八木崎小学校 校長室より

校長室より

彩の国教育の日

 埼玉県では、教育に対する関心と理解を一層深める機会として、毎年11月1日を「彩の国教育の日」、11月1日から7日までを「彩の国教育週間」としている。教育の日を含む教育週間には、家庭、学校、地域社会の連携のもとに、教育に関する様々な取組を推進することになっている。
 実際には、この1週間だけでなく、11月の1か月を教育月間として、春日部市内の小中学校が工夫を凝らして様々な行事に取り組んでいる。本校でも11日(土)には、土曜公開授業を実施、午後には八木崎小フェスタ(バザー)を開催。また、7日(木)には、中央公民館でスーパー元気さわやか集会を行う。本校からも代表児童が参加。隔週月曜日の『放課後子ども教室』も開催される。漢検に向けた勉強会や自主勉強会を行う。今月下旬に予定されている個別面談も学校と家庭との連携強化に欠かせない大切なものと位置づけている。

 ※彩の国教育の日についてチラシ↓
http://www.pref.saitama.lg.jp/f2215/kyouikunohi/documents/h29-omote-ura.pdf

文部科学省調査結果から

 文部科学省が実施した昨年度の調査結果が、新聞紙上に次々と発表されている。この時期は、いじめ認知件数や不登校の人数についての記事が多い。
 毎年のよう「過去最高」や「過去最多」の見出しが躍り、教育関係者としてむなしくなる記事の1つである。いじめの定義が変わったとはいえ、いじめが起きているのは事実。自殺で若い命が失われているのも事実である。今回の記事には、「教職員が要因となって不登校になった」という話題が目につく。教師の言葉や行動が子どもに大きな影響を与える。私は、それだからこそ、この道を選んだ。しかし、教師の中には、悪い影響を与えている者もいるようで残念だ。
 『地域の宝である子どもたちの健やかな成長のために自分の力を使おう!」と、改めて誓う。

トリアージ訓練

 本校を会場に「平成29年度 地区別防災訓練」が実施された。あいにくの雨で、外での様々な体験はカットされ、体育館で行われた地域の医師や看護師さんたちによる「トリアージ訓練」の見学が中心となった。
 「トリアージ訓練」とは、大きな災害が発生したときに、負傷者に対して医療従事者の数が不足している状況の中で、最善の救命効果を得るために、多数の負傷者を重症度と緊急性によって分別 し、治療の優先度を決定する訓練のことだ。
 地域住民の代表者や看護学校の学生さんたちが、リアルなメイクを施し負傷者役をやってくれた。地域の医師、看護師等の皆さんの緊張感のあるキビキビした動きに、参加された地域の皆さんも真剣な表情で見学されていたのが印象的だった。
 めったに見ることができない訓練風景に立ち会えて良かったと思う。

今日から読書週間

 終戦まもない1947年、まだ戦火の傷痕が至るところに残っているなかで「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という決意のもと、出版社・取次会社・書店と公共図書館、そして新聞・放送のマスコミ機関も加わって、11月17日から、第1回『読書週間』が開催された。 そのときの反響がすばらしく、翌年の第2回からは期間も10月27日~11月9日(文化の日を中心にした2週間)と定められ、この運動は全国に拡がっていき今日に至っている。今年度、第71回のテーマーは「本に恋する季節です!」
 本校でも、独自の取組を行っている。家庭で親子読書も推奨している。たまには「ノーTVデー」「ノーゲームデー」があっていいと思う。さらに今年は、先生方にも「おすすめの本」を選んでもらい、おすすめカードを作って図書室に掲示してもらう予定だ。

フッ化物洗口

 過日、縁あって、県の歯科医師会の会議に出席させていただいた。話題は、小中学校におけるフッ化物洗口の実施推進であった。第2次埼玉県歯科口腔保健推進計画の平成30年度までの目標は、小学校600校。「良いことなのになぜ進まないのか?」と委員の皆さんからの疑問。学校現場の代表として意見を求められ、「効果への疑問と不安があるのではないか」+「時間の確保の難しさがあるのではないか」と回答。何でもかんでも学校教育に持ち込まれては、時間がいくらあっても足りない。学習指導要領に定められた内容を実施するので手一杯。ましてや、新学習指導要領実施を前に、「1コマ45分をどう増やすか?」が大問題となっているのが現実。そんな中、トータル10分程の時間を必要とするフッ化物洗口をどう組み込めというのか。いいことなら何でも学校で・・・という考えは理解できる。がん教育、ネットモラル教育、フェイクニュースへの対応等々・・・新たな課題が山積みで「○○教育」として小学生ぐらいの時期にやっておくと効果が大きいものは、たくさんある。各家庭に任せれば差が出てくるのは明白なのも理解できる。しかし・・・
 歯科医の先生方から、熱い思いを聞くにつけ、実施したい気持ちはあるのだが・・・。次の日、PTA役員さんとの会議があったので、このことを話題にすると、役員さんの中に、別の会議でフッ化物洗口のことを聞いてきた方がいらした。その方たちも、可能なら学校でやれるといいですねという考えであった。。その夜、偶然あるTV番組で、虫歯が一番少ないのは、新潟県。とうことで、その理由をさぐる番組を見た。そこにも、学校でフッ化物洗口をやっているという取材が・・・。
 何かと縁を感じる『フッ化物洗口』であった。

