八木崎小学校 校長室より

校長室より

熱中症注意!

 一昨日の天気予報で、「気温が三段跳びのように上がっていく」と説明していた。ホップ、ステップ、ジャ~ンプと上昇するというのだ。予報どおり、昨日より今日が暑く、さらに土曜日、日曜日も暑くなるとのこと。熱中症には、くれぐれも用心したい。
 小学生が学校で熱中症になったというニュースは、あまり聞かない。「十分な睡眠と水分補給、朝食をしっかり食べる」をやっていれば、熱中症にはかかりにくいという説がある。きっと、小学生は、この3条件をクリアーしている子がほとんどだからだろう。保護者の皆さんのおかげである。今後も、熱中症0が続くよう、健康管理をお願いしたい。
  熱中症に関する情報サイトがあるので、参考にしてください。
環境省「熱中症予防情報サイト」http://www.wbgt.env.go.jp/

秋田で学ぼう!

 秋田県の校長先生から「秋田で学ぼう!教育留学推進事業」というものを紹介していただきました。現地集合、現地解散ですが、興味深い内容だったので紹介します。









 なお、詳細については、以下のホームページへ
https://www.pref.akita.lg.jp/pages/archive/41974

自治会長と学校の連絡協議会

 今年度第1回目の自治会長さんとの連絡協議会を行った。ず~っと天気だったのに、今日だけ雨。それも、風も強く、横殴りの雨。(延期にするか迷ったが)
 にもかかわらず、5人の自治会長さんが来校してくれた。感謝。
 前回からの宿題である、災害時の避難場所について2案を示し、A案で決定。災害が発生し、本校を避難所にする場合、体育館が第1の避難場所。さらに必要になったら、教室棟の1階、2階までは、避難所候補とする。高学年図書室は、対策本部とする。仮設トイレの位置、物資運搬ルート、防災倉庫の鍵の番号等の確認も行った。
 いざという日が来ない方がいいが、来たときのシュミレーションを、さらにリアルに共有しておかなければならないと感じる。

健康診断は、6月末までに

 4,5月は、保健関係の検査が多い月。視力、聴力、尿検査、歯科健診、内科検診、眼科検診など目白押し。担当者の綿密な準備や担任の先生方の御指導のおかげで、計画通り順調に実施されている。担任の先生方には、保健関係計画資料にしっかり目を通し、検査の方法や進め方について良く理解したうえで検査に臨んでほしいと思う。
 また、検査の結果を十分把握し、児童理解に役立てるとともに、今後の指導に活かしたり、その後の変化がどのようになっていくかを見届けることも大切だ。
 保護者の皆様には、我が子の健康管理を十分行っていただきたい。治療勧告書を受け取ったら、早めの受診もお願いしたい。本校は、歯科治療率100%を目指している。低中学年は、乳歯から永久歯に生え替わる時期。永久歯がむし歯になったら、後がない。
 我が子の歯の健康管理は、親の責務である。

※学校保健安全法:健康診断は,毎学年,6月30日までに行うものとする。

県小学校校長会総会終わる

 本日、前半戦の山場、埼玉県小学校校長会総会が、大宮ソニックシティ大ホールを会場に行われた。総会後の研修では、オリンピックメダリストの「星 奈津美 氏』の講演が行われた。「競泳人生で学んだ大切なこと」という演題で1時間の講演を聴くことができた。
 メダルまでの苦難の連続、病気との闘い、それを乗り越えて2度のオリンピックメダル獲得の話は、1時間があっという間に終わってしまうくらい中味の濃いものであった。コーチングの大切さも学ばせていただいた。
 最後に、銅メダルを持たせてもらう機会を得た。記念の写真は校長室に飾ろう。

春の交通安全運動

 5月11日(土)から5月20日(月)までの10日間、「春の全国交通安全運動」が実施されている。埼玉県では、自転車乗用中の交通死亡事故が多発していることから、県独自の運動重点として「子供と高齢者の自転車乗用中の交通事故防止」を定めている。 
 特に交差点での交通事故が多発しているので、交差点での安全確認が必要。また、交通事故の被害軽減のため、自転車用ヘルメットの着用についても、その必要性について、学年に応じた話を担任からしてもらっている。ある講演で、「数千円のヘルメットの代金とお子さんの命のどっちが大事ですか」と話されていたのが、今でも頭に残っている。

開校記念日

 48回目の開校記念日。今年度は、課業日とした。業前の時間は全校朝会とし、開校から20年くらいのことを映像を交えて子どもたちに伝えた。開校当時の先生方の苦労やPTAや地域の皆様の協力の様子、有名な先輩、卒業記念品、等々、いつもと違う校長講話とした。
 3時間目は、授業公開。普段の午前中にもかかわらず、多くの方が参観にいらしてくれた。子どもたちも、張り切って学習していた。

十連休終わる

 十連休が終わり、不安な気持ちで今朝の登校風景を見ていた。しかし、八木崎っ子たちは、いつもと変わらぬ顔で元気に登校していた。欠席者も少なく、教室を回っても、落ち着いた雰囲気で授業が行われている。さすが!八木崎っ子。
 保護者の皆様、ありがとうございました!

