学校の様子

学校の様子

テストを終えて、何を得るのか

今日は1・2年生のテスト返却可能日です!
すべての教科が返却されるわけではないかもしれませんが、今回の結果はいかがでしたか?

 

 

目標を達成できた人
✅ 思った以上に良い結果が出た人
✅ もう少し頑張れたかもしれないと感じた人
✅ 準備が足りなかったと反省している人

 

どの結果であっても、大切なのは振り返り、次につなげることです。


一度は聞いたことがあると思いますが、過程論結果論という考え方があります。

努力や工夫といった「過程」が大事なのか、それともテストの点数という「結果」がすべてなのか、考え方は人それぞれです。

 

確かに、テストの点数は目に見える成果であり、重要な指標の一つです。

しかし、その点数を生み出しているのは 日々の積み重ね です。

たとえ望んだ点数が取れなかったとしても、それまでの過程が無駄になることはありません。大切なのは、


「なぜこの結果になったのか?」
「次はどうすればもっと良い結果を出せるか?」


と考え、改善していくことです。

 

勉強は、やらないと怒られるから」「やらなければいけないことだから ではなく、
知ることが楽しいから」「学んだことが将来の役に立つから のような積極的な理由で取り組んでほしいと思います。

ここで大切なのは、学んだ内容が直接的に役に立つかどうかではないということです。


例えば、数学の公式や歴史の出来事そのものが将来の仕事に直結しないこともあるかもしれません。
しかし、「考えながら試行錯誤すること」「古人や偉人の考え方や行動力を知ること」「壁にぶつかったときに乗り越える経験」 これらの経験は、間違いなく将来の自分を助ける力になります。

 


ソクラテスという哲学者のとても有名な言葉があります。


【無知の知(不知の自覚)】
この言葉は、自分には知識がまだまだないことを知ることでより深く学び、成長することができるという意味です。
今回のテストでわからなかったこと、うまくいかなかったこと、自分の現状を理解して次のステップに進んでほしいと思います!

英検2次試験はいよいよ来週!

本日、英語検定2次試験対策が行われました。学校コーディネーターの横塚さんの働きかけのもと、大変ありがたいことに、5名のボランティアの方々がこの対策を引き受けてくださいました。そして、本校ALTのアンディ先生も協力してくださいました。お忙しい中、本当にありがとうございました!

会場では、1次試験に合格した生徒たちが、2次試験の面接対策に臨みました。ボランティアの方々の流暢な英語に圧倒されながらも、生徒たちは懸命に質問に答えていきます。一通り対策を終えると、面接の流れの確認から、出題傾向や答え方まで丁寧にじっくりと時間をかけて振り返りを行う様子から、対策している生徒たちを絶対に合格させたいというボランティアの方々の熱意や想いがものすごく伝わってきました。おおぐろ中の生徒のために、これほどまでに手厚く対策をしていただいき、大変感激いたしました。

ボランティアの方々の熱意や温かさに感謝いたします。ありがとうございました!

 

英検2次試験は、3/2(日)に行われます!英検を受験する生徒のみなさんが、この日対策した成果を当日発揮できることを願っています。応援しています!頑張れー、おおぐろ中生!!

けやこぶ校外学習

2月20日(木)、けやき学級、こぶし学級の生徒で、校外学習に行ってきました。

 

 今回の校外学習の目的は、

 「流山市博物館を見学し、流山市の歴史や文化に触れたり学んだりすることで自分の住む流山市の理解を深める」事です。 

 

学校を出発して東武バスに乗車し、途中下車して、流山鉄道平和台駅に向かいました。

 流山鉄道は、大正2年(1913年)に開業した鉄道です。鉄道の路線延長は6駅で5.7km、都心から一番近いローカル線と呼ばれているそうです。駅舎の券売機で切符を購入し、電車に乗車します。

流鉄の列車は赤(あかぎ号)、黄(なの花号)、黄緑(若葉号)、ピンク(さくら号)、オレンジ(流星号)の5種類があり、今回はなの花号に乗車しました。

 流山駅を下車し、駅の前で記念撮影。流山市博物館に行きました。

 流山市博物館は、流山市の歴史をピンポイントに展示されている施設です。

 流山市立博物館は、明治時代に葛飾県庁、印旛県庁が置かれた場所で、元々は駿河の国、田中藩本多家のお屋敷があった場所にあり、図書館と建物を共有しています。

 本日、常設展の展示物をご説明いただく学芸員さんにご挨拶をします。

  常設展では、学芸員さんに展示物についてお話をいただきました。

 写真の展示は三輪野山貝塚の様子です。

 縄文時代には海水面が上昇し、流山は海辺の地でした。海岸線が現在の江戸川や荒川に沿って深く入り込んでいて、その中ほどにあったのが三輪野山貝塚だそうです。当時の縄文時代の人々にとって、非常に重要な場所であることが、発掘された土器や石器、ヒスイの装飾品などからもうかがえます。