2時間遅れの始業

 台風21号の影響で、本日は、2時間遅れての登校となった。
 朝6時ちょっと前に、学区内の心配な地域に行ってみた。やはり、道路が冠水し通行止めとなっていた。8時頃、再度行くと、今回は、降雨量が少なかったためか道路の水がほとんど引いていた。さらに9時過ぎにパトロール。市役所の方たちが、冠水により漂っていた落ち葉やゴミをほうきで掃いて回収してくださっていた。感謝。
 また、校内では、職員が手分けして、校舎内、校地内の安全確認、清掃作業を実施。さらに、学区内の見回りを実施、登校指導を行ってくれた。これも、また、感謝。
 子どもたちが登校するころには、平常の状態に戻っていた。多くの皆さんに感謝である。

八木崎小サポーターズ

 八木崎小サポーターズに登録してくださっている皆さんが、少しずつ、学校の授業に入ってくださっている。最近は、高学年のミシン学習や3年生の習字の時間にも支援に来てくださっている。担任1人では、一人一人を見るのが大変な学習内容だけに、1人でも2人でも支援に来てくださると子どもたちの学習の質も向上する。
 今後、音読やかけ算九九を休み時間にきいてくれるボランティア、あやとりをやってくれるボランティア等々を予定している。できるときにできるだけ。ちょっと学校に来て、ちょっと子どもたちと触れ合って、ちょっとお茶でも飲んで帰る。そんな『学校の地域化』に向けて動き始めている八木崎小です。

雨が降り続く・・・

 修学旅行以来、雨模様の日が続いている。今週も天気予報には傘マークが並ぶ。本校のように700人近い子どもたちが集団で生活している所では、落ち着いた学校生活を送らせることが安全で安心な学校生活につながる。
 各クラスでは、雨の日の遊びについて話し合い、すでに過ごし方は決めている様子。怪我をする子が1人もいないよう願いながら、今日も校内を歩き回っている。

これでいいのか!

 昨日から修学旅行の児童引率で鎌倉・箱根で過ごしている。子どもたちは、互いに協力し合って楽しそうに過ごしている。
 昨日の夕食、今朝の朝食の様子を見て気になることがあった。夕食時は、ハンバーグに添えてあったブロッコリーとエビフライの下にあった千切りキャベツが、今朝は、ほうれん草のソテーが大量に残されていたのだ。野菜は必要な栄養素。肉ばかりではだめなことは、家庭科等でも習っているはず。もちろん、家庭でもしつけられているはず。しかし・・・
 現実は、6~7割の児童が食べずに残している。食育は、学校だけでは身につかない。家庭での親の力が大きく影響する。我が子を思うなら、食事の内容、マナーについての指導を着実に行っておいたほうがいいと思うのは、私だけであろうか。

修学旅行初日

 修学旅行の初日が終わった。残念ながら1人が高熱のため保護者の方に迎えに来ていただいた。箱根の山奥までありがたいことである。
 初日のメインは、鎌倉市内の班行動。地図やインターネット、本、人からの情報を頼りに立てた計画に従って高徳院を出発。14時集合となる由比ヶ浜海浜公園を目指した。
 JRと江ノ電の改札が10mほどの距離で並んでいる鎌倉駅。間違えてJRの改札をくぐったグループがいた。駅構内を歩いているうちに?と思い駅員さんの所へ。交渉ののちPASMOで支払った分を戻してもらい無事江ノ電に乗れたという。
 あるグループは、道を1本間違えて、気がつくと北鎌倉駅付近へ。地元の方に声をかけ、鎌倉駅への道を教えてもらったとのこと。グループで相談し、見学場所を1つ減らして無事、時間内にゴールへ。
 ピンチになった班ほど、学んだことは多い修学旅行だったのではないだろうか。この体験が、これからの人生に活きることを願う。

平成29年度の折り返し

学校は4月から3月までがワンサイクル。出勤簿を押しながら、平成29年度の半分が終わったんだと朱印の面積からも感じ取れる。特に初任者の先生にとっては、長い半年だったのでしょうか。それとも、短い半年だったのでしょうか。「もう半年」と「やっと半年」では、かなり気持ちの上でも違う。「もう半年」であって欲しいと願う校長でした。

運動会終わる

 本日、秋季大運動会が無事終わった。昨日まで天気の心配をしていなかったが、様子が変わり、今日は1日、スマホを片手に天気予報を気にし続けていた。
 結果、天候不順だった夏休みで暑さに慣れていない児童にとっては、気温も天気も見方になってくれた運動会だった。(運動会の様子については、八木崎NOWにて)
 今回の運動会で印象深いのが、片付けの時の中学生の活躍であった。テントや机、椅子の片付けに中学生が約30名ほど参加してくれたのだ。おかげで、スムースに片付けを終えることができた。大沼中と春日部中の生徒さんに感謝である。
 今後も、色々なところで力を貸していただきたいと思っている。まずは、11月のバザーの時にジュニアボランティアとして募集し、売店やゲームコーナーの運営を手伝ってもらう予定である。

学校外でも活躍

 42日間に及ぶ夏休みを利用して、八木崎っ子が色々な所で活躍した。
◎ロボットコンテスト・・・5名
◎親子マネー教室・・・6家族
◎年少リーダー研修会・・・10名
と、自主的に学びの場を求めて申込み、貴重な体験や学習をしてきた子どもたちである。長い休みにしかできないことをやってきた子どもたちの顔は、とても輝いていた。
 なお、共栄大学で開催される9月2日開校の「第6期子ども大学かすかべ」にも9人の八木崎っ子が参加予定。

