八木崎小学校 校長室より

2017年5月の記事一覧

実際にやってみて分かること

本日、漢字検定の申込み処理を行った。放課後子ども教室のコーディネーターさん、お手伝いの方2人の3人で2時間ほどかけて申込み用紙や受検料のチェックを行った。実際に作業すると、案内文やチラシに書いてあったことを守ってない方が多いことに気づく。所定の申込用紙が入ってい無い、正規の申込封筒を使って無い、申込用紙に何級を受検するのか印が無い、提出用と団体控えの両方に記載が無い、学年とクラスが無い、そもそも、お金が入ってい無い。
上記のことをしっかりやって無いと本日の作業に時間がかかることが分かった。封筒を空け、申込用紙を提出用と団体控えに切り分け、検定料を確認し、封筒の領収印欄に領収印を押す。その過程で上記のことが守られていないと作業効率が悪くなり処理に時間がかかってしまう。やってみて初めて分かることが多かった。しかし、次回につながる作業でもあった。本日の経験を今後に生かし、作業効率を必ず上げるぞ!
ご協力いただいた3人の本校サポーターズの皆さん、ありがとうございました。
受検する130人の皆さん、合格目指し、がんばってください!!!

日差しが眩しい!

先週末の曇りや雨の日とは打って変わって朝から日差しが眩しい週明けとなった。プールでは、6年生が歓声をあげながら掃除をしてくれている。体育館や校庭では、先週、雨天で実施できなかった新体力テストを行っている学年の姿。教室では、校内硬筆競書会に挑んでいる学年あり。休み明けの月曜日ではあるが、週明けからフルスロットルで動き出している八木崎小学校である。
そんな中、元気のない子もいる。聞いてみると、睡眠不足だったり、朝食を食べてこなかったり。朝、お腹に何も入れないと、脳に栄養がいかない。元気になるのは給食後。元気になったtころで、「ハイ、さようなら!」なんてならないように早寝、早起き、朝ご飯!

公園清掃作業に参加

午前中、本校の隣にある「中央町第六公園」の清掃作業に参加した。この公園は、子どもたちがよく遊んでいる公園で、簡単な遊具や木陰もある。ここの管理を谷原中央自治会が春日部市から委託を受け管理しているという。
この日、清掃活動に参加したのは谷原中央自治会の皆さん。しかし、行ってみると高齢の方が多い。中には、80歳、90歳代の方も!頭が下がります。親子で参加しているご家族もあったが、もっと若い人がかかわって欲しいと感じたのは、私だけではないのでは?
そんな中、家族総出で参加していたご家族と出会った。お父さん、お母さん、娘さん2人、息子さんの5人家族である。まとまり感のあるあたたかな雰囲気。このような家族が多くあるといいなあと思いながら学校へ戻った。
谷原中央自治会の皆さんがきれいにしてくれた第六公園。公園を使う皆さん、きれいに使ってくださいね!

100人突破!

2日間の受付が終了。漢字検定への挑戦者は、127名となった。1年生~6年生まで、さらに、お母様やお爺様まで一緒にチャレンジしてくれるご家庭もある。テレビを消して、ゲームをしまい、親子で漢字練習、家族で漢字練習。八木小学区に、そんな素敵な光景がたくさん見られるのかと思うと、ワクワクしてくる。
7月14日(金)の検定日まで、しっかり準備をしていきましょう!放課後子ども教室での学習会に参加している子は、そこでもたくさん練習して検定合格を目指しましょう!
なお、7月14日の漢字検定日程については、後日、プリントを配付します。この日は、給食最終日なので、午後2時前後からのスタートになる予定です。

うれしい電話

本日、子どもたちが下校した後、職員全体で理科の研修を行った。職員室の先生が複数出張していたので、校長自ら留守番を。約1時間のなかで、7件の対応があった。そのうち6件は忘れ物関係。中には、子どもだけで取りに来たケースも。交通事故に遭わないよう気をつけて帰るよう見送ったが、心配である。
6件の対応の中、こちらの心がほんわかする事例があったので掲載。
6年生の女の子から「今日の歴史人物調べの宿題、だれだか分からないので担任の先生に聞こうと思って電話しました。」と電話がきた。今、先生は会議中なので、あと30分ほど待てるか聞いたところ大丈夫とのこと。そこで、担任の先生から電話をかけさせるので待っていてねと電話を切った。
10分ほどして、その女の子から再度電話がきた。「友だちにきいて解決しました。お忙しい中ありがとうございました。担任の先生にも大丈夫ですと伝えてください」と。「この子は、きっと相手を思いやることができる優しい子だな」と感じたのは私だけでしょうか。

漢字検定申込受付日

本日と明日の2日間、7月14日(金)に実施する『漢字検定試験』の申込み受付を行っている。初日の今日10:00現在、91名が申込みを持ってきた。大人の方の申込みも数人あった。中には、3世代で受検するご家族も!予想をはるかに上回る数に、担当の方もうれしい悲鳴をあげている。八木崎っ子や保護者の方の関心の高さに感心した出来事である。みんな、がんばれ!!!