令和元年

 昭和から平成への改元とは違い、世の中が明るいムードで5月1日を迎えている。天皇の退位は、江戸時代の光格天皇が上皇になって以来202年ぶりで憲政史上初めてとのこと。1日は、テレビを付けると皇室行事のニュースでもちきり。『令和』に込められた素敵な願いが実現する世の中になって欲しい。
 我々教師も、目の前の子どもたちが、将来、大きな花を咲かせるよう、小学校時代に身に付けるべきことをしっかり身に付けさせて中学校へ送り出したいと思う。
【八木崎小授業の心得】
1 授業の用意をしてから休み時間
2 チャイム着席
3 あいさつ・返事は元気よく
4 よく考え、進んで発表
5 みんなで学び合う

藤まつり

 八木崎小学校金管バンドクラブの子どもたちが、2年ぶりに藤まつりのパレードに参加した。休み時間や放課後、春休み中も登校して一生懸命練習していた成果を発揮する日。出演2時間前には、学校に集まり、音出しをして、校庭で歩きながらの演奏を練習。
 いよいよ、スタート地点に立つ。みんなの顔は笑顔。自信をもって堂々と演奏する姿に拍手!音も良く出ている。練習の成果が出せて良かったね。

学校とICTフォーラム

 品川にある東京コンファレンスセンターで開催されている「学校とICTフォーラム」に参加した。2020へ向けて、教育の情報化における「現状の課題への対策」についての情報を得たいと思い出席。5本の講義やパネルディスカッションは、どれも勉強になった。その中で、「主体的、対話的で深い学びの実現に向けて」という田村 学(國學院大學教授)先生の講演が、特に勉強になった。内容がとても分かりやすく、『独立行政法人教職員支援機構』(https://www.nits.go.jp/)のホームページでも聞くことができる。
 「研修教材」→「校内研修シリーズ」中の№4,№25の動画。いずれも25,6分の動画。
ぜひ1度、ご覧ください。勉強になります。

文化財保護課の出前授業

 文化財保護課の方を招いて6年生社会科『縄文教室』を実施した。 本校の学区内(春日部高校、八幡神社)にも縄文時代等の痕跡があることを知ったり、市内で発掘された土器を分類したり、復元された土器を触ったり、国内で採石された黒曜石で段ボールを切る体験をしたりと、とても充実した学習ができた様子。本物に触れることができたので、子ども達も意欲的に学習していたようだ。
 J:comTVのインタビューに答えていた児童の表情とコメントが印象的。目を丸くして、昔の人の技術の高さに驚いたことを伝えていた。

しっかりと『土づくり』

 教室や廊下に子どもたちの作品が掲示され、担任の先生の思いを込めた学級経営が始動した。昔、学級経営は、1学期を「土づくり」2学期を「花づくり」3学期を「実づくり」に例えることがあると先輩から教わった。子どもたちの『学ぶ雰囲気』をどのようにつくるか、『安心感や信頼感のある人間関係』の醸成をどう図るか、『ルールやきまり』の確立をどうするか、など、年度当初の学級の風土づくりは、特に大切。
 子どもたちが「この学級で学んで良かった」と実感できるよう、今は「土づくり」をしっかりしたいもの。たとえ時間がかかっても学校生活や学級で必要なルールをこの4月に徹底させれば、その後が楽になる。

鉄壁のリカバリー

 いま話題の日産自動車社長で最高経営責任者であるカルロス・ゴーン氏は、いいこともたくさん言っている。その1つ、「周囲が気づく前にリカバリーしていたから誰もそれがミスや失敗だとは気づかなかった」と述べている。
 仕事には、ミスや失敗がつきもの。あって当たり前。ですから、ミスや失敗を恐れることはない。それをいかに最小限に食い止められるか、また、起こしたときに、どう対処するかが大事。復元する力がその組織に、どれだけあるかが問題だと思う。利益や効率を求める会社組織と学校は少し違うが、参考になることは多々ありそうだ。
 八木崎小は、先生方が気がついて動いてくれるので、リカバリーはバッチリだ!

