最近の学校の様子から

最近の学校の様子から

9月14日 4年生音楽「せんりつの重なりを感じ取ろう」

本校で、多摩市立小学校教育研究会音楽部の研究授業が行われました。

 

今日の授業は2つの部分で構成される歌唱曲を重ねて歌うことで生み出される面白さを感じ取る学習です。

「パレード ホッホー」はAとBの2部構成の歌唱曲です。通常だとA→Bの順番で歌い曲が終わります。

今日は、A→Bの後でAとBを同時に重ねて歌います。

学級を二つに分け、Aを歌うグループ、Bを歌うグループが曲の最後に同時に歌い、二つの旋律が重なり合うことについて、意見交換をしました。

実際に重ねて歌った後に、いろいろな意見が出されました。

歌い方の工夫について、双方のグループからアドバイスが送られたり、重なり合ったことで曲のイメージや声の響きの変化への気付きを発表したりしました。

9月14日 父母と教職員の会 防災イベント

父母と教職員の会が主催する防災イベントが児童の下校後に行われました。

事前に申し込みをした児童が体育館に集合しました。

このイベントを取り切ってくれたのは、中央大学の学生サークル「チーム防災」の皆さんです。

いろいろな学校で、同様のイベントを行っているそうです。

 

体育館で全体会を行い、学生の方々から自己紹介や簡単な説明がありました。

 

 

 

 

 

その後、いくつかのグループに分かれて校内で活動をします。

画像は、特活室で防災に必要な事柄を子供たち自身から意見し、学生の皆さんが上手に取り上げてくださっているところです。

9月14日 中学生の職場体験

鶴牧中学校から、6名の2年生が職場体験として本校へやってきました。

6名は、いずれも本校の卒業生です。

学校教育という公の性質をもった機関がどのようにして成り立っているのか、どのような人たちによって支えられているのか。

今までは登校する児童の立場でしか知ることのできなかった小学校を働く人の立場で感じてもらえたら嬉しいです。

体験する活動は多岐にわたっています。

実際に授業へ参加し、教員の補助を務める、用務職員とともに廃棄物処理や清掃活動を務める、事務職員からレクチャーを受け教材の整備やラベルづくりを行う、配布物を全校分印刷して仕分けをする、などです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

職場体験は明日まで続きます。

9月13日 パレットリーディング

図書室前の展示が新しくなりました。

イメージする色によって、読書も進みそうです。

 

『パレットリーディング』

What color do you like?  あなたは何色が好きですか?

赤なら情熱、青なら冷静、黄なら希望というように、色にはそれぞれ

イメージがあります。

 

学校行事で言えば、

遠足では自然を感じる緑や好奇心の黄、

運動会では勝利の赤やチームワークのオレンジ。

少し先の卒業式では、切なさの青と、スタートの白。

 

7色のイメージで分けられた本の中から、そのときの気持ちに合った

本を手に取ってみませんか。

 

気持ち×色で本を選ぶ、パレット・リーディングです。

9月12日 4年生国語「詩を味わおう」

中学年では詩を読み、感じたことを説明したり、考えたことを伝え合ったりしながら学習を進めています。加えて、それらの活動を通して、一人一人の感じ方の違いにも気付いていきます。

 

学級内で二人一組のグループを作ると、14ペアがあります。それぞれのペアに異なる詩を配りました。

詩の本文には、空欄があります。

 

この空欄に入る言葉を候補の中から選びます。

 

ペアで相談しながら考えました。本文の内容から想像したり、言葉の音韻を考慮したりと、様々な根拠が伝え合われていました。

 

 

 

 

 

 

ノートには伝え合った内容が書かれています。

 

 

 

 

 

 

 

実は、1つの言葉は1度(1つの詩)しか使われません。

しかし、答えが重複したペアが複数ありました。

だからこそ、お互いの根拠をもとに論じ合えます。

 

全体で共有する時間には、その言葉を選んだペアが自分たちの考えを発表し、続いて、その意見を聞いていた他の子供たちからも、意見が発表されていました。

 

これは、答えを探し当てる学習ではありません。

詩教材をこのように扱うことで、深く考えたり、友達の考えに意見したりという活動が活性化されることをねらっています。

月曜日の6校時でしたが、どの子も生き生きと論じ合ってました。