自主性を尊重するために

本日、市内小中学校長研究協議会が行われた。その中で話題になったことがある。
Jアラートが発令された日、保護者から「学校は、通常どおりですか?」「メールは、流さないのですか?」と問合せが数件あり学校メールを流したという学校があった。
今回、北海道付近をとおり、太平洋上に落下したミサイル。確かに軌道の下の地域は危機感が高いであろう。しかし、この春日部で?学校に判断をゆだねる?その前に、保護者が自分で情報を収集し、判断できないのであろうか。学校が「通常どおりの登校です。」とメールを流す必要性があったのだろうか疑問に残る事例であった。
以前、大雨が降り、大きな災害にあった地域のニュースが流れていたときのこと。「避難指示が出なかったから避難しなかった」という内容のものである。各家、立地条件が違う。行政が指示を出すまで待つこと自体がおかしいと思うのは、私だけだろうか。自分の家の周りの様子を見て避難するか、しないか決めるべきではないだろうか。
我々教員は、「指示待ち人間」ではなく「自主的に動ける人間」を育てたいと願っている。その見本となるべき身近な大人の在り方が、今、問われているように思えてならない。

2学期スタート

 学校に子どもたちの明るい声、元気な姿がもどってきた。笑顔であいさつをしてくれる子どもたちの様子を見て、夏休みに大きな事故もなく元気に過ごすことができたこと、心からうれしく思う。42日間の保護者や地域の皆様のご協力に深く感謝申し上げます。そして、2学期も本校の教育活動に対し、ご支援、ご協力をお願いします。

Jアラート

昨日午前6時2分、北朝鮮から発射された弾道ミサイルが日本に飛来する可能性があると判断し、政府は全国瞬時警報システム(Jアラート)を使用し緊急情報を伝達した。もうすぐ2学期が始まるというのに、物騒な時代に突入してしまった。
Jアラートが作動すると、市町村の防災行政無線が自動的に起動し、屋外スピーカーから警報が流れるほか、携帯電話にエリアメール・緊急速報メールが配信されるという。
今後、学校の避難訓練の想定にJアラートも入れる必要が出てきている。
二度とおこらないよう祈る。

新放課後子ども教室

 本日は親子除草作業を行った。たくさんの保護者の方が参加してくれたので、時間内できれいに除草ができた。ご協力いただいた保護者・地域の皆様、ありがとうございました。
 その後、希望者が、中央公民館で行われる放課後子ども教室に参加した。学校から公民館までは、ボランティアの方が引率し、3時過ぎまで活動し、保護者に引き渡すという流れだ。
 初の試みだったが、活動の内容も好評で、やってよかったと感じている。なお、その時の様子については、「八木崎NOW」をご覧ください。

雑紙回収

1学期の終業式の日に配られた雑紙回収のお知らせは、読んでいただいたでしょうか。今年度、初めての試みで、市内全部の小学校の児童が参加しています。
本校では、すでに4月から、各教室に白いかごを用意して雑紙回収を行っていました。図工で出た紙の切れ端や余ったプリント等々をかごに入れていました。
雑紙は、捨てればゴミですが、回収して適切に処理すれば資源になります。ゴミも大幅に減少します。環境に良いことに積極的に取り組んで、我々が住む、この地球を守っていきましょう。
なお、集まった雑紙は、地域の資源ゴミの日に出すよう、お手紙には書いてありますが、学校に持ってきても構いません。学校に持ってくれば、学校の廃品回収に組み入れられますので、後々、本校に還元されます。
八木崎っ子の皆さん、雑紙回収がんばってくださいね。
気づき、考え、行動する』ですよ。
夏休みも、残り4週間。夏休みでなければできないことにチャレンジして欲しいと思います。
【追加情報】
雑紙回収の文書にも記載されていましたが、8月21日(金)に古紙をリサイクルしている工場見学が予定されています。興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。詳細は、市役所資源循環推進課(736-1111)まで。

今年もやります!プール開放

今年の夏休み中も、以下の4小学校のプールが開放されます。
粕壁小、豊春小、正善小、桜川小の4校です。
小学生と一緒なら、親子や兄弟(幼稚園児、中学生)でも入れます。
8/10~8/23の14日間、土日も入れます。9:00~15:30まで。
詳細は、下記URLをクリックしてください。
http://www.city.kasukabe.lg.jp/bunka_sports/leisure/jigyou/gakkopool.html
本校のプール開放は、今日で終わりますが、4校の小学校のプールは入れます。無料ですので、家族で行かれてみてはいかがでしょうか。

サマースクール終了

4日間に渡って行われたサマースクールが、無事終了した。参加児童数のべ254名、中学生ボランティア数は、のべ258名、高校生は、21名で、先生方を含め総勢620名がかかわったことになる。それ以外に、春日部高等学校水泳部の方が、のべ7名、水泳指導に参加してくれた。
4日間、ほぼ一対一対応で学習ができたので、参加した八木崎っ子は、充実した学習を行うことができた。分からなければ、隣にいるお兄さんお姉さんに教えてもらい、課題が終われば、すぐ丸付けをしてもらえる。参加した児童に話を聞くと、「分からないところが、できるようになった」「中学生の人が、やさしく教えてくれて嬉しかった」「たくさん問題が解けて良かった」と満足気に帰る姿が多くあった。
春日部高等学校、春日部中学校、大沼中学校の生徒の皆さんに心から感謝したいと思う。暑い中、また、部活動や自身の勉強で忙しい中、八木崎っ子のために貴重な時間を割いていただき、本当にありがとうございました。
来年の夏には、八木崎っ子の参加人数を増やし、より充実したサマースクールになるよう改善していきます。ぜひ、来年も、多くの生徒さんの協力をお願いします。

2040年問題?

