豊中ブログ

体験して初めてわかること

○1年生の福祉体験学習の2日目は、前回と違う体験講座です。お年寄りの気持ちを考える上で大切なことは、その人の身になって行動することです。人は少しずつ老化していきますが、若いうちはなかなかそれがわからないものです。私も子供の頃、テレビの音量で閉口した記憶があります。老化すると、だんだん高い音から聞こえなくなってきます。聞こえないと、話しかけるのがだんだん億劫になってくるのだそうです。そうして人との関わりがなくなってくることも、認知症を引き起こす原因の一つにもなっているそうです。体が自由に動かなくなったり、ものが見えづらくなったり、身体的な機能が衰えてくるのは、誰でもいずれは通る道。50年後の自分を想像してみましょう。
○この体験を通して、いろいろなことが思うようにできない人々の苦労が理解できたと思います。そんな人に出会ったときは、できる人が困っている人に手をさしのべてあげることが大切だと思います。「何か、お手伝いしましょうか?」というひと言が自然に出てくる人になれるといいなぁ。(校長)


☆手袋をして箸を使うのは、こんなにも難しいの?

☆重くて固定された手足で歩くのは、とても難しい。

☆乗っている人の気持ちがわかります。

☆いつも見慣れた教室を歩くのも怖かった!

☆手話の動きの意味がわかりました。

☆白内障って、こんなにも見えないの?

☆大切な言葉がけ