学校の様子

学校の様子

学び・実践する「協働」

 1年生の家庭科の授業では車椅子体験を行っています。昨日は江戸川学園おおたかの森専門学校の塩見先生を講師にお招きし、先生の実演のもと体験を実施しました。ブレーキのかけ方、方向転換など車椅子の操作方法や介助の仕方、声のかけ方などについて学びました。生徒からは

「思っている以上に扱い方が難しかった。」

「車椅子の人たちがこんなに大変な中で生活しているのは知らなかった。」

などの声がありました。身をもって車椅子を利用する人が日々の生活で感じている思いを体験したことで、今まで気づかなかったことに気づくことができ、とても良い学びになりましたね。このような学びや体験を通じて、様々な人たちと「協働」し、多様性を尊重した社会の担い手になるための力をこれからもたくさん身につけていってほしいです!

 

 授業においても、おおぐろ中生は「協働」の姿勢を忘れません。こちらは数学の授業の様子です。学年フロアの空き教室のホワイトボードを活用し、ランダムの3人グループで課題に取り組んでいます。思考力が試されるとても難解な問題にも、積極的にコミュニケーションを図り、力を合わせて挑戦しています。難しい問題を前に答えにたどり着くことができなかったグループもありましたが、見事答えを出したグループが行った解説には、「なるほど!」「わかった!」など多くの声が聞こえてきました。力を合わせ、主体的に学ぶ姿勢は、とても立派ですね。   

           

 放課後には第2回 評議委員会が行われました。評議委員会とは、生徒会執行部、各学級の学級委員、委員長、部長会長から構成されるもので、各リーダーたちが、これからのおおぐろの森中学校について話し合う、とても大事な会議です。今回は、来月開催される生徒総会に向けて、学級討論で出た意見を執行部が取りまとめ全体に共有しました。今回の評議委員会を経て、もう一度学級討議が行われます。実りある学級討議が行われることが楽しみですね!

 また、今月の目標として

「一挨一拶」(いちあいいっさつ)が執行部より提案されました。一回一回の挨拶を大切にして、明るく元気ある学校にしたいという意味が込められています。ぜひ、心ある、温かい挨拶に溢れる学校を作っていきましょう!!

         

              

「電気の生み出し方」 (答えのない教室 ver.技術)

 

皆さんがいつもしていること。そのために必要なもの。

沢山あると思いますが、その中でも「電気」について皆さんはどのくらいご存じでしょうか?

 

今回は2年生の技術・家庭科の技術分野で「発電所ではどのようにして電気を生み出しているのだろうか。」という学習課題のもと授業を行いました。

また、本校で取り組んでいる「答えのない教室」の授業内容を取り入れて行いました。

 

はじめに、「どのように電気を生み出しているのか」を個人で考えてみました。

今回は①水力発電②火力発電③風力発電についてです。皆さんはご存じでしょうか?

 

生徒たちも発電の名前を知ってはいるものの、どのような原理で発電しているのか……

一生懸命に考えていました。

 

次に、ランダムで2~3人のグループに分かれて

(1)それぞれの考えの共有

(2)その上で班の考えをまとめる

(3)合否の確認

を行いました。生徒の皆さんの発想は素晴らしいものだったのですが、なかなか正解にはたどり着きませんでした。

少し時間が経って、ある参考動画を見ました。

その動画を見た後、生徒たちの表情が一気に明るくなります!

「分かった!」「そういうことか!」「こうすればよかったんだ!」

ペンのスピードも上がり、理解した生徒が他の生徒へ伝え、続々と生徒たちの表情がまぶしくなってきました。

 

 

最後にランダムで指名した生徒が学級の前でそれぞれの発電方法・構造について解説をしました。

ここでは、担当教諭が補足をする予定だったのですが、補足がいらないほど完璧な解説をすべての生徒が行いまいた!

 

この授業を通して、私たちの生活に欠かせない「電気」がどのように生み出されいているのかを理解しつつ、ランダムなグループから生まれる発想や教え合いから生まれる協働する力など生徒たちの活動から私も学ばされることが多くありました。

何より、教員が解説せずとも生徒たちが自ら答えを求め、導く姿がまぶしかったです。

 

 今年度はすでに国語科でも行いました!

全ての教科で実施する予定なので、次の教科も楽しみにお待ちください!

市内大会の開催

本日、令和7年5月16日(金)は流山市の市内大会が開催されています。

本校は、バドミントン部の会場となっており、日頃の練習の成果を発揮すべく、熱戦を繰り広げています!

 市内大会 バドミントン部 全体写真

市内大会 バドミントン部 男子団体戦市内大会 バドミントン部 女子団体戦

市内大会 バドミントン部 女子ダブルス市内大会 バドミントン部 男子ダブルス 

また、校内では文化部や野球部の部活動が行われており、どの部活動も活気ある充実した一日となりました。

 野球部 グラウンド野球部 マウンド

吹奏楽部 パート練習吹奏楽部 パート練習2

 総合文化部 デッサン会総合文化部 デッサン会2

各部活動の市内大会結果や、他の会場の様子は、来週の記事に掲載します。

今後も、おおぐろの森中学校各部活動の応援を、どうぞよろしくお願いいたします。

歯科検診を実施しました!

