最近の学校の様子から

2025年8月の記事一覧

行事で育む力と非認知能力

6年1組の教室前に、掲示してあります。

以前も掲載しました、八ヶ岳移動教室に向けた子どもたちの決意が書かれています。

よく見ると、以前と違う箇所があります。

どこが違うのか分かるでしょうか。

 

赤い文字です。

事前に黒い文字で書いた自分の目標や決意に対して、赤い文字で事後の自己評価が書かれています。

 

どの子の振り返りも具体的で、何が達成できて、何が十分ではなかったのかが分かります。

そして、具体的な言語化により、次の挑戦や課題設定、取組目標等等にも反映させられ、学校の教育活動のほとんどが一本の線で繋がるようになります。

 

夏休み直前の全校朝会でも紹介しましたが、本校では従来の学力向上に加えて、「数値化できないけれど」生きていく上で大切な力となる、非認知能力の育成にも力を入れはじめています。

 

育てたい非認知能力を3つのカテゴリーに分け、1つ1つのカテゴリーごとに育てたい3つずつ(計9つ)の力を具体化しました。

 

【目標の達成】

 

【他者との協働】

 

【情動の制御】

 

先ほどの6年生の振り返りにも、この9つの力に当てはまる書き込みがたくさんありました。

 

これらには当然、活動ごとに具体的な姿があります。

②工夫を例にしても、宿泊学習と普段の授業では異なる姿になるかもしれませんし、共通したものもあるかもしれません。

運動会も、その例には漏れないでしょう。

 

点数化されたもの以外にも、子どもたち自身が高まりを感じられるように、教師自身も年間を見通した一貫性のある指導ができるように、取組を始めたところです。

今後の経過により、内容が精選されていくこともあるかもしれません。