豊中ブログ

豊春中 学校ブログ

【2年生の授業風景】体育、英語、数学

今日、12月14日㈬は2年生の授業を取材しました。

 

【体育】卓球&バドミントン

体育館では2クラスがラケット種目の授業で、卓球とバドミントンが行われていました。

卓球は8台、バドミントンは4面が設営されていて、1分30秒で交代するミニゲームが実施されていました。ゲームは、勝ち上がり負け下がりでコートを移動していきます。生徒さんに取材をすると、今日は6回目の授業ということで、技も上手に繰り出せるようになっていました。

 バドミントンでは、ゲームを有利に進めるために、技の特徴を生かしたプレーが展開されていました。

生徒の皆さんは、シャトルを遠くへ飛ばすスマッシュ・プッシュ・ドライブと、ネット際に落とすドロップ・ヘアピンなどの組み合わせを工夫していました。

 

 

【英語】スティービー・ワンダーとキング牧師

こちらのクラスでは、受動態を使った英文の学習が行われていました。記者の取材時は、ペアで教科書の本文を読み合ったり、プリントで単語の虫食いを埋める活動をしていました。

プリントをよく見ると、英文の下に日本語訳が書かれているのですが、それがあえて英語の語順のとおりになっていました。動詞が文章の後ろに来る日本語と違い、動詞が前に来る英語の特性を理解しながら空欄に入る言葉を考える仕様になっていました。

授業の終盤に先生が文法の説明をしていました。教科書の本文がプロジェクターで黒板に投影されて、そこにチョークで解説を書き込んでいきます。こうすることで本文を黒板に書き写す時間を短縮することができます。デジタル機器を活用して、短時間でわかりやすい解説がされていました!

 

 

【数学】2つの角度が同じであることを証明せよ!

こちらのクラスでは、「図形の証明」の学習が行われていました。2つの角度が同じであることを証明するために、図形の中から三角形を2つピックアップします。そして、それらが合同であることを使って証明を完了させていきます。

授業の最後にアウトプット活動として、感想や反省、覚えたことを「振り返りシート」に記入します。前回の授業である生徒さんが角度の表記の仕方について疑問に思ったことを書いたところ、先生がその回答を付箋に書いてくれていました。なぜ?と思ったことを調べたり、質問したりすることはとても重要なことですね!

 

【678組】理科、環境整備

今日、12月13日㈫は678組の授業を取材しました。

 

【理科】ネバネバ溶岩と、さらさら溶岩

理科の授業では、火山の形とマグマの種類の関係を調べる実験を行っていました。火山の形をよく観察すると、大きく3つに種類分けすることができます。なだらかで薄べったい形円すいの形お椀を伏せたようなドーム状の形 です。その原因は何なのかを突き止めるために、水で溶かした小麦粉をマグマに見立てた実験をしていました。

左の写真が、水が少なめの小麦粉です。そして、右の写真が、水を多めにした小麦粉です。

山の形の違いが一目瞭然ですね!お椀を伏せたようなドーム状の火山はネバネバのマグマで作られ、なだらかで薄べったい形の火山はさらさらのマグマで作られたことがわかりました。

このあと、ある生徒さんが「この2つを混ぜたらどうなるのだろう?」と疑問を口にしたところ、先生がやってみよう!と時間をとってくれました。粘り気がちょうど中間くらいの小麦粉でできたのは…そうです!円すい型の火山です!

生徒の皆さんは、体験活動を通して、楽しく理科の学びを深めていました。旅行に行って火山を見たときや、噴火のニュースをテレビで見たときに、その火山の形からマグマの性質を予想することができますね!そういった、観察力や予測する力を理科の授業を通して、これからもどんどん身につけていってください。

 

 

【環境整備】活動を通して学ぶこと!

こちらでは、教室の整備活動を行っていました。業務用の電動ブラシを使って磨いた床を、生徒の皆さんが手作業できれいに拭き上げていました。

「仕事」に対する価値観は様々です。どれが正解ということはありませんが、記者の私が好きな考え方は「誰かの困ったを解決すること」です。例えば、コンビニのサンドイッチは、おいしいサンドイッチが食べたいが、家で料理をする時間がなかなかとれない…と困っている人の問題を解決してくれています。水回りの修理をしてくれる人や会社は、家のトイレやお風呂が壊れたときに、修理の仕方がわからなくて困っている人の問題を解決してくれます。こんなふうに、自分の仕事が誰のどんな問題を解決しているのかを考えると、意外な発見や気づきがあったりします。

今日の教室整備のお仕事も“困った”を解決し、来年度入学する未来の豊春中の仲間に喜んでもらえる活動でした。一生懸命作業をしてくれた生徒の皆さん!本当にありがとうございました。

 

【1年生の授業風景】体育、音楽、英語

今日、12月12日㈪は1年生の授業を取材しました。

 

【体育】ソフトボール!

こちらのクラスでは、青空のもとソフトボールが行われていました。防球ネットに向かってバッティングの練習をしている生徒さんたちの姿はかっこよかったです。ネットの反対側では、実際に投げたボールを打つ練習が行われていて、新聞紙を丸めて作った特製のボールが使われていました。ヒットすると「ボンッ」といい音が響きます!校庭では、ボールをキャッチする守備練習も行われていました。

 

 

【音楽】お琴で奏でる「さくらさくら♪」

こちらのクラスでは、音楽でお琴の授業が行われていました。ペアで1台の琴が用意されていて、生徒の皆さんは興味津々な表情で弦を弾いて練習をしていました。親指・人差し指・中指の使い方を生徒さんに教わり、私も体験させてもらいました。弦を弾くと、和を感じる心地よい音が響き、心が癒やされました。豊春中には箏曲部があり、道具や設備が充実しています。音楽の授業で伝統的な楽器に触れる機会があることは本当にすばらしいことだと思いました。

 

【英語】自分の推しをプレゼンテーションしよう!

