最近の学校の様子から

1月15日 万が一に備えよう

先週の金曜日に起きた全館停電では、多くの方々に心配をおかけしました。

また、復旧に際しては、同じく多くの方々のご協力のもとで作業を行い、日曜日の夕刻に無事復旧の運びとなりました。

今回の事象の原因や復旧までの経過等は、別の機会に説明をさせていただきます。

 

今回の停電事故で、学校として通電が無い状況で可能なこととそうではないことが分かりました。

とても助かったのは水道水の供給が可能だったことで、トイレ使用の制限を設けずに済みました。

もう一つ助かったのは当日の天候です。

天気が晴れていたため、日当たりのよい教室ならば(本校は全室が南向きです)、日中はそれほど寒さを感じずに済みました。但し、これは計算できません。

通電が止まったことにより、ICTの使用は当然のこと、照明器具、暖房器具、実験器具、デバイスの充電、印刷機器、固定電話、FAX、メール等々が使用不可となり、日常生活の様式も外部との連絡手段も限られてしまいました。

保護者連絡の発信は職員の私的端末を特例として使ったものです。

 

この事象が長期化することも予想されたときに、子どもたちの学びを継続するために全学年のリモート授業も検討しました。しかしながら、コロナ禍に行っていた取組を経験していない学年が存在しているのも事実です。

 

前置きが長くなりましたが、今日の1時間目や2時間目を使って、全学年でリモート授業の練習をしました。

特に低学年の児童は、自分だけのIDとPWを入力して自力でログインし、クラスの(仮想空間の中の)部屋に集い合える練習をしました。都合により、本日行えなかった学年や学級は近日中に行います。

今回の災害を復旧したことで終わりとするのではなく、一つの教訓として生かしていきたいと思います。