最近の学校の様子から

2024年1月の記事一覧

1月30日 朝読書と絵本紹介

今週も火曜日の朝は朝読書の時間です。

読み聞かせや語り聞かせに来てくださった皆さん、ありがとうございました。

 

 

読み聞かせをしていただいた本の内容について、児童へ問いを投げかける担任

 

 

 今日は1冊の本を紹介します。図書室の本です。

この本は、難病によって全盲になった男性が職場への通勤を再開したときから、一人の小学生女児の助けを借りてバス通勤を続けてきたお話です。女児が小学校を卒業した後も男性へのサポートは後輩たちへと受け継がれ、男性が退職を迎えるまで10数年に渡り「善意」のリレーが続く様子を、男性の立場から描いた絵本です。

この登場人物たちには実在のモデルがいます。

男性は和歌山市職員の山崎浩敬さん、山崎さんに声をかけたのは和歌山大学教育学部付属小学校に在学(当時)していた児童です。この体験談は「小さな助け合いの物語賞」という懸賞作文で入選しています。

その後、NHKの取材や読売新聞への掲載、絵本の作者である由美村嬉々さんの取材などを経て、このエピソードが2022年に絵本として発刊されました。

 

先日の4年生の学習との関りを感じて、紹介しました。

 

※実在のモデルや発刊への経緯等は、絵本のあとがきに書かれている内容から一部引用しました。

1月29日 全校朝会

今朝も体ジャンケンからスタートです。

今日の体ジャンケンは、5年生が担当してくれました。

 

この後、読書感想文で表彰される子たちも元気いっぱいです。

 

校長からの話は、人の思いやりや優しさについてです。

一つ目は、先週の金曜日に4年生の授業で来校された松崎さんのエピソードを紹介しました。

本校の卒業生との関わり合いは、先週の記事にも掲載されています。

二つ目は、登校途中でケガをしてしまった1年生を6年生が背負って学校まで連れてきてくれたエピソードです。

松崎さんのエピソードから十数年経っても変わらない、南鶴牧小学校の良いところとして紹介しました。

 

続いて、読書感想文の表彰です。

1年生から5年生までの子どもたちが、多摩市小学校教育研究会学校図書館部から表彰されました。

 

週番からは、清掃用具の使い方、特に壊れないように使う方法について説明がありました。

1月26日 4年生・ふたば4年 総合的な学習の時間「目指そう 住みよい町」②

松崎さんのお話に続いて、点字の体験学習をしました。

 

歴史や成り立ちに続いて、器具を使い、実際に言葉を作ってみました。

 

今回の学習を通じて4年生の子どもたちに、どんな考えが生まれたのか聞いてみることにします。

1月26日 4年生・ふたば4年 総合的な学習の時間「目指そう 住みよい町」①

4年生は総合的な学習の時間で、障害のある方の日常や生活について秋から学習しています。

12月はアイマスク体験をして、視覚障碍者の方々の不便さについて考えました。

 

今日は鶴牧地域にお住いの松崎さんをゲストティーチャーにお迎えしています。

 

松崎さんは55歳のときに難病を患い、視力を徐々に失っていきました。

60歳で失明の状態になり、現在も「白い闇と黒い闇」の中で生活してるそうです。

 

最初に、視力を失った経緯を話していただき、その後は子どもたちの質問にも答えてくださいました。

 

印象に残ったエピソードは、本校の卒業生たちとの関わり合いでした。

松崎さんが視力を失った後で、屋外を歩いていると、自分の歩いてきた方角が分からなくなって帰宅が困難になりました。ちょうど、小学校の下校時刻と重なっていたようで、すれ違う子どもたちに助けを求めたそうです。

そうすると、たくさんの子どもたちが集まってきて、松崎さんの言う住所までご本人を送り届けてくれました。

松崎さんは十数年前の卒業生を「あなたたちの先輩」と呼び、「あなたたちの先輩がとても優しくしてくれた、私は後日、校長先生に電話をしてお礼を言いました、とても素晴らしい子どもたちです」と語ってくださいました。

