2023年6月の記事一覧
【楽しい楽しい部屋話!】3年生
今日、6月29日㈭は3年生の「修学旅行集会」を取材しました。
各クラスの代表者がスピーチをしました。宿泊行事で学んだことや、今後の活動に繋げたいことを述べていました。
旅館での珍事やほっこりするエピソードを織り交ぜて喋る代表の言葉に思わず笑顔になる瞬間がありました。これぞ聞き手に届ける良いスピーチです!
修学旅行のチーフ職員から学年の良かったところが紹介されていました。
・全員が無事に帰ってくることができた。
・全体での移動がスムーズかつスマートに行えた。
・班別行動では1日目、2日目ともにほとんどの班が時間通りに到着チェックを受けることができた。
・計画通りに行かなかったり、近くにいる人を頼りながら無事に班別行動が完遂できた。
・2日目の合唱交流会ではベストを尽くすことができた。
・1日目よりも2日目、2日目よりも3日目みんなの成長が見られた。
☆宿泊行事で大きなケガもなく帰ってこられて本当に良かったですね!
上の写真は、京都奈良について出発前に調べて作った生徒さんたちの掲示物です。写真で見ていたものを、実際に見たり食べたりした❝本物体験❞は大きな感動を届けてくれたのではないでしょうか。
“おまけ”が本丸を超える瞬間
今日、3年生は3時間目からの登校でした。少し早く教室に到着されていた生徒さんたち何名かに修学旅行の思い出をお聞きしたところ!ある生徒さんが「旅館の部屋での会話です!」と教えてくれました。これは、保護者の方も共感してくださる方は多いのではないでしょうか?
仲間と部屋で過ごす時間を目的にして遠くに行ったわけではなかったのだが、金閣や清水寺などのいわゆる本丸(ほんまる:中心となる部分。主となるところ)より、印象に残ったのが❝おまけ❞の要素だった・・・というような不思議ことが起こる例は他にもあります!
例えば、都内のある公立小学校では、PTA役員の保護者の方が「ベルマーク」回収を代々やっていました。各家庭から寄付された大量の食品包装のベルマークをハサミで切り取り、台紙にノリ付けする気が遠くなる作業です。その苦労を考慮して、新PTA会長が活動の廃止を提案します。しかし、よくよく事情を聞くと、保護者の方同士の貴重な情報交換と交流の場として有効活用されていることが判明し、その活動を残す判断にいたったそうです。つまり、本来のベルマーク集めよりも、交流の場としてのニーズが大きかったというわけです!
将来、サービスを提供する仕事や業界に身を置く生徒さんもいるはずです。人の行動には理屈では説明できない不思議なことがあるということを知っていると、その人自身(相手の方)も気がついていないニーズや欲しいものをプレゼントできるようになるかも知れません。修学旅行の楽しい楽しい部屋話!頭の片隅に入れておいていただけたら嬉しいです!
【あんまり難しく考えない❝力❞】1年生
今日、6月28日㈬は1年生の授業を取材しました!
【国語】
漢字練習と❝不自然な日本語❞を見つける活動をしました!
【社会】
氷河期時代、海面が今よりも100mも低い時代があったそうです。ユーラシア大陸と日本列島が陸続きになっている場所から動物や人が歩いてやってきたと言われています。
この教科書に載っている❝縄文土器❞の模様は、美術の時間に作っている工芸作品と同じですね!知っていることや、今やっていることがリンクすると面白いですよね!
【英語】
教科書を開いて!黒板を見て!
人に指示することを❝英語で表す❞練習中です。必死な生徒さんたちからは「言えるんだけど、スペルがわからん!!」という悔しさが独り言になって表現されていました!
「必要は発明の母」です!これをチャンスに、単語を学ぶ原動力につなげてください!
「あんまり難しく考えない」力
1から10までを、声に出して言ってみてください。
10から1までを、声に出して言ってみてください。
多くの人が、「7」だけ言い方が変わったはずです。「しち」→「なな」です。
「これ、どうしてですか?」と外国人の方に聞かれたら・・・皆さんはなんと説明しますか?
今日の英語の授業にて!
「Please」が文の先につくときは「P」は大文字になり、文の後ろにつくときは小文字で「,(カンマ)」をセットにする。
この文法上のルールを聞いて生徒さんたちから「覚えるのが大変だ・・・」という嘆きの声が聞こえて来ました。
英語で、「知っている」を意味する「know」の発音をカタカナで書くと「ノウ」です。
「k」って書くのに発音しないのなんで!?英語ってややこしいな・・・と感じたこと!私もあります。
何をお伝えしたいのかと言うと、コトバにはそういう曖昧(あいまい)さがあって、難しく考えないでいったん受け入れちゃいましょう!です。
(言葉は日常生活に深く関わっていて人々の文化そのものであると考えれば、なんとなく言いやすいから!とか、みんながそう使っているから!というふわっとした理由だったりすることはよくあります。また、時代とともにルールが変化したりもします)
このように、いったん受け入れるという考え方は、ストレスに対策に有効です。ちょっとしたことでイラッとしてしまったり、不快な気持ちを感じてしまったときなどに、『まあ、そういうこともあるよね!』と、いったん受け入れる処世術(しょせいじゅつ)があると人にやさしくできたりします!プライベートにおいては寛容な人はお得なことがいっぱいあったりします!