教師の仕事

 新年度が始まり、連日子どもたちを迎えるために、朝早くから夜遅くまで丁寧な準備をしてくれている先生方に感謝。昨日、子どもたちは、「今年は、どんな先生に教えてもらえるのだろうか」と、期待と不安でいっぱいだと思う。その「ワクワク!ドキドキ!」する気持ちを大事にしてもらいたい。どの子も素晴らしい宝(良さ)をもっている。皆、ちがう宝物。その宝物を大きくして自信をもたせることも、私たち教師の仕事。

平成31年度始動!

 本日、平成31年度の第1学期始業式。1日から毎日遅くまで先生方が新年度の準備をしていた。そのおかげで、無事、今朝を迎えることができた。感謝。
 保護者・地域の皆様、本年度もよろしくお願いします。子どもたちは、今朝、元気に登校してきました。約2週間の休みが嘘のように、いきいきと登校。これは、保護者の皆様のおかげです。クラス分けの貼り紙に駆け寄ると「あっ、わたし、○組だ!」「・・・・さんと一緒だ!」などの歓声があがり、にぎやかな昇降口でした。

あと3日

 4月になると心の中に新しく動き出すものがある。新しい先生との出会い、新しい子どもたちとの出会い、新しい校務分掌、新しい学年・・・「今年は、こんなクラスに・・・」「こんな工夫をしながら・・・」等、ほどよい緊張感と熱い情熱が沸き立ってくる。4月8日のスタートがスムーズに切れるように、春休みを有効に使っていきたい。

始業式に向けて

 4月の第1週は、着任、職員会議、校務分掌決定、教室・荷物移動、学級開きや入学式の準備、諸届等の事務書類の提出、備品等の確認、校舎・校地の整備等々、短い時間にやらなければならないことがたくさんある。
 また、季節の変わり目でもあり、先生方には、くれぐれも身体に気を付けて仕事を進めていただきたい。
 今、新6年生が登校し、校内の清掃や1年生の教室の整理整頓、飾り付けをやってくれている。どの子も、黙々と動いている。皆、かわいい1年生のためにがんばってくれている。ありがとう!

新元号決まる!

 4月1日、新しい元号が「令和」と決まった。『万葉集』の「初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす」という一節から取られたそうで、「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味が込められているらしい。
 安倍首相は、新元号に込めた願いを「悠久の歴史と薫り高き文化、四季折々の美しい自然。こうした日本の国柄を、しっかりと次の時代へと引き継いでいく。厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人ひとりの日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたいとの願いを込め、『令和』に決定した」と語っていた。この願いどおり、子どもたちが、将来、大きな花を咲かせることができるように小学校の内に鍛えるべき部分は、しっかりと鍛え、成長を見守っていきたい。

平成31年度が始まる

 3月31日と4月1日。1日違いが大きな違い。学校は、年度がかわる。同時に、何もかもが新しくなる。先生方も16人前後が入れ替わり、新しい風が八木崎小にも吹き込んでいる。
 今朝、8名の先生が着任。本校の新たな戦力。その後、私は、春日部市教育センターで行われる着任式に出席。初任者の先生達と出会う。
 昨日まで、別れを悲しみ。今朝は、出会いに喜ぶ。新しい風とともに八木崎っ子のより良い成長を見守っていきたいと思う。
 保護者、地域の皆様、本年度も、よろしくお願いします!

P.S. 元号が「令和」となった!

中学校の卒業式

 校長と教頭が手分けをして、春日部中学校と大沼中学校の卒業証書授与式に参列してきました。八木崎小学校を卒業して3年。心も身体も大きく成長した姿に感激しました。特に、答辞の中に組み込まれた呼びかけで、担任の先生へメッセージを贈っていた場面は、感動!!!でした。

モヤモヤカフェ

 PTA会長さんから情報提供を受けたので紹介します。子育てのモヤモヤを誰かに聞いて欲しい方、我が子の学校生活に何かしらの悩みや不安を感じている方・・・コーヒーを飲みながら気軽に会話しませんか?2月5日は終わってしまったので、次回は、3月5日です。
 いただいたチラシには、「小学生の子をもつ親」とありますが、就学前のお子さんがいる方でも大丈夫。ぜひ、1度、顔を出してみませんか?