  土器の展示もご紹介いただきました。

 米作りが始まったのが紀元前300年前。弥生時代は現在よりも気温が2~3度低い時代で、狩猟・採集を中心とした暮らしだけでは生活できず、稲作も行われるようになったそうです。加村台遺跡が弥生時代を代表していて、当時の土器などが発掘されました。

 みりんの展示コーナーへ。

 流山でみりんの醸造が始まったのが1772年。お米と米麹を焼酎に入れ、糖化・熟成の工程を経て、圧搾をすればできあがります。17世紀初頭に舟により江戸と流山が直結したこと、江戸川の水に恵まれたこと、川の流域がお米の産地だったこともあり、流山ではみりん醸造が盛んになりました。流山で造られたみりんは、従来のみりんと比較して色が淡いことから白みりんと呼ばれ、発祥の地と言われています。

 流山で使われた農具の展示を見ます。

 流山市域は1950年代から宅地開発が進むまで、ほとんど田畑や山林で人々の半数以上が農業で生活していたそうです。
 展示物は当時の農具で木と金属で作られています。木だけだと丈夫でなく、金属のみだと重く扱いづらい。お互いの良い所を合わせて作られていると学芸員さんから教えていただきました。普段食べているお米を作るために、本当にたくさんの道具が使われていました。1970年代からは、ネギなど野菜作りが中心になっていったそうです。

 流山の学校の展示です。約150年前、現在の流山小学校の前身の流山学校が開校しました。電気もない時代。現在学校にはチャイムが設置されていますが、当時は振鈴(しんれい)を鳴らす方がいて、時間を伝えてくれたそうです。真ん中の写真に写っているものが、当時流山小学校で使われていたものだそうです。

 「皆さんのお家にはのある部屋はありますか?」という学芸員さんの質問に、多くの人が「あります」と答えていました。写真は江戸川台団地の部屋を再現した展示物です。当時の家にはほとんど畳の部屋があったそうです。

 「この部屋を見て、現在と昔であるものとないものは何ですか?」

 「いす!」「エアコン!」「テレビも何か違うよ?」展示物を見ながら、学級の皆には様々な発見があったようでした。

 

 

  その後は各自で展示物を見てまわりました。時間では見切れないほど多くの展示物があり、多くのことを皆で楽しんで学ぶことができました。

 学芸員さんにお礼を言い、記念撮影。その後流山市立博物館から流山市役所内の喫茶店「アモール」へ行きました。

 来年度、1年生と2年生は校外学習があります。その時の練習も兼ねて、メニューを見て、注文し、自分でお金を支払いました。皆自分で注文し、お金を支払うことができました。

 また、実際に喫茶店で働いている様子を見て、接客をしている様子を見学して学びました。学校でもお茶の出し方や注文の取り方を練習していたので、実際にお店で働いている様子を見せていただき、とても勉強になる時間を過ごすことができました。

 バスを待つ時間の間で、公園で体を動かして遊びました。皆で楽しい時間を過ごすことができました。

 今回の校外学習に向けて、事前学習を行い、当日の役割分担を決め、しおりを読み込み準備を行いました。

 当日は自分達で時間を見て行動し、声を掛け合いながら活動を行いました。校外学習が終わった後にどうだった?と聞くと、もっと準備をしておいた方が良かったと話をしてくれる生徒もいました。2年生は、昨年の校外学習の際には皆しおりを見なくても良いくらい読み込んで参加したので、思い出したことがあったようです。お互いを気遣い、共に活動を進めることができましたし、学校に帰ってきた後に仲間の良かったところを生徒に聞いてみると、お互いにたくさんの良いところがあったことを教えてくれました。スローガンで目指していた、共に楽しく学ぶことができる時間を皆で過ごすことができたと思います。「また来年行きたいね!」そんな声のあがった一日でした。

 

 校外学習で見学、利用させていただいた施設の皆様、快く校外学習に送り出してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

図書室に本は何冊あるでしょう?

正解は、なんと16000冊です!

どうですか?意外と多いですよね。

図書室に一歩足を踏み入れると、

ジャンルごとに絵本や小説、伝記、辞書、英語のマンガなどが揃えられており、

よく見ると本のPOPや、オススメコーナーの設置、ラウンジには数学の問題まで!!