今朝のニュースで気になることが流れていた。イギリスが、7月26日、ガソリン車とディーゼル車の新規販売を2040年から禁止すると正式発表したという。すでにフランスも同様の禁止措置を発表している。また、ドイツの一部都市も一部ディーゼル車を対象に禁止措置を検討中と明らかにしている。お隣の中国でも本気で温暖化対策を進めようとしているという。
さて、日本は、レベルの低い次元でのやり取りが国会で行われているが、大丈夫だろうか。車産業は、現在の日本の経済を支えていると言っても過言では無い。トヨタやホンダ、日産は、諸外国でも名前が通用する有名な企業だ。これらの企業が世界の流れに乗り遅れると、日本の経済自体が危うくなる。
「匠の技をもつ日本」よ、がんばれ。そして、それを支えるのは、今の子どもたちである。その子どもたちを指導しているのは、我々教職員である。そのことを肝に銘じて粛々と仕事を進めていきたいと感じるニュースであった。

サマースクールⅠ

今日から恒例のサマースクールが始まった。今年は、ボランティアの学生が、のべ200人にせまるくらい多く来てくれる。春日部中学校や大沼中学校、春日部高校の皆さんに感謝。
初日の様子を見ていると、ほぼ1対1対応状態。まさに家庭教師がついているようである。5年生の時には、林間の疲れからか、参加者が20人を割ったたため、児童1人を中学生2人が囲んでいる場所もあった。せっかく暑い中、来てくれたのに申し訳なく感じた。それにしても中学生の小学生を見守る優しい眼差しは、いつ見てもいいものである。

5年生、無事帰校

2泊3日の林間学校から5年生が無事帰ってきた。大きな怪我や病気もなく、心なしかひとまわり大きく成長して帰ってきたように感じる。帰校式で教頭先生が話しているときも、黄色い帽子が微動だにしない。もちろん話し声も一切なし。話し手に集中している。
反省会で先生方の話を聞いていると、ある時期から子どもたちが変わったという。その時から、自分たちでしおりを見て、時計を見て、皆で相談し合って行動を始めたという。9月からの5年生に注目していきたいと思う。
事前指導・準備をしてくれた5年生の担任の先生方、引率してくれた先生方に感謝。今回の林間学校にかかわった皆様に感謝。そして、保護者の皆様に感謝です。

掃除細胞

読売新聞はじめ各社のニュースに載っていたが、人のiPS細胞から、脳内の不要物を取り除く免疫細胞を作製することに成功したと、京都薬科大とシンガポール科学技術研究庁などのチームが発表したという。アルツハイマー病などの治療に役立つ可能性があるそうだ。
この免疫細胞は、脳内の「掃除細胞」として知られるミクログリア。アルツハイマー病の原因とされる異常たんぱく質を食べ、発症や進行を抑える働きがあると考えられているらしい。
研究が進めば・・・不老不死の薬につながるのか?これからの研究が楽しみである。

1学期終了

本日、無事1学期が終了した。大きな怪我や事故もなく夏休みを迎えられること、そして、不登校0であることが何より嬉しい。これも先生方の日頃のがんばりと、保護者や地域の皆様のあたたかな支援のおかげである。本当にありがとうございます。夏休み期間中は、子どもたちが家庭や地域にもどります。地域ぐるみでの見守りをよろしくお願いします。
また、明日から5年生が林間学校を実施。長野県志賀高原で2泊3日を過ごす。親元を離れ、大自然の中で友だちと過ごす2泊3日は、子どもたちにとっては大きな冒険かもしれない。中には、親から離れて泊まることが初めての子もいるだろう。キャンプファイヤーや高原のハイキング、ホタル観賞等々、自然に親しみ、豊かな心を育み、自ら考え行動する絶好の機会と捉えている。怪我をせず、病気にならず、元気に過ごして帰ってきて欲しいと願っている。頑張れ!5年生!

日野原語録

聖路加国際病院名誉院長で看護師養成や予防医学の発展に尽力、「生活習慣病」の言葉を提唱するなどし、100歳を超えても、なお多彩な活躍をしてきた医師の日野原重明さんが18日亡くなられた。105歳だった。子どもたちを対象とした「命の授業」は、いつか八木崎小でも実施したいと考えていた。
日野原先生は、国内でいち早く人間ドックを開設、予防医学に取り組んだ。生活習慣の改善による予防を念頭に「成人病」の代わりに「習慣病」という新語を提唱。アジア人として初の国際内科学会会長も務めた。
昭和20年3月の東京大空襲では聖路加国際病院で被災者の治療に当たり、平成7年の地下鉄サリン事件では陣頭指揮を執り、多数の被害者を受け入れた。昭和45年の赤軍派によるよど号ハイジャック事件では、偶然飛行機に乗り合わせて人質になり死を覚悟したという。
「あの事件で人生観が変わった。与えられた命を人のためにささげようと思った」と語っているように、その後の先生の活動に変化を与えた事件となった。
日野原語録が好きで「http://earth-words.org/archives/3747」にアクセスしては、日野原先生の素晴らしい生き方に触れ、自分自身を振り返る機会としてきた。教育について語った名言を1つ紹介する。
『これまでの教育は、出来あがったデータを記憶させる教育であった。困難な問題にぶつかったときに、 問題解決が出来るような能力を与えられていない。本当に学ぶべきなのは、 問題とどう取り組むか、どういう戦略を立てるべきかということである。 学校を出てからも自分で出来るような頭の仕組みを作る。 そして、その仕組みに従って生活をし、行動することが必要なのである。』