こちらのクラスでは、PCを使ったプレゼンの準備をしていました。英語の授業なので、英文で表現します!

ある生徒さんは大好きなテニス選手のバックハンドのすごさを!またある生徒さんは"インタビュー系ユーチューバー”についてのプレゼン準備をしていました。友達と相談しながら、資料の完成を目指していました。

取材中に印象的だったのは、PCの翻訳機能を使っていた生徒さんが多かったことです。プレゼンに必要な言葉でまだ習っていない英単語を調べてメモしていました。翻訳機能は直訳的なので、自分の伝えたいニュアンスが伝わるようしなければなりません。そういったことを友達と積極的に話し合って活動をしていました。発表が楽しみですね!

 

 

【2年生の授業風景】

12月9日㈮は、2年生の授業を取材しました。

 

【英語】技能テスト!

こちらのクラスでは、教科書の英文を音読する技能テストがありました。ALTの先生がスタンバイしている図書室で、2種類の英文からランダムに選ばれたものを音読します。普段の授業でもペアになって音読の練習をしているので、その練習の成果が発揮されたことでしょう。教室では、「受動態のまとめ」プリントを進めていました。

 

 

【社会】東京大都市圏を調べる!

こちらのクラスでは、地理の授業が行われていました。グループを作って、昼間人口(ちゅうかんじんこう)と夜間人口(やかんじんこう)のデータをもとに大都市の抱える課題などについて学習をしていました。

日本の総人口は平成20年の1億2808万人をピークに平成23年以降、減少が続いています。これまでの日本は、人口が増えることを前提に社会の仕組みが作られてきましたが、今後は人口が減っても成り立つ仕組みに変えていく必要があります。現在の社会課題に向き合うには、必要な情報を探し、データを読み取る力が求められます。生徒の皆さんは授業の調べ学習を通して、まさにその練習をしていました。

 

 

【自習タイム】

こちらのクラスは、自習の時間でした。期末テストの解き直しや、ワークの課題を進めている生徒さんが多かったです。『テストでいい点数を取る!』は目標としては有効ですが、目的ではありません。本来のテストの目的は、今の自分の実力で解けない問題を知ることです。そして、必要な分の復習をすることが大切です。

また、ある生徒さんはPCでタイピングの練習をしていました。デジタルネイティブと言われる若い世代でも、スマホと違うPCのキーボード入力は苦手…という人は少なくないそうです。学生のうちにタイプが素早くできるようにしておくことはとても重要だと思います。生徒の皆さんは貴重な自習時間をそれぞれに有効活用していました。

 

 

【国語】書き初めを始める前に!

こちらのクラスでは、いよいよ始まる書き初めを前に、道具の準備と、書体の歴史について学習をしていました。楷書体で書く「礻しめすへん」「衤ころもへん」は、行書体では“同じ表記”になります。これは記者の私は初耳でした。今回の書き初めは、その行書体にチャレンジするそうです。書体の歴史や文字の成り立ち、書き順を知るとより文字を書くことができると思います。次回の国語が楽しみですね!

 

 

【保健委員会の活動】

保健室前の廊下に、「歯磨きパトロール」と題した掲示物があります。白衣を着て、巨大な歯と歯茎の模型を持った保健委員会の生徒さんが啓発活動をしている様子がまとめられています。廊下を通られた際にはぜひご覧になってください。

 

【678組の授業風景】〜美しいハンドベルの音色〜

今日12月8日㈭は、678組の音楽の授業を取材しました。

今日は、ハンドベルを使って名曲「ふるさと」を演奏する授業が行われました。

まず、楽譜にドレミファソラシドを書き込みます。音符を読むのが得意な生徒さんが周りの友達に教えていました。

それが完了すると、自分の担当する音程のベルを受け取って練習スタートです。うさぎおーいしかのやまー♫ を歌声ではなくベルで演奏します。2回ほど練習をしただけなのに、ピアノの伴奏に合わせて演奏することができました!先生がびっくりするほどの上達でした。

最後に10分ほど時間に余裕ができたので、わすれがたきふるさとー♫ の部分をト音記号とヘ音記号の音符を合わせて演奏することにチャレンジしました。生徒の皆さんは、大人数で一つの曲をつくりあげる楽しさを存分に味わえたのではないでしょうか。次回の音楽の授業を楽しみにしていました!

 

【まめちしき】

日本の音楽の授業で習う「ドレミファソラシド」はイタリア式の表記です。しかし、「C D E F G A B」の英米式表記のほうが広く使われていると言われます。たしかに、今日使っていたハンドベルも柄の部分の表記は「C D E F G A B」でした。写真の「B♭」は「シ♭」のことです。

ギターなどの楽器を演奏するときに、楽譜書かれたコード(和音)を読むのですが、それも「C D E F G A B」の英米式です。最初は混乱しますが、楽器を演奏するのは楽しいですし、一度覚えてしまえば一生ものです。不思議なもので、人は楽しいと思えたものはよく覚えます。

今日の授業に参加していた生徒さんは、本当に楽しそうに演奏をしていました。音楽をより好きになることで、楽譜の読み方や楽器の演奏方法についての理解も一段と深まったのではないでしょうか。まさに「好きこそものの上手なれ」ですね。