八木崎小学校 校長室より

文部科学省調査結果から

 文部科学省が実施した昨年度の調査結果が、新聞紙上に次々と発表されている。この時期は、いじめ認知件数や不登校の人数についての記事が多い。
 毎年のよう「過去最高」や「過去最多」の見出しが躍り、教育関係者としてむなしくなる記事の1つである。いじめの定義が変わったとはいえ、いじめが起きているのは事実。自殺で若い命が失われているのも事実である。今回の記事には、「教職員が要因となって不登校になった」という話題が目につく。教師の言葉や行動が子どもに大きな影響を与える。私は、それだからこそ、この道を選んだ。しかし、教師の中には、悪い影響を与えている者もいるようで残念だ。
 『地域の宝である子どもたちの健やかな成長のために自分の力を使おう!」と、改めて誓う。