豊中ブログ

豊春中 学校ブログ

子供は風の子 大人は火の子

〇きょうは、昨日より寒さが身に染みます。足下からしんしんと冷えてくるのは、冬とはいえ嫌なものです。そんな日でも、昼休みの校庭は、元気な生徒たちが走り回っています。体力が余っているのか、3年生が多いように感じます。「子供は風の子 大人は火の子」という言葉がありますが、これは江戸時代からある言葉のようで、昔も今も変わりないのでしょうね。テニス、バスケ、サッカーなど、圧倒的に男子が多いのですが、きょうは、女子の集団がいたので、「何をやっているの?」と尋ねると、「泥警(泥刑)!」という答えが返ってきました。これは「警泥(刑泥)」ともいうようですが、どちらが本当なのでしょう。テレビドラマで『ドロ刑ー警視庁捜査三課ー』というのが放映されているようなので、その影響もあるのでしょうか?
〇それにしても、元気に遊ぶ子は、表情もいいですね。みんなとびきりの笑顔です。やはり、健康が一番ということでしょう。今夜は、関東でも雪が降るところがあるとか。「犬は喜び庭駆け回り、猫はこたつで丸くなる」という歌がありますが、「子供は犬で、大人は猫」という言い方もできるかもしれませんね。(校長)


☆バスケ~2対2

☆サッカーは、だれが敵か味方かわからないくらい速い動きです。

☆笑顔いっぱいで、この中には泥棒と警察官(刑事)なんていないよね。

公孫樹の木も箒になった

〇この1週間で気温は夏から冬へと一気に変わったような感じですね。ニュースを見ていても、積雪量が0㎝から101㎝となった地域もあったようです。急激な変化は、準備も追いつかないし、体調にも影響があると思います。健康管理には、十分気をつけたいものです。
〇校内の樹木も次々に落葉し、今朝のグリーンロード付近はイチョウの葉で覆われていました。校庭の木々を見ると、高村光太郎の詩である『冬が来た』のような光景が広がっていました。“きっぱりと冬が来た”という言葉もそうですが、“公孫樹(いてふ)の木も箒(ほうき)になった”という姿が次々に広がっていくような感じがします。校内では、1年生が書き初めの練習をしていました。今週中には、各教室の廊下に作品が展示され、それぞれの個性ある作品を見ることができると思います。楽しみですね。
〇今週末には年賀郵便の特別扱いが開始されます。書き初め練習で身につけた技能が発揮されるといいですね。ちなみに、年賀状にも書き方の基本がありますが、大丈夫ですか。たとえば、賀詞。目上の方へは「謹賀新年」、「恭賀新春」など4文字以上の賀詞を用い、「賀正」、「迎春」など2文字は、同僚、友人などに用います。「あけましておめでとうございます」は、どんな方に対しても用いられるようです。「去」は忌み言葉なので、「去年」は用いず、「昨年」や「旧年」を用います。そういえば、昔生徒から届いた年賀状に「殿」という敬称が使われていたことがありました。「殿(どの)」は目上の人が目下の人に対して使う言葉なので、目上の人に宛てた文書には「様」を使います。一生懸命考えて、私を殿様扱いしてくれたのでしょうね。今となっては懐かしい思い出です。何か始めるときには、一度調べてみるのもいい勉強になりますね。(校長)


☆箒になってきたイチョウの木々。

☆菜の花が開花し始めました。

☆書き初め練習も終盤に。

手作りの味わい

〇1年生の技術の授業では、木材加工に取り組んでいました。工具の使い方を確認し、実際に簡単な作品を作っていました。今回は、ペン立てのようです。のこぎりやキリ、げんのうなど、普段は使うことのない道具に触れて、最初は戸惑っていた生徒も、だんだん夢中になっていくような変化が見られます。釘をまっすぐに打つって、案外難しいものですね。できなかったことができるようになる時って、本当にうれしいものですね。(校長)


☆一点を見つめて

☆釘穴をあけたり、釘を抜いたり

☆万力は強い味方

☆先生、教えてください!

☆みんなで教えてもらおうっと!

ゆらりとんぼ(勝ち虫)

〇今年も市内在住の竹細工師、三枝英夫様から合格祈願の「ゆらりとんぼ」をいただきました。ありがとうございます。毎年、市内の中学生のためにいただくゆらりとんぼは、心安らぐ贈り物です。今年いただいたとんぼの胴体には黄色の模様があり、黄色学年にはぴったりですね。力強う味方が現れ、受験勉強にも力が入ると思います。よかったですね。

〇そんなとんぼを見ながら校内を歩いていると、昇降口横の柿の木が目にとまりました。すっかり葉を落とし、たわわになるほど実ったたくさんの柿の実が花のように見えました。「柿」は「嘉喜(かき)」(喜び幸せが来る)に通じるんだそうです。また、幸せをかき集めるという縁起担ぎもあるとか。そして、柿が長寿の木というのも縁起が良いとされている理由だそうです。きょうは、とてもいい気分になりました。(校長)






点描画にチャレンジ!

〇3年生の教室をのぞいてみると、点描画に取り組んでいました。線ではなく点で描く絵は、不思議な魅力がありますね。点の密集具合で濃くも薄くもなり、立体的な絵にもなります。遠くから見ると、写真と見間違うこともしばしば。点の打ち方にも個性があるようで、目にもとまらぬ速さで機械のように打ち込んでいる生徒もいました。私が中学生の頃は、こういう作品作りは経験しなかったように思います。中学生に戻れたら、是非やってみたいと思います。残念ながら、それは叶わぬ夢ですが……。(校長)