八木崎小学校 校長室より

2017年12月の記事一覧

ドン、ドン、ドン

 校長室にいると、最近、「ドン、ドン、ドン・・・」というリズミカルな音が聞こえてくるようになった。
 校長室前の校庭に5台の縄跳びジャンプ台が置かれ、子どもたちが練習に励んでいるからだ。放課後になった今も、音が聞こえてくる。落とし物箱に入っていた持ち主不明の短縄をそばに置いて使えるようにしているので、子どもたちが、その縄を使って練習している。八木崎っ子の素晴らしいところは、置いてある縄がなくならないことだ。使うと元の場所にもどしてくれる。
 今、「初めて二重跳びができた!」と喜ぶ声が聞こえてきた。私にとって心地のよい音と声である。

みかん

 6月に工事をおこなった「校庭の一部芝生化工事」の際に植えた『みかんの木』に実がなっていた。最後まで残っていたのが下の写真のみかん1個。八木崎小で初めて実ったみかん。来年が楽しみである。


 欠席が多かった6年生の1クラスは、本時の欠席者6名に減少。明日は終業式。担任の気合いで、なんとかゴールできそうだ。

落とし物が増える

 職員室後ろの隅に落とし物箱がある。時々、箱の中を見に来る児童がいるが、ほとんど数は減らない。減らないどころか、増える一方であふれている。ハンカチ、ポケットティッシュ、ヘアピンが上位3つ。さらに、鉛筆、ネームペン、洋服、靴、はし、マスク、赤白帽子・・・
 名前が書いてあれば、落とし主の所にもどるのに、なぜ、記名がされていないのか。本校のルールでは、持ち物には名前を書くことになっている。靴や洋服がなくなったとき親は気づかないのか?不思議である。
 ○○均一なるお店のおかげで、品物を安く手に入れることができるようになったことも影響しているようだ。物を大切にする心を養うには、家庭や学校、地域の大人の声がけが必要である。
中でも一番は、親であることは明白である。

↑落とし物箱から出し、廊下に並べた大物の落とし物。数は増えている。???

不安的中

 連休明けの月曜日。2学期最後の週が始まった。
 朝の正門前で、6年の担任が登校する子どもたちの中から自分のクラスの児童を探している。何をしているのか尋ねると、欠席者の人数を把握しているとのこと。この担任は、先週の金曜日、急に欠席が増えたため、心配して正門前のあいさつ運動をしながら児童の登校を見守っていた。さらに、児童の登校班を把握し、一緒に来ているかどうかで欠席者のチェックをしていたのだ。感心するとともに、数が増えないことを祈った。
 朝の健康観察後、欠席が10人となっていることが判明。出席している子は、元気であるとの報告。短縮日課もはじまり、残り4日。学級閉鎖はしないで乗り切ろう!という判断とした。

あと15日

 今年もあと15日で終わる。早いもので2学期も来週の5日間を残すのみとなった。世間では、インフルエンザが流行期に入ったとニュースになっているが、八木崎っ子は、元気いっぱい。欠席も一桁であった。しかし・・・
 今週末、6年生2クラスで、病欠が増え始めた。この土日でどうなるか?月曜日が、少し心配である。あと5日間。頑張れ!八木崎っ子!

お事多さんどす

 『京都の花街では、お世話になった人たちへ今年1年のお礼と新年の挨拶を交わす、恒例の「事始め」が行われた。』というニュースが流れていた。
 「事始め」とは、1年を締めくくり、正月の準備を始める、江戸時代から続く京都の花街の伝統行事んもこと。芸妓さんや舞妓さんが、師匠を訪ね、今年1年のお礼と新年の挨拶を交わし、師匠からご祝儀の舞扇を手渡される。
 事始めが終わると、花街では年末にかけて「おことう(お事多)さんどす」と挨拶を交わすようになり、京の年末が慌ただしくなるという。「年内にやることが多くて大変ですね。お互いにがんばりましょう!」という意味を込めて挨拶を交わしているそうだ。
 教師もこの時期は忙しい。「お事多さん!」と声を掛け合いながら終業式を無事迎えたいものである

もやもや

 帰宅途中のラジオorテレビから流れるニュースで聞いた言葉(たぶん大和言葉だったのでは?)が、どんな言葉だったか思い出せず、いろいろな方法で調べたが、突き止めることができずもやもやしている。
 ニュースの内容は、12月1日の夕方に女性アナウンサーが発した言葉。天皇陛下の退位時期が決まったという内容のニュースを解説していた。あ~、気になるなあ。スッキリしたい!

#7119

最近、「#」がついた電話番号を見かける。
#8000は、小児救急電話相談。#8010は、道路交通情報、#8162は、高速道路情報・・・
7000番台は、ブロック別。8000番台は、全国共通。ここ関東地方は、#7000~#7599まで割り当てられているそうだ。
下の番号も、もしもの時に役立つ番号だ。有効に活用できればと思う。携帯電話に登録しておくと、いざという時、役に立つ。

朝から・・・

 今朝は用事があって、2時間ほど遅れて出勤した。途中の車中で自宅に携帯電話を忘れたことに気づき、ちょっぴり不安がよぎった。
・・・ 
 学校に近づくと、いつもの道が通行止め。学校の近くで建物火災があったらしい。瞬間、「何時に出火した?」「朝の登校は?」「本校に該当児童は?」と、次々に色々なことが頭に浮かんできた。
 学校に到着すると、目の前には、いつもの穏やかな学校の風景。しかし、職員に聞いてみると、「朝、通学路を変更する必要のある児童がいて、連絡と対応に大変だったこと」「教頭先生が先頭になって切り盛りしてくれたこと」「本校に該当児童はいないこと」等々を聞き、ほっとするとともに、教頭先生をはじめとする八木崎小学校の職員に感謝の気持ちでいっぱいになった。
 しばらくは、出火場所付近を避けて登下校させるため、使用する横断歩道を変更した。そのため、放課後も職員とともに立哨指導にあたった。
 無事、児童が帰宅しほっと一息である。

感心

 新しい週が始まった。今週は、「2年生かけ算九九プロジェクトⅡ」の週。保護者・地域の方がボランティアで来校する。プチボランティアの八木崎っ子も駆けつけてくれた。内容は、「2年生が唱える九九を聞く」&「ボランティアの方へお茶を出す」の2種類。(詳細は、八木崎NOWへ)

 お茶入れを見守っていて感心したことがあった。この日は、5年生が2人。さて、どうやるのかなと見ていると、湯飲みを持ってお湯を入れ始めた。2個目の湯飲みを持ったとき、「どうしてお湯をいれてるの?」と聞いてみた。すると、その5年生たちは、「3人分のお湯をはかっています」そして「湯飲みを温めています」「お湯の温度を下げています。そうするとお茶がおいしくなります。」と答えたのだ。どうして、そのようなことを知っているのか聞いてみると「家庭科で勉強したので・・・」との返事。この子たちは、学習したことを実践で活かしてみたくてボランティアに応募したそうだ。
 さすが!八木崎小! さすが!八木崎っ子!