本があるだけではない、普通の図書室とはちょっと違う、本校自慢の本のテーマパークです。

 

おおぐろの森中学校は開校3年目。当然ですが図書室も3年目です。

新しい図書室だから綺麗なのも当たり前・・・とはいきません。

この素晴らしい図書室を開校時から支えてくださっているのが、図書館司書の和田さんです。

日頃から和田さんが図書委員と協力し、工夫を凝らした図書室の運営を行っています。

そして昨日今日は、ボランティアさんの手をお借りして、

年に一度の蔵書点検が行われました。

蔵書点検とは・・・

「きちんとあるべきところにその本がそこにあるのかどうかを確かめる点検」です。

一冊、一冊バーコードで読み取り、確認をしていきます。

思い出してください、図書室の総冊数を。(倒置法)

さすがのスーパー司書和田さんも、一人では何日かかるかわからない果てしない作業です。

ここで、この方々の登場です。

 

そうです。地域コーディネータ―の横塚さんを筆頭に集まっていただいた、ボランティアの皆さんです!

 

少しでも学校の力になりたいと集まってくださり、そこには本校の図書委員の姿も!

各自がてきぱきと作業を進めていきます。

なんと初日で3分の2の作業を終え、今日を迎えています。

そしてあっという間に作業終了です!

 

 

あたりまえ」のようにきれいに整えられている図書室の裏には、

これだけたくさんの方々の努力があるのです。

普段私たちが目にする様々な「あたりまえ」の裏にも、

同じように見えぬ努力で支えられた「あたりまえ」があるのかもしれません。

その裏側を想像し、感謝できる人でありたいですね。

 和田さん、ボランティアのみなさん、御協力ありがとうございました。

小中連携の新たな一歩!中学3年生が小学生の外国語授業に参加しました!

本日、公立高校入試の第2日目ですが、すでに進路を決めた本校の中学3年生がおおぐろ小学校を訪問し、外国語の授業に参加しました。

本校開校以来初めての英語の小中学校の交流行事です!

 

朝おおぐろ中に集合し、最終確認する生徒たち。小学生を前に英語を話すことにやや緊張している様子。

 

 

いざ、おおぐろ小に出向いて授業に参加します!小学生に優しく迎えられ、いざ始まった授業!授業前半では、中学3年生が小学生のグループに混ざり、お互い英語で質問しながら、やり取りを行いました。

 

小学生たちは、中学生のお兄さん・お姉さんと一緒に学ぶことで、失敗を恐れずに楽しそうに授業に参加していました。中学生の英語に耳を傾け、本校の生徒も、笑顔で小学生に寄り添うように答えていました。時には小学生からの質問に、なんて答えようか迷った様子が見られましたが、ALTもサポートしながら、一生懸命英語で答えていました。

 

後半は、本校生徒がパワーポイントを使用しながら、おおぐろ中の施設や授業、行事について英語で紹介しました。

 

おおぐろ小の生徒たちは真剣に中学生の英語を聞きます。"There is no homework in this school."と聞いた小学生たちは声を出して驚いていました。中学3年生にとっては、これまで学んできた英語を実践しながら「相手に伝わるように話すにはどうすればよいか?」ということを一生懸命に考え、小学生に分かりやすく伝える経験は大変貴重なものとなりました。

 

今回の取り組みを通して、小学生は中学校への憧れを抱き、中学生は学びを伝える喜びを実感することができましたと思います。今後も、こうした交流を通して、小学生が英語に親しむ機会を増やすとともに、中学生が主体的に学び、成長できる環境をさらに充実させていきたいと考えています。

これからも、地域の学校同士が連携しながら、子どもたちの学びをより豊かにする取り組みを進めてまいります。

通過点~千葉県公立入試に臨む~

2月18日(火)、19日(水) は千葉県公立高校入試が実施されています。

今年度の入試日程は以下の通りとなっています!

 

1日目「学力検査(国・数・英)」、2日目「学力検査(理・社)+学校設定検査(面接・作文・自己表現など)」となっています。

※2月18日(火)は、県内の一部の地域で、交通機関の遅れによる影響が出たことで、試験の時間割が1時間遅れで実施されました。(https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/nyuushi/koukou/r7/r7senbatu1h.html

 

学力検査については、千葉県教育委員会HP(R6年7月17日)に出題方針が公表されています。(https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/press/2024/koukou/r7houshin.html

どの教科も「ア 学習指導要領に基づき、・・・」とあるように、中学校での学習内容が定められた学習指導要領に基づいて出題されています。例年、中学校3年間の学習内容が問われています。

 

今年は、こんな問題が出題されていました。

 ・国語(各2点) 漢字「読み」①絹、②淡い、③静寂、④謄本 「書き」①コマっている、②知恵をサズかる、③船のコウロ、④ショシ貫徹(下線部を漢字にする。)

