最近の学校の様子から

2022年2月の記事一覧

芝管理作業 令和4年2月5日

2月5日の芝生管理作業は、昨日、実施した土壌改良工事であけた穴に砂を詰める作業です。
まん延防止等重点措置が発出されているため、学級ボランティアによる作業は中止して
有志による作業にしました。
たくさんの人手が必要だったので、学級ボランティアを10学級お願いしていました。
有志の方が何人来られるのか、とても心配していましたが、
なんと、100名以上の方がお越しくださり、助けてくださいました。
本当にありがとうございます。
 
色が茶色に見えているのが穴があいているエリア、1500㎡です。
周りに砂が入ったバケツを置いて砂をすぐに供給できるようにしました。
写真のように、初めに校庭芝生の匠が手順を説明します。
 
あとは、ひたすら砂を詰める作業です。100人以上で2時間30分かかりました。

最後に鶴牧サッカークラブの方が養生シートを移動してくださいました。
たくさんのご協力をいただき感謝申し上げます。

5年3組 藍染め

5年生は春から育てたタデアイの葉を使って藍染めをします。

ジャパンブルーと呼ばれる藍染めのインジコという色素は水に溶けません。
還元されたインジコはアルカリ性溶液に溶けます。
そのため、インジコを水に溶かし出すために水をアルカリ性にする炭酸ナトリウムと
水素を発生させて還元させるハイドロサルファイトを入れて煮出します。
 
葉を柔らかくするために煮出してざるにあけます。
 
煮出した葉を再び鍋に入れて、水と2種類の薬品を入れて色素を水に煮出します。
  
トートバックや布を染めます。
ビー玉や輪ゴムでしばったり、折りたたんだり、棒に巻いたりして絞り締めをして模様をつけます。

還元したインジコを布に染み込ませます。
インジコを布に定着させるためには酸化させなくてはなりません。
染色液につけた直後は黄緑色ですが、空気でさらして酸化させ、
布に藍色のインジコとして定着させます。

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土壌改良工事

2月4日、初めての土壌改良工事をしました。
校庭を芝生化してから10年以上がたち、当初入れた砂が、表面近くで粘土化して
水はけが悪くなってきているため、多摩市教育委員会が追加で工事費用を出してくれました。
地表面はどうしても芝生が枯れたカスや芝刈りで芝刈り機から落ちた葉、
近くの木の落葉などがたまって砂が粘土化します。
 
穴をあける車です。横に12本、たてに5本、直径16mmの回転する刃がついていて
ドリルのように回りながら土を掘り。既定の深さまで掘ったら逆回転して土や砂をかき出します。
南鶴牧小学校の校庭は、芝生を植えるときに厚さ20cmで砂を入れてあります。
そのため、深さ20cmまで穴をあけました。
一度に60個の穴をあけると前進して、次の穴をあけます。4時間かけて1500㎡分の穴をあけました。
東西40m、南北37.5mになります。一番踏圧が大きい中央昇降口前を工事しました。
 
東端は校庭の三角の頂点からの垂線。西端は高い鉄棒の右から3番目からの垂線です。
写真の赤い丸はスプリンクラーです。
 
穴の周りには粘土化した土がドリルの筋に沿って丸くなってかき出されています。
粘土化しているので、崩れません。それをトンボで集めてかき取りました。
 
無数の穴があきました。
 
最後に穴へ砂を入れてみました。20cmもあいているので、思った以上にたくさんの砂が入ります。
時間もけっこうかかります。
2月5日には人海戦術で穴に砂を入れます。

新1年生保護者会

2月3日、来年度4月に1年生になる保護者の方への説明会を行いました。
新型コロナウイルス感染症が拡大しているため、場所を体育館にし、
間隔を十分にとって席を準備しました。
また、各ご家庭1名の参加をお願いしました。

4月のご入学をお待ち申し上げます。

令和4年2月3日 児童集会

2月3日の児童集会は音楽委員会が担当です。
全校放送で活動内容を知らせした後、各学級でミュージックビデオを流して
マスクをしながら、今月の歌「WAになっておどろう(作詞・作曲 長万部太郎)」を歌いました。
 
ミュージックビデオは音楽委員会の児童が編集して作りました。
芝生校庭を輪になって動いている場面もありました。

幸せの青い鳥 イソヒヨドリ

2月2日、職員玄関にイソヒヨドリが迷い込み、窓に何度もぶつかっているのを救助しました。
放す前に写真を撮りました。
  
頭と背中が青く、おなかがオレンジ色のとてもきれいな鳥です。
この個体はオスです。メスは灰色で地味です。
もともと海辺でみられる鳥ですが、最近は内陸の都市でも見られるようになり、
先日はテレビで八王子のイソヒヨドリが特集されていました。
多摩ニュータウンでも見かけた情報がいくつもあり、
唐木田の操車場の上できれいな声でさえずっていました。
最近、学校のビオトープでも何人も人が目撃していたので、この個体だったのかもしれません。
大きさ ヒヨドリ(大きさの指標)ぐらい
 色  オス 頭からのど、背中が青い。胸から腹はオレンジ色。
    メス 体全体が灰色。体全体にうろこ模様。
鳴き声 澄んだ大きな声で美しく長く鳴く。
ヒヨドリに似ていますがヒヨドリの仲間ではありません。

6年 令和4年租税教室

2月2日、6年生が東京税理士会日野支部の方を3名お招きして租税教室を行いました。
税金は何のためにあるのか、税金の種類、税金はどのようなことに使われるのか、
税金は私たちの生活とどのようにつながっているのか等を学習しました。
税の役割や税の使われ方、税の集め方について学習しました。
 
税金はみんなが払い、みんなのためになることに使われます。
50種類の税があり、税金の集め方や使われ方はみんなが決めます。
日本の場合のみんなは議会や国会です。クイズをしながら税の使われ方を確認したり、
グループごとに税の集め方を話し合ったりしました。
最後に1億円(残念ながら偽物でしたが同じ重さになっています。)を持たせていただきました。

ハクセキレイ その2

屋上の太陽光発電パネルの上にハクセキレイが2羽いました。
1羽は色が薄いのでまだ若い個体のようです。奥の色の濃い個体は成体だと思われます。

ハクセキレイは水辺に多くいる鳥ですが、水辺から離れた場所でもよく見かけます。
南鶴牧小学校では芝生の上によくいます。
大きさ スズメ(大きさの指標)より大きく、ヒヨドリ(大きさの指標)より小さい。
 色  頭から背中が黒いが顔が白く、羽根の付け根が白く目立つので「ハク」セキレイ。
 形  体全体が細長く、尾が長い。尾を上下に細かく動かす。
鳴き声 飛びながらチチッチチッと強く鳴く。
特 徴 羽ばたき飛翔と滑空を繰り返すので競り上がって飛んでスーッと斜め下に滑空する。
    地面を歩いていることが多い。
 
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