1日出張へ行かせていただきました

「第69回全国連合小学校長会総会並びに研修会」に出席するため、東京虎ノ門にあるニッショーホール(日本消防会館)へ行ってきた。冒頭、文部科学副大臣「義家弘介」氏の挨拶の中で「人をつくり、人の基礎をつくり、心をつくり、地域をつくっていく のが、小学校教育・中学校教育である」という言葉が強く印象に残っている。厚さ2cm、1,25kgの分厚い資料を2時間で解説され、頭がオーバーヒート気味であるが、本日の文部科学省からの説明を先生方に伝え、今後の教育活動に活かしていかなければと、帰りの電車の中で気を引き締めた私であった。

話は変わるが、帰りは浅草周りのスカイツリーラインで帰宅。途中、私が小1まで住んでいた鐘淵の駅を通過。駅前の釣鐘最中屋がコンビニになっていたが、通った小学校は、当時と変わらない位置に校舎やプールがあった。懐かしい気持ちでいっぱいになった。気がつくと東武動物公園駅に到着していた。?

ディープラーニング

昨年3月に話題となったグーグルが2015年に開発した『アルファ碁』が、再び、世界トップ棋士である中国の柯潔(カ・ケツ)九段と勝負をしたというニュースが流れた。前回と違うのは、「難なく勝利」「驚異的な速さで進化し続けるAIの異次元の強さ」「アルファ碁の弱みを見つけられなかった」などの論調から、人間とアルファ碁の力の差がかなり開いた感がある。
囲碁は局面の数が「10の360乗」に達し、難易度がチェス、将棋をはるかに上回ることから、人間に勝つのは「あと10年はかかる」とされていた。しかし、昨年3月、韓国のプロ棋士に圧勝。ニュースや新聞の活字に「AI」の文字を毎日のように見ることとなった。
アルファ碁の圧倒的な強さの秘密は、人間の脳をまねた「ディープラーニング」と呼ばれる情報処理技術にある。過去に打たれた無数の対局の棋譜をもとに打つ手の善し悪しを自ら学習することに加え、進化したアルファ碁は、膨大な数の自己対局を重ねる「強化学習」の比率を拡大。自らの勝ち負けの経験から、判断力を磨き、勝ち方を身につけていったという。

こうしたディープラーニングは、自動車の自動運転技術の開発に欠かせない画像認識技術や、会話型AIの普及を可能にした音声認識技術の精度向上などにも大いに貢献しているそうだ。
これからも、アルファ碁の進化は続く。この技術が、我々人間の100年ライフを可能にしてくれるのかもしれない。今後の進化が楽しみだ。

名前を大切にする指導

廊下ですれ違うと笑顔で「福岡秀晴校長先生、おはようございます!」と挨拶をしてくれるクラスがある。管理職になると「教頭先生!」「校長先生!」と呼ばれることが多い中、フルネームに校長先生をつけて呼んでくれるこのクラス。担任の先生の配慮にいつも感謝している。きっと、このクラスには、いじめの「い」の字もないくらい人権がしっかり守られているんだろうなと思う。

名前は親から我が子への最初の贈り物。親の願いや想いがい~っぱい詰まった大切なもの。その背景を感じながら、我々教師は子どもたちの名前を呼ばなければならないと、常に心して校内を歩く毎日である。

今週は・・・

今週は、月曜日から色々なことがあった。保護者との話し合いも複数あった。厳しい言葉を聞くこともあった。学校と家庭は同じ目標をもつ仲間ではないのか?なぜ、感情にまかせ鋭利な言葉を発するのか理解に苦しむ場面もあった。今まで以上に学校と家庭との情報交換をしっかりやっていかなければと感じた1週間であった。
一方、ワクワクすることもあった。八木崎小サポーターズの話題や放課後子ども教室第1回実行委員会が開かれ今後の八木崎小の教育活動への新たな支援体制が着々と進んでいることにうれしさがこみ上げてきた。
すでに、クラブ活動への支援、休み時間の逆上がり支援なども始まった。金管バンドクラブの練習に来てくれることになった方、科学クラブやパソコンクラブの支援に来てくださる方も現れた。
漢字検定や郷土カルタ大会へ向けた事前の学習や練習を放課後子ども教室で実施してくれることもうれしい話題である。
その他にも、地域のスポーツチームやガールスカウト、大学のOB会、中央公民館、アイムジャパンなどの企業が八木崎小学校の教育活動や行事にかかわってくれることになった。子どもたちがワクワクするような活動が実現しそうである。今後の展開が楽しみだ。