最近の学校の様子から

2020年3月の記事一覧

春の大雪

3月28日は夏日(25℃以上)を記録したところもあったと報道されていましたが
3月29日は打って変わって大雪です。
屋上の太陽光発電機に付属している温度計では28日13時の気温は22.1℃、
29日は8時~11時までマイナス1.3℃と、なんと一日の気温差が23.4℃もありました。
 
積雪は8㎝以上です。積もっている場所では10㎝を超えています。

ソメイヨシノが満開です

3月28日、花曇りの暖かな日でしたが、午後から雨が降り出しました。
3月17日に咲き始めたソメイヨシノの花びらが散り始めています。
満開といったところでしょうか。
 
    桜のトンネルです           満開!

冬芝の緑に桜のピンクが映えます

ヤマモモの花が咲いています

いつも花がいつ咲いていたのか気付かずに実がなってから気付いていましたが、
今年は花を見付けることができました。
甘くて赤い実がなります。

ヤマモモはオスの木とメスの木があります。
左矢印がオスの木で右の矢印がメスの木です。
 
葉の中心に穂が出ています。これが雄花です。
 
雌花も葉の中心にありますが、雄花より目立ちません。
左の写真だと拡大しないとよく分からないくらいです。
雌花の後においしい実がなります。
今年もたくさんできそうです。

ヤマザクラとサツキ

もはや春本番という感じです。
ヤマザクラは満開です。
ソメイヨシノより少し遅れて開花するのイメージをもっていましたが
今年は、ヤマザクラの方が早く開花して、すでに満開です。
白っぽいピンクの花と赤い葉が一緒に開きます。
ソメイヨシノは花が終わった後に葉が出るので違いは一目瞭然です。
正門向かう道の上(プール側)にあります。

遊歩道(そよかぜの道)沿いのサツキが1株咲いています。
他のサツキはまだ咲いていないのでフライングでしょうか。
サツキはツヅシが咲いた後に咲くので、まだ咲くには早いと思います。
サツキと言うくらいですから五月が本番です。

令和2年度行事予定案

現在のところの新年度の行事予定案です。
今後変更の可能性があります。
6月の学校公開日は6月13日土曜日、または、6月27日土曜日のどちらになるか未定です。
学校ホームページ上部のオレンジ色のバーからご覧ください。

こちら[PDF:220KB]からもご覧いただけます。

第38回卒業式

3月25日、暖かい日となりました。
校庭のソメイヨシノは4分咲きくらいでしょうか。
コロナウイルス感染症拡大防止のため3月が臨時休校となった
令和元年度最後の授業日です。
3月に卒業生が登校できなかったため、教職員でできる限りの準備をしました。
展覧会で作った作品を展示したり、再現したりして会場を飾りました。
 
絵手紙教室の先生方のお祝いのメッセージも掲示しました。
 
父母と教職員の会の卒業対策委員会の方がお菓子のタワーを作ってくださいました。

教室は、学級担任がメッセージを作りました。
 
在校生は参加しなかったため、教職員が入場の演奏をしました。
門出の言葉では教職員が卒業生との思い出を語りました。
また、思い出の写真を編集してスライドショーを作りました。
 
1時間という短縮した式は例年よりも増して濃い内容となりました。

式後、学級ごとに記念写真を撮り、その後、下校しました。
 
ご卒業おめでとうございます。


~卒業式 校長式辞~
温暖化によるものでしょうか。南鶴の桜がちょうど卒業式にあわせて満開を迎えようとしています。みなさんの門出をお祝いしているかのようです。

保護者の皆様。本日は、多摩市立南鶴牧小学校、第38回卒業式にお越しくださり、ありがとうございます。お子様のご卒業、おめでとうございます。
6年前の入学式に手をつないで門をくぐったことや、数々の行事や出来事、小学校生活の今日(こんにち)までの記憶が蘇り、その成長の足跡に、お慶びもひとしおかとご推察いたします。6年間にわたる、小学校生活への変わらぬご支援に、改めて感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