日野原先生の御冥福をお祈りします

地域の中で育つ

この2日間の『春日部 夏まつり』に参加して、地域の皆さんの温かな眼差しに見守られて元気に活動する八木崎っ子を多く見ることができた。正に『子どもたちは、地域の宝』であることを再確認することができた2日間だった。
反面、参加していない八木崎っ子も多くいる。様々な事情があると思われる。
お祭りの中心で活躍している人たちの高齢化は、どの地域に行っても共通の課題のようだ。
地域というものは、大きな教育力をもっている。「いけないことは、いけない」と教えてくれる大人がいる、そんな光景を今回の祭り中にも見ることができた。
保護者の皆さん、我が子を地域の中に放り込んでみませんか。

情報提供

自宅で登録している『文部科学省のメルマガ』からの情報提供です。高学年のお子さんをおもちのご家庭は、夏休みを利用して親子で参加してみてはいかがでしょうか。

82日(水)、3日(木)「こども霞が関見学デー」について〔生涯学習政策局男女共同参画学習課〕

 

「こども霞が関見学デー」は、文部科学省をはじめとした25府省庁等が連携して、業務説明や省内見学などを行うことにより、親子の触れ合いを深め、子供たちが夏休みに広く社会を知る体験活動の機会を提供しています。文部科学省では80を超える展示・体験イベントを用意していますので、親子での触れ合いをさらに深めるきっかけとして是非御参加ください。

 <実施概要>

期間:平成2982日(水)・3日(木)

対象:全国の小・中学生・幼児等(原則として保護者同伴)

詳しい情報は下記のホームページを御覧ください。

 

http://www.mext.go.jp/a_menu/ikusei/kengaku/index.htm

 

◆あらかじめ申込みが必要なプログラムと、当日参加できるプログラムがあります。お申込み項目及び方法などの詳細は、各府省庁等のホームページを御覧いただくか、問合せ先まで御確認ください。

 また、夏休み期間中、国の関係機関や各地方公共団体においても同趣旨の取組が行われます。(詳細は上記ホームページ参照)

 

(お問合せ先)

男女共同参画学習課 家庭教育支援室

電話:03-5253-4111(内線3467


以上

『漢検』検定日

本校を会場とした初の『漢検』の検定が無事終わった。ボランティアの皆さんのお陰と深く感謝している。ありがとうございました。
子どもたちは様々な目標をもっている。その目標は、それぞれ違う。しかし、目標をもっている子の動きは、もっていない子と大きな差が出てくる。あきらかに、より『主体的』なのだ。今回の漢検についても、だまっていても待ち時間には漢検問題集を開いて問題を解いたり、過去に練習してきた所を見返したりして、ぎりぎりまで全力を尽くしている光景が多く見られた。
本日受検したのは、125人の八木崎っ子と5名の大人。残念ながら実現しなかったが、3世代受検の可能性もあった。児童、母、祖父が受検を申し込んでいたのだ。当日、急な仕事が入り、母の受検は叶わなかった。しかし、今後も、このご家族は挑戦を続けるに違いない。親子受検、御近所受検、近隣の小中学校と連携した受検等々、ボランティアの方と話していると様々なアイデアや展望を聞くことができ、今後の展開が楽しみである。
並行して学力が向上すれば、言うことなしだ。

『漢検』の模擬テスト

本日、今年度第3回目の放課後子ども教室『学習教室』が行われた。14日の『漢検』に向けた学習会を隔週月曜日に実施し全員合格を目指している。今日が検定前の最後の学習教室だったので、本番同様の過去問を使った模擬テストを実施した。
模擬テストが配付され、ボランティアの方の「始め!」の声で一斉にスタート。本番さながらの緊張感が生まれ、皆、真剣な顔で問題に挑戦し始めた。
今週末の金曜日が本番だが、机間を巡っていると、ちょっと心配な児童もちらほら。今日の体験で自分の弱点を発見した子は、残り4日間で軌道修正を行い、本番に備えて欲しいと思う。あきらめるのは、まだ早い。

外国語は早い時期から

昨日(7日)、6年生19名と一緒に本校に隣接する『アイムジャパン』さんを訪問した。6年生が、タイやベトナム、インドネシアの方から色々と情報を得るのが目的だった。
交流が始まると、あちこちでワイワイガヤガヤ。「有名な観光地は?」「世界遺産はありますか?」「子どもたちの間で流行っている遊びは?」等々、質問は続く。
そんな中、タイ人の方の説明が気になったので、立ち止まって、しばらく子どもたちとのやり取りを聞いていた。その方は、タイ語の他に英語、日本語を話せる。すると、タイでは、どの家庭でも5歳くらいからタイ語と並行して英語も習っているとのこと。早い子は2歳。正式に学校で習うのは9歳。そこで、本当にどの家庭でも英語を習っているのか聞くと、どの家庭でもとの返事。
やはり、絶対音感と同様に英語の発音も小さいうちから始めるのがいいのかもしれない。