☆調理室前のホワイトボード↓↓
修学旅行最終日⑤
全員が昼食場所に着き、食事をとってます。
修学旅行の内容については、以上で終わりにします。
ご覧いただき、ありがとうございました。
修学旅行最終日④
クラス別行動の様子です。
修学旅行最終日③
これからクラス別行動です。
修学旅行最終日②
朝食をとってます。
修学旅行最終日①
あっという間に、最終日となりました。
今日も仲間との思い出をつくります。
(朝の放送の様子)
修学旅行2日目④
全員元気にホテルに戻り、夕食をとってます。
明日はクラス別で京都市内を回り、帰路に着きます。
修学旅行2日目③
同志社大学での合唱披露
学校にたくさんある「分かりやすさ」工夫
子どもたちに「分かる喜び」を味わってもらうための工夫が、学校には多くあります。
【栄養士が毎日書いている食にまつわる掲示】
【元素記号を「見える化」 記号や数字の視覚化】
【授業の内容を伝える板書 何を学び、どう解決に導いたか】
【学習内容を理解し、深めるプリント 先生の願いがここにあります】
【調理実習 手順を示すことで先を見通し、事故の防止にもつながります】
修学旅行2日目②
班別行動の様子です。
修学旅行2日目①
2日目が始まりました。
修学旅行1日目⑤
部屋で夕食をとりました。
明日は京都市内を班別で行動します。
修学旅行1日目④
全員がホテルに着き、明日披露する合唱の練習をしてます。
修学旅行1日目③
奈良に到着し、班別行動となりました。
修学旅行1日目②
東京駅に着きました。
これから、奈良へ向かいます。
修学旅行1日目①
本日より、3年生は修学旅行に行きます。
朝、駅で班ごと出発チェックを行い、元気よく東京駅へ向かってます。
【ドッジボール!】2年生
今日、6月23日㈮は2年生の体育を取材しました。
今日の体育は、お楽しみのドッジボール!!!ゲームが始まったやいなや体育館は熱気に包まれました!
ボールを投げるのが上手な選手は、ずばり「ノールック!」あえて見ている方向とは違う場所にボールを投げていました。また、ある外野プレイヤーはキャッチした後、アンダースロー(ボールを振りかぶらずにキャッチした体勢からすぐに投げる)で相手に避けるスキを与えない攻撃をしていました!
リーグ戦で3クラスがゲームをします!1回戦が終わって負けてしまったクラスの女子生徒が「悔しーーー!」と言いながらコートから出てきました。その情熱は次の試合への原動力となったはず!勝負事が生み出す美しい情熱だと思いました。
その目的は何か? 〜相手の立場に立つ究極の問い〜
ありとあらゆる人間の行動には❝目的❞があります。
例えば、小さな子どもがチョコパンを食べるときに、あえて口の周りにチョコをいっぱい付けることがあります。これは、そばにいる人に自分を見てもらいたい!注目を浴びたい!という立派な❝目的❞を持っている可能性があります。もし、チョコパンを食べているときに、周りに誰もいない状況であったら…その子は普通にパンを食べていたかもしれません。
この場合、「そんな食べ方はやめなさい!」と怒るよりも「口についてるよー!」と笑顔で伝えてあげるほうが良いのかも知れません。その子にとっては、見てもらえたという事実があれば良いわけです。
こういった考え方をすると、日常で怒ることがめっきり減ります!(イライラしてしまうことはあっても、怒るという行動をわざわざ起こす必要がなくなるのです)なぜなら、怒るという行為もまたその人にとって❝目的❞のある行動なのです!
今日のドッジボールを見ていて記者の私は思うことがありました!
この体育の時間の❝目的❞は、楽しむことだと生徒さんたちはわかっている…少なくとも記者の私にはそう見えました。優勝クラスに景品やトロフィーなどはありません。ただただ、ゲームを楽しむというスポーツ本来の目的や本質のようなものがありました。
その理由に、投げられたボールを華麗にキャッチしたり、アクロバティックに避けて交わした人のプレーに、相手チームや待機しているクラスのから称賛する歓声が上がっていました!
そして、何よりリーグ戦で3位だった3組の生徒さんたちの表情がとにかく明るかったです!
最高です!豊春中2年生!
【知識とは〇〇の量!】678組
今日、6月22日㈭は678組の授業を取材しました。
【道徳】
机に肘を付いて考える人がいます。その表情を見て感じたことを書き出して発表します。相手の立場から物事を考える活動です。プリントはもう一種類あり、今度は発表の前に友達の意見を見たり聞いたりする課題が出されました。「ねー何て書いた?」とお互いに情報交換をします。日常生活に直結する大切な学習がそこにありました。担当の先生の飽きさせない工夫が随所に見られました!