さて、101名の卒業生の皆さん。改めて、ご卒業、おめでとうございます。先ほど、皆さんは卒業証書を一人ずつ手渡され、小学校の全過程を終了することとなりました。小学校生活の思い出が走馬灯のように浮かんできていると同時に、4月からの中学校生活への期待に胸を膨らませていることと思います。

今手にしている卒業証書には、みなさんが小学校生活でがんばり、成長し続けた、
皆さんの汗や涙。これまでみなさんを励まし、支えてくださったご家族、地域の方々、先生方の熱い思いが込められていることを、どうか、かみしめてください。
そう、たくさんの方々の温かいまなざしのもとに成長できた、幸せの証(あかし)となる、一枚の証書なのです。

みなさんの門出を祝し、私の願いを、お話しさせてください。

2月29日。私たちの3学期が突然修了しました。コロナウイルスの蔓延を防ぐための休校措置でした。
歴史をさかのぼってみると、戦時下の1944年(昭和19年)秋に、戦火が激しくなり自然休校になった時以来の出来事です。みなさんはもちろん、みなさんの親や先生たちにも全く経験のない出来事でした。

地球温暖化問題やマイクロプラスチック問題。デング熱や新型インフルエンザ。そして、コロナウィルス。これまでに私たち人類が経験したことのない出来事や難題が、
これからも頻発することは間違いありません。そんな地球規模の出来事でなくとも、皆さんがこれから歩んでいく人生は、初体験の出来事がほとんどでしょう。
さて、そんな困難な場面に立たされた時、あなたは、どうしますか。

「去年のような卒業式ができない」

3月いっぱいの休校が決まった時、6年生の担任の先生や南鶴の先生たちは、落胆しました。卒業式の練習をせずに、どう卒業式を行うのか・・・。大きな難題でした。
なぜなら、誰も経験したことのないことだからです。打ちひしがれるのは簡単です。しかし、そこで終わってはいけない。このままではいけない。先生たちは、声にはせずとも、みんながそう思っていました。

「それでも、精一杯の送りだしをしてあげたい。」
「どうしても、卒業生に気持ちよく巣立ってほしい」

懸命に考えて、多くの先生が案を出しました。「いいね」と声の上がった企画に、みんなが協力して、係や担当関係なく創り上げていきました。60分という制限が設けられた状況を逆手にとって、これまでにない特別な卒業式にしようと、むしろ意気揚々と取り組んでいたのかもしれません。

入場の時の先生たちの演奏。
復活させた一人一人の「決意の言葉」。
証書授与のあと、花道を通って席に戻る会場のレイアウト。
この後上映する「思い出の一場面」。
少しでもみなさんに声を出してほしいと考え、メールでお知らせした「門出の言葉」。
例年以上の会場の装飾。
卒対の保護者の方々が作ったメッセージとお菓子タワー。
これまでにないことばかりです。

何を大切にして卒業式を行うのか。そう、まさに6年生へ向けた最後の授業のための準備のようでした。

経験したことのない困難な事態に直面した時。

「仕方ない」 「もうそれでいい」

そう思わないでほしいと、先生たちは最後に教えたかった。
「もうだめかもしれない」
そんな場面で、
「それでも・・・、どうしても・・・。」
そう思える、そう行動できる人になってほしい。そこには、「知恵」と「心」が必要です。その「知恵」と「心」をどう活用できるか。人間の価値と言うのは、そういうところに宿るのだと思います。

そんな南鶴牧小学校で過ごし、今日卒業を迎えたみなさん。
みなさんは、その「知恵」と「心」を小学校生活でたくさん学んだはずです。
この学びを誇りに。
この仲間を拠り所に。
この学校はあなたの故郷。
疲れたら、困ったら、悩んだら、いつでも顔を出しにおいで。