七夕

1年生の教室入口付近に竹が取り付けられ、児童がつくった飾りや短冊が飾られている。短冊を見ると、「○○になりたい」「○○ができるようになりたい」「家族が長生きしますように」「お友だちみんなが仲良しでいますように」などの可愛い文字が並んでいる。
7月7日、今日は七夕。子どもたちが書いた短冊を見ながら、ふと「五色の短冊、私が書いた~」と、『たなばたさま』の歌が思い浮かんだ。五色の色?調べてみると、赤、青(緑)、黄、白、黒(紫)の5色らしい。5色の色にはそれぞれ意味があり、中国の「陰陽五行説」と儒教の「五常の徳」に対応しているらしい。赤は、父母や祖先への感謝、黄色は、人間関係を大切にする心、黒(紫)は、学業の向上という具合だ。
先ほどの1年生の短冊。赤の色紙に「家族が長生きしますように」と書いていた子は、知っていたのか偶然か。
いずれにせよ、今夜は、星空になってくれますように。

南極の氷

『南極の氷がやってくる』ということで、南極観測船「しらせ」に4回乗船した春日部市出身の海上自衛官の方が来校され、5年生の子どもたちに、南極観測のことや南極のことを写真やVTRを交えて説明してくださった。
約2時間の特別授業の中で、子どもたちから大きなどよめきが起きた時があった。それは、「地球温暖化が進むと南極の氷が溶けて海面上昇につながる」と思っていたことを覆された時だった。自衛官の方の話によれば、「温暖化で北極海の氷は溶けているが、反対に、南極の氷は増えている」とのこと。思わず「えっ!」と声が出てしまった八木崎っ子たち。よく話を聞いているなあ。感心、感心。さあ、温暖化なのに、なぜ南極の氷が増えるのか?誰が一番に調べてくれるかな。

ゆっくり走ろう

校長会で以下のような資料をいただいた。
自動車や自転車で牧場の脇を行き来していた人が、ある日、歩いて牧場の脇を通った時の話。いつも元気に走り回っていた牛たちを見ていたこの人が、二頭の牛に注目。「いつも元気に走り回っていたのに、どうして立ったまま。座ったままなのか?」
すると、牧場の方が「自動車や自転車で牧場付近を走られたのでは、この二頭の状態はみつけられません。この二頭は怪我をしていて、・・・(中略)自動車や自転車では、活発に動いている牛たちしか目に入らないのです。」と話された。
教育界にいた筆者は、感動した。「あなたは、自動車に乗って教育をしているのではないか。だから、元気で活発に動く子どもたちのことは目に入るが、じっと立ったり座ったりしている子が、目に入らないのではないか」と言われているように感じたという。

この資料に出てくる牛の話のように、我々教師は、じっと立ったり、座ったりしている児童を発見し、寄り添ってあげる視点を忘れてはならない。「自動車や自転車に乗って授業を行っているのではないか」と常に自分自身に問いかけながら児童に寄り添った教育を推進させたいものである。

授業参観Ⅰ

本日、高学年と支援学級の授業参観・懇談会を実施した。暑い中、たくさんの方が来校され、子どもたちの授業風景を参観してくださった。
校門付近には、PTAの役員さんが立ってくださり、自転車でいらした方の誘導を行ってくれた。感謝。暑い中、本当にありがたいことだ。こうして隙間を埋めてくださる方がいらっしゃるおかげで、先生方は授業を進めることができる。
また、春日部市が設置してくださったエアコンも威力を発揮してくれている。外は猛暑だが、締め切った教室なら、80人近く人がいても快適に学習できる。本当に感謝である。

山開きと初山参り

富士山の山開きのニュースが流れていた。
7月1日といえば、我が子が誕生したとき、市内の御嶽山へ行き、初山参りというのをやった記憶がある。
初山参りとは、子どもの無病息災を祈る行事であり、前年の初山以後に生まれた子どもを連れてお参りをするというものである。健やかな成長を願って子どもの額に朱印が押され、お札やうちわをいただいた。
我が子の健やかな成長を願う気持ちは、昔も今も変わらない。初山参りは、現在も、続いているようで、赤ちゃんを連れた親子連れが御嶽山に向かっていく。

規律ある国

電車通勤をしているからだろうか、数年前から駅の改札付近に「無料のレンタル傘」を見かけるようになった。電車内に置き忘れた傘の再利用策のようだ。無料で貸し出し、どのくらいの率で返ってくるのだろうか?少し気になる部分である。
今日の新聞に同様の記事があった。大手清涼飲料会社ダイドードリンコが自動販売機に無料レンタル傘を備え付けたという記事である。自動販売機の側面に入れ物を付け、西武鉄道で忘れられた傘も一部活用するそうだ。会社は、社会貢献だから返却率は気にしないらしいが、試験的に行った場所では70%だったらしい。
規律ある日本人が多い『日本だからできる無料レンタル傘』ではないだろうか。たとえ誰も見ていなくても人様の物という意識が働けば、また、そのおかげで濡れずにずんだことへの感謝の気持ちがあれば、必ず返却するのが日本人であろう。
そういえば、市内の某中学校では、今も校内に『無人購買部』が存続しているという。なんと素晴らしい中学校だろうか!春日部の誇りである。
※購買部・・・学校などで、購買組合の制度にならって、学用品などを安く販売する所。

29連勝!!