 

本日、歯科検診を実施しました。

  

 

おおぐろ中は、2名の学校歯科医の先生方にお世話になっています。

ファミリー歯科医院 武田先生

 

おおたかの森レブン歯科 松本先生

 

お忙しい中、いつもありがとうございます!

 

前日のHRで保健委員さんから連絡があったと思いますが…みなさんしっかりと歯みがきをしてきましたか?

せっかくむし歯がなく、歯並びがきれいでも、歯垢(しこう)が付着していると、経過観察になってしまうことがあります。

軽度の歯垢の付着の場合は、丁寧なブラッシングで改善できます。

食後の歯みがきをしっかりと行う習慣をつけましょう!

 

そしてみなさんは、歯科検診で使用されている用語の意味を知っていますか?

 

斜線(しゃせん)・・・今生えている歯

C(シー)・・・・・・むし歯

CO(シーオー)・・・むし歯になりそうな歯

〇(まる)・・・・・・治療済みの歯

G(ジー)・・・・・・歯肉炎

GO(ジーオー)・・・歯肉炎の初期症状

 

呪文みたいに聞こえる…と言っている人もいました。

知っておくと、検診を受けながら自分の歯の状態を知ることができるかもしれませんね。

 

そして歯科検診では、毎年3年生から男女1名ずつ”健歯代表生徒”を選出します。

健歯代表生徒とは、むし歯がないことはもちろん、歯肉の状態や歯並びなどもきれいな状態の人が選ばれます。

検診中に候補者を選出していただき、検診終了後に最終選考を行いました。

 

最終選考は9名で行われました。

ここに選ばれるだけでも素晴らしいことです!

   

   

みなさん本当にきれいな歯でした!!

素晴らしい!

 

そして結果は・・・

3年の安保さん・塚田さんが健歯代表生徒に選ばれました!

おめでとうございます!!!お祝い

小さいころからの積み重ねがあったからこその結果だと思います。

きれいな歯の秘訣を教えてほしい!!

本当におめでとうございます。

 

そして最終選考に残ったみなさんもおめでとうございます!

学校歯科医の先生方も、みんなきれいで選べない…と迷うほどでした。

これからもきれいな歯を守ってくださいね。

 

武田先生、松本先生お忙しい中ありがとうございました。

これからも、おおぐろの森中の学校保健活動に御協力をお願いいたします。

 

 

そして後片付けは、3年保健委員さんが行ってくれました。

  

この時期の保健委員さんは検診補助で大活躍してくれています。

いつもありがとうございます!

 

健康診断はまだまだ続きます。

自分の健康について見つめなおす、良い機会にしてもらえたらと思います。

 

吹奏楽部 新メンバースタートしました!

今年度、多くの1年生が吹奏楽部に入部しました。

吹奏楽部全体で・・・

1年生22名、2年生25名、3年生8名の総勢55名となりました。

 

1年生は、自分の担当楽器が決まり、初めて楽器に触れる人から経験者まで様々です。

どのような音楽を奏でていくのかとても楽しみです。55名全員で演奏できる日が待ち遠しいです。

     

先輩方も待ちに待った1年生に一生懸命教えています。そのような姿にとても成長を感じています。

試行錯誤しながら、わかりやすく伝えるには・・・自ら考え協力し合う。

まさに、学校目標へとつながっています。

    

   

 

今しかない、この時を、このメンバーで、全力で練習し良いものを創り上げる!

そのような生徒たちを私たちも心からサポートしたいと思います。

今年度も吹奏楽部をよろしくお願いいたします。

子どもたちが命と向き合った一日 ~救急救命講習を実施しました~

本日、本校では1年生を対象に救急救命講習を実施しました。

「命を守るために、今できることを学ぶ。」非常に大切な1時間でした。

   

 

 

 

 

 

 

                                                        講習では、胸骨圧迫やAEDの使い方といった心肺蘇生の基本を、本校の学校薬剤師でもある、石黒先生のご指導のもと、真剣な眼差しで学んだ生徒たち。慣れない手技に戸惑いながらも、誰かの命を救うかもしれないという思いを胸に、懸命に取り組む姿が印象的でした。

 

  「助けたい」という気持ちが、最初の一歩になる。

実技の中で友達と声を掛け合いながら動く姿は、まさに命をつなぐ「チーム」そのものでした。

    

 

 

 

 

 

 

                                                                                           大切な誰かが目の前で倒れたとき、躊躇せずに手を差し伸べられる人に――

 

今日の講習は、生徒たちにとって命の重さと尊さに触れる貴重な時間となりました。

 

