豊中ブログ

豊春中 学校ブログ

学習発表会・3年生を送る会

○市内中学校特別支援学級合同学習会(学習発表会・3年生を送る会)が、武里中学校体育館で行われました。これまで会場を変えて行われてきた合同学習会の総仕上げの会です。学校は違えど、練習を重ねて仲良くなった友達と元気いっぱいの演技を見せてくれました。3年生は、この日を最後にそれぞれの進路に進んでいくので、きょうは「3年生を送る会」を兼ねていました。最後は一人一人この学習会での感想を述べてくれましたが、まっすぐで素直な言葉が印象的でした。本校の生徒たちも、いつもと同じよさを発揮してがんばっていたのが印象的でした。(校長)


体験して初めてわかること

○1年生の福祉体験学習の2日目は、前回と違う体験講座です。お年寄りの気持ちを考える上で大切なことは、その人の身になって行動することです。人は少しずつ老化していきますが、若いうちはなかなかそれがわからないものです。私も子供の頃、テレビの音量で閉口した記憶があります。老化すると、だんだん高い音から聞こえなくなってきます。聞こえないと、話しかけるのがだんだん億劫になってくるのだそうです。そうして人との関わりがなくなってくることも、認知症を引き起こす原因の一つにもなっているそうです。体が自由に動かなくなったり、ものが見えづらくなったり、身体的な機能が衰えてくるのは、誰でもいずれは通る道。50年後の自分を想像してみましょう。
○この体験を通して、いろいろなことが思うようにできない人々の苦労が理解できたと思います。そんな人に出会ったときは、できる人が困っている人に手をさしのべてあげることが大切だと思います。「何か、お手伝いしましょうか?」というひと言が自然に出てくる人になれるといいなぁ。(校長)


☆手袋をして箸を使うのは、こんなにも難しいの?

☆重くて固定された手足で歩くのは、とても難しい。

☆乗っている人の気持ちがわかります。

☆いつも見慣れた教室を歩くのも怖かった!

☆手話の動きの意味がわかりました。

☆白内障って、こんなにも見えないの?

☆大切な言葉がけ

学校評議員会が行われました

○平素より本校の教育活動御言をいただいています学校評議員の皆様に御来校いただき、本年度の学校運営について御意見等をいただきました。少し前までは雪の予報が出ていましたが、学校評議員さんをお迎えする日とあって天気も気を遣ってくれたのでしょうか、とても暖かなよい日となりました。
○まず、授業参観をしていただきましたが、生徒たちはいつもと変わらず、しっかりと授業に臨んでいました。地域の子どもたちを見る評議員さんの顔には、元気に学習に励む生徒たちを見て、うれしそうな笑みが浮かんでいました。
○学校評価については、評価の下がった項目についての御指摘や、生徒たちの地域行事へのさらなる参加等、いろいろな御意見をいただきました。改善すべき点については、さらに努力を続け、よい点はさらによくなるよう工夫を重ねて参りたいと思います。
○学校評議員の委嘱期間は年度ごとですが、最長3年間と定められています。この度、3年間お務めいただいた小保方様、今井様、市村様の3名の学校評議員さんが任期満了となりました。長い間ありがとうございました。今後も豊春中学校への御支援御協力をよろしくお願いいたします。(校長)


☆二宮金次郎さんは、相変わらず読書に勤しんでいます。

☆耳を澄ませて英語を学習しています。

☆作品の多様さに驚きました。

☆資料を基に協議中です。

☆3年間お世話になりました。

春はもうすぐ

○きょうは、二十四節気の「雨水」。これは、立春から数えて15日目にあたり、降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まる頃のことをいいます。少し前の天気予報では、20日は雪が降るかもしれなかったのですが、それも消えましたね。地方によっては、大変な豪雪で日常生活に支障をきたしているという情報も耳にしますが、これからは少しずつ春らしさが感じられるようになると思います。
○そんなきょうは、県公立高校の出願日です。3年生は、3時間授業を行い、給食を食べて下校。それから、それぞれの志望校へと願書を持って向かいました。経路を確認しながら、当日慌てないですむように気をつけていってらっしゃい。(校長)


☆春を知らせるオオイヌノフグリ。

☆チューリップの芽も大きく育っています。

☆気をつけていってらっしゃ~い!

安心・安全なネット利用教室を開催しました。

○本日、第5・6校時に、SNS等のトラブルを未然に防止するために、LINE(株)の古賀安沙美様を講師にお迎えして、「安心・安全なネット利用教室」を全校生徒を対象に開催しました。
 「インターネットを使うときに気をつけること、考えることをテーマに、まずは、生徒によるキャッチボールの実演からコミュニケーションを大切にすること、相手の立場に立って考えることを学びました。その後は、講師の先生の質問を生徒が答える形で講義が進められていきました。
  例えば、「友達からされたら嫌なことは?」に対して次の5つの中から生徒は答えました。
1、すぐに返信がない。
2、なかなか会話が終わらない。
3、知らないところで自分の話題が出ている。
4、話をしているときに、ケータイ、スマホを触っている。
5、自分が一緒に写っている写真を公開される。
生徒の答えはみな様々で、「嫌なことは人によって違うこと」、「自分の嫌なことを、相手は嫌なことと思っていないかも知れいということを考えさせられました。
  また、写真の公開についてもお話しがありました。再確認できるとよいと思います。
・「嫌な写真」や「公開してもよい写真」は人によって違う。
・公開した写真は、いろいろな人が見る可能性がある。
・公開した写真は、すぐに広がってしまう。
・公開した写真は、消すことが出来ない
・公開した写真で、場所がわかることがある。
※写真の公開については、自分が公開してもよいと思っても、他の人からすれば迷惑な場合があることを強調されていました。公開する前に、「どんな人が見るか?」を、意識できるとよいと思います。
  次は、講師の先生のまとめのお話しです。
・「嫌な言葉」や「嫌なこと」は人によって違う。
・「文字」だけで伝えると、感情が伝わらないので、「誤解」が生じやすい。
・ネット上では相手の表情や雰囲気がわからないので、相手が「嫌がっていること」に気づきにくい。
・ネット上のコミュニケーションでは、「相手がどう感じるか」を想像しながら、自分の気持ちを上手に伝えよう。
 そして、もう一つ大事なことは、「迷ったときや、困ったときに誰かに相談すること」です。
 
 最後に生徒(2年生)の感想を紹介したいと思います。
 「今日の教室では、SNSについて詳しく学びました。人によって嬉しいことや嫌なこと、して欲しいことは十人十色というように全く異なっていました。SNSに投稿した写真などは自分が消しても拡散されてしまったり、文字だけで表情が見えないと、ごかいが起きてしまい、けんかになってしまったりすることもあるのだと学びました。『言葉は刃物、人を傷つけてしまうことがほとんど』や『相手の気持ちを考える』といった名言は、本当にその通りだと思いました。相手を思いやり、これからの生活に生かしていきたいです。」

 今日は、とても有意義な教室になりました。学んだことを是非これからの生活に役立てて欲しいと思います。(教頭)