の問題等も公開されることと思います。

https://www.chibanippo.co.jp/news/local/1397386

 

 

入試は、卒業に向けての通過点のひとつ。

どのような人生を歩みたいか考え、中学校卒業後をどうするか一生懸命に考えてきた3年間。

高校進学を考えた生徒は、見学や体験に行き相手を知り、今日試験を受けています。

試験の中には、学力検査だけでなく、面接や作文の試験がある学校があります。

 

面接や作文、自己表現では、多くの学校で「志望理由」や「中学校生活での取り組み」、「将来や高校進学後の目標」、「自分の長所・得意なこと」などが問われています。(評価については各校が定めています。)

練習をする中で、適切な所作や礼法を考えて獲得し、進学する意義を自分なりにまとめていきました。

休み時間や放課後にも、色んな先生方に練習をお願いする生徒もいて、自身の目標に向けて努力する姿が素敵でした。

 その中で生徒たちは、試験の為だけではない、「何か」を獲得していっています。

3年生は明日から、学年全体で卒業に向けた取り組みを進めていきます。

高校入試を経験してどんなことを感じ、学びをしたか振り返る時間を大切にしたいと思います。

  

 

 

 

千葉県公立高校入試以外にも、私立高校や高等専門学校、通信制高校、他県の公立高校を受験する生徒など様々です。

卒業後の進路が決まっている生徒は、すこし先に、卒業に向けての取り組みを始めています。

 

 

実は今日、3年生の数名がおおぐろ小に行って、外国語での交流会を実施しています。

その様子は、後ほどお知らせします!

 

未来を創る子どもたち!

先日、工藤勇一先生の講演会がみらいのたね応援団主催のもと、おおぐろの森中学校で開催されました。子どもたちの主体性や当事者意識を育むことの大切さやその手法をお話しいただきました。熊谷知事、井崎市長も駆けつけていただきました。工藤先生ありがとうございました。

3年生家庭科で浴衣を着ました!2年生の家庭科は、抹茶体験です。

家庭科では、3年生最後の時間に浴衣を着付ける授業を行いました。

修学旅行で、京都を浴衣で闊歩したことを思い出しながら、男子は角帯を神田結びに挑戦です。

女子は文庫結び。出来合の帯ではなく、半幅帯でしっかりと「蝶の形」に結ぶことができました。

 

2年生は、日本の食文化の一例として、薄茶を点てる体験を行っています。

お抹茶は、宇治芳翠園の白寿。お菓子はお近くの練り切りを用意しました。

抹茶碗や茶筅を洗い、大棗(なつめ)から茶杓で大盛り2杯の抹茶を取りました。鉄瓶はないので、やかんに柄杓ではありますが、沸騰させたお湯を柄杓で1杯、茶碗に注ぎ、華麗な手さばきで、抹茶を点(た)てることができました。

お菓子を先に食べて、お口の中を「もう、甘くて仕方ない」状態にして抹茶をいただく。

苦いと思っていた抹茶が、全然苦くないことにびっくりしていた中学2年生です。

黒文字という、お菓子を切って刺す道具も使いました。お茶会のまねごとではありますが、日本文化の一つに触れる学習です。今週も2年1組・2組で実施予定です。楽しんでもらえると、嬉しいです。