藤井聡太四段が、東京の将棋会館で行われた竜王戦決勝トーナメントで29連勝を達成し、歴代1位となった。
対局は、午前10時から始まり、約11時間半にわたる熱戦の末、91手目で藤井四段が勝ち、最多連勝記録も30年ぶりの更新となった。  
藤井四段は、対局で勝利をおさめたあとの感想戦で、今までも「望外」「僥倖」など古風な言葉を発していたので、今回も、勝利をどんな言葉で表現するのか興味深かったが「自分でも信じられない」「非常に幸運でした」などと話したそうだ。ちょっと期待していたのだが・・・。
それにしても、この所、中学生の活躍が目覚ましい。数年前、ゴルフ界にスーパー中学生が誕生したが、その後も、水泳や卓球の世界にも世界レベルの中学生が誕生し、これからの活躍が楽しみである。
八木崎小にも、囲碁や将棋、バドミントン、野球、サッカー・・・各種スポーツ等にがんばっている子がたくさんいる。八木小OBの有名人にも茂木健一郎氏をはじめたくさんいらっしゃる。八木崎っ子の将来が楽しみである。

名前があれば・・・

前から気になっていた職員室にある落とし物置き場。たまる一方で、物があふれている。時折、「落とし物置き場を見させてください!」という子どもの声が聞こえるが、滅多に探していた物と出会えない。
気になっていたので、午前中に整理することにした。
一番多かったのは、ポケットティッシュ。2番目が、タオル地のハンカチ。3番目は、なんと!洋服。自分が着ていた物が分からないのか?冬物のコートやジャージ、スエットが目立つ。めずらしいものでは、歯の矯正金具。水筒も数本あった。(記名されていれば・・・)
名前が書いている物もあったので、名簿と照らし合わせながら、付箋に現在の学年クラス名前を書いて担任の机上に十数人分。しかし、無記名のもの百数十点は、持ち主が分からない。このままだと廃棄処分か?
物が豊かになり、低価格のものが出回り、大事に使う気持ちが薄れているのだろうか?先日、名前がついた傘6本を持ち帰ろうとしていた子がいた。傘って、1人に対してそんなに必要?考えさせられる光景だった。
保護者の皆様、我が子の持ち物には必ず記名してください!

小学1年生、頑張る!

最近、1年生の算数の時間にお邪魔することが多い。足し算をやり始めたと思ったら、もう引き算の学習に。まだブロックを使って、左から1.2.3.4..,と数えているのに、もう引き算か!
5のまとまりの概念がある子は、計算が早いが、全て、「いち、にー、さん・・・」と数えている子にとっては大変な学習だ。家でどれだけフォローしてくれるかが鍵となりそうです。

お日さまのにおい

ふと、手元にある柿の種の袋に目が行った。「お日さまの匂い、その正体はコレ」という題名に惹かれ読み始めた『こばなしのたね』。
天気のいい日に干した布団。家の中に取り込んだ直後、布団に顔を近づけると「お日さまの匂い」を感じることがある。その正体は・・・
『日光に含まれる紫外線が、綿を作るセルロースなどの物質をわずかだけ分解し、アルデヒドや脂肪酸、アルコールなどの物質に変化したもの』とある。
これらは揮発性なので、しばらくすると消えていく。
幸せな気持ちになる「お日さまの匂い」の秘密は、科学的なものだったのです。
~○田製菓(株)さんからの情報でした~

横浜で研修

今日から二日間開催される関東甲信越地区小学校長研究協議会神奈川大会のため横浜に来ている。
行きの車中でのこと。ふと一つ先の車両を見ると、お腹の大きな女性がつり革につかまって本を読んでいた。周りには大学生や社会人が座っているが、誰も席を譲ろうとしない。スマホに集中?していたり、寝ていたり•••。また、右手には高齢の方が立っていて、その前には、若い女性たちがスマホや化粧をする姿。結局、大宮まで動きはなく、お二人とも降車した。
7月の全校朝会の内容が固まった。

アニメから学ぶ

アニメにも感動する言葉が、たくさんちりばめられている。ドラえもんや名探偵コナン、宇宙兄弟などが有名である。
「言葉は刃物なんだ 使い方を間違えると厄介な凶器になる。言葉のすれ違いで、一生の友だちを失うこともあるんだ。一度すれ違ったら、二度と会えなくなっちまうかもしれねえぜ」
というコナンの言葉は、機会あるごとに先生方にも紹介している。
また、ドラえもんに登場するしずかちゃん。のび太との結婚を控えた前夜、パパから、生まれたときからの感動的な話をされ、最後に、のび太との結婚に対する不安な気持ちを伝えると、パパは、
「やれるとも。 のび太くんを信じなさい。
 のび太くんを選んだきみの判断は
 正しかったと思うよ。
 あの青年は人のしあわせを願い、
 人の不幸を悲しむことができる人だ。
 それがいちばん人間にとって
 だいじなことなんだからね。
 彼なら、まちがいなくきみをしあわせにしてくれると
 ぼくは信じているよ」
と。
我が子にこんな話ができるパパに私もなりたい。

放課後子ども教室

今年度第1回の放課後子ども教室が開催された。内容は、漢字の勉強。約130人の児童が参加した。
5時間授業をやった後の放課後の時間を使い自ら学習をする子どもたち。着席すると、すぐに持参したドリルを始める姿に感心する。一方で、べちゃべちゃおしゃべりをしていて、何をしに来たのか分からない子どもの姿も。目標のあるなしで、こんなにも違うのかと再確認させられた放課後である。
それにしても、ボランティアの皆様には、感謝!感謝!である。初回の混乱はあったが、本日の反省を活かし次回に備えてくれることであろう。漢字学習教室を充実させるためにも、多くの保護者・地域の皆様の支援をお願いしたい。『地域の宝物(=子どもたち)』をよりよく育てるために。

