冬の感染予防❅学校での感染予防対策をご紹介!
12月1日、今年もあと1か月となりました。気温が低く空気が乾燥する冬は、感染症が流行する季節です。
冬に感染症が流行しやすいのは、のどや鼻の粘膜が乾燥することで、
かぜやインフルエンザなどに感染しやすくなるからだそうです。
市内の近隣では、11月まではインフルエンザのA型が流行していましたが、
最近になってインフルエンザB型の感染例が出ているようです。
学校では感染予防のため、保健室や各委員会が連携し、徹底して対策を行っています。
今回は学校で行っている感染予防対策の一部をご紹介します!
【感染予防対策の例】
① 朝の体調確認
② 手洗い、うがい、ハンカチの持参の呼びかけ
③ 消毒液の設置
④ 加湿器の設置
⑤ 換気
① 朝の体調確認
登校後、ホームルームの最初に出席確認と体調確認を行います。
健康観察で一人一人の健康状態を確認し、体調不良の生徒がいれば,
保健室の養護教諭と保護者の方と相談して対応します。
またタブレットを使って『心の天気』を入力することで、心の体調も毎朝確認しています。
② 手洗い、うがい、ハンカチ持参の呼びかけ
美化委員会では、11月の取り組みとして『ハンカチ持参の呼びかけ』を行いました。
毎日係の生徒が「ハンカチ持ってますか?」と声をかけ、手洗い・うがい・ハンカチの使用を呼びかけました。
③ 消毒液の設置
校内には、手洗い場や教室、特別教室など各所にアルコールボトルを設置しています。
給食前の手洗いや、外から戻って教室に入ったときなど、水洗いや石鹸だけで除去できない細菌やウイルスを消毒します。
④ 加湿器の設置
保健委員会では、12月1日から各教室に『加湿器』を設置し、湿度を管理しています。
湿度は40~70%を保てるように、温度や湿度をチェックしながら稼働しています。
水は毎日交換、放課後には加湿器の内部やフィルターを洗浄します。
月に2回はクエン酸でつけ置き、清潔な状態を保てるように取り組んでいます。
⑤ 換気
美化委員会や学級の環境リーダーが、常時教室内の空気を換気しています。
換気は、こぶし一つ分(10cm程度)窓を開け、教室の窓や扉を対角線上に、2か所以上開け、
空気の通り道をつくるのがポイントです。暖房+加湿器+換気を併用し、快適な環境づくりに努めています。
ご家庭でも登校前の体調確認、ハンカチティッシュの持参、帰宅後の手洗い・うがい・消毒など、
引き続きご協力をお願いいたします。今後とも、学校と家庭で協力し、
生徒のみなさんが健康に冬を過ごせるよう取り組んでいきたいと思いますので、
ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。