東京都教育委員会より「令和5年度『児童・生徒の学力向上を図るための調査」結果に基づいた保護者用資料」の
配付がありました。HP左側の学校だより・学校よりの配付物>保護者お知らせ>全校共通の資料をご覧ください。
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東京都教育委員会より「令和5年度『児童・生徒の学力向上を図るための調査」結果に基づいた保護者用資料」の
配付がありました。HP左側の学校だより・学校よりの配付物>保護者お知らせ>全校共通の資料をご覧ください。
この学習ではでは、春の暮らしにかかわる言葉を集めたりその言葉にまつわる経験を想起して文章を書いたりすることで、児童の語彙を豊かにすることを目指します。また、集めた言葉や経験を文章化することは、伝えたいことを明確にして書く力を育てることにもつながります。
春を感じる言葉を学習プリントに自分で挙げていく活動から始まります。
教科書の挿絵から考えたり、辞典を使ったりと道筋は個に応じています。
この学習では、自分の考えをもつための道筋や方法論をなるべく限定しないことで、誰もが自分の考えをもち、この後の伝え合いなどに主体性をもって参加できるようにしました。
もっとイメージを広げられるように、友達との伝え合いにより情報交換をします。
最初は隣の席に座っている友達とペアで伝え合います。
子どもたちの中から、もっとたくさんの友達と交流して広げていきたいという希望が出されました。
自分の席を離れて、積極的に伝え合いをします。
子どもたちはたくさんの友達と交流をしたことで、春のイメージがとても広がったようです。
次回の授業では、たくさん集まった「春を感じる言葉」を文章に盛り込み、表現する学習を予定しています。
今日の4校時。
1年生は3学級とも同じ内容の授業でした。
ひらがなの「し」の字を学習していました。
1組
2組
3組
1年生が鉛筆を持って、いろいろな線を描いたり、名前を書いたり、に取り組みました。
書く際の着座姿勢も学級担任から指導すると、とても意識して紙の上で鉛筆を動かしていました。
今週の火曜日も朝読書を行いました。
1年生の教室の前には動物関連の本が並ぶワゴンがあります。
1年生は国語で「どうぶつの赤ちゃん」という説明文単元を学習しています。
この単元の後半には、自分で調べた動物の赤ちゃんについて交流する、という活動があります。
その活動のために、様々な文献の中から自分で選書ができるようになっています。
選書した本を読み込む1年生の子どもたちです。
読み聞かせもしていただきました。
この単元は2年生の教科書に提示されている「たのしかったよ2年生」を児童の実態に合わせて構成した学習です。
発表会をするという言語活動を通して、伝えたい話題を決め、それらについてより具体的な事柄を思い出すことができるようにします。
また、必要な事柄が決まれば、どの順で話すとよいのか、相手に伝わるように順序を決めていきます。そして、相手に伝わるよう、声の大きさ、速さ、目線について工夫をしたり、姿勢や口形、発音や発声に注意して話したりできることを目指します。
1年間の学校生活を振り返り、同じ行事や活動を体験した友達も知らない、自分だけのとっておきの思い出を発表することを通して、伝えるために必要な事柄は何なのか、どんな順序で話をしたら伝わるのか、話す時の声の大きさ、速さ、視線などはどうしたらよいかを考えます。
自分の伝えたい内容について友達に報告する楽しさや喜びを感じられるように、伝えたいという意欲や想いを強め、活動に取り組めるようにします。
ふたば1組は複式学級として運営しているので、授業を行う際は学年に準じて細かいねらいが異なります。
また、コミュニケーション力における個の実態に応じて、学習のアプローチやゴール地点が異なる場合があります。
授業の様子を動画で記録しておくと、後で子どもたちが自分のスピーチを見ることができます。
1年間の主な行事や活動を画像と共に掲示することで、スピーチの題材が選びやすくなったり、自分の伝えたい事柄をまとめやすくしたりします。
「話し手」と「聞き手」のポイントは、口と耳のイラストでかき分けています。
友達のスピーチを聞いて、質疑応答も行いました。
学習の振り返りは、タブレット端末で記録します。
書字が得意ではない児童も、抵抗なく取り組むことができます。
また、選択方式にすることで、論理的に文章を書く段階ではない学年でも、自己評価をすることができます。
昨日から校内書初め展を行っています。
子どもたちが12月から取り組んできた書初めを展示していますので、学校にお立ち寄りの際はぜひともご覧ください。
1・2年生は硬筆書写、3年生以上は毛筆書写で取り組んでいますが、書初めの時期だけが書写の期間ではありません。
4月から積み上げてきた学年の指導事項を、この書初め用紙の上で発揮しています。
1年生
2年生
3年生
4年生
5年生
