粕壁南公民館
秋の気配
公民館の庭がにわかに紫色が目立つようになってきました。
これはアレチヌスビトハギ
もともとは北アメリカ原産の植物です。実には鉤状の毛があり、衣服につくと大変とりにくいです。いわゆる「ひっつき虫」には、センダングサとか、オナモミとか様々な種類がありますが、春日部あたりでは、総称して「ドロボウ」と呼ばれているようです。名前の由来はそんなことと関係があるのでしょうか。また、地下茎で広がっていくので、駆除するのがとても大変な植物らしいです。
こちらはもう一つの紫色、ムラサキシキブです。日本古来の植物です。紫色の実が特徴的ですが、夏に咲く目立たない花も紫色をしています。
現在NHKの大河ドラマ「光る君へ」で一気に身近になった感のある紫式部ですが、これを機会にこの植物の知名度もあがるかも知れませんね。