 ・数学(各5点) 計算 ①15+(ー7)×3 ②(6a+10b)÷2+4a ③(x+y)²ー(x-y)²

夕方には、千葉日報などのホームページに問題等が公開されていました。

今日の夕方には、きっと理科、社会の問題等も公開されることと思います。

https://www.chibanippo.co.jp/news/local/1397386

 

 

入試は、卒業に向けての通過点のひとつ。

どのような人生を歩みたいか考え、中学校卒業後をどうするか一生懸命に考えてきた3年間。

高校進学を考えた生徒は、見学や体験に行き相手を知り、今日試験を受けています。

試験の中には、学力検査だけでなく、面接や作文の試験がある学校があります。

 

面接や作文、自己表現では、多くの学校で「志望理由」や「中学校生活での取り組み」、「将来や高校進学後の目標」、「自分の長所・得意なこと」などが問われています。(評価については各校が定めています。)

練習をする中で、適切な所作や礼法を考えて獲得し、進学する意義を自分なりにまとめていきました。

休み時間や放課後にも、色んな先生方に練習をお願いする生徒もいて、自身の目標に向けて努力する姿が素敵でした。

 その中で生徒たちは、試験の為だけではない、「何か」を獲得していっています。

3年生は明日から、学年全体で卒業に向けた取り組みを進めていきます。

高校入試を経験してどんなことを感じ、学びをしたか振り返る時間を大切にしたいと思います。

  

 

 

 

千葉県公立高校入試以外にも、私立高校や高等専門学校、通信制高校、他県の公立高校を受験する生徒など様々です。

卒業後の進路が決まっている生徒は、すこし先に、卒業に向けての取り組みを始めています。

 

 

実は今日、3年生の数名がおおぐろ小に行って、外国語での交流会を実施しています。

その様子は、後ほどお知らせします!

 

未来を創る子どもたち!

先日、工藤勇一先生の講演会がみらいのたね応援団主催のもと、おおぐろの森中学校で開催されました。子どもたちの主体性や当事者意識を育むことの大切さやその手法をお話しいただきました。熊谷知事、井崎市長も駆けつけていただきました。工藤先生ありがとうございました。

3年生家庭科で浴衣を着ました!2年生の家庭科は、抹茶体験です。

家庭科では、3年生最後の時間に浴衣を着付ける授業を行いました。

修学旅行で、京都を浴衣で闊歩したことを思い出しながら、男子は角帯を神田結びに挑戦です。

女子は文庫結び。出来合の帯ではなく、半幅帯でしっかりと「蝶の形」に結ぶことができました。

 

2年生は、日本の食文化の一例として、薄茶を点てる体験を行っています。

お抹茶は、宇治芳翠園の白寿。お菓子はお近くの練り切りを用意しました。

抹茶碗や茶筅を洗い、大棗(なつめ)から茶杓で大盛り2杯の抹茶を取りました。鉄瓶はないので、やかんに柄杓ではありますが、沸騰させたお湯を柄杓で1杯、茶碗に注ぎ、華麗な手さばきで、抹茶を点(た)てることができました。

お菓子を先に食べて、お口の中を「もう、甘くて仕方ない」状態にして抹茶をいただく。

苦いと思っていた抹茶が、全然苦くないことにびっくりしていた中学2年生です。

黒文字という、お菓子を切って刺す道具も使いました。お茶会のまねごとではありますが、日本文化の一つに触れる学習です。今週も2年1組・2組で実施予定です。楽しんでもらえると、嬉しいです。

「楽学両道」 楽しみながら学ぼう!

(全ての答えは問題4の一番最後に記載します⇩⇩)

 

問題1 流山に人が住み始めたのは今から何万年前でしょうか?

➀1万年前 ➁2万年前 ➂3万年前

➡今の初石の近く、若葉台遺跡の地層から、当時の人が使った石器が見つかったそうです。

 

問題2 流山でみりんがさかんにつくられる理由として、正しいものは、次のどれでしょうか?

➀原料の米と水を手に入れやすかった ➁江戸川から船で出荷できる ➂たくさんの人が住む江戸が近い

➡みりんは「甘い酒」として、好んで飲まれ、流山の「白みりん」は江戸でも大人気でした。

 

問題3 流山市に、以前千葉県の県庁があった。〇か×かどちらでしょうか?

➡明治時代の初め、流山の村々は、葛飾県の一部でした。続いて葛飾県をもとにして、印旛県が誕生します。その後明治6年に千葉県になりました。

 

問題4 写真の道具は「火ばち」といいます。生活のどの場面で使われていたでしょうか?

➀簡単な調理 ➁暖房 ➂湯沸かし

 ➡木製で、中に炭をいれて使用します。

 

答え 問題1 ➂3万年前 問題2 ➀➁➂全て正しい 

   問題3 〇 問題4 ➀➁➂全て正しい

 

 問題5 問題1から問題4までの内容を知ることができる流山市内の施設はどこでしょうか?