未来は、あなた次第。 あなたそのもの。

みなさんの、希望に満ちた未来を祈念して、はなむけの言葉といたします。
ご卒業おめでとうございます。

令和2年3月25日
  多摩市立南鶴牧小学校 校長 關口 寿也

卒業式の準備

3月24日、職員で卒業式の前日準備をしました。
すっかり式場が整いました。
明日の卒業式を待つばかりです。

ひまわりの会の方々が入口に花を置いてくださいました。
ありがとうございます。
 
式場の後方には、卒業生にまつわる展示をしました。
側面には卒業生に向けた各学年のエールの垂れ幕を掲示しました。
 
職員で卒業式の流れを確認しました。

いよいよ、明日が第38回卒業式です。

春のビオトープ

ビオトープに産んだアズマヒキガエルの卵が孵化(ふか)して
オタマジャクシになりました。
9日くらいで孵化しました。
黒い点々がオタマジャクシです。(右は拡大写真)
まだ、オタマジャクシの形になっていません。
 
ビオトープのハナモモも満開です。

ぜひ、見に来てください。

【追加連絡】第38回卒業式のご案内

【追加連絡】
コロナウイルス感染症拡大防止のため
参列される保護者の方はマスクの着用をお願いいたします。


保護者各位
                            令和2年3月10日
                多摩市立南鶴牧小学校 校長 關口 寿也
早春の候、みなさまにおかれましてはますますご清祥のことと拝察いたします。
さて、令和元年度第38回卒業式を下記のとおり挙行いたします。
つきましては、ご多用の折りとは存じあげますが、
巣立ちゆく101名の卒業生の門出を祝福していただきたく、
ご臨席を賜りますようご案内申しあげます。
なお、今年度はコロナウイルス感染症拡大防止のため
来賓の方々のご臨席はご遠慮申し上げます。
      記
1、日 時   令和2年3月25日(水) 午前9時30分受付開始 10時00分開式

2、場 所   本 校 体 育 館

児童は8時25分までに登校させてください。
閉式は11時00分頃を予定しております。その後、写真撮影をして下校します。
参列は保護者のみでお願いします。きょうだい等の参列はご遠慮ください。
参列する保護者の方は2週間前より、毎日検温をしてください。
参列は、継続した発熱がない方、前日・当日に37℃以上の発熱がない方に
限らせていただきます。
今後、実施を含め変更する場合があることをご承知おきください。

子どもの居場所づくり

3月16日~27日まで、学童クラブに通っていない1~3年生を対象に、
午前中、学校を活用した子どもの居場所づくりを行っています。
多摩市の公立小学校のすべてで実施しています。
19日までの4日間の参加者数は、のべ147名で多摩一小についで2番目に多い人数です。
教員やピアティーチャーが見守りをしています。
 
  学校図書館での自習や読書       教室で自習
 
     特活室で自習        特活室で昔遊びやゲーム
 
          体育館や校庭で体を動かします
11時30分に下校します。
希望者は11時30分からお弁当を食べて、その後、12時までに下校します。

芝生管理作業 令和2年3月22日

3月22日、Gネット(南鶴牧小グリーンネットワーク委員会)有志の方26名で
今春初めての芝生管理作業を行いました。
Gネット委員長を初め、多摩ボーイズのコーチ、鶴牧サッカークラブのコーチ、
父母と教職員の会芝生担当の方、おやじの会の方、教員4名が芝刈り、
クローバーの駆除、目砂の片付け、施肥をしてくださいました。
コロナウイルス感染症拡大防止のため、保護者ボランティアを頼める状況にはありません。


 
雑草のスズメノカタビラだけでなく、冬芝も刈ることができています。
こんなに刈ることができるなんて、春が1か月近く早く訪れた感じです。



クローバーが繁殖してしまった所はゴルフのホールを切る機械である
ホールカッターで除去しました。
クローバーのない所から取ってきた芝と取り替えます。
  
(写真左)クローバーのない所の芝を切り出しています。
穴は砂で埋めてやれば、夏芝が伸びて覆ってくれます。
(写真中)クローバーが繁殖した所を切り出した穴に
(写真右)クローバーがな所から切り出したものをすっぽりと入れます。
これで移植完了。