【チラシ表 ↓ 】


【チラシ裏面 ↓ 】


親への提言 10か条

 平成30年度春日部地区学校警察連絡協議会に参加してきました。後半に、元東京家庭教育研究所の方の講演があり、「子どもは、奇跡の積み重ねによって生まれてきてくれた尊い命」「1年計画なら穀物を植える。10年計画なら樹木を植える。終身計画なら人を植える(=育てる)」「我が子が小さいうちに、努力を続ける力、我慢すること、を身に付けさせなさい」等々、光る言葉にたくさん触れることができました。以下に、親への提言というチラシをいただいたので紹介します。




 なお、掲載にあたり東京家庭教育研究所から許可をいただいています。参考まで、HPのアドレスも掲載します。(http://www.kateikyoiku.jp/

視察3

福島第1原子力発電所に到着。一人一人専用のID付き名札を渡され、金属探知機を通過。さらに、ID名札をタッチパネルにかざし、パスワードを入力し、ようやく中へ。線量計を渡され、専用バスに乗り換え出発。
テレビの画面で見ていたあの建物が目の前に。丁度、本校の中庭をバスで走ると、管理棟付近に3号機が、教室棟付近に2号機があるような距離で見ることができた。安全な数値内であるがバスの中の線量計がドンドン上がっていった。外はその10倍から20倍の値を示していた。
今回の視察で、この7年の間、粛々と作業を進め着実に改善に向けて努力している企業の姿を見ることができた。しかし、完全に安全な場所にするのは、まだ先の話。50年や100年のスパンが必要なのかもしれない。
この中で、約4000人の方が働いてるという。課題は、後継者。この原発問題を終息させるには、今の技術を引き継いでいく人、更なる先進技術を開発していく人が絶対に必要なのだ。収束ではなく終息するまでの道のりは、長く果てしない。

視察その2

原発に向かっている途中、何か変だな?と感じた。道を歩いている人がいないのだ。視察した富岡町でさえ、外を歩いている人が、ほとんどいない。
さらに原発に近づくと、避難区域に入った。建物があるのに人がいない地域。国道6号線沿いの車販売店は、大きなショーウインドが割れたままで車もそのまま。紳士服店は、洋服がかかったまま。草木に覆われてしまった建物も。その様子は、7年という月日が流れたことを物語っている。時折、バリケードが現れ、警備員や警察官の姿が。映画のワンシーンのような感覚である。震災から7年たったが、この辺りの人々にとっては、時計は止まったままなのかもしれない。

東日本大震災被災地視察に参加中

縁あって、福島に来ている。福島県小学校長会の呼びかけで、福島県富岡町の小学校や福島第1原子力発電所などを視察した。
被災地の小学校は、震災により、児童数が激減。訪問した富岡第一、第二小中学校も、4校合わせて1500人から40人に超激減。原発近くの他の町村も同様の現象が発生。現地の校長先生方の報告を聞き、その苦悩が伺えた。
極少人数への対応、心のケア、バス通学による体力低下への対応、教職員の遠距離通勤等々、課題は山積している。

周りを見て!

 今朝、通学時間帯(AM7:20ころ)に、学区内(安楽亭のある交差点)で交通事故が発生した。信号が赤になる寸前に、車が猛スピードで左折し、曲がりきれずに、安楽亭方向へ。信号待ちで止まっていた自転車の方が、自転車ごとはね飛ばされ用水路に落ちてしまったそうだ。2つの通学班の目の前で発生した事故。子どもたちが渡ったあとだったら・・・と思うと、ぞっとする。
 子どもたちには、朝の音楽朝会後に教頭から事故の概要説明と道路の歩き方について、担任からも交通安全について話してもらったが、ご家庭でも、繰り返しのご指導をお願いしたい。公道を歩いているときや自転車に乗っているときは、おしゃべりに夢中にならず、周りに注意しながら歩くように。こちらがルールを守っていても交通事故に巻き込まれてしまうことを今朝の事故が教えてくれている。
 1~3年生が帰る頃、心配で事故現場まで歩いてみたが、子どもたちの歩き方は、まだまだ課題が多いと感じた。今朝の事故を自分事として考えて欲しいものである。










Pepperとともに

 2時間目に支援学級と、5時間目に1年生3クラスの子どもたちと、授業を行った。Pepperとの交流である。
 にわか仕込みで私がつくったプログラム。大丈夫か不安だったが、子どもたちは楽しんでくれたようだ。Pepperを見る子どもたちの瞳がキラキラしている。普段、ラジオ体操などやらない子が、Pepperと一緒ならラジオ体操第一を最後までやりとおした、九九が嫌いな子が、Pepperとなら元気な声で九九を唱えていたなど、その効果はたくさんあった。
 6年生は、プログラムを組んで、Pepperを自在に動かそうと試みた。各グループが、対象を新1年生や保護者、地域の方と決めて八木崎小学校の魅力を伝えるプログラムを組んでいた。Pepperに言わせる言葉、手や頭の動き、声の調子、クイズ形式、写真を使う、答えを2択、3択にするなど、多くの工夫が見られた。八木崎っ子の底力に、あっぱれ!

