豊中ブログ

2018年4月の記事一覧

がんばったその先に見えるものを求めて

〇出張から帰ると、校庭では持久走のタイムトライアルが行われていました。得手不得手はありますが、みんな前を向いて少しでもタイムを縮めようと必死の形相で走っていました。走っている間は苦しく辛いものですが、走り終えた後の表情はスッキリとしています。ある種、山登りにも似た感覚かもしれませんね。走り終えた後、素晴らしい景色が広がっているといいのですが……。
〇放課後は、雨が降り出したのでしょうか、荷物に傘の下に置き、濡れないように気をつけながら部活動に励んでいます。1年生の仮入部も、きょうを含め2日間となりました。今週末の本入部まで、1年生の悩みは続くのかもしれませんね。(校長)


☆トラックを走る生徒には、何が見えているのでしょう?

☆「あと1周!」の声にスピードを上げて。

☆部活動へ向かう生徒たち。

サン・ジョルディの日

〇毎日授業を参観しながら校内を歩いていますが、今日も元気かつ前向きに授業に参加している生徒たちの姿が見られます。昨日とは打って変わってどんよりした肌寒いお天気ですが、生徒たちの元気をもらってがんばります。教室を見て歩くと、学級の様子がよくわかります。毎日朝読書を行っていますが、生徒たちがどんな本を読んでいるかで、その傾向が見えてくることもあります。移動教室で誰もいない教室の机の上には、その日に読んだ本が置かれていることもよくあります。表紙しか見ませんが、生徒を知る視点の一つにしています。
〇ところで、きょうは「子ども読書の日」ですね。これは、2001年12月に交付された「子どもの読書活動の推進に関する法律第10条」に定められているものです。それ以前は、1986年に日本書店商業組合連合会と日本・カタルーニャ友好親善協会などが4月23日を「サン・ジョルディの日」と定めたものがありました。4月23日は、スペインのカタルーニャ地方の祝日で、親しい人に気持ちを込めて、本や花を贈り合う伝統の日なのだそうです。普通は男子から女性に花を、女性から男性に本を贈るようです。日本という国は、世界中のいろいろな伝統や風習を取り入れることが多いのでしょうか。(校長)


☆元気いっぱい、数学の授業。

☆学級文庫には、様々な本が並んでいました。

☆東日本大震災のことを語り伝える物語のようです。

☆読んでいくうちに自然と目が潤んでくるのでしょうね。

☆図書室の入り口には「子ども読書の日」のポスターが掲示されていました。

明るく元気に呼びかけます!

今年度のあしなが募金二日目。
昨日の経験から慣れた表情と口調。
頼もしいかぎりです。
ただ日差しが強く、かなり体力勝負の3時間でした。
藤まつりで多くの人が行き交う中、
豊中生の頑張りが光っていました。(教頭)



よろしくお願いしま~す!

木陰を使って暑さ対策。

台詞も板についてきました。

たくさんの方々が今日も募金してくれました。

第96回あしなが学生募金に参加しています

きょうから4日間(4/21,22,28,29)にわたって「第96回あしなが学生募金」の活動が行われています。あしなが学生募金は遺児支援の募金活動で、全額「あしなが育英会」に寄付し、病気・自死・災害によって親を亡くした子どもたちや、親が重度の障がいを持つ子どもたちの奨学金、またサブサハラ・アフリカの遺児たちが高等教育をうけるための奨学金として使われるそうです。今年で49年目になるこの活動は、毎年春と秋に4日間ずつ行われ、全国200カ所で行われているそうです。春日部会場には、大学生、高校生、そして、60名を超える豊春中生が活動に参加しました。生徒たちの声に足を止め、荷物の中から一生懸命お金を取り出そうとしている方、募金箱を見つけるたびにお金を入れてくださる方など、いろいろな光景が見られました。最初は声の小さかった中学生も次第に声が大きくなり、顔が前を向くようになっていきました。この募金によって学ぶ機会を得た子どもたちが大勢います。初めて参加した1年生などは、学びたくても学べない環境にある子どもたちが、この募金に協力してくださる方々の善意で学ぶ機会を得られたということを知るよい機会になりました。(校長)


☆春日部駅西口前の藤棚は満開

☆交番前で説明を聞く生徒たち

☆大学生の呼びかけから募金活動スタートです。

☆通りかかる人々が次々に募金をしてくださっていました。

☆真剣さと緊張感が入り交じった表情をしていました。

☆グループごとに分かれて活動をしています。

☆往来の邪魔にならないように気をつけています。

☆1年生もだんだん慣れてきたようです。

☆3年生は経験があるので、少し余裕があるのかな?

☆人通りが少ないところでもがんばっていました。

年度当初のAED講習会

〇豊春中学校では、毎年、「ふれあいデー」の日に年度初めに教職員のAED講習会を実施しています。今年度は日本赤十字社埼玉支部から坂爪次彦先生を講師としてお招きし、御指導をいただきました。
〇まずはじめに、身近にある毛布を担架として活用するという演習を行いました。比較的体重が軽い先生を、と言われると、すぐにH先生が手を挙げました。救助される立場になるのですが、内心ひやひやしていたようです。でも、坂爪先生の指導のもと、息を合わせて見事に担ぎ上げることができました。次に、比較的体重の重い先生ということで、気がつくとS先生が横たわっていました。大丈夫かな、と思いましたが、これも見事に担ぎ上げることができました。女性の先生方も運び手になって試してみましたが、コツを覚え、みんなで息を合わせればできるということがわかりました。
〇次に、人工呼吸やAEDの使い方について、とても具体的にわかりやすく教えていただき、これまでよりも自信を持って意欲的に取り組んでいる姿が目立ちました。納得すれば自信が湧き、行動も積極的になるような気がしました。AEDは、使わなくてすめばいちばんいいのですが、いざというときに躊躇なく使えるようにしておくことは大切です。坂爪先生、ありがとうございました。(校長)


☆毛布が担架に早変わり

☆頭から腰にかけてが重いようです。

☆大きな人でも大丈夫かな?

☆人工呼吸はやり方さえ覚えれば、楽にできることを学びました。

☆教えられたとおりやって自信がつきました。

☆AEDのパッドの貼り方もよくわかりました。