ストロベリームーン

昨夜の満月は、『ストロベリームーン』といって、ネット上では話題になっているらしい。今年1年で、月が地球から最も離れ、一番小さく見えるのは事実だが、イチゴのように赤く見えるというのは、疑わしい。朝日や夕日が赤く見えるのと同じ原理で、月も昇り始めと沈む時は赤く見えるというのが正しい説であろう。ちなみに、アメリカでイチゴの収穫が始まる6月に見える満月ということでこの名称がついたという記事もあった。私も月を撮影してみたが、デジカメでは、無理だった。ただ、いつもの満月より小さく見えることだけは確認できた。
今日、明日と、ウイングハットでドッジボール大会が開催されている。本校からも約80名の八木崎っ子が参加している。ぜひ、ドッジボールを楽しんできて欲しい。そして、ドッジボールをとおして、他の小学校の人と仲良くなり、1人でも多くの知り合いをつくってきて欲しいと願う。

大人の教育は・・・

1年生の下校時に正門から用水路までを行ったり来たりして下校を見守っていたときのこと。私の目の前に高級車が停まった。助手席側の窓が下がると、年配の男性が「あんた、学校の先生か。」そうだと答えると「なんとかなんないか。あれ、あんたの所の保護者だろ。道路に平気で駐車して、自分の子どもを乗せているぞ。公園の方にもたくさん停まっている。多くの子どもが下校しているのに、平気で停めているんだ。この道路を使っている者にとっては、いい迷惑なんだよ!しっかり教育しろよ!」とお叱りを受けた。「申し訳ありません。保護者の方にも注意を呼びかけておきます。いい情報ありがとうございました。」と、その場は応対した。
しかし、学校は大人の教育までやるところだろうか?我が子のことしか見えない親を、どう教育しろというのか。注意を呼びかけることはやぶさかでは無いが・・・。
いつの頃からか、何でも学校にという風潮が。迷惑なら、その場で注意をすればいい。これは、いろいろ事例に当てはまる。直接やれば簡単にいくことを、学校を介してやろうとする事例が多くある。自分は、悪者になりたくないという気持ちがそうさせているようだ。
道路は駐禁。ハザードランプを点滅させて我が子が来るまで路駐していることが、他の迷惑になっている。駐車していることで死角ができ、子どもたちの危険が増していることに気づかない大人。「そこには、自分さえよければ」の考え方も見え隠れする。
そんな大人にならないよう、目の前の子ども達を育てていきたいと思う。
某市の教育長さんなら、「どんどん警察に通報してください」と返すところだろうか。

ニュースです!

平成28年度のベルマークの合計点数は、154003点。これは、埼玉県内で18位の点数で、春日部市内1位であった。県内で参加している幼稚園や学校数は、1120校あるそうだ。
今年度は、八木崎っ子のかかわりを多く設定したので、この点数がどこまで伸びるか、今から楽しみである。順位ではなく、点数である。昨年度の154003点が、まずは、今年度の目標となろう。子どもたちは、「放送で全校に呼びかけたい」、「私たちも切る」、「分類する」「商店街の方にお願いして箱を置かしてもらえないかな」等と張り切って活動してくれている。ありがとう。

子どもの歯にもっと関心を!

年度当初の各種健康診断が一段落した。毎年行っているこの学校健診は、学校保健安全法に基づく健康診断で、毎学年6月30日までに実施することになっている。
歯科健診もその1つ。虫歯等があれば治療勧告書が渡される。虫歯は、ないに越したことはないが、勧告書をもらったら、できるだけ早く歯科医へ行って受診をして欲しい。時には、歯科医に行くと「虫歯はありません」と言われる場合もある。学校健診では、多くの人数を短時間で健診するので、疑わしきものも治療勧告の対象になることもある。歯科医受診の結果、虫歯でなければ、それはそれで良いではないか。それより、虫歯を治すことが大事。特に永久歯の児童は早めの治療をお願いしたい。
できれば予防歯科にも心がけたい。今は3か月に1回はチェックをと呼びかける歯科医もある。それが無理でも、せめて半年に1回ぐらいは歯のチェックをしてみてはいかがだろうか。大切な我が子のためにも。
歯の健康状態と学力の関係を研究している学者もいる。親が我が子の歯の健康に関心をもつことはいいことだと思う。
今月12日(月)には、第1回学校保健委員会が予定されている。1人でも多くの保護者の方が参加してくれることを期待している。

梅雨入り間近

うっとうしい梅雨の季節が近づいている。雨の日には、何をして過ごしていますか。
我が家では、子どもが小さい頃、TVゲーム等は買わなかったので、もっぱらトランプや人生ゲーム、陣取りゲームなどを家族そろって楽しんだ記憶がある。スマホは高校生になってから。中学生の勉強や部活に費やす時間を考えると、睡眠時間を削らない限り携帯やスマホなどやる時間がないのではないか。
調査結果で1日3,4時間というデーターがみられるが、?である。その年齢の時にやらなければいけないことをやらず、すべてを携帯やスマホにまわしているのでは?と心配になるのは、私だけだろうか。
我が子がかわいいなら、どうすべきか?答えは明白である。

「さきたま抄」から

学校でとっている埼玉新聞の記事に『さきたま抄』という欄がある。読んでいて職員と共有したい記事に出会うと先生方に紹介している。
そんな中、平成29年5月28日付けの記事を本ブログでも広く紹介したいと思い、埼玉新聞社に問い合わせ、記事使用申請を行った。その返事が届いたので、本日紹介する。


 【 ↑ 埼玉新聞 5月28日掲載】

最近、「働き方改革」「ワークライフバランス」等の言葉を、参加した研修会でよく耳にするが、現場での工夫は飽和状態。記者の方が書いてくださっているような具体的な施策を期待している。