6年生
ふたば1・2年
ふたば3年
ふたば4年
ふたば5年
ふたば6年
当HPは学校の様子や取り組んでいる活動を簡潔にお伝えすることを趣旨としていますので、画像で掲載されていない児童や作品があることについて、ご理解ください。
火曜の朝は読書時間です。
今週も読み聞かせボランティアの皆さんによる読み聞かせを行っています。
担任による読み聞かせも行っています。
1人1人がじっくりと本に向き合っている学級もあります。
今日は時間の関係で、すべての読み聞かせを掲載できていません。
この学習は、ある条件に沿った話し合い活動を通して、既習事項である話し合いに大切なことを活用していくことを目的としています。
国語科の学習指導要領解説、「第5学年及び第6学年の内容」の「2 思考,判断力,表現力等」「A 話すこと・聞くこと」に明示された話し合いの観点が4つ示されています。
〇互いの立場を明確にする
〇意図を明確にする
〇計画的に話し合う
〇考えを広げたりまとめたりする
今日の授業は、難破船で漂着したシナリオを読み、これから生き延びていくための諸条件に沿って必要な持ち物(生活用具)は何か、をグループで話し合います。
自分でしっかりと考える時間を取った後で、いよいよグループ討論に入ります。
全員が自分の意見を明確にしているので、話し合いはとても活発に行われました。
話し合いの時間が終わった後は、振り返りです。
討論内容の結論を出すのではなく、授業のねらいになっていた「グループで話し合うときに大切なことは何か考える」ことができていたか、また、大切なこととはどんなことかを振り返って自己評価につなげていきます。
この単元は、「日常生活の中で、自然に獲得している語句について、一つ一つのものの名前やまとめた名まえが名前があることを理解する」ことを意図しています。その中の、ものの名まえには上位語と下位語があることを理解させます。
今日の授業では「くだもの」と「花」というまとめた名まえについて、一つ一つの名まえを全員で考えることから始めました。
続いて、ワークシートへ6つのまとめた名まえについて、一つ一つの名まえを記述していきます。
導入部で、全員で学習しているので、一人一人の学習もスムーズに進んでいました。
次はクイズ大会です。
「一つ一つの名まえは、〇〇、▢▢、△△です。まとめた名まえは何でしょうか」または、「まとめた名まえは〇〇です。一つ一つの名まえは何でしょうか」
友だち同士で問題を出し合います。
子どもたちはとても楽しそうです。
こんな言葉遊びをしながら語彙を増やしたり、言葉に上位語と下位語があることに気付いたりしていけるのが低学年時の学習の特徴です。
この単元は、前単元の教材文「じどう車くらべ」に書かれていた、「しごと」と「つくり」に着目し、お気に入りのじどう車を紹介する学習です。
紹介文を書く際には、前単元で読み取った「しごと」と「つくり」の関係性が一致した説明文に仕上げていきます。
また、自分で選んだ資料から必要な情報を選び出していく力も育みます。
今日の授業は、あらかじめ選んだ資料をタブレット端末で呼び出すことから始まりました。
前時に学習した内容を確認してから一人一人の学習が始まります。
資料は子どもたちが選んでいるので、一人一人が違うじどう車を扱っていました。
資料の中の説明で、「つくり」について書かれている文に画面上で青いラインを引きます。
「つくり」に引けているか、隣同士で確認し合いました。
前時を思い出しながら、「つくり」が「しごと」に合っているか確認し合います。
友だちと交流した後は、ワークシートにしっかりとまとめました。
今朝も読み聞かせを始め、朝読書を行いました。
1年生の教室では、国語で学習した「くじらぐも」の作者、中川りえこさんの著作である「ぐりとぐら」シリーズから選書をしていただきました。同作品は冬の季節を舞台にしたものです。
5年生の教室では、「サンタクロースっているんでしょうか」を選書していただきました。
「サンタクロースって、ほんとうに、いるんでしょうか」という8歳の女の子の質問に、アメリカのニューヨーク・サンという新聞が、社説で回答した実話です。
その他にも、ここでは紹介しきれないほどのご協力をいただいています。
皆様、ありがとうございました。
担任による古典落語の読み聞かせ。
読み聞かせのない日の学級は、静かに一人読書。
この授業は、多摩市小学校教育研究会の研究授業として公開されました。
研究テーマは、授業におけるICT機器の効果的な活用法です。
本校のふたば学級では、令和3年度よりタブレット端末を積極的に導入しています。
本来ならば、教科書やノート、筆記用具など複数の学用品を机上で合理的に扱わなければならない状況をタブレット端末の中に電子化してしまえることや、書字等の活動に課題がある児童も、意欲を失わずに文章表現ができる状況をつくることで、通常の学級と同様の進度で学習が進められるメリットがあります。
