2023年1月の記事一覧
北海道砂川市のみなさまがお越しくださいました
10年に1度の大寒波と言われたこの日、北海道砂川市教育委員会のみなさまが本校に視察にいらっしゃいました。北海道の寒さとは比較にならないかもしれませんが、今日の校舎内は、教室こそ暖かでしたが、廊下などの空気の冷たさには震える一日でした。
流山市は6年連続人口増加率が全国1番の地域です。また、年間約700人の児童・生徒が増加しています。しかし北海道砂川市は人口が減少しており、令和8年度には現在ある市内5つの小学校と2つの中学校を統合し、「義務教育学校」(初等教育6年+前期中等教育3年を一貫して行う)を新設するとのことです。その建築の参考にするため木材利用型の設計事例である本校にいらっしゃいました。初めに校長室で生徒が制作した本校のプロモーションビデオをご覧いただきました。その後校舎の視察に入り、素材、設備、デザイン、教室配置について大変熱心にご覧いただきました。私たちの学校が全国の多くの学校建築のお役に立てると思うと喜ばしく、また誇らしくもあります。北海道砂川市のおよそ3年後の新たな学校の完成が楽しみです。
箏の響き~伝統音楽のよさを味わうきっかけに~
本校には新しい箏が10面あります。10面も揃っている学校はなかなかありません。このありがたい環境を学びに取り入れようと、音楽の授業では、昨年12月~今年1月にかけて、1年生から3年生まで箏の演奏を行っています。小学校6年生の時に演奏経験のある人もいますが、今回は基礎的技能の習得も目指して練習に挑みました。
多くのクラスがかなり硬い絃に琴柱を立て、平調子に調弦するところから始めました。ピアノで弾く平調子をタブレットで録音し、グループごとに一音一音耳をそばだてて音程を合わせていきました。音が合うたびに喜びの声が上がったり、黙々と進めるグループがあったりと、協働しながら学びを進める姿がみられました。
演奏曲は「さくらさくら」。生田流の演奏方法をDVDで情報を得ながら熱心に練習に励んでいました。ご家族やご親戚が箏の演奏ができるという生徒も多く、運指の工夫をしながら演奏する人もいました。
この経験を経て、「箏曲 六段の調」の鑑賞につなげていきます。箏の演奏体験が、我が国や郷土の伝統音楽のよさを味わい、愛着を持ってくれることを願っています。
令和5年度 新入生保護者説明会
先日、令和5年度に入学してくる、新入生の保護者説明会が行われました。
はじめに5時間目の授業風景を各自で回りながら参観していただきました。
本校の授業風景や最新の設備はいかがでしたか?
生徒の目の輝きをぜひ見てほしかったなと思います。
来年度入学してくる生徒も「ワクワク・キラキラ」の目で授業を受けてもらえるように
私たち職員も日々邁進いたします。
その後は体育館にて説明会をお行いました。
「ホテル・おおぐろの森中学校へようこそ。」
「日本最古の木造建築は法隆寺。日本最大級の木造校舎はおおぐろの森中学校。」
そして、この中学校を象徴する木造ならでは取り組みなども話させていただきました。
心の落ち着く香り、しかしまた来たくなるような心躍るような最新設備
この学校で3年間授業を受けることができる生徒たちは本当に羨ましいです!
続いて、生徒指導の先生が・・・ではなく
生徒会の生徒たちがこの学校の魅力や
本校に1年間通学して感じたことや、体験したことを話しました。
始まる前はかなり緊張している様子でしたが
いざ前に立つと・・・生徒会選挙で見せてくれた表情になっていました。
「自律」を掲げている本校にとって、本当に頼もしい生徒会の生徒たちでした。
中でも生徒会長の話や姿勢は教員も鳥肌が立ちました。
本校が誇る自慢の生徒会長です。
行事の時や生徒総会の時など毎回「すごいな」「さすがだな」と思わされます。
是非、参加できなかった皆様にも生徒たちの話を聞いてほしい・・・
そうだ!配信しよう!
ということで、今回の説明会はYouTubeで配信しております。
もし、参加できていなかったり、もう一度話を聞いてみたいという方は配信をご覧ください。
今回参加してくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。
来年、共にさらによりよい学校にするために力を貸していただければと思います。
また、来年入学してくる生徒たちを心よりお待ちしております。
百人一首
総合文化部の活動をご紹介します。
普段は、<文化コース>と<美術コース>に分かれて活動しています。
今回は<総合コース>の活動をのぞいてみましょう!