クローバー付きの芝は捨てるのがもったいないので圃場(ほじょう)の端に植えました。
芝刈りが終わった後、屈強なコーチの方々で買った砂をサンドピットへ移し、
最後に8袋の肥料をまき、散水しました。
ありがとうございました。
来週も、学級を指定した保護者ボランティアをお願いできませんので、
3月28日(土)、9時00分から10時00分まで有志で管理作業を行います。

タンポポが咲いています

暖かくなってタンポポが咲いています。
日本の在来種の日本タンポポ(この辺りはカントウタンポポ)と
移入種のセイヨウタンポポが咲いています。
2種の交雑も進んでいるようで、詳しい見分け方は分かりませんが
大まかな見分け方は下の通りです。
 
カントウタンポポは春に花を咲かせます。
たくさんの花が集まっている集合花の裏を見ると、総苞(そうほう)と呼ばれる
花をまとめている「がく」のような部分が花にぴったりとくっついています。
 
セイヨウタンポポは春から秋まで花が咲きます。
総苞が下に反り返っています(写真矢印の部分)。
 
学校周辺はニュータウン開発で表土を削られてしまいました。
今、育っているタンポポは開発後に周辺から飛んでた種から育ったと考えられます。
そのため、繁殖が優勢なセイヨウタンポポに分があるようです。
春休みには周りの公園に出で、日本タンポポの生息域の調査をしてみてください。
今の季節しかにしかできないすばらしい自由研究になります。

これが1つの花です。(左)カントウタンポポ(右)セイヨウタンポポ
一つの花の集まりにいくつの花が付いているのかを調査するのもよい自由研究になります。
黒い紙の上に10個ずつの花をセロハンテープに付けて並べましょう。
数百個の花から成り立っています。

みんなの表彰台プロジェクト

3月18日、全校に呼びかけた「みんなの表彰台プロジェクト」
のために回収した洗剤や柔軟剤などのプラスチック容器を引き渡しました。
 
大きなトイレットペーパー用の段ボール箱に2箱集まりました。
ご協力ありがとうございました。
東京オリンピック・パラリンピックの表彰台に生まれ変わります。

モズのはやにえ

学校用務職員が冬の枝の剪定(せんてい)をしているときに
モズのはやにえを見付けました。
ムカデを刺しているようです。
 
モズはスズメより少し大きい鳥ですが肉食です。
くちばしの先はかぎのように折れ曲がっています。
はやにえをする理由ははっきりとは分かっていないようですが、
捕った獲物を枝に刺す行動をとります。
後で食べるようですが、忘れてしまうこともあるそうです。

ウサギを飼育小屋に入れました

3月17日、暖かくなってきたので、おやじの会の方に改修していただいた飼育小屋に
ウサギを入れました。
飼育小屋に向かって左側には3羽のオスが入りました。
向かって右には2羽のニワトリと2羽のメスのウサギが入っています。
 
    左の小屋 オス         右の部屋 メス
  2羽しか写っていません     1羽しか写っていません

ホトケノザとヒメオドリコソウ

シソの仲間のホトケノザとヒメオドリコソウが紫色の花を咲かせています。
近い仲間なので、よく似ています。
 
   ホトケノザ      ヒメオドリコソウ

どちらとも花はシソの花の形です。
ホトケノザの方が花が長く上にそそり立って目立ちます。
仏さんが台座に座っているように見立てています(写真左)。
ヒメオドリコソウは紫色が少し薄く、花は葉の少し下にあります。
それを笠をかぶった踊り子に見立てています(写真右)。
オドリコソウという草があり、その小さい草という意味で「ヒメ」と付いています。
 
葉の形はホトケノザは丸味があり、ヒメオドリコソウは三角形に近くなります。
ヒメオドリコソウの葉は赤くえんじ色になることが多くあります。
この個体は比較するためにわざと緑色の個体を選んでいます。

左 ヒメオドリコソウ、右 ホトケノザ
茎はシソ科の他の植物と同じように両方とも断面が四角形です。

左 ホトケノザ、右 ヒメオドリコソウ
春の七草に出てくるホトケノザはこの種と違い
キクの仲間のコオニタビラコです。