➡正解は、流山市立博物館です!

 

 クイズはいかがだったでしょうか?私は知らないことがあり、改めてたくさん発見がありました。流山市立博物館では流山市に関する資料が多く展示されています。

 流山市に関する内容については、常設展で展示がされています。

 また、特設展ではちょっと昔にタイム・トリップし、「昔の道具」展が3月16日(日)まで開催されています。入館料は無料です。皆が楽しめる内容の展示を見に、ぜひ訪れてみてください。

  

  2月20日(木)にけやき・こぶし学級の校外学習が予定されています。

スローガンは「楽学両道」 楽しみながら学ぼう! です。流山について調べ学習を行い、皆で学んでいます。

 昨年度は流山駅周辺を散策し、市内の貴重な文化について触れました。

 今年度は博物館を見学し、別の角度から流山について学んでいきます。

  

 当日の様子は後日ホームページに掲載予定ですので、ぜひご覧ください。

これからに求められる力

 みなさんは社会科の学習は好きですか?この質問をすると「地理は好きだけど歴史は...」。逆に「歴史は物語みたいだけど、国の名前を覚える地理は...」などの声をよく耳にします。また、「歴史を学んでも特に役に立たない」といった言葉を聞くことがあります。たしかに、日常生活の中で歴史に触れる機会はあまりないと思います。また、覚えている単語もゆくゆくは忘れていくでしょう。

 では、なぜ社会科を学習するのでしょうか?私は「社会科的な考える力を養うため」と考えております。本日は、1学年の社会科で取り組んだ、考える力を養う授業について紹介させていただきます。

 

 Q.なぜモンゴル帝国はインドを攻めなかったのでしょうか?

 13世紀のモンゴル帝国は、遊牧民という強みを生かし、多くの地域を攻め、領地を拡大していきました。しかし、インドは侵略することができませんでした。その理由について考える問題です。

 

       (”新しい社会 歴史”.東京書籍株式会社より引用)

 「歴史的な視点」からの考察です。元のフビライ=ハンは、マルコ=ポーロの「東方見聞録」から黄金の国ジパングの存在を知り、手つかずの資源を求めて日本に攻めました。そのため、インドまで手が回らなかったことが考えられます。

 しかし、これはインドに「攻めなかった理由」であり、「攻められなかった理由」ではありません。「地理的な視点」を活用することで、「攻められなかった理由」に気づくことができます。「地理的な視点」を踏まえると、モンゴル帝国とインドの間にはヒマラヤ山脈が存在します。遊牧民としていくら馬の扱いに長けていたとしても、8,000メートルを超える山を越えるのは難しかったのです。

 

 この問いに対し、生徒は、今まで学んだことを踏まえながら、クラスメイトと相談し、問題の解決に励んでいました。

 生徒は、「なんで?」と言いながら、頭を突き合わせ、話し合いをしていました。「なぜ?」という疑問が解決した時、「わかった」という声がたくさん聞こえ、「できなかったことができる」学習の楽しさを感じられたと思います。クラスメイトと協力することで多くの生徒が答えにたどり着くことができました。

 様々な視点から考察することで、難しい問題でも答えを導くことができます。これから先の将来、困難に直面した時、今学んでいることが解決する手段になるかもしれません。これからに生かすため、学習に励んでいってほしいと思います。

1年生浅草校外学習第2段

 一昨日に続き、7日(金)に実施された1年生浅草校外学習についてお伝えします。

 浅草に着いてまずびっくりしたのが海外旅行客の多さです。インバウンドの本格的な再開に向け、旅行業者が数々の外国人向けモデルツアーを企画したということもあるでしょうが、まるで海外にいるかのようでした。

 校外学習のしおりには、4組の富樫さんが「なぜ、外国人が集まる観光地なのか」と題して、その理由を書いていますが、まさにその通りだと感じました。海外の方々の観光する様子を見ていたら、ただ有名な観光地だからというだけではなく、まさに日本文化を感じる場所として訪れているのだということがよくわかりました。

 

 そんな中、生徒たちは浅草寺周辺、東京スカイツリー周辺を巡り、校外学習のテーマでもある「震災」に関する学習を行いました。

 関東大震災の際、公園緑地や広場が焼け止まりとして機能したことを受け設置された震災復興公園のひとつである「隅田公園」や火災の延焼を食い止めたと言われている「浅草寺のイチョウの木」、そして着工から完成までまさに命がけの大プロジェクトであった「東京スカイツリー」など、これまでの震災の歴史やこれからの震災対策などについて多くのことを学んできました。