その他にも、「ガイド」と呼ばれるヘルパー(画像で隣に座っている方)の存在を説明してくださり、外出時や普段の生活で助けてくれる様子と共に、深い感謝の言葉を述べていました。

 

多様な人々のつながりの中で、住みよいコミュニティが築かれていくのだと学ぶことができました。

 

 

 

最後に、松崎さんと子どもたちが直接触れ合う機会がありました。

松崎さんと近所で会ったことがある、と話す子に対して、「おばさんのことを見かけたら助けてね」と明るく語り掛けてくださいました。

 

松崎さんは現在、有名医療機関のモニターを務めていて、病気治療の研究に協力をしているそうです。

網膜の研究はとても難しいそうで、宇宙旅行のほうが早く実現できるのでは、とおっしゃっていました。

 

 

松崎さんのお名前と画像の掲載に関しては、予め許可をいただいています。

1月26日 子どもたちの持ってきたものは

いつもより、大きめの霜柱でした。

 

今朝はなぜか、霜柱を持って登校する子が多くいました。

数日間の寒波により、霜の強度も高まっていたようで、子どもの指先でも大きな欠片が拾い上げられたからなのでしょうか。

 

教室へ持っていくのかと思うと、ほぼ全員が門の横に置いていきます。

理由を尋ねると、すぐに溶けて部屋の中が汚れてしまうからだそうです。

1月25日 寒波

今朝の東京は今期で一番の寒さを記録しました。

都心部の最低気温は-1.1℃、鶴牧地域は-4℃、お隣の八王子では-6℃を記録した地域もあるそうです。

なんつるビオトープは結構厚めの氷が張りました。

枯れ枝が氷で固定されています。

 

氷を割ってみました。

厚さは約5mmあります。

図書委員の仕事

図書委員の朝の仕事を紹介します。

 

みんなより少し早く登校して図書室の準備をしてくれます。

 

カーテンを開け、部屋を明るくしたり、換気をしたりします。

 

その他にも、受付で使う文房具を用意したり、返却日の表示されている日付を変えたり、いろいろな仕事を毎日行い、全校の子どもたちが図書室を気軽に使える準備をしてくれています。

 

南鶴牧小学校の子どもたちは本をとても借りています。

教員も授業内容に沿った文献を図書室の司書教諭の協力のもとで活用するように努めています。

保護者や地域の方々からも多くの協力をいただき、読み聞かせや語り聞かせを活発に行っています。

 

図書委員会の地道な仕事ぶりに感謝です。

1月24日 モーニングプラス

今朝のモーニングプラスは1・2年生の日です。

地域の方々にアドバイスをいただきながら、参加者全員がとても真剣に取り組んでいました。

課題が終わって教室から出てくる子どもたちの顔が、とても生き生きとしているので、満足感が高いことが分かります。

書初め展

昨日から校内書初め展を行っています。

子どもたちが12月から取り組んできた書初めを展示していますので、学校にお立ち寄りの際はぜひともご覧ください。

1・2年生は硬筆書写、3年生以上は毛筆書写で取り組んでいますが、書初めの時期だけが書写の期間ではありません。

4月から積み上げてきた学年の指導事項を、この書初め用紙の上で発揮しています。

 

 

1年生

 

 

2年生

 

 

3年生

 

 

4年生

 

5年生

 

6年生

 

ふたば1・2年

 

ふたば3年

 

ふたば4年

 

ふたば5年

 

ふたば6年

 

当HPは学校の様子や取り組んでいる活動を簡潔にお伝えすることを趣旨としていますので、画像で掲載されていない児童や作品があることについて、ご理解ください。

1月23日 朝読書

火曜の朝は読書時間です。

今週も読み聞かせボランティアの皆さんによる読み聞かせを行っています。

 

担任による読み聞かせも行っています。

 

1人1人がじっくりと本に向き合っている学級もあります。

 