怪我なし、病気なし、バス酔いなし

 10月10~11の1泊2日で、鎌倉・箱根方面へ6年生と修学旅行に行ってきた。天気もよく、渋滞もなく、実にスムーズに進んだ修学旅行だった。今まで何度も引率したが、今回ほど手のかからなかった学年はないように思う。3クラスともバス酔いなし。2日間、けが人なし、具合が悪くなる子もなし。保健担当者が楽なことは大変よいことである。
 さらに、下の写真のように、いつ、どの部屋へ行っても、スリッパや靴が、きちんと並べられていたのである。寝付きもよく寝起きもよく、時間どおりに行動する子どもたち。事前の指導のお陰であるが、子どもたちの意識の高さも大きく関係しているのであろう。
 ふと、先月の運動会の組体操を思い出した。6年生児童の団結力、演技への思いが、顔の表情や切れのある動き、指先まで伸びた手足にまで表現されていた。何より演技そのものを楽しんでいたことが素晴らしい。最後に中央に集まって見せてくれた笑顔が今でも焼き付いている。大きく成長している子どもたち。最高学年としての今後の活躍に期待 『 大 』

見通しがたった!

  埼玉大学の中島准教授をお迎えしての今年度3回目の研修会を実施。一年生児童の集中力とOPPシートへの記入量の多さなどにお褒めの言葉をいただいた。日頃の担任の指導の賜物である。
 その後、11月29日に行うプログラミングを取り入れた理科の授業に対してもご指導いただいた。議論が盛り上がり、あっという間に2時間程たってしまった。おかげで、授業者もスッキリ見通しが立ったようで充実した顔で校長室を出ていった。
 プログラミング授業研究会が楽しみになってきた。多くの方に彼の授業を参観してもらいたいと思う。

Pepperで何ができる???

 今日は運動会の振替で学校は休み。この日を利用して汐留にあるソフトバンク本社へ行き、ロボットプログラミング教育の研修に参加してきた。内容は、あのPepperでプログラミング教育を行うという研修であった。
 冒頭、Pepperは男でも女でもない。ジェンダーフリーの考え方で作ったので、「くん」や「さん」はつけないという企業の考えをお聞きした。さらに、人型ロボットの可能性や既存の取り組み状況の説明を聞き、いよいよプログラムを組んでPepperを動かす体験に突入。スクラッチをベースに作ってあるので、八木崎っ子なら、違和感なく、すぐに取り組めると感じた。
 問題は、この高性能ロボットを、どの教科のどの単元で、どのように使ってプログラミング的思考を養うか?ということだ。説明された事例は、どれも教科や総合的な学習の時間にすんなり当てはまらないのではないかと感じた。Pepperは、魅力的な素材だが、教育課程への位置づけが難しい。
 10月22日~25日に本校にもPepperがやってくる。本日の研修を活かして、八木崎っ子たちとPepperで楽しいプログラミング学習を実施できるよう考えていきたい。

運動会終わる

 平成最後の秋季大運動会が無事終わった。雨のため1日延期となったが、定刻通り始めることができた。
 その影には、スポーツ少年団の皆さん、地域の方、保護者、先生、中学生・・・たくさんの協力のお陰であることを忘れてはならない。15日午後2時頃に雨が止み、野球チームの皆さんやサッカーチームのお母さん方が集まりはじめ、スポンジを使った水抜き作業を始めた。黙々と作業する姿に、感謝、感謝であった。
 運動会当日の朝は、先生方が出勤時刻より、かな~り早くに集まりはじめ、校庭の整備作業、ライン引き、入退場門設置・・・前日準備でできなかったことも多くあったので、早めに出勤してくれたのだ。
 おかげで・・・素晴らしい運動会となった。かかわってくださった皆さんに感謝。そして、競技や演技で感動をくれた子どもたちに感謝。