 校外学習しおりの中で、浅草寺のイチョウの木に関しては6組の川崎さんが、東京スカイツリーに関しては1組の平野さんが調べて紹介しています。

 

【校外学習を終えての生徒の感想】

5組千原さん

 スカイツリーで説明まで読むことはできなかったけど、支柱が何本も支え合った展望台から見たあの景色は、建設に携わった方々が支柱みたいに支え合ったからあるんだろうなあと思いました。

5組古谷さん

 目に見えてわかるものではないけど、知っているか知らないかで見え方の違うことに驚いた。過去の出来事や人々の思いを知って、見て、「今」と重ねたときに、改めてわかる過去とのつながりや、テーマである「人の心の痛み」を知ることができるんだなあと思った。

3組野口さん

 東京スカイツリーの中にある心柱を見て、これがすべてを支えていると思うと、とても大切な建築部分だと感じました。プロジェクトXを見たとき、地震が起きてもあきらめない心を持って建築している姿にあこがれを持ちました。浅草寺では、1本のイチョウの木を見て、これが震災に耐えたと思うと、心の深くまで人の心の痛みを間近で感じることができたように思います。

2組竹内さん

 東京スカイツリーの展望台にのぼって実際にその高さを感じ、建設途中で心柱もない中、地震を受けたということを知って、建設に携わった方々が死を覚悟したというのもわかる気がしました。そんな中、スカイツリーを完成させた方々は、とても勇敢で強いと思いました。自分も何かやることを決めたときに、しっかりと努力して最後までやり切れるようになりたいです。

6組飯野さん

 プロジェクトXの映像の中で見ていたスカイツリーの内部を肉眼で見ることで、建設に携わった人々の情熱を肌で感じることができた。また、多くの人が苦労を重ねて建設したことを知ると、人が努力したときの力の大きさも感じることができた。浅草も関東大震災や東日本大震災で崩れかけたことがあり、そこから立ち上がり復興してきたのだと考えると、自分が今いる場所をつくりあげることがどれだけ困難だったか身にしみて感じることができた。一見、何の変哲もない設備にも天災から人々を守ろうとする願いや努力が見つかり、先人からの思いを引き継いだ意思の固さを知ることができました。

4組後藤さん

東京スカイツリーや浅草寺、五重塔などを実際に見てまわってその構造を知ることができた。浅草寺が避難場所となった広場、かんぬきの作用を持つスカイツリーや五重塔の心柱などを見て、 地震や火災の被害が大きくならなかったのはその構造などが関係していることが分かった。そして、そこにはたくさんの費用や時間がかかっていて、命がけで作ったたくさんの人々の思いがあります。校外学習に行く前に見た動画をもとに見ると何も知らないで見るよりも、より細かく注目してみることができました。

1学年校外学習 第一弾 一蓮托生~自律・責任・感動~ 

2月7日(金)、おおぐろの森中学校1学年は校外学習で、浅草・スカイツリーへ出発しました。

 今回は「震災」をテーマに班のメンバーと一蓮托生しながら、様々なミッションをクリアすることで、「震災」について深く知ること、そして「人の心の痛みを知ること」という課題を解決していきました。

 

また、班のメンバーと計画した「班別行動計画」をもとに「食」や「建築物」など日本の伝統的な文化にも触れることで、日本の良さを実感するだけではなく、社会の一員として求められる力や視点、考え方ついて学ぶことができました。

今回は生徒たちが、見たこと・知ったこと・感じたこと・新たに発見したことを紹介していきたいと思います。

 

ミッション~スカイツリー編~

①スカイツリーの最高到達点(天望回廊)に行き、写真を撮ろう!!

 

②スカイツリーから浅草寺の五重塔の写真を撮ろう!!

 

③スカイツリー1階に行き、634メートルものタワーを支える鉄骨や構造を見て、写真を撮ろう!!

ミッション~隅田公園編~

①震災復興公園である隅田公園に行き、もともと何があったか調べよう!!

 ミッション~浅草寺編~

①神木のイチョウの木を植えた人は誰でしょう?

 ②雷門の大提灯の下に彫られている動物は何でしょう?

 

③旧五重塔の跡地を探し、写真を撮ろう!!

班のメンバーと、自分達で考え、責任ある行動が求められる校外学習を通して、歴史やその場で何があったか、そしてこれからは何が求められるのか学ぶことのできる一日となりました。今いる仲間や、周囲の人たちの想いや考えを「そうぞう」し、「自律」に向けてさらに成長していきましょう。

班や生徒それぞれの学び、エピソードがあるはずです。ご家庭でもぜひ話題にしてみてください!!