今日は時間の関係で、すべての読み聞かせを掲載できていません。

1月22日 全校朝会

今朝も元気に体ジャンケンから始めました。

今朝の3回勝負は、「グー」「グー」「パー」でした。

 

校長からは20日の未明に月面着陸に成功した、月面探査機「Slim」の話がありました。

「Slim」は日本初の小型月着陸実証機で、月面着陸に成功した世界で5番目の国になりました。

太陽光から蓄電する太陽電池に故障が発生したため、長期間の活動はできないようですが、これからも人々の好奇心は途切れることはないでしょう。また、新たな挑戦が始まると思います。

このニュースに触れて、月のことを少し調べてみました。

【大きさ】 直径3474km(地球の4分の1)

【地球からの距離】 384000km(地球の赤道を10周分)

【月までの所要時間】 アポロ11号が102時間

           新幹線(平均時速200kmとして)80日間

 

学校の図書室に行くと、天体や宇宙に関する図鑑があります。

話題になっていることを調べることで、直接経験していなくても身近に感じられるかもしれません。

 

 

週番からは、校内を安全に行動することについて話がありました。

1月19日 4年生・ふたば4年 ジャイアンツアカデミーベースボール型ゲーム

今年もジャイアンツアカデミーのコーチに来校していただき、体育の授業を行いました。

読売ジャイアンツには女子のチームがあり、今年は女子チームから3名のコーチをお迎えしました。

 

バッティングやゲームの指導をしていただき、1時間のうちに上手くなっていくのが分かりました。

1月19日(金)クラブ活動

今日のクラブ活動は今年度最後の活動となります。

各クラブこの1年間の活動の成果を確認したり、最後にふさわしい取組をしたりと

子どもたちが中心となって活動を行いました。

これまで6年生が中心となって下級生をリードしてきた姿は4年生5年生が引き継いでくれることでしょう。

各クラブの活動の様子をお伝えします。

ぜひ、お子様とお話ください。

1月17日 2年生 ふたば1・2年 中央図書館見学

2年生とふたばの1・2年で、中央図書館へ行ってきました。

完成したばかりの、とても立派な施設です。

 

到着後は図書館職員の方々が対応してくださり、図書館クイズをして盛り上がりました。

 

続いて、実際に書架から読みたい本を探したり、貸出機を使って自分で手続きをしました。

 

借りた本を読書する時間もいただきました。

 

これからも中央図書館を使ってみたい、という感想がたくさん聞かれました。

借りられる冊数に制限はないようなので、たくさんの本を読んでほしいと思いました。

11月15日 起震車体験

5,6年生が起震車体験を行いました。

年明けに能登半島地震が起きているので、子どもたちもいつも以上に緊張感をもって臨んでいるように見えました。

実際に使っている道具を見せていただきながら、レスキューの仕事についても教えていただく機会がありました。

1月15日 万が一に備えよう

先週の金曜日に起きた全館停電では、多くの方々に心配をおかけしました。

また、復旧に際しては、同じく多くの方々のご協力のもとで作業を行い、日曜日の夕刻に無事復旧の運びとなりました。

今回の事象の原因や復旧までの経過等は、別の機会に説明をさせていただきます。

 

今回の停電事故で、学校として通電が無い状況で可能なこととそうではないことが分かりました。

とても助かったのは水道水の供給が可能だったことで、トイレ使用の制限を設けずに済みました。

もう一つ助かったのは当日の天候です。

天気が晴れていたため、日当たりのよい教室ならば(本校は全室が南向きです)、日中はそれほど寒さを感じずに済みました。但し、これは計算できません。

通電が止まったことにより、ICTの使用は当然のこと、照明器具、暖房器具、実験器具、デバイスの充電、印刷機器、固定電話、FAX、メール等々が使用不可となり、日常生活の様式も外部との連絡手段も限られてしまいました。

保護者連絡の発信は職員の私的端末を特例として使ったものです。

 

この事象が長期化することも予想されたときに、子どもたちの学びを継続するために全学年のリモート授業も検討しました。しかしながら、コロナ禍に行っていた取組を経験していない学年が存在しているのも事実です。