歓声ふたたび

 学校に子どもたちの声が帰ってきた。44日間という長い夏休みが終わり、今日から2学期のスタート。日焼けして、ちょっぴり大きくなった八木崎っ子たち。どんな体験をしてきたのか話を聞くのが楽しみである。
 正門で子どもたちを迎えていると、誇らしげに作品を持って登校してくる子どもたち。「ねえ、見てよ」「すごいのつくったよ」と言っているかのようである。
 新しいお友だち2人を加え、659人でのスタートである。

夏休みの総括

 毎年、夏休みの終わりに夏休みの総括として、いきいき図書室、水泳教室、サマースクールに参加した児童、ボランティアさんの人数をまとめている。
 今年も、暑い中、多くの児童が参加してくれた。8日間開催した「水泳学習」には、のべ2290人の児童が参加し、泳力を向上させた。春日部高校水泳部の生徒さんや元中学校体育教師の応援もあり、泳げない子が泳げるようになった子も複数いた。
 水泳教室と並行して開放していた学校の図書室。この「いきいき図書室」には、のべ215人・ボランティア35人が参加、昨年度の約2倍の児童が利用してくれた。
 今後を見据えて8月後半に開催した3日間のサマースクール。のべ589人の児童が参加。中高大生ボランティアは、のべ240人が協力してくれた。感謝!
 こうして暑かった夏休みが終わろうとしている。もうすぐ2学期だ!!!

プログラミング学習の研修会ふたたび

 早稲田大学西早稲田キャンパスにて行われたプログラミング教育明日会議に参加した。
 文部科学省の視学官や大学の教授の講演、先進校の報告、教材体験、模擬授業、情報交換会等々盛りだくさんの内容だった。
 この研修会に参加して、2020年度から新たな教科「プログラミング」が始まるのではなく、『プログラミング的思考という新たな視点から、もう一度各教科を見直すことによって、子どもたちに新しい学びの形を提供できるのでは?』と考える必要があることを再認識できた。我々教師が柔軟な思考をする必要性があるんだということを改めて職員に伝えたいと思う。
 4種類のプログラミング教材を実際に体験できるコーナーでは、どれも工夫されていて、学校にも欲しいなと思うものばかりであった。どれも子どもたちにとっては魅力ある素材だが、本質を見極めないと目先のものに惑わされてしまう可能性もある。日々勉強である!

Educational Solution Seminar 2018

 タイトルのセミナーに参加してきた。久しぶりに新宿へ。会場は京王プラザホテル4階。ICT教育やプログラミング教育の動向についての情報を得るため、講義2本、体験授業2本に参加。
 渋谷区は、約8000人いる児童生徒一人一人にタブレットを配付。約900人いる教職員にも配付しているという。しかも、スマホと同じLTE回線というから、どこでもITにつながる。中学生は毎日自宅へ持ち帰り可。小学生も週末には持ち帰っているそうだ。校長会や教頭(東京は副校長)会の会議資料も職員会議資料も電子化しているそうだ。年間約8億円の維持費。保護者負担なし。同じ日本なのか?と思うくらい、うらやましい環境だ。
 NPO法人「みんなのコード」代表理事の利根川さんの講義は、「全ての子どもたちがプログラミングを楽しむ国」というテーマで語り続けた。
 『レゴブロックは、1個だと、ただのブロック片。このブロック片を色々と組み合わせると、車になったりロボットになったりお城になったりする。子どもたちには、創造力を働かせて、ブロック片ではなく、様々な形を作って欲しい。』
 『活躍する先生の特徴は、「まず、やってみる人」、「気づいたら、その仕事を楽しんでいる人」、「そして、周りの人を巻き込んでいる人」』
 この2つが特に印象に残っている。
 8月22日には、早稲田大学のキャンパスで、また勉強してくる予定である。
 学ばざる者・・・

東から西へ

 夏休みの前半1/4が終わった。この間、林間学校が無事終わり、水泳教室も順調に進んでいる。いきいき図書室も、毎日ボランティアの方が来校し児童を迎えてくれている。感謝。
 さて、記録的な猛暑、異例のコースをたどっている台風12号と、自然環境の異変ともとれる現象が続いている。東から西へと逆走している台風12号は、迷走を始める恐れが出てきているようだ。まさか、もう一度、北上してくるなんてことはないと思うが・・・。
 この異常気象は日本だけではない。世界中で起きている。その原因を作っているのは我々人間。今一度、環境問題について真剣に考える必要を感じる。

1学期終了

 本日、1学期が終了した。平成30年度、新たに転入された先生方の力を加え、全職員一丸となって予定された教育活動を展開することができた。時には、子ども同士のけんかやトラブルもあったが、その都度、先生方が組織的に丁寧に対応し、保護者の方と連携を取りながら解決に向けて進めてくれたので、どれも大きな問題にならず、その後の生活に活かすことができたように思う。全職員、保護者、地域の皆様に感謝。

