八木崎小学校 校長室より

2019年6月の記事一覧

スカイプつながる!

1年がかりで準備を進めていたオーストラリアの小学校とのライブ交流が、ついに実現した。相手校と約束した8時45分。担任がスカイプを立ち上げ交信を始めた。シーンと静かな時が流れ、子どもたちは、固唾を飲んで担任の一挙手一投足に注目している。そして、,.......
ついに相手校の画像と『ハロー』の声。子どもたちから歓声があがった。

PTAの皆さんに感謝

 本日、宮川小学校を会場に西ブロックの陸上競技大会が実施された。暑さのため、開式を10分早め、進行も可能な限り早めに進めることになった。
 炎天下のもと、役員の先生方は、選手の子どもたちが熱中症にならないよう気を配っていた。児童係の先生も、子どもたちの健康状態を気遣いながら、応援席と木陰を行き来させてくれた。さらに、...
PTAの方から、保冷剤や飲み物の差し入れをしていただきました。感謝!
色々な人のお陰で、子どもたちは、無事、最後まで全力でがんばることができた。

学校の言語環境

 学校全体の言語環境は、様々な形で子どもの学習活動や言語活動に影響を与える。小学校学習指導要領解説[総則編]の第3章第3節の1に「言語環境の整備と言語活動の充実」として基本的な内容が明示されているので確認する。

①教師は正しい言語で話し、黒板などに正確で丁寧な文字を書くこと
②校内の掲示板やポスター、児童に配布する印刷物等において用語や文字を適正に使用すること
③校内放送において、適切な言葉を使って簡潔に分かりやすく話すこと
④適切な話し言葉や文字が用いられている教材を使用すること
⑤教師と児童、児童相互の話し言葉が適切に行われるような状況をつくること
⑥児童が集団の中で安心して話ができるような教師と児童、児童相互の好ましい人間関係を築くこと
などに留意する必要がある。
なお、小学校段階では、教師の話し言葉などが児童の言語活動に与える影響が大きいので、それを適切にするよう留意することが大切である。

 子どもは、授業中の板書や掲示物、日常の様々な言語活動から影響を受けている。 教師の説明や説話、様々な会話から話し方を学んでいる。子どもの言語活動を、より適正にするためには、学校全体の言語環境の整備が求められている。

手紙を読まない?

 昨日、今日の2日間、7月12日に実施する『漢検』の受付を行った。5月に配付した文書には、受検する場合は、「担任に申し出る→検定料納入袋をもらう→6/3,4の2日間の中で、申込用紙と受検料を納入袋に入れて担任に提出する」と記載していた。しかし・・・
 先生方から、「校長先生、『受検料を入れる袋が配付されない』と連絡帳に書かれています。」とか、「市販されている封筒にお金を入れて提出している家庭がありますが、受け付けていただけますか?」と、数件の相談を受けた。この後、八木崎小サポーターズ(学校応援団)の皆さんの作業になるため、その負担を心配した担任が相談にきたのだ。
 提出する側は、申込み用紙とお金を出せば申込み完了と考えている。一方、受け取る側は、100名前後の申込み用紙とお金を預かり、氏名、ふりがな、生年月日、受検級を漢検協会に報告したり、受検料を振り込んだりする。様式が統一されていないと作業が複雑になるのは明白。そんな裏方の仕事があることを想像すらできないであろう人は、勝手なことをする。
 一事が万事である。放課後子ども教室の申込みの際にも同様の事が起こる。保護者の方には、配付された文書をしっかり読んでもらいたいと思う。

第1回学校評議員会

 令和元年度の第1回学校評議員会を開催した。5人の評議員さんが来校され、委嘱状を交付した。3年目の方が2人、2年目の方が1人、1年目の方が2人という内訳となっている。
 4,5月の児童の様子や今年度の学校経営についてお話しし、授業を参観していただいた。その後、地域での子どもたちの様子等について情報交換を行った。
 評議員の中に歯科医の先生がいるので、子どもの歯の話題となった。学校だより6月号も、歯の話題を書いている。その学校だよりの最後の一文。実は、本当は、『我が子の歯の健康管理は親の責務である』と書きたかった旨を話すと、歯科医の先生が、「そのとおり!」「特に、小さい内は、親御さんが歯に関心があるのと、ないのとでは、大きな違いとなる」と、私の意見を支持してくださった。[自信]
 今後、コミュニティ・スクールを導入する際には、核となっていただく皆さんである。1年間よろしくお願いします!

プラスチックごみ問題

 最近のニュースや新聞記事で目につくことが「プラスチックごみ」の記事。クジラの死骸を解剖すると、クジラの胃からビニール袋が大量に発見されたとか、最近、奈良の鹿が相次いで死んでいて、そのすべての胃袋から、ビニールごみの固まりが出てきたなどのニュースが流れていた。日本から大量に輸出されていたプラスチックごみ。それが、今後、すべて日本で処理しなければならなくなったという記事もあった。当然と言えば当然のこと。日本人が出したプラスチックごみを外国に売っていたこと自体が、そもそもおかしい。中には、正規のルートを外れた不法な売買もあったらしい。もし事実なら、同じ日本人として恥ずかしい限りである。
 子どもたちにも、食品ロスの問題やプラスチックごみ問題等の環境問題に関心をもってもらいたいと強く思う。総合的な学習の時間で学習するのに「もってこい!」の課題である。

五輪聖火が春日部市にも!

 午前中、大沼中と春日部中の体育祭に行ってきた。本校の卒業生の成長ぶりを伺える貴重な機会だ。少し大人びた見慣れた顔の生徒が活躍している姿を見ると嬉しくなる。ソーラン節を見ていても、本校の卒業生の踊りはひと味もふた味も違う。(と、ニンマリ)特に、今年の一年生の腰の落とし方は、半端ない。力強さも感じられる。一緒に見ていた本校の若手職員たちも、満足気に微笑んでいた。
 市長の挨拶の中で、来年の東京五輪の話題に触れる部分があった。五輪の聖火が、春日部市を通過するとのこと。さて、どのルートで聖火がリレーされるのか?今から楽しみである。