11月11日、今日は何の日?
11月11日は、「ポッキー&プリッツの日」です。
(江崎グリコ株式会社HPよりhttps://www.pocky.jp/1111/index.html)
私の学生時代は、「ポッキーの日」でしたが、いつの間にか?「プリッツ」が追加されていました。みなさんはポッキー派ですか?プリッツ派ですか?それとも両方?おそらく、今日のSNSは「#ポッキーの日」であふれていることでしょう。「ポッキーの日」と呼ばれ始めたのは、平成11年11月11日。「1」が6個並ぶ日を記念して始められたそうです。このように、世の中の多くの企業が商品を売り出したり、社会に対してメッセージを発したりしています。
今回1年生の国語科では「広告を読み解く」と題して、様々な企業の広告を分析しました。
【考えられるターゲット層】、【キャッチコピーの工夫・魅力】、【見た人が共感するポイント・インパクト】を中心に読み解き、「企業の広告のヒミツ」に迫っていきました。
広告「ペンは即レスより強い説」を読み解いている班は、「即レスってどういう意味?」から始まり、キャッチコピーについてじっくりと考えている様子でした。初めの方は、「スマホより、手書きの方が速いよってことを伝えたいんじゃない?」といった発言をしていましたが、「だったら『強い』ではなく、『速い』という言葉を使うよね。」という班員の言葉をきっかけに、「手書きの方が想いが伝わりやすいっていうことをメッセージとして伝えたいんじゃない?」「たしかに、言われてみれば手書きの方が心に残るし、嬉しいかも!?」と広告の分析を通して、「言葉」による見方・考え方を働かせている姿が見られました。
他にも、「お~いお茶」の広告では、大谷翔平選手が起用されており、「大谷選手を使っているのは最強!絶対に売り上げが伸びる!」、「大谷選手は全世代にウケる!!」と、広告に起用されている人物が与える商品イメージにも着目した様子でした。
(※ちなみに、大谷選手の広告起用によって、東北地区の1週間の1店舗あたりの販売本数が25.5%増えたそうです。(ベースボール専門メディア「フルカウント」HPよりhttps://full-count.jp/2024/06/10/post1568393/))
今回の広告の読み取りは、「広告の情報を考える」と題して教科書にも掲載されている内容です。最近の国語科の学習では、今回の広告に加え、写真やデータを視覚的に表現した図・グラフ,表・マトリクス,技術的な説明などの図,地図,書式などの読み取りも「読解の対象」としています。(教育界では「非連続型テキスト」と呼ばれます)
小説や説明文だけでなく、様々な情報を読み解いていきます。
今回の広告の分析をきっかけに、街中にある「広告」を見て、企業の広告の「ヒミツ」に迫ってみてください!
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今回の授業で活用させていただいた企業広告はこちら↓
①キッコーマン株式会社「料理なら、色で言える」(https://www.kikkoman.com/jp/memory/images/images_1/39/)
②株式会社PILOTコーポレーション「AIを嫉妬させてやろう」
(https://www.pilot.co.jp/ad/corporate/paper55.htmll)
③株式会社PILOTコーポレーション「ペンは即レスより強い説」
(https://www.pilot.co.jp/ad/corporate/paper40.html)
④株式会社 伊藤園「いつの日も、僕のそばにはお茶がある」
(https://www.itoen.jp/oiocha/ohtani/)
⑤積水ハウス株式会社 「帰り道があるから」
(https://www.sekisuihouse.co.jp/company/adgallery/ad/ad_01/)
⑥セイコーグループ株式会社「100周年記念広告 時はあなたが刻む」
(https://www.seiko.co.jp/tmd/2020/)
⑦大塚製薬株式会社 「見せてやれ、底力」