西日本豪雨災害

 西日本を襲った豪雨により四国や山陰地方で大きな被害が出ている。時間が経つにつれ死者も増え200人を超えた。地震でも津波でもない、単なる雨。その雨が、あのような災害をもたらすとは、誰が予想しただろうか。線上降雨帯の位置がずれれば、このあたりにだって、あのような雨が降る可能性がある。亜熱帯化しつつある日本の気候だから。今一度、春日部市のハザードマップを確認し、土地の高低や避難場所等について家族で確認しておく必要性を感じる。もちろん、学校でも。
 福祉委員会の児童が、災害にあった人たちに何かできないかと考え、全校児童に向け、募金の呼びかけを行っている。今日と明日、募金を実施するという。
 行動を起こさなければ何も変わらない。頼もしい子どもたちに拍手を贈りたい!

子どもは地域の宝

 この土日、第46回春日部夏まつりが行われた。異常な暑さの中、子ども御輿や山車が出ていた地区では、八木崎っ子も地域の大人に見守られながら、山車を曳いたり太鼓をたたいたりして夏まつりを楽しんでいた。中央2丁目自治会では、アイムジャパンに研修で来ている外国の方々も参加し、まつりを盛り上げていた。
 どの地域でも共通していた話題は、後継者問題。中心で動いているのは高齢の方々。若いお父さんお母さん方がもっと参加してくれれば・・・という声が聞こえてくる。これは、まつりに限ったことではない。ゴミゼロ運動、市民体育祭なども同じような光景となる。面倒なことから避けたがる今の風潮が様々な所で影響を与えているようだ。
 人間関係が希薄になっていくことで、地域における子どもたちの居場所も少なくなっているのではないか。地域の宝である「未来を担う子どもたち」を地域ぐるみで育てる灯火を消してはいけない。

ハインリッヒの法則

 先週、児童の交通事故や行方不明など「ひやっ」とすることが続いた。先生方には、引き続き、交通安全指導の徹底をお願いした。
 ハインリッヒの法則とは、労働災害における経験則の1つで、『1つの重大事故の背景には、29の軽微な事故があり、その背景には、300の異常が存在する』というもの。「ひやっ」が多く続くと、いずれ大きな事故が発生する可能性が高いので、「ひやっ」の段階で芽を摘んでおく必要がある。
 公道でルールを守るには、校内でルールを守って行動できなければならない。教室を飛び出して廊下に出る子、左右関係なく廊下を歩く子、廊下を走る子は、交通事故の危険性が高い子である。可愛い八木崎っ子から、これ以上、交通事故者を出してはいけない!
 もちろん、交通安全指導は、学校だけでは効果が薄くなる。家庭での安全指導、地域の方の見守りが加わって完璧になる。

きけんなかべ ちかづかないで!

 6月29日付け読売新聞に、防災科学研究所の島崎さんという研究員が、通学路に潜む防災上危険な場所がひと目で分かるよう「子ども向けのイラストを公開した」という記事が掲載されていた。通学路上や普段使っている道路に、イラストのような場所がないか親子で歩いてみてはいかがでしょうか。

もう梅雨明け?

 本日午前11時、関東甲信地方の梅雨明けが気象庁から発表された。6月中に梅雨明けするのは統計開始以来、初めてのこととなるようだ。
  関東甲信地方で、これまでに最も早い梅雨明けは、2001年の7月1日。今年は過去最も早く、6月中に発表されるのは初めてのこと。梅雨の期間は23日間で、こちらは1978年と並ぶ最短記録とのこと。
 気になるのは、関東の水がめ。8つのダムの平均貯水率は61%(H30.6.28現在)とあった。このまま、雨が降らないと、水不足が心配される。今の時期から節水を心がけなければならない。

いやな雰囲気

 このところ小学校絡みの、いやなニュースが続いている。
 新潟で起きた女児殺害事件、大阪の地震でブロック塀の下敷きになった小学生、そして、あってはならない交番襲撃→拳銃強奪→近くの小学校で警備員を射殺→校舎内への発砲・・・。昔の日本では考えられないような事件が相次いでいる。不審者情報も相変わらず続いており、不愉快な日が続く。
 地域の宝である子どもたちを守るには、やはり、地域が立ち上がらなければならない。幸い本校は、保護者や地域に呼びかけ、子どもの見守りをお願いしているためか、数年前から不審者情報が少なくなっている(ほとんど無くなっている)。子どもの下校時刻に合わせて、散歩、犬の散歩、庭の手入れ等をお願いし、『見守る眼』を増やしてきた。保護者も自転車のかごに見守り隊のステッカーをつけて走っている。
 この『見守る眼』を今後もさらに増やし、安全で安心な地域を目指していきたい。