文化コースでは、習字、手芸、調理実習等、様々活動しています。
こちらは習字の作品です。
さて、今日はみんな大好き、百人一首です!!
用意はいいかな?
読みますよ♪
どのテーブルも白熱しています!
「おっ!好きな歌だぞ!!」
よっしゃー!
好きな歌は「絶対取りたい!」と盛り上がります。見ていて楽しい場面です。
習字や百人一首は日本の文化でもあります。
日頃から触れることができる文化コース、羨ましいです。
将来、文化を継承していってほしい・・・
そして世界に羽ばたく人になってほしいな・・・
と思う、今日この頃です。
市長表彰が行われました!
本日、流山市文化会館にて、令和4年度市長表彰が行われました!
今年度本校から受賞したのは、
2年生志水さん(女子軟式野球秋季関東大会 第3位)
2年生二ノ宮さん(第53回日本少年野球春季全国大会千葉県支部予選 優勝)
1年生金森さん(七夕そろばんワールド2022ONLINE フラッシュ暗算競技中学生の部 第3位)
1年生橋本さん(USA All Star Nationals 2022 全国選手権大会 Dance部門 第3位)
以上の4名です。
校内にとどまらず、校外でもすばらしい活躍をしている仲間がいます。
これからの活躍も期待しています。おめでとうございます!!
力を合わせて 未来の大発明がここに生まれる!?
本日は2年生 技術科の授業の風景をお届けします。
技術科の授業は家庭科と交互に隔週で、2時間続きの授業となっています。
2年生では2学期から「ラジオ制作」をしていたのですが3学期に入りようやく完成しました!
このラジオは・電池・光・手動の3つの方法で発電することができ
それぞれの発電の効率などをテストしてどの発電がいいのかなと班別で協議していました。
今回はそのような過程を経て、各自で既存の発電方法について調べ、班内で発表しました。
この時は、「太陽光発電」や「火力発電」などよく耳にするような方法から
「音力発電」という珍しい発電方法まで調べてきている生徒がいて
質疑応答の時間では「どのような原理で発電できるの?」「コストはどのくらいかな?」
「日本でもできるのかな?」など疑問に思ったことについてより深い話をしていました。
そして、2時間目のテーマは
「1時間目に発表し合った発電方法を踏まえて、サステイナブルな発電方法を班で考えよう!」でした。
はじめに簡単な説明のみをして後は生徒に任せたのですが・・・
生徒たちだけでどんどん話が進んでいき、素晴らしいアイデアがいくつも生まれていました。
水力発電が最も発電効率がいいと気づいた班による新たな発想や
テーマパークのジェットコースターや来場者の多さによる振動、声を利用できないか考えた班もあり
生徒たちの想像力の柔軟さを改めて痛感しました。
次の技術の時間で各班が発表をします。
今日見ていた内容だけでも素晴らしいものであったのに、どこまで考えを深めて
素晴らしいものになるのか・・・早く発表が見てみたい!
今回のように、1人一台端末を利用して各自で調べ上げ、発表し合い
グループで深めたアイデアをTeamsの共同制作を用いて形にしていきます。
ICTを活用した、生徒の主体的な学習に今後も力を入れ
この学習がスムーズに行われるように、職員一同で学びを支えていきたいと思います。
あれから28年
28年前の今日、阪神淡路大震災がありました。そして「防災とボランティアの日」になっています。
おおぐろの森中学校では1年陽川さんと小川さんがどんな震災だったか、昼の放送で話しをしました。
平成7年(1995年)1月17日(火)午前5時46分、淡路島北部を震源地とする地震が発生しました。広い範囲で揺れを観測し、国内で史上初めてとなる「震度7」を観測しました。死者、行方不明者は6400人を超え、全半壊など被害を受けた住宅は約63万棟にのぼります。
また、住宅が密集する地区では火災も起きました。地震によって水道管が被害を受けたことから放水用の水の確保が困難となり、火事が拡大しました。交通網は断絶され、ガスや電気、電話といったライフラインも被害を受けました。全国からボランティアが駆けつけ、1年間で延べ約137万人のボランティアが活動に参加しました。食料や物資の配給をはじめ、避難所での炊き出しなどの活動に当たり、地震の起きた平成7年は災害ボランティアの重要性が広く認識され「ボランティア元年」と言われています。
地震はいつどこで起こるかわかりません。家では家具を固定、食料の確保、家族との連絡手段について考えるなど防災について考えてみましょう。
「人の心の痛みや防災」について考えてほしいと思います。
合同デッサン会
総合文化部の活動をご紹介します。
普段は、<文化コース>と<美術コース>に分かれて活動しています。
今回は<美術コース>の活動をのぞいてみましょう!
