2024年12月の記事一覧
障子を張り替えました
12/12(木)今月も「えほんの広場」を開催しました。
いつもの和室とはちょっぴり違い、日差しがたっぷり降りそそいでいます。
そう、障子が外れています。以前から和室の利用者様も公民館職員も気になっていた、障子の張り替えを行いました。
張り替え未経験者多数ではありますが、館長の指示のもとDIY!
前日に古い障子を破き、水とタワシで紙とのりをきれいに剥がして乾かしておきました。
枠にのりを付けます。出し過ぎたり、少なすぎたり加減が難しい
「まぁ、だいたいでいいですよ」と館長の言葉を聞きつつもわたしたちは真剣です。
サイズに合わせた障子紙を貼り付けて、余った部分をカット。
(コツ:のりが少し乾いてからカット)
最後に霧吹きで水を吹き付けて乾かします。(コツ:水をたっぷり含ませる)
乾くと見事!ピーンときれいに仕上がりました
枚数を重ねるごとにきれいに貼れるように感じて、わたしたちはすっかり職人気取り、楽しく作業を終えました
光をやわらかく通す障子、和室の居心地もとってもよくなりました。
新しい年を気持ちよく迎えられそうです
小・中学生期家庭教育学級「不登校支援のあり方を考える」
12/10(火)豊春地区公民館にて小・中学生期家庭教育学級「不登校支援のあり方を考える」を開催しました。
講師は、岩手大学人文社会科学部 准教授 樋口 くみ子 氏です。
不登校の原因を個人の心理的要因に着目しがちでしたが、この度の講座では社会学的視点から不登校を捉えた考え方をご説明していただきました。
登校する理由として社会学的にみる4つの要素について
・友人・教員など対人関係によるつながり
・将来的な目標達成などの手段的自己実現
・学校生活を楽しむという自己充足的な自己実現
・学校へはいくもの、規則は守るものといった信念
現代、こういった要素がなくなりやすくなっていて不登校へつながるのだそうです。
不登校になる原因は様々な要素が影響していることが説明され、わたしたちも多角的に不登校を考える機会を得られました。
外にも「不登校になって何が起きうるのか」「不登校支援の実態とニーズ」「どのように不登校の子どもに接するのか」についての話をお聞きしました。
参加者から「不登校の子どもにどのような言葉をかけるとよいか」との質問がありました。
不登校の経験もある講師が「あなたには、不登校になるっていうガッツがあるのだから大丈夫よ。と親に言われたことに勇気づけられた」とお答えしていたのが印象的でした。
参加者からは、
・ひとくくりに不登校といっても子ども自身のこと、環境、親の状況など見えていない問題があることを知った。社会の理解がより進んでいくことが大事だと思った。
・不登校は社会的にも大きな課題となっている。個人だけでは解決できないと感じていたが、社会学の視点から話していただき、納得いくことが多くあった。
などといった感想をただき、不登校の子どもたちに対する理解が深まったように感じました。
不登校の原因は様々で、個々に状況も違いますが、この度の受講がよりよい支援につながることを願います。
とよはる音楽祭開催しました
12月7日(土)とよはる音楽祭
~Winter concert~ El Cielo 2020
本格派クラッシックをお楽しみいただきました。
El Cielo2020はピアソラのスペシャリスト集団として2015年にピアノ・ヴァイオリン・チェロ・コントラバスの4人で結成された」四重奏団です。その音楽は、とても激しく、情熱的かつ技巧的、そして哀愁漂う美しさが特徴で、現代的に洗練させたスタイルで展開していきます。
アストル・ピアソラはアルゼンチン出身のタンゴ音楽作曲家です。
アンコールでは「戦場のメリークリスマス」で大盛り上がり
会場にいらした方からは・・・
熱量が伝わってきて感動しました。音楽の楽しさがわかったような気がします。楽しい時間を
過ごすことが出来ました。本格的な演奏が聴けてとても贅沢な時間が過ごせましたetc....
El Cielo2020の皆様素敵なひと時ありがとうございました。
公民館だより12月号発行しました。
「次回は公民館だより「豊春」2月号を予定しています。