違法建築物

 6月18日午前7時58分、大阪北部で震度6弱の地震が観測された。登校途中の女子児童が、地震により崩れた学校のプールの壁の下敷きになり死亡したという。映像を見たとき、やけに高いな?鉄骨は?と疑いの目で見てしまった。
 そして夜になって違法建築だったというニュースが入ってきた。建築基準法施行令では、ブロック塀の高さを「2・2メートル以下」と定めているが、倒壊した塀は高さ約3・5メートルだったという。
  1974年に設置された1・9メートルの基礎部分に、プールの目隠し代わりとして約1・6メートル分を積み上げたため、道路から見れば3.5メートルの巨大な壁となっていたのだ。この新たに積み上げた部分がそっくり崩れた状態に見える。尊い大切な命が、大人たちの怠慢によって失われてしまった。
 再度、本校の校地内を回ってみたが・・・いくつか心配な所があったので、明日来校する施設課の皆さんにご指導をお願いする予定である。

平成時代もあと1年

 昨日の全校朝会でも話題にしたが、来年の5月1日は、元号が変わっている。つまり、平成時代が、ラスト1年になったということになる。
 新聞によると、「大化」から「平成」まで124の元号が使われてきた。使用された漢字は、77種類。その組み合わせで元号が成り立っているという。
 さて、次の元号は?

早くも5月突入!

 今朝は、三連休明けの全校朝会。ゴールデンウィークの谷間であり、連休の疲れもあるだろうと予想し、聴覚と視覚を刺激しようと考えた。そこで、子どもたちに1度は見せたかった「Society(ソサエティ)5.0」の映像を使っての講話とした。
 「Society(ソサエティ)5.0」とは、「狩猟社会」→「農耕社会」→「工業社会」→「情報社会」に続く、人類史上5番目の新しい社会のこと。近い将来、こんな世の中になっているかもしれないという映像を子どもたちと視聴した。
 少々難しい話だったので、どれだけの子に私の思いが届いたか「?」であるが、AIの発達で便利な世の中になる反面、人間が、じっくり考えることがなくなるのではないかという心配もある。だからこそ、授業等では、じっくり考えたり、友達と意見交流を行ったりしているのだ。異なる考えをもった人と折り合いをつける練習をしているのだ。そのことは、必ず将来役に立つはずだ。 

田植えのシーズン

 通勤途中の車窓から田畑を見ることができる。今朝、田んぼに水が入っていることに気づいた。そして、帰宅途中には、カエルの大合唱を聴くことができた。世間では、「明日からゴールデンウィーク突入!」「5/1,2を休めば、9連休!」などと盛り上がっているが、農家の方にとっては、ゴールデンウィークは、かき入れ時。田植え作業で大忙しである。
 そう言えば、初任で勤務した学校の周りも田んぼが多く、ご家族が農家をやっている児童もたくさん在籍していた。その子たちの話から、ゴールデンウィーク中は、家の手伝い、兄妹の世話、田んぼで働く家族におにぎりを持っていく・・・など、家族の一員としての役目を立派に果たしていることを感じ取ることができた。親戚が来て、総出で田植えをやっているご家庭もあった。そのお陰で、我々は、ご飯を食べることができる。
 ゴールデンウィークも、角度を変えて見てみると、ゴールデン?と感じるのは私だけ? 

うれしい!

 ふと、ホームページのカウンターを見てみると、「100127」となっていた。前日のカウンターより500以上あがっていた。つまり、1日500人以上が、八木崎小のホームページにアクセスしてくれたことになる。これは、新記録?ではないか!
 主に教頭先生が更新してくれている『平成30年度八木崎NOW』。子どもたちの学習風景や学校生活風景を写真とともに毎日発信してくれている。地道な作業が、徐々に保護者や地域の方に浸透していっているのであろう。教頭先生、ありがとう!

授業公開・懇談会

 今年度初の授業公開は、4,5,6年生。どのクラスも、担任の工夫された授業展開に、子どもたちも生き生きと学習していた。保護者の方も、時おり笑顔を浮かべながら児童の様子を見守っていた。懇談会も順調に進み、新たなPTA役員さんも決まったようだ。
 明日は、1~3年生と支援学級の授業公開・懇談会である。