最近の学校の様子から

最近の学校の様子から

健康観察カード4月分

春休み中も、毎日検温と健康観察をしてください。
手洗いをこまめにして、家庭内感染の防止にご協力ください。
睡眠時間を十分に取り、バランスのよい食事をとってください。
4月分の健康観察カードを配布しています。
なくしたり、汚したりした場合はこちらを印刷してお使いください。
健康観察カード4月[PDF:100KB]

ヒメリンゴの花が咲きました

3月28日、ヒメリンゴの花が咲きました。昨年より4日早く咲きました。
ピンクのつぼみがかわいい花です。花びらが開くと純白です。
  
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令和3年 なな山自然観察会(早春)

なな山は百草団地の南にある里山です。
なな山緑地の会の方が手を入れている山です。
西の山、中の山、東の山と特徴が違う3つの山があります。
ホームページはこちら→なな山緑地の会

なな山自然観察会は季節ごとに年5回計画しているのですが、
今年度は春の2回の観察会がコロナウイルス感染症拡大防止のための臨時休校で、
夏の観察会は雨天と東京都の不要・不急の外出自粛要請のため中止しました。
冬の観察会も緊急事態宣言発出で中止したため、今年度は秋に続く2回目の観察会です。
早春の観察会は、昨年も臨時休校で中止しため、久々の開催です。
春は様々な花が咲くハイシーズンです。そのため、2回の観察会を企画しています。
それでも、1週間交代で次々と花が入れ替わる春の花々を
全部見ることはなかなか難しいところです。
3月27日、快晴。20℃を越える暖かい日となりました。風も弱く汗ばむほどの陽気です。
  
今年は暖かく、春が早く訪れています。
すでに広葉樹が芽吹いて山全体が薄っすらと黄緑色になっています。
ヤマザクラが満開です(中写真)。
なな山には大きなヤマザクラがたくさんあって山のところどころがピンクに染まっています。
 
      ムラサキケマン            ウグイスカグラ
ムラサキケマンは学校で咲いているヒメオドリコソウやホトケノザとおなじシソのの仲間です。
みんな同じシソの花のつくりです。学校では見つけていないので写真に撮りました。
ウグイスカグラは冬の寒い時期から咲き始める早春に一番早く見られる花です。
グミのような実がなり、甘くておいしく食べられます。
ウグイスと言えば、林の中でウグイスがすっと鳴いていました。春満開。
 
      タチツボスミレ           ニオイタチツボスミレ
春の花、スミレが見頃を迎えています。スミレは種類が多く同定が難しい仲間です。
VIOLETとはスミレのこと。紫色もVIOLETです。
園芸店で売っているビオラ(VIOLA)もスミレの仲間という意味です。
紫色の花が多いのですが、白や黄色い花のスミレもあります。
タチツボスミレは一番よく見ることができるスミレです。
なな山にはよく似たニオイタチツボスミレもあります。
少し香りがするそうですが、かぎ分けるのはなかなか難しい。
スミレの花のつくりは花の後ろに天狗の鼻のような出っ張り(距=きょ)があります。
タチツボスミレは距が紫色ですが、ニオイタチツボスミレの距は色が薄くなっています。
葉の先を見ると、タチツボスミレは円形ですが、
ニオイタチツボスミレは少しとがっています。
 
西の山の頂上です。西の山は落葉樹の山です。
冬の間は落葉しているので明るい林になっています。
林の中に深いぎざぎさの葉の草が芽吹いています。
ヤブレガサです(右写真)。粋な名前が付いています。
  
多摩市内でも大問題になっているナラ枯れ。公園や里山のナラやカシの木が
大量に枯れてしまっています。
原因はカシノナガキクイムシとそれに共生しているカビの仲間ナラ菌です。
コナラの木に穴をあけて住み着きます。
なな山でもたくさんの木が感染し、伐採しています。
この切り株は感染したコナラを伐採したものです。
黒い点々はカシノナガキクイムシの痕跡です。
感染している木の中にはシートで木の下を覆って、
幼虫が春になって木から出て行き、他の木に移り住まないようにしています。
 
        マルバアオダモ
マルバアオダモの花が咲いています(赤丸内)。低いところはまだつぼみでした(右写真)。
アオダモの木は野球のバットにする木として有名です。
マルバアオダモは葉にギザギサ(鋸歯=きょし)がないのでマルバという名になりました。
アオダモの葉にはギザギサがあります。
 
  コナラの発芽        ヒゴスミレ
林の地面からはコナラのドングリがたくさん発芽しています。
しかし、林の中では育つことができません。
大きく育つことができるのは周りの木が倒れたときだけです。
赤い部分(黒丸内)がドングリの部分(子葉=ふたば)です。
葉がギザギサしているヒゴスミレも咲いていました。初めて見ました。
花の色は紫色ではなく純白です。
 