 

前置きが長くなりましたが、今日の1時間目や2時間目を使って、全学年でリモート授業の練習をしました。

特に低学年の児童は、自分だけのIDとPWを入力して自力でログインし、クラスの(仮想空間の中の)部屋に集い合える練習をしました。都合により、本日行えなかった学年や学級は近日中に行います。

今回の災害を復旧したことで終わりとするのではなく、一つの教訓として生かしていきたいと思います。

1月15日 全校朝会

今日の朝会は校庭で行いました。

野球の得意な高学年児童が、大谷翔平選手から贈られたグローブでキャッチボールのデモンストレーションです。

本校では、休み時間や授業時間に使いたい児童や学級に、どんどん使ってもらっています。

ボールを他の人に当ててしまわないように、場所に気を付けることだけは伝えています。

今後も野球だけではなく、多くの児童が外で体を動かす機会を推進していきます。

 

本日より2年1組に新しい担任の先生がやってきました。

1月11日 4年生・ふたば4年 ボッチャ体験

4年生は総合的な学習の時間に福祉をテーマにした学習をしています。

その中で、さまざまな体験を計画していますが、今日は障害者スポーツ体験として、ボッチャの体験をしました。

講師は、昨年に引き続き東京ベルディのコーチの方々です。

 

思ったよりも重くて弾まないボッチャのボールを四角いゾーンに留まるように入れるのは、意外に難しかったようです。

コーチの方々から、回転のかけ方や投げ方の工夫などを教えていただきました。

ゲーム性があり、誰もが楽しめる球技だということが分かります。

5年生・ふたば5年 社会科見学④

とても有意義な見学ができました。

組立工場内や流通網の根幹にある港湾地域は撮影不可のために画像はありません。

教科書の資料でしか見られなかった自動車工場と「エキスパート」と呼ばれる人々の働きぶりに直接触れることができたのは、子どもたちにとって貴重な学習体験となりました。

1月10日 5年生・ふたば5年 社会科見学①

5年生が社会科見学に来ています。

社会科だけではなく、理科的な学習もします。

午前中の学習施設は川崎市の東芝未来科学館です。

 

館内では2グループに分かれ、1組とふたばの子どもたちはサイエンスショーで学習します。

「ひんやり!冷たい!超低温のサイエンスショー」

1月9日 全校朝会

本日から児童の登校が始まりました。

朝の活動は、リモートによる全校朝会です。

校長からは新年のあいさつに続いて3つの話がありました。

①産休に入った先生と、代わりに着任する先生について

②MLBで活躍する大谷翔平選手からプレゼントされた、野球のグローブについて

 グローブの使い方は近々に決定するので、それまでに見たり触ったりしたい人は校長室を訪ねましょう。

③能登半島地震と航空機事故について

 お正月に起きた大きな災害や事故に関連して、気持ちが落ち込んでいたり、心配なことが続いている人はすぐに近くの先生に相談しましょう。スクールカウンセラーの先生がお話を聞いてくれたり、相談にのってくれたりします。

 

 

来週の月曜日は校庭で朝会を行います。

全校児童が一堂に会した場で、新しい先生の紹介や大谷翔平選手のグローブを改めて紹介します。

ミツバチ越冬中

二ホンミツバチたちは、越冬に入っています。

巣箱をビニール製の緩衝材で覆い、屋根部や下部にあった隙間もなるべく塞ぎます。

気温の高い日に、少数の働きバチたちが出入りしているところを見ることはできますが、基本的に画像のように静かな巣箱です。

 

産卵の季節は終わり、この秋に育った働きバチと女王バチだけで、貯めてあるはちみつと花粉を食べつないで、ウメの花が咲き始める頃までの越冬生活に入ります。この、今年最後の働きバチたちには、越冬用の花粉やはちみつを集めてくるという仕事だけではなく、体を寄せ合いながら静かに厳しい冬を生き延び、新しい世代に群の命を引き渡すという、大事な使命があるのです。(山田養蜂場HPより転載)