八木崎小学校 校長室より

ハインリッヒの法則

 先週、児童の交通事故や行方不明など「ひやっ」とすることが続いた。先生方には、引き続き、交通安全指導の徹底をお願いした。
 ハインリッヒの法則とは、労働災害における経験則の1つで、『1つの重大事故の背景には、29の軽微な事故があり、その背景には、300の異常が存在する』というもの。「ひやっ」が多く続くと、いずれ大きな事故が発生する可能性が高いので、「ひやっ」の段階で芽を摘んでおく必要がある。
 公道でルールを守るには、校内でルールを守って行動できなければならない。教室を飛び出して廊下に出る子、左右関係なく廊下を歩く子、廊下を走る子は、交通事故の危険性が高い子である。可愛い八木崎っ子から、これ以上、交通事故者を出してはいけない!
 もちろん、交通安全指導は、学校だけでは効果が薄くなる。家庭での安全指導、地域の方の見守りが加わって完璧になる。