               モミジイチゴ
モミジイチゴはすでに花の盛りは越えていました。
下向きに咲くので強制的に上に向けて写真を撮りました。
いわゆる木いちこで、オレンジ色の実がなっておいしく食べることができます。
葉がモミジのような形をしているので名前にモミジとついていますが
バラの中のキイチゴの仲間です。
 
               シュンラン
中の山には本日の最大の目的、早春の里山の花の代表シュンランがたくさん咲いています。
左写真の黒丸の中が花です。他にもたくさんの株があります。
緑色で下向きに咲いているので遠目で見ると気付きません。
花茎に一つ大きな花が付いています。ランの花の形がよく分かります。
 
        中の山           中の山から東の山を臨む
中の山は広葉樹だけでなく、照葉樹と針葉樹の常緑樹が混在している山です。
西の山と比べると、冬でも、少し薄暗くなります。
東の山はアズマネザサ(篠竹)が中心の山です。
多摩丘陵では副業として昔から篠竹でめかい(目籠、めかご)を作り、
町へ持って行って売っていました。
 
              タマノカンアオイ
タマノカンアオイは多摩の名前が付いている多摩の固有植物で絶滅危惧種です。
右写真がつぼみです。花びらもなく、紫色で地味な花です。
生育か遅く、なかなか葉も多くなりません。一度ダメージを受けると復活が難しくなります。
 
なな山では間伐したコナラをほだ木にして、
シイタケ菌を打ってシイタケの原木栽培もしています。
春と秋は収穫シーズンです。みんなシイタケ狩りをさせていただきました。
落葉を貯めておくと、多摩市産のカブトムシが育ちます。
ほしい人は1匹いただきました。
 
  クマシデ       暖かい陽気の中での昼食
シデの仲間も花を咲かせていました。シデの雄花は穂になります。
イヌシデとクマシデを見ました。
広場で昼食をとってから帰りました。
晴天の下、暖かい日差しの緑の中でのんびりと過ごすことができました。
子ども6名、大人2名、合計8名が参加しました。
お世話になりました。ありがとうございました。
次回、春の観察は、5月5日(水・祝)に実施します。ご参加ください。

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芝生管理作業 令和3年3月27日

緊急事態宣言が解除され、昨年11月28日以来の
ボランティアの方による芝生管理作業を再開しました。
この日のリーダーはおやじの会のみなさん。
学級ボランティアは5年3組の保護者のみなさんです。
5年3組の保護者の方が7名、児童が5名参加してくださいました。感謝申し上げます。
 
久しぶりに校庭全面の石や枝葉を拾うことができました。
先週に引き続き、運動会へ向けて芝のでこぼこをなくすために
芝が伸びているところを中心に芝刈りをします。
 
左写真のように校庭全面に雑草のスズメノカタビラが伸びていて
右写真のような花を咲かせています。
芝よりも早く伸びて、芝が伸びるころには種を飛び散らしているから厄介です。
校庭に入ることがありましたら、どんどん抜いてください。

シロツメクサ(クローバー)もコロニーを作って繁殖しています。
こちらは芝への影響が大きいので、
ゴルフのホール(ゴールの穴)をあけるホールカッターで切り出して除去します。
あいた穴には、校庭の端のいい芝を切り出して、すっぽりと移植します。
 
新型芝刈り機は14台になりました。肥料も8袋まきました。

サクラの下の芝生管理作業はあと1回でしょうか。
芝生管理作業をしながら花見をしてください。
この日の参加者は大人38名、子ども45名、計83名でした。

次回の芝生管理作業は4月3日(土)9時00分より行います。
リーダーは鶴牧サッカークラブさん
ボランティアは新4年1組(現3年1組)の保護者のみなさんです。
そのほかの学級の保護者の方、地域の方も大歓迎です。
子どもたちができる作業もあります。
ご協力をお願いいたします。

令和3年 ナシの花が咲きました

南鶴牧小学校は果樹が多い学校です。
3月25日、ナシの花が咲きました。
2019年は4月5日、2020年は10日早く3月26日に咲きました。
2021年は3月25日です。
ソメイヨシノも昨年と同じく相当早く咲いているので、今年も昨年並みに暖かいようです。
 
職員玄関を出たなんつる農園側にあります。
ナシもサクラやウメと同じ仲間です。
ソメイヨシノよりも大きく純白の花です。豪華です。
残念ながら他の種類のナシがないため結実したのを見たことがありません。
ナシの農家は、他品種のナシの花の花粉を人工授粉させます。重労働です。
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