この経験が、将来きっと誰かの命を救う力となることを願っています。 

Grow School(林間学園)に向けて

いよいよ待ち望んでいた大相撲夏場所が始まりました。

場所が始まると、うきうきするのは私だけでしょうか、、。

これから毎日が楽しみで仕方ありません。みなさんもぜひ一度見てみて下さい。

さて、おおぐろ中でもあと2週間後に楽しみな行事を控えている学年があります。

それは、、2年生!!流山市と姉妹都市である長野県信濃町へ行き、農業体験、キャンプファイヤー、民泊、善光寺周辺の散策を行う予定です。

着々と準備を進め、キャンプファイヤーの歌やダンスも盛り上がりを見せています。

今回のGrow School(林間学園)を通して、おおぐろ中2年生がどのような成長を見せてくれるのか、こちらも楽しみで仕方ありません。

出発日と大相撲の千秋楽が被っていることは、知らなかったことにしておきましょう、、、。

       

3学年の授業の様子をお届けします!教科はなんでしょうか・・・?

 

正解は昨日実施された道徳の授業の様子でしたテーマは「世界一厄介な問題」。

教室内の問題から学校の問題、日本の問題、世界の問題、そして宇宙の問題・・・。さまざまな問題を取り上げ、どうしたら解決するのか、自分にできることは何か、真剣に考えている様子がみられました。また、グループで解決策を考えながら話し合う際には、それぞれの意見を聞き、さらに考えを深めながら活発に話し合っていました。

 

今回の授業を通して、「力を合わせて解決へ導いていけばいいと思う」「少しずつならできる」「無理だと言われても、実行してみることが大切」「SDGsを意識して未来に届けたい」といった感想が出ました。

 

道徳は、「自己を見つめ、物事を広い視野から多面的・多角的に考え、人間としての生き方についての考えを深める学習」です。物事を理解するだけでなく、これからの人生を生きていくための手がかりとして、自身の価値観と向き合いながら物事について深く考えます。

 1年生は木曜日課、2、3年生は火曜日課に道徳の授業を実施します。ご家庭でも、ぜひ道徳の授業について話題にしていただき、子どもたちと考える時間を大切にしていただけると嬉しいです。

 

1年生の家庭科 やっと全クラス スタートできました!

今日の3・4時間目のクラスで、やっと1年生の家庭科が全クラスともにスタートすることができました。

  家庭科の目標は、「自立し ともに支え合う生活へ」

これは家庭科の教科書の表表紙にしっかりとある言葉です。自立のための技術を身に付けることも大事です。さらに、家族や地域で支え合うことができる中学生を目指していくという目標になっています。

では、次に家庭科の授業の約束です。

「安全第一」

「安全」が全てに優先します。

下のサブタイトルは、小山小出身の先輩が考えてくれたものです。

 「慌てず、ふざけず、物も気持ちも投げずにしっかりと取り組もう」という約束になっています。

 

では、1年生の自立度はどうでしょうか。
自立度チェック表で、生徒は自分の自立度について考えることができました。

 続いては、プリントで小学校の家庭科の学習の復習をしました。「食」の学習では油揚げを豆製品で体をつくる栄養素であることをうっかり忘れている生徒が多く見られました。確かに油っぽいですから、間違えるのは仕方ありません。教科書の108ページを見て、1群タンパク質軍に油揚げの写真が載っていることを確認することができました。良かったです。またごみの分別では、流山は「燃やすごみ」と「燃やさないごみ」に区別していることも再確認できました。(「×ごみ」とも言います。)

次は、小学校の手縫いの技能の復習です。ピンクのフェルトの登場です。

フェルトで豚さんを作ります。黒の手縫い糸、2本取りで目を作ります。さて、玉結び、玉止めは大丈夫?

2本の糸を人差し指に回してバツ印にして、人差し指を滑らして「わっか」ができたら、それを糸の上から押していくと、玉結びができますね。これはちょっと練習したら、すぐできるようになると思います。

玉結びができたら、布の裏側から前に向かって針を出していきます。

表に糸をしっかり出したら玉止めです。ここは糸を4回、回して玉止めを大きく。

 

4重の糸を下までおろして、親指をずらし、玉止めを親指の腹で優しく抑えながら糸を引いていきます。

 

表の4重の玉止めが完成です。

針を裏面に出し、裏でもう一度2重の玉止めをして、糸をハサミで切って、ブタさんの片目が終了です。

片目ができたらもう一つも同じようにします。

ボタンは2つ穴ボタン。次回完成予定です。

更に1年生では「まつり縫い」にチャレンジします。裾上げなどに役立つ縫い方を身に付けていきます。

今日の授業の最後でした。初めはやり方のわからなかった生徒さんが、あきらめずに作業して、「できた!!わかったぞ!!」の言葉を発してクラスへ帰っていきました。生徒の頑張りに、嬉しくなりました。

「ほんと ありがとうです!」