【英語】
こちらの教室では、数字を英語で言えるようにするゲームをしました。サイコロを振ってその数だけ、マスを進むことができ、止まった場所に書いてある数字を英語で発音します。ルールは至ってシンプルですが、これがとっても盛り上がります。ALTの先生も混じって発音の仕方も勉強できました!
クイズです!家のトイレ掃除にかかる時間は?
2年前、クラスの生徒さんに以下の質問をしたことがあります。
「水に流せるトイレ掃除用のシートを使います。洋式トイレの水を流すレバーを拭いて→フタと便座を拭いて→便器のフチを拭いて、最後にシートを水に流して終了です。はい!何分かかるでしょうか?」
「10分!!」「えー20分くらい?」元気よく予想タイムを口にする生徒たちに、私が答えをお伝えします。
「私は朝ごはんでコーヒーを入れてパンを焼きます。トースターにパンを入れてからトイレ掃除を開始したら、ちょうど掃除が完了した瞬間にチーンと音がしてパンが焼き上がりました。つまり、3分です!」
『えー!意外とそんなもんなんだ。』という心の声が多くの生徒さんの表情から伝わってきました。
人は経験したことがないことを過大評価することがあります。やってみたら、意外と大したことなかったということは無数にあるのです!
また一方で、やってみて初めて分かる自分の不得意分野の発見もあります。自分の特性や長所を知る、可能性を広げるには…とにもかくにもやってみることが必要不可欠です。あまり難しいことを考えずに、『やってみたい!』という感情や感覚が熱いうちにまずはアクションを起こしてみてください。
外資系企業に務め、海外の人と英語を使って仕事をしている友人の言葉「知識とは行動の量だよ!」が私の好きな言葉の1つです。
【判断する力を伸ばそう!】3年生
今日、6月21日㈬は3年生の授業を取材しました。
【美術】
ペーパーウェイトづくりです!手のひらよりお大きい石(高麗石)を棒ヤスリで削ってそれぞれがデザインした形に整えていきます。今日は4回目の作業で大枠の形ができあがってきていました。取材させていただいた生徒さんたちが削り出す文字は、名字の1文字目「坂」、愛犬ジェミーの「J」、名前の1字を取った「音」だそうです!きっと素敵な作品が出来上がるでしょう!
【理科】
メンデルの考えた遺伝の理論を勉強中です!白い毛の猫と黒い毛の猫から生まれた子猫は何色になるか?まだ遺伝の仕組みが判明していない時代における、考え方の例を先生が3つ4つ提示すると「あー!(なるほど、昔の人はそう考えるよね)」という共感の声が漏れていました。
【音楽】
合唱曲「大地讃頌」を練習中です!
別室でパート練習をしていたアルトの様子を見に行った先生の代わりに、ピアノ伴奏の生徒さんがソプラノ・テノール・バスの合わせ練習でピアノを弾きます。その時の雰囲気がほっこりしていてよかったです。最後の全体合わせ練習でも楽しそうに歌う生徒さんたちの表情が素敵でした。1クラスだけでこんなに?と驚く声量が出ていました。3年生の合唱はすごい!
【英語】
英語は語順並び替え問題の答え合わせタイムでした!判断に迷う単語がありました。go home earlyの「early」です。英語では伝えたいことを文の前に、補足的なことを後ろ側にもってくる文化があります。「早く」を表す「early」は後ろ側になります。要するに early home とはならないのです。勉強になりました!
ブレちゃいけないこと、ブレても良いこと!
「自分がこれは!と決めたことはブレずに最後までやったほうが良い」 「1つの考えに固執せず、あれこれ試したほうが良い」いったい、どっちが正しいのか・・・?
こんな二者択一で悩んだことがある人は、多いのではないでしょうか。石を例にこの問題を考えます。
世の中には、硬い石とやわらかい石があります。石造りの建物を作るとき、一般的には硬い頑丈な石が向いています。しかし、硬さも度を越すと使われなくなってしまいます。削るのが大変で、お金と時間がかかり過ぎると、石材としての価値が下がるからです。
ちなみに、今日の美術で使った高麗(こうらい)石は、爪でも削れるやわらかい石です。建築には使われなくとも「石のはんこ」や「まがたま」づくりにはもってこいです。
要するに、石は使いどころが大切だということです。
使いどころ…これは、人の考え方にも言えるでしょう。「ブレないこと」「柔軟に対応すること」に絶対的な❝良い悪いはない❞のです。大切なことは→今、自分がやっていることは「ブレないほうが良いことなのか?変えたほうが良いのか?」判断する力です。この力を伸ばすには、次の2つの掛け算が有効です。①場数を踏む✕②誰かの経験を盗む です。
①場数を踏む とにかくいろいろやってみることです。
②誰かの経験を盗む 本を読む、動画を見ること等で過去の事例を学ぶことです。
私の感覚では、どちらか一方だけでは効果が薄れてしまいもったいないです。ぜひ、人生をかけて続ける勉強にトライしてみてください!オススメです。