タブレット端末だけが机上にあれば、思考ツール等の力を借りて、子どもたちが話し合いによる協働学習を展開できます。
今日は、「ごん」はどんなきつねなのか、どんな性格なのか、について話し合いをしました。
課題解決の手掛かりになる叙述は、教科書の本文が電子化され画面で閲覧できます。また、性格を表現するための言葉を一覧表にしたヒントカードも画面で閲覧できます。
たくさんの紙媒体を使った授業よりも、子どもたちが紛失や散逸に気を遣わずに学習できているのが印象的でした。
タブレット端末の操作が成熟していくことが主目的ではなく、今日か本来の目的や活動に主眼を置くための最適な学用品(学びのツール)として活用していくことを本校では今後も推進していきます。
今週の朝読書でも、読み聞かせや語り聞かせをしていただきました。
先週に続いて「くじらぐも」の授業の様子です。
今日は大きなパネルが登場し、子どもたちが実際にくじらぐもの上で登場人物になりきりました。
「動作化」を取り入れた授業です。
発する台詞はグループで考え、動作化の発表もグループごとに行いました。
みんなでやってみました。
討論を通じて、互いの意見を聞きながら自らの考えを広げていく授業でした。
今日のテーマは、学校で食べる昼食を「給食派」と「弁当派」に分かれて、自分たちのチームの主張について考えました。
給食派チーム
弁当派チーム
同チーム内の意見共有は直接の話し合いの他に、学習アプリの共有ノート機能を活用します。
意見の書かれたカードを動かすことで、自分の立場も明確にすることができます。
この授業は役割を意識して話し合いを進めていきます。
話合いでは、自分の役割をしっかりと理解して役割を果たすことで、考えをまとめていきます。そこで、本単元では必要感のある話題を設定し、それぞれの役割を理解させた上で、実際の話合いを通してよりよい話合いの仕方について考えていくようにします。
学習アプリの共有ノート機能を使って、互いの意見を伝え合い、話し合いに生かしていきます。
司会や記録などの役割も設けて行いました。
1年生は「くじらぐも」の作品世界に触れ、登場人物と同化しながら動きや台詞を想像しながら読んでいきます。また、動作化などを交えて想像したことを具体化していきます。
今日の授業には、大きな挿絵が登場しました。
挿絵に描かれた登場人物の誰がどんな言葉を発するのか、グループで伝え合います。
言葉を付箋紙に書き、挿絵に挿入。その後、全体の前で発表し合いました。
この授業では、秋の暮らしに関わる言葉を集めたり、その言葉にまつわる経験を文章に書いたりすることで、児童の語彙を豊かにすることを目指します。
集めた言葉や経験を文章化することは、経験を想起し伝えたいことを明確にして書く力を育てることにもつながります。
また、語彙をより豊かにするために書いた文章を読み合ったり、感想を伝え合ったりという活動も取り入れています。
読み合う時間。
感想を伝える時間。感想は付箋紙に書いて伝えます。
伝え合った内容を共有しました。
読書旬間の校舎内には、各学年ごとの読書感想カードが掲示されています。
中には、タブレット端末を使って作成した学級や学年もあります。
子どもたちが読書に取り組んでいる様子が、よく分かります。
高学年では、このカードを読んでくれる相手を意識しながら、「自分の読んだ本を紹介する」という視点で書かれているのが分かります。
2年生の国語の授業です。
教科書に掲載されているアーノルド・ローベル作「お手紙」を教材に、音読に生かせる読み方の授業を行いました。
今日の授業は第4場面で、がまくんの「ああ」という言葉にはどんな気持ちが込められていたのかを話し合い等で読み深めていきました。
1人で考える時間。考えたことをメモに残していきます。
グループで共有する時間。
子どもたちからは、「親友と思ってくれてうれしい」「カエルくんにもお手紙を上げたくなった」「お手紙が来ると分かったうれしさ」「素敵なお手紙の内容への感動」など多くの意見が出されました。
今度は、話し合った内容を音読で表現します。
友だちの意見によって、自分の考えに変化が生じたと発表する子も何人かいました。
4年生の研究授業を受けて、校内の教員が集まり研究協議会が行われました。
研究の視点に沿って、グループ討議を行い、討議内容の共有が行われました。
講師は、今回も元東京都小学校国語教育研究会会長の 邑上 裕子 先生が務めてくださいました。
邑上先生からは、授業に取り組む児童の姿を通して、授業の評価をしていただきました。
4年生が国語の研究授業を行いました。
教材は「ごんぎつね」で、今日の授業は読み取った内容について班ごとのテーマを選び、話し合いを通じて感じたことや考えたことを共有したり、一人一人の感じ方の違いに気付いたりすることを目標にしました。
班ごとのテーマに沿って、お互いの考えを伝え合います。
考えを伝え合うと、自分の意見に広がりや深まりが現れてきたようです。
