最近の学校の様子から

タンポポが咲いています

暖かくなってタンポポが咲いています。
日本の在来種の日本タンポポ(この辺りはカントウタンポポ)と
移入種のセイヨウタンポポが咲いています。
2種の交雑も進んでいるようで、詳しい見分け方は分かりませんが
大まかな見分け方は下の通りです。
 
カントウタンポポは春に花を咲かせます。
たくさんの花が集まっている集合花の裏を見ると、総苞(そうほう)と呼ばれる
花をまとめている「がく」のような部分が花にぴったりとくっついています。
 
セイヨウタンポポは春から秋まで花が咲きます。
総苞が下に反り返っています(写真矢印の部分)。
 
学校周辺はニュータウン開発で表土を削られてしまいました。
今、育っているタンポポは開発後に周辺から飛んでた種から育ったと考えられます。
そのため、繁殖が優勢なセイヨウタンポポに分があるようです。
春休みには周りの公園に出で、日本タンポポの生息域の調査をしてみてください。
今の季節しかにしかできないすばらしい自由研究になります。

これが1つの花です。(左)カントウタンポポ(右)セイヨウタンポポ
一つの花の集まりにいくつの花が付いているのかを調査するのもよい自由研究になります。
黒い紙の上に10個ずつの花をセロハンテープに付けて並べましょう。
数百個の花から成り立っています。