学年末に向けて、今できることを

昨日で3年生の千葉県公立高校出願が終わり、いよいよ受験も大詰めとなってまいりました。

あと少し、頑張ってください!!
そんななか、1・2年生も実力テストを終え、ほっとひと息…といいたいところですが、そうもいきません。

早くも学年末テストまで残り2週間を切ってしまいました…

日々主体的に学習に取り組む生徒たちですが、この時期は特に真剣に勉強に励む姿が見られます。

この1年の学びの集大成となるテストに向け、強い意気込みを感じます。


「3学期は本当にやることがたくさんあって忙しい。でも、できる限りのことをやって、全部なんとかしてみせる!」
そう語る生徒もおり、努力を積み重ねる中で人間力や忍耐力が育まれています。また、休み時間や放課後に質問に来る生徒も増え、学びに対する主体的な姿勢がより一層強まっています。


教員一同、全力でサポートしますので、いつでも気軽に質問に来てください!!
この1年間で、生徒たちは考える力を大きく伸ばしてきました。これからは計画性

継続力 をより意識して、考える」を習慣化し学びを深めていくことが求められます。

アリストテレスは、次のような言葉を残しています。
人格は繰り返す行動の総計である。それゆえに優秀さは単発的な行動にあらず、習慣である。

 

この言葉が示すように、単発的な努力で物事を乗り越える力も必要ですが、習慣的に努力を積み重ねることで自身の実力として定着していきます。

学習だけでなく、何事にも計画をしっかり行い、それを継続して実行することが大切です。計画を立てることで目標が明確になり、日々の目標が深まります。

今の行動が未来の自分を形作ると意識し、小さな努力を習慣にしていきましょう。その一つに学習があります!!

 

そして3年生が卒業するまでの時間は残りわずか。先輩たちは勉強だけでなく、学校生活の過ごし方や時間の使い方、メリハリのつけ方など、多くのことを経験してきました。

1・2年生にはその姿を見て学び、少しでも多くのことを吸収してほしいと思います。

「3年生が卒業までに身に付けた力はなにか?」
「どうすれば効率よく学び、成果を出せるのか?」

そんな視点を持つことで、自分たちのこれからの過ごし方を考えるヒントが見つかるはずです。


また、学習面だけでなく、掃除や時間の使い方、学校生活全体での姿勢も大切です。掃除に真剣に取り組むこと、時間を意識して行動することは、そのまま学びの姿勢にもつながります。

日々の生活の中で、何気なく行っている行動の一つ一つが、やがて習慣となり、自分自身をつくります。だからこそ、今の自分の行動を見つめ直し、より良い習慣を身につけることを意識してみてください。


学年末テストまでの時間は限られています。

計画的に学習し、継続する力を養いながら、最高の成果を出せるように頑張りましょう!!!

無事に到着し、解散しました Part6

楽しい時間はアッという間に終わってしまいます。

スカイツリーが混んでいて、思ったとおりいかない部分がありましたが、みんなで考えた班別ルートは、無事全班がクリアすることができました。みんな満足気に帰ってきた顔が印象的です。

今日は、たくさんのお土産話ができそうですね。土日はしっかりと休養し、また月曜日からがんばりましょうにっこり

ランチタイム! Part4

今日の浅草組の昼食が送られてきました。

浅草ならではのものを自分たちで調べ、昼食を決めました。

最後のとんかつにはこんなエピソードが・・・

予約電話したときに、本当は予約ができないお店だったんです。。。 校外学習だと伝えると、電話に出てくださった方の息子さんも高校生だったらしく…なんと 特別に予約させてくれました。

その他のお店でも、校外学習だからと、サービスしてもらった班もあったようです。

温かい町「浅草」に感謝です!

予約の電話をしたときから班員のみなさんは、とても感動してしまいました。 ありがとうございました。

 

 

昼食を食べ元気に班別行動へ再び出発しました。

浅草駅に到着 Part2

浅草駅に到着しました。

風は冷たいですが、雲一つない青空の下、班別行動をスタートしています。

スカイツリーがとてもきれいに見えています。

 

浅草六区通りや仲見世通りをとおながら、浅草寺へ向かいます。

美味しいものを探しながら、各班歩き始めました。

1年生 校外学習へ出発!! Part1

この冬一番の寒波が到来していますが、1年生は元気に浅草・スカイツリーに向け出発しました。

それぞれが自分で考え、寒さに負けない身支度をし、流山おおたかの森駅に集合しました。

自分たちで一生懸命考えた班別ルートに従って行動します。

お小遣いについても、「校外学習費用申請書」を作成し、自分で保護者にプレゼンし、勝ち取ってきた王冠金額で1日楽しんできます。

校外学習のスローガン

「一蓮托生 ~自律・責任・感動~」

目標を達成できるよう充実した1日してきます!