月に2回ほど、土曜日に流山市内の美術部が集まり、『合同デッサン会』が開催されて
います。駅から近い北部中学校が会場校となっています。
本校の参加生徒は、おおたかの森駅から電車で移動しています。
この日のモチーフはヴィーナスの石膏像です。
本校の生徒が「これを描きたいです!」と熱望しました。石膏像は難しいのですが・・・
「おー!!おおぐろ中!素晴らしい意気込みだね!!」北部中の先生も感心しています。
イーゼルを組み立てて各自、場所を確保します。
下から見上げると迫力が増すんだよ。
右から?左から?正面から?
どこから描くか、目線や高さの設定、鉛筆の濃さ、デッサンは最初から頭を使います。
1時間が過ぎたころ、一人ずつ丁寧にアドバイスをいただきます。
ご指導いただいた箇所を修正しながら後半戦突入です。
本日はここまで。1年生がみるみる上達しています。
デッサンは理論があって、見たままを紙に描きとる。
空間を認識し、頭も使い、手も腕も使い、集中を切らすことができない・・・
頭から指先までフル回転の分野です。
みんな、本当によく頑張っています。
今日も、おおぐろ中の生徒、たくさんほめていただきました。
この合同デッサン会では、他校の中学生と交流できる上、色々な先生方から
ご指導いただけます。
本校の生徒が上達していく姿を見ていられて先生はとっても嬉しいです。
来年度の新入生に教えてあげられるように・・・これからも頑張ろうね。
千葉県中学生強化卓球大会 結果報告
1月14日(土)に千葉県中学生強化卓球大会(学年別)が、八千代市市民体育館で開催されました。
各支部の新人戦上位選手が集まり、熱い戦いが行われました。
<2年女子シングルス>
森本さん 1回戦,2回戦 突破!!
3回戦 惜敗。
中根さん 1回戦 惜敗。
<2年生男子シングルス>
齋藤さん 1回戦突破!!
2回戦 惜敗。
<1年生女子シングルス>
石塚さん 1回戦 突破!!
2回戦 惜敗。
竹澤さん 1回戦 惜敗。
萩原さん 1回戦 惜敗。
<1年生男子シングルス>
長妻さん 1回戦 突破!!
2回戦 惜敗。
2年生は2回目、1年生は初めての県大会となり、たくさんの経験を積み重ねることができました。
「学ぶ」ことは「真似る」ことから始まる。
部活動にもICT機器を活用し、県上位の選手を見て、まねることで学んでいきましょう。
令和4年度 3学期始業式
2023年が始まり、本日で10日が経過しました。
ようやくおおぐろの森中学校に生徒の声が響きました。
本日まで、部活動で姿や声は聞いていましたが、全校生徒が登校するとやはり違います。
始業式で校歌斉唱がありましたが、生徒の声が響いてる学校が一番いい!
「始まったな!」という実感が湧いてきました。
今回も感染対策として、オンライン配信で行いました。この光景も慣れてきましたか?
今回の校長先生からのお話ではこのような言葉がありました。
「何も咲かない寒い日は 下へ下へ根を伸ばせ やがて大きな花が咲く」
今は結果が出なくても、努力すれば夢や目標を達成できる。
枯れてしまっても、根がぶれなければ必ずまた立ち上がることができる。
この話を聞いて、皆さんはどのようなことを考えましたか?
季節も冬であり、次の学年まで残り3か月というときに
このお話は心に刺さるものがあるのではないでしょうか?
毎年、新年を迎えて新しいことに挑戦しよう、今年はこうしようと思っていても
自分には向いていない、どうせできないと諦めてはいませんか?
今年は!今年こそは!チャレンジしましょう!
1人で無理でも、仲間と協力してチャレンジしましょう!
挑戦して、努力して、根を深く・広く伸ばすことで
成長できるところは技術力だけではありません。心や人間力も必ず成長します。
今年の4月でおおぐろの森中学校は2年目を迎えます。
昨年はずっとチャレンジの年でしたが、今年も新たなことに生徒たちと共に挑戦して
より飛躍する年にしたいと思います!
3学期は60日もありませんが、全力で駆け抜けましょう!