話し合っている内容を聞いていると、物語の内容をしっかりと読み取ったうえで、叙述に沿った意見が出ているのが分かります。
最後の振り返りには、友だちの意見に触れて自身の考えに変化があったと表明する子が何人もいました。
学校全体が運動会に向けて活発に動いている時期ですが、火曜日の読書活動も地道に継続しています。
読み聞かせボランティアの方々の読み聞かせ。
学級担任による読み聞かせ。
1人1人が本と向き合う時間。
この単元は、作者の生き方に触れることを通して、独特な描写を含む、作品の世界を捉える力を育てていきます。
伝記資料「イーハトーヴの夢」は、子どもたちが宮沢賢治の生き方や考え方について知る助けとなります。そこから読み取った作者・宮沢賢治の人物像を背景にして、「やまなし」の作品世界を捉えていくという構成になっています。
今日の6年3組の授業では、作者の独特な表現の中から深く考えてみたい言葉を挙げて、それらを共有するところから学習が始まりました。
その後、本時のめあて「色に着目して、二つの場面がどのように違うのか考えよう」について学習を深めていきます。
「五月」「十二月」という二つの場面が、作品中に表現されている色によって、どんな違いを想起させるのか、グループで話し合いを行いました。
この作品を学習すると、「クラムボン」「イサド」といった造語や、「かぷかぷ笑ったよ」「トブン」といった独創的なオノマトペなど、独特な言葉や表現が作中に多々用いられていて、子どもたちは、こうした表現に戸惑い、「よく分からない」「不思議なお話だった」という感想に留まってしまうことも珍しくありません。
但し、それらの難解な造語を読み下していくことが重要な学習内容ではありません。伝記資料「イーハトーヴの夢」を有効に活用して、作者の生き方や考えについて理解していきます。そうすると「やまなし」にも、作者の他の作品群と同様に、自然観や生命観が色濃く表れていることに気付きます。この点は「やまなし」を読み解くうえで欠かすことのできない視点です。この学び方は、5年生で学習した伝記資料「やなせたかし―アンパンマンの勇気」の既習を活かすことができます。「イーハトーヴの夢」を扱うときは、これを想起させながら、伝記の読み方を確かめ直すことができます。
後期も引き続き、火曜の朝は朝読書の時間です。
本日も、保護者や地域のボランティアの方々が教室で読み聞かせや語り聞かせをしてくださいました。
6年生では語り聞かせをしてくださいました。
3年生は、担任が継続して読み聞かせを行っています。今日は読む前に本の紹介をしていました。なぜ、この本を選んだのかが分かりました。
ボランティアさんが来ない教室では、子どもたちがじっくりと本と向き合っています。画像は1年生ですが、入学したころよりも、1冊の本に集中して向き合える時間がどんどん長くなっています。
夏休み後も、火曜日の朝は読書の時間です。
地域や保護者による読み聞かせや、一人一人がじっくりと本に向き合う時間を設けています。
地域や保護者の皆さんが読み聞かせや語り聞かせをしてくださります。
担任による読み聞かせ。
じっくりと読書します。
夏季休業期間中で2回目の図書室開放を行いました。
1回目は30名を超える子どもたちが来室しましたが、今日は少なめの来室者でした。その分、落ち着いてゆっくりと読書ができたかもしれません。
カメラを持って図書室へ入っていくと、「おはようございます!」と元気なあいさつをしてくれました。
子どもたちの元気な姿に触れると、少しホッとします。
本を借りる子、じっくりと閲覧する子、様々な過ごし方をしています。
開放時間は8:30~10:30までです。
5年生の国語には、自分が感じたことや想像したことを基に、俳句や短歌を作る学習があります。
実際に創作した作品を互いに交流し合うことで、俳句をよんだり選んだりする視点(気持ち、様子、言葉)を広げることができ、俳句をまた作ってみたいという意欲を育てることもできます。
5年生は、夏をテーマに俳句の創作をしたようです。その中の一作を紹介します。
奇しくも今日の給食のメニューに、スイカがありました。
スイカの気持ちを想像しながら、いただきました。
図書室の本棚が空っぽになっていました。
この本棚は「マジック・ツリーハウス」という米国の児童文学のシリーズが並んでいました。
マジック・ツリーハウスとは、米国の児童文学作家メアリー・ポープ・オズボーンの著作で、主人公の二人ジャックとアニーがツリーハウスの力を借りて、時空や国境を越えて冒険をする物語です。
なぜ、こんなに人気が出たかというと、3年生の担任と図書室の司書が相談して始めた取組がきっかけです。
マジック・ツリーハウスを1冊読むと、各学級の世界地図に表紙のシールが貼れるのです。
前述したように、元々この物語は世界中を舞台に描かれているので、子どもたちにも分かりやすい取組だったようです。今日も3年生の子がパンダが表紙になっている同書を返却しながら、中国の場所に表紙のシールを貼ることを楽しみにしていました。
この取組は、3年生の担任たちが絵本から物語作品へ読書のステップアップをさせたい、との思いで始めたものです。
ちなみに、同書は世界中で読まれている人気作品で、シリーズはもうすぐ50巻目に達します。また、映画化もされているので、多くの子どもたちが安心して手に取れたようです。
もう一つ、空っぽの本棚がありました。
このコーナーは、夏休みに読んでほしい本として、司書が準備しましたが、瞬く間に本が借りられて行ってしまいました。残っているのは、画像の5冊だけです。
夏休みに本を読んでみようという子が増えているのは、とても喜びたいことです。
今日の朝読書は、高学年を中心に読み聞かせや語り聞かせをしていただきました。
保護者の読み聞かせボランティアや、おはなしシュッポッポの皆さん、ありがとうございます。
読後に意見交換をする学級もありました。
本校では、
「伝え合う力」を育てる授業づくり ~国語科を通して~
を研究テーマに、指導法の研究をしています。
今日は、1年生が 大きなかぶ という有名な絵本を教材として、音読の授業を行いました。
入学してから3か月ほどしか経っていない1年生ですが、たくさんの大人たちに囲まれても臆せず、元気な授業が行われました。
各自のめあてを伝え合った後で、グループごとに音読の練習をします。
「練習」というのは、子どもたちは音読の様子を動画に撮り保護者会で発表することを目的としています。
学習の目的により、相手意識が高まり主体的な姿が現れてきます。
音読を進めていくと場面に応じた動きも自然と出てきました。
お互いのグループの様子を見合った後で、振り返りの内容を発表し合いました。
毎週火曜日恒例の朝読書です。
読み聞かせボランティアの方々が来てくださった教室は読み聞かせを、そうではない教室は一人読書の時間を過ごします。
読み聞かせ
担任による読み聞かせ
地域の方による、読み聞かせではなく語り聞かせもありました。
自主読書の教室もあります。
昨日の記事で、読書の話題を掲載しましたが、今日はその補足になる内容です。
図書室には、学習に関連した本を何冊か紹介しています。
その季節に国語の教科書に掲載されている作品に関連したものや、理科や社会で扱う内容に即したものなどです。
今の季節は理科や生活科で生き物を扱うことが増えているので、それらに関連した本が紹介されています。
今日の朝会では、児童からの質問に対して校長が答えました。
「読書が大事と言いますが、どんな本を読めばよいですか。普段から本をあまり読まないので、何から読めばよいのか分かりません」
校長の答えは2つでした。
1つ目
どんな本から読めばよいのか、という質問に対する明確な正解はありません。言い換えると、どんな本でもよいのです。あなたの身近にある、例えば教室、図書室、自宅など、すぐそばにある本を手に取って開いてみましょう。あれこれ考えていても、時間ばかりが過ぎていきます。
2つ目
1つ目の答えの補足になりますが、学年ごとに学習している内容に即した本ならば、すぐに選べると思います。今日は3冊の本を紹介します。
1冊目は「鳥のふしぎ」という図鑑です。1年生の教室前にワゴンで並んでいます。
1年生は国語で「くちばし」という説明文を学習しています。この図鑑は、さらに興味をもったり、自分から調べたりしたいな、という人たちが手軽に開けるように、図書室の先生や学年の先生たちが用意している本です。
2冊目は「さかなはさかな」という絵本です。
この本は、2年生が国語で学習している「スイミー」と同じ作者、レオ=レオニさんが描いた絵本です。教科書に出てくる作品の作者が他にどんな作品を残しているのか、読んでみると面白いかもしれません。
3冊目は、「ホームランを打ったことのない君に」という作品です。
この作品は、5年生の国語の教科書に取り上げられている「なまえつけてよ」という物語と似た内容の物語として、教科書でも紹介されています。ホームランを打ちたいと思い続けているがなかなか現実はうまくいかない小学生と、彼にアドバイスをする野球部出身の青年の交流を描いた作品です。登場人物それぞれに背景があり、お互いの関わり合い方の中に考えさせられるものがあります。
今日は3つの学年に関連する本を紹介しましたが、教科書に取り上げられている教材から読書の幅はどんどん広がることがあります、という話でした。
今日のからだジャンケンは、グー、パー、チョキの順番でした。
朝から体と頭を使えたかな。
今週も火曜日は朝読書の時間です。
今日は、保護者の皆さんに加えて、地域で読み聞かせをしてくださっている、おはなしシュッポッポの方々がふたば学級や6年生の教室で読み聞かせをしてくださいました。
おはなしシュッポッポの方々は、多摩市立図書館 本館で第2日曜日に定例会(9:30~)と おはなし会(11:15~)を実施しているそうです。
保護者の読み聞かせボランティアの方々にも毎週お世話になっています。
1年生の教室では、担任の読み聞かせが。
本校には5月の下旬から、2名の教育実習生が来ています。
それぞれが、2年生と5年生の学級を中心に4週間にわたり教師になるための実習を行いました。
今日は、4週間で積み上げてきた実習の成果を、公開授業というかたちで披露しました。
2年生の国語「スイミー」
5年生の算数「小数の倍」
授業には、本校の教員のほとんどが足を運び、真剣な眼差しを向けていました。
この後、児童下校後に「南鶴道場」として、2名を囲んだ懇談会が行われ、先輩教員たちから授業実践に対する感想や助言、将来に向けたメッセージが送られました。
5年生の研究授業後に、講師の先生をお迎えして研究協議会を行いました。
講師は、昨年度に引き続き 邑上 裕子 先生です。邑上先生は国語教育学会常任理事を務めていらっしゃり、元東京都小学校国語研究会会長、元明星大学教授として教員や学生の指導にも長く携わってきた方です。
協議会では、授業提案に対して、よかった点、さらに工夫を要する点などが活発に議論されました。
講師の邑上先生からは、友だちとの対話、教師との対話が行われていたことへの評価とともに、「考えの書き方」や「ノートの回し読み」「伝え合い」等の交流に、具体的な観点をもたせると児童にとって学びの必然性がさらに高まるとのご指導をいただきました。
5年生の学級で国語の研究授業を行いました。
教材は教科書に掲載されている文学教材、朽木祥さん作の「たずねびと」です。
この作品は、広島に投下された原子爆弾の犠牲になった方々の中で、ご遺族が見付かっていない方の関係者を探す地元の取組を、現代を生きる主人公の目を通して描かれています。同時に主人公が現地で様々な人に出会い、心の変容を遂げていく様が描かれています。
この単元では、人物像や物語の全体像を具体的に想像したり、表現の効果について考えたりする力を育てていきます。
人物像を具体的に想像するためには、行動や会話、様子を表す複数の叙述を結び付けて読んでいくことが大切です。物語の全体像を想像するためには、その世界の人物像を豊かに想像すること、内容面だけでなく表現面にも着目して読むことが大切です。そして、お互いの考えを伝え合う中で、自分とは異なる考えや、自分は関連させなかった叙述のつながりなどに出会うことができます。
今日は第8の場面を読んで、主人公「綾」の心情の変化について考え、「たずねびと」とはどんな人だったのかという、物語の全体像に関わる内容を捉える活動をしました。
物語を読み深めるために、自分で考える時間、考えを記述したノートを互いに読み合う時間、対話を通して互いの意見を伝え合う時間を設けていきました。
今週の火曜日も朝読書の時間です。
ボランティアの皆さんによる読み聞かせの他にも、様々な読書風景があったので、画像で紹介します。
複数の教室では、読み聞かせをしていただいています。
担任が読み聞かせをしている教室もあります。
この教室では、読み聞かせをしながらボランティアさんと子どもたちが意見の交流をする時間を設けてくださっていました。
この教室では、色の見え方に関する本を読み聞かせしていただきました。その際にクジャクの羽(黄色の枠で囲んでいます)を子どもたちに提供してくださっています。確かにクジャクの羽を近くで見ると、角度によって色の見え方が異なります。
子どもたちは、興味深そうにクジャクの羽を手に取りながら読み聞かせの声にも耳を傾けていました。
この教室では、学級担任の先生と子どもたちが自分の読みたい本を読んでいました。こんな風に静かに本と向き合う時間も大切ですね。
上の絵本の中から1冊好きな本を選んで、あみだくじをしてみましょう。
運命の1冊が見付かるかもしれません。
あなたもぜひやってみて。
今週も火曜日の朝は朝読書の日です。
今週も様々なやり方で読み聞かせをしていただきました。
読み聞かせ担当の方々、ありがとうございました。
この学習は、必要なことを質問しながら聞き、自分の考えをもつことができるようになることを目指します。話を聞くためには話し手が必要となることから、併せて、伝え合うために必要な事柄を選んで話すことができるようになることも目指していきます。
質問をして話を広げるためには、話の中心を意識しながら聞き、話し手から引き出したいことを前提に質問を選ぶことが大切です。そのため、自分がした質問の内容によって、得られる情報が異なることを事前に知り、質問することを考えながら聞くことを意識付けます。同時に、友達へ質問することや対話を通して、相手を知ることの楽しさを味わえるようにしていきます。
今日の授業は単元の第1回目です。2年生の頃の学習を想起し、話を聞く際に大事なことをグループで挙げていきました。
続いて、出た意見を全体で交流しました。
子どもたちからは、2年生の頃の経験だけではなく、分からないことや気になることはさらに質問をして聞いていく、というこの学習の内容に沿った意見も出てきました。
図書室では司書職員が2年生へ読み聞かせを行っていました。
同じ題材を扱った2種類の本を読んでいます。
2冊の違いは、フィクションとノンフィクションでした。
今日の題材は食虫植物でしたが、図鑑のように事実を記載した本と、食虫植物を主人公にしたお話の本の2冊が紹介されました。
子どもたちのお気に入りはどちらだったでしょうか。
2年生の国語には日記を書く学習があります。その学習から継続して定期的に日記を書く活動を長期に渡って行う事例もたくさんあります。
3年生になると、事実と感想の書き分けに気付いたり、自分でも書き分けたりという学習がありますが、2年生でも日記を通して、実際の出来事に対して自分の気持ちを添えながら書くことをしていきます。
今日が単元の開始なので、日記にはどんなことが書かれているか、例文から見付けました。
その後、実際に日記を書いてみます。ただし、自分の日記ではなく架空の設定について書きます。
シートの上には、家出をするウサギが描かれていました。
この設定の、「なぜ」について全員で考えた後で、個々に日記を書きます。
日記が書けた後は、読み合いをして、お互いの文章について交流をしました。
読み合いの後は、友達の日記に対する感想が発表されました。
友達や家族に読んでもらったり、感想を言ってもらったりすることで、書くことや書き溜めたものを見返すことに楽しさを感じられるようになります。
日記を書くことを通して、身近な生活の中で自分が行ったことや見聞きした身の回りの出来事から、自分が書きたいことや伝えたいことを見出して書く力が育ちます。また、経験したことを具体的に日記に書くことで、それらを伝える表現を考えて使えるようにするとともに、言葉には経験したことを伝える働きがあることにも気付いていけます。
1年生の国語は、読んだり書いたり、だけではありません。
もちろん平仮名の読み書きもしますが、教科書ではそれらと並行して別の学習も進めていきます。
この単元は、「姿勢や口形、発声や発音に注意して話すこと」〔知識及び技能〕と、「身近なことや経験したことなどから話題を決め、伝え合うために必要な事柄を選ぶこと」〔思考力、判断力、表現力等〕がねらいになっています。しかし今日は初めての授業なので、自分の聞きたいことを落とさず聞けるようにすることが重点だったようです。
また、この単元は新しい友達との出会いを大切に、自分のことを知ってもらったり、相手のことを知ったりすることのできる課題です。
提示されたカードから好きな動物を選び、その理由について二人一組で伝え合います。
「わたしは 〇〇がすきです。 なぜなら △△だからです」と話型を提示しました。
その後、全体で集まり、質問などをしました。
代表の子が指名して、いくつかの質問が出されました。
その質問にも、きちんと答えていました。
自分の知らせたいことを言葉で伝えることと、友達の言葉を最後まで興味をもって聞くことができていました。
今年度も朝の読書活動や読み聞かせについて、情報発信を可能な範囲でやってまいります。
今年度も火曜日の朝は読書の時間です。
一部の学級では読み聞かせボランティアや学級担任からの読み聞かせがありました。
読み聞かせの際に児童が教室前方に集まるなどの形態には制限を設けないことになりました。
読み聞かせのない学級は、個々で読書を楽しんでいます。
1年生も静かに本を読んでいました。
本校で毎週火曜日の朝に行っている、保護者の皆さんや地域の方々による読み聞かせのリーダー会を開催しました。
1部は低学年、2部は高学年と2回に分けて行いました。
本校では昨年度から読書活動に力を入れています。
子どもたちの読書冊数や図書室への来室回数も大幅に増えています。
保護者や地域の方々からも読書活動に関して、前年度を20ポイント以上上回る肯定的評価をいただきました。
それらの結果は学校の教職員のみで達成できたわけではありません。
様々な方々のご協力があったからこそです。
朝の読み聞かせに関しても、リーダーの皆さんのお力をお借りします。
今年度もよろしくお願いいたします。
今日のリーダー会では、本校の司書担当職員より選書等について説明をしました。
今年度より、子どもたちの近くで読んでいただくことも可能です。
4年生が図書室にやってきました。
年度の初めは、図書室の司書からガイダンスがあります。
新しい貸し出しカードに名前を書きます。
このカードは自署した名前と個人のバーコードで管理されます。
今までに何冊借りているか、返却期日を過ぎていないか、などが分かるようになっています。
図書委員会が各学年にアンケートを取りました。
好きな本や作家について、結果が出ています。
1年生、好きな絵本
2年生、「かいけつゾロリシリーズ」の好きな本
5年生、好きな作者
6年生、好きな本の種類(ジャンル)
本校では来年度も読書の盛んな学校を目指していきます。
5年生の読書を取り入れた単元です。
この学習は、他者に本を紹介する文章について学びました。