校外学習に寄せて(校長先生より)

 

 

英語ができること = ○○ 

 Have you ever heard of “soy meat”? It is meat made from soybeans. The “meat” ( 1 ) and you can buy it in Japan, too.
(1)本文中の( 1 )に入る最も適切なもの次の中から1つ選びなさい。
ア was animal meat eaten in America in the 20th century
イ that you cannot buy in Europe is fish
ウ is now becoming popular in Europe and the U.S.

 

正答は ウ です。 いかがでしたでしょうか?!

 

いきなり英語の問題で失礼しました。
今日の記事は中学3年生の「英語」について。とは言え、多くの人に最後まで読んでもらえるとありがたいです。
1・2年生ならば、少し先の未来をイメージできるかもしれませんひらめき

3年生の英語の授業では、1授業に1題、過去に出題された長文問題を扱っています。
今年度、初めて扱ったテーマは、「大豆肉 ”soy meat”」について。その文頭箇所が上記の英文でした。

 

略~ A lot of people have watched the video of the turtle on the Internet. Now people understand better about this problem. ( 1 ) Since 2000, the production of plastic has increased all over the world, but ( 2 ). 
(1)本文中の( 1 )に入る最も適切なものをア~ウから1つ選べ。
ア The world’s seas are full of plastic
イ Turtles have disappeared from the cities
ウ Every country is trying to take plastic out of the sea.
(2)本文中の( 2 )に入る最も適切なものをア~ウから1つ選べ。
ア we reuse all of our plastic waste
イ we recycle only about 20% of it
ウ we have decided to give up our easy life

2回目のテーマはこちらでした。「海のプラスチックごみ」についてです。
正答は ア と イ です。 いかがでしたでしょうか?!

 

毎授業の中で、短くて400語、多い日には800語近くの英文を読み、問題に答えています鉛筆

①According to that news, humans will be able to *hibernate(冬眠する) in the near future. It said that some researchers have been studying how to apply artificial hibernation to humans. It also said that by doing more research on hibernation, we may be able to use it in space or in the medical field.

②Plants and animals have important parts in the ecosystem. Even small insects have their own roles. Do you know that over 60% of all the known species on the earth are insects? That’s true.

③Innovation sometimes comes from simple, easy answers and improves our lives. The 2D code was invented by a Japanese man.

④Sometimes, “nudging(ナッジ理論)” is to make a small difference in the situation, but it can sometimes have a great influence on people’s actions.

①~④の全てを真剣に読まれた方、大変お疲れ様でしたお辞儀

 

これら全ては、授業で扱ったテーマの冒頭部分です。funではないかもしれませんが、interesting、あるいはsurprisingな内容ではないですか?

 

「受験英語は役に立たない」そんな極端な意見もあります。考えは様々ですが、そんなことないのにな、と感じます。
①~④の内容は、日本語で読んでも「へぇ~」となるはずです。それを英語で読めることが役に立たないことはありません。時事問題や理論、異文化理解など、幅広い知識を英語で身に付ける、一生懸命な姿が見られます了解

 

記事のタイトル「英語ができること = ○○ 」ですが、「音楽ができること」に近いかなと思います。

英語を読める は 楽譜・コードを読める
英語を聞ける は 音階や楽器を聞き分けられること
英語を書ける は 曲作りができること・コード進行を書く
英語を話せる は 楽器を弾ける

 

私は音楽に疎いですが、「英語ができる」とはこういうことなのかと。
中学校で学ぶ英語だけでは、「立派な音楽家・ミュージシャン」とは言えないかもしれません。
しかし、少しでも「楽譜・コードを読める」ってすごいですよね。完璧でなくとも「音を聞き分ける」もすごいですよね。
例えば、TVやイヤホンからベーシストが出す音に気付くのに、少年時代の私はだいぶと時間がかかりました。その音を知らなかったからです。ドラムのハイハット、ギターのカッティング等、聞こえる音がわかることは、英語を聞きとれる感覚にそっくりでした。

 

4技能全てができずとも、ネイティブレベルの英語力がなくても、英語はきっと、人生を少しずつ豊かにするはずです。
先日放送された、「御上先生 第3話」で帰国子女・倉吉さん役をした影山優佳さんの英語、3年生はきっと聞き取れたはずほくそ笑む・ニヤリ(opportunityをありがとうと言ってましたよね)

みなさんには、これからも英語学習を「頑張る」だけでなく、「楽し」んでほしいですね。

 

最後に、最近の授業で3年生が学んだ「セレンディピティ」についての文の一部を紹介します。お手数ですが、意味はご自身で調べてみてください。
Making great discoveries by accident is called serendipity. (中略) Look at the world around you in many new and different ways, and you may be able to make serendipity happen.

みなさんにも素敵なセレンディピティが訪れると幸いです花丸