八木崎小学校 校長室より

子どもの歯にもっと関心を!

年度当初の各種健康診断が一段落した。毎年行っているこの学校健診は、学校保健安全法に基づく健康診断で、毎学年6月30日までに実施することになっている。
歯科健診もその1つ。虫歯等があれば治療勧告書が渡される。虫歯は、ないに越したことはないが、勧告書をもらったら、できるだけ早く歯科医へ行って受診をして欲しい。時には、歯科医に行くと「虫歯はありません」と言われる場合もある。学校健診では、多くの人数を短時間で健診するので、疑わしきものも治療勧告の対象になることもある。歯科医受診の結果、虫歯でなければ、それはそれで良いではないか。それより、虫歯を治すことが大事。特に永久歯の児童は早めの治療をお願いしたい。
できれば予防歯科にも心がけたい。今は3か月に1回はチェックをと呼びかける歯科医もある。それが無理でも、せめて半年に1回ぐらいは歯のチェックをしてみてはいかがだろうか。大切な我が子のためにも。
歯の健康状態と学力の関係を研究している学者もいる。親が我が子の歯の健康に関心をもつことはいいことだと思う。
今月12日(月)には、第1回学校保健委員会が予定されている。1人でも多くの保護者の方が参加してくれることを期待している。