読み手を意識した学習になります。
「読み手への問いかけの文章がある」「文章が短くて読みやすい」「誰に読んでほしいのかが書いてある」などが教科書の例文から読み取れたようです。
実際に書かれた紹介分は、多ジャンルにわたるものでした。
ここでは、2つの紹介分を掲載します。
本日も、いくつかの学級で読み聞かせをしていただきました。
中学年以上は、児童文学を読んでくださる機会が増えているようです。
また、読後に感想を発表し合っている学級もありました。
本校では伝える力を伸ばす研究を進めてきていますが、書籍に触れて感じたり考えたりする機会が設けられているからこそ、伝え合いの価値が生まれていることを実感します。そういった面では、共通の読書体験は思考力を育てることのできる教材だと認識できました。
読み聞かせが行われない学級は、しっかりと読書に取り組んでいます。
読書を通じて行った6年生の授業実践が以下のアドレスから閲覧できます。
この9つの言葉は、絵本の登場人物の名前です。
古い中国の民話で、「王さまと九人のきょうだい」という絵本です。
この物語の冒頭で、9人の赤ん坊が生まれ、その兄弟に上の画像のような名前が付けられました。
有名な話なので、筋書き等の説明は割愛させていただきます。
ちょうど国語の教材で、「スーホの白い馬」を学習している時期なので、赤羽末吉さんが両作品の作画を担当している、という共通の事柄で選書されたのでしょう。
9人の兄弟が、難題をふっかけてくる王様に堂々と立ち向かい、知恵を使って渡り合っていく痛快な物語です。
図書室におすすめの本が展示されていました。
いわむらかずおさんの絵本、14ひきシリーズです。
世代を超えて人気のある絵本で、本校でも低学年の児童を中心に、よく読まれていました。
閲覧数が多くなると破損が出るのは仕方がありません。
このたび、全巻12冊を新規購入しました。
自然を舞台に、大家族の日常を描いた世界観は、いつも私たちを和ませてくれます。
第1巻にあたる「14ひきのひっこし」で、森の中に家を作り、そこに引っ越してくるところから、この大家族の物語は始まります。
朝日とともに一日が始まり、日が沈み暗くなるときから夜が始まります。
夜は静かで暗いものです。
みんなで食事の支度をして、寝床を準備して、明朝の明るさに様々な期待をしながら眠りにつきます。
自然現象以外は情報がなく、時刻を知らせる機器も当然ありません。
季節の変化を知ることも同様です。気温の変化に加えて、森の中の木々や植物の色合い、収穫できる味覚、地表に出てくる虫、天候や降雨、降雪などなど、自然と共生する生活が穏やかに描かれています。
絵の中には、たくさんの気付きが隠れています。
大きな事件も、感情を意図的に揺さぶる表現もない代わりに、小さな植物や虫たちが丁寧に、そこかしこに描かれていて、それらを見付けながら読み進める楽しみがあります。
親子で読み聞かせをする場合は対話も発生します。図書室で友達と読む場合は友達との対話、一人で読むときは自分なりの楽しみ方が生まれます。
今日は2年2組が「音読劇」の練習をしていました。
音読劇の仕方として、
①大きくて分かりやすい声
②気持ちを込める
③動きを付ける
の3つの視点を確認した後で、グループで話し合いや練習をしました。
グループ学習では、互いにアドバイスし合う姿がたくさん見られました。
また、よい工夫をしている友達の紹介でも、具体的にどんな工夫をしていたのかを発表することができていました。
4年生は、これまでに習っている漢字を組み合わせて熟語を正しく読んだり書いたりする学習をしています。
今日の授業は、漢字の組み合わせ方を4つに分けて熟語の意味について考えました。
グループ分けの際には操作のできるプリントやタブレットを使います。
また、お互いに教え合う場面もたくさん見られました。
3年生も5年生と同系統の「伝えるため」の学習が配置されています。
「状況や気持ちを表す言葉を増やして、相手に伝わりやすい文章を書こう」というめあてで今日の学習を進めました。
文章に使う言葉を3つのカテゴリーに分けます。
①チームハッピー
②チームびっくり
③チームかなしい
この3つに属する言葉を教科書から拾い出し、類別した後にグループでも交流しました。
この時間は、相手に伝わりやすい文章を書くために、語彙を増やしたり豊かにしていく時間です。
授業の後半では、国語辞典や類義語辞典を用いて、どんな気持ちを表現したのか分かりにくい言葉を調べる活動も取り入れました。
次回は、実際に文章を書くようです。
5年生の国語では、「伝わる表現を選ぼう」に取り組み、相手や意図に応じて、使う言葉や表現を選んで伝える学習をしています。
今日は、「目的や意図に応じて、よりよく伝わる表現を考えよう」というめあてに沿って、授業を行いました。
難しい言葉をつかった文を、ふたば学級の1年生に向けて書くとしたらどのように伝えるかを、それぞれが考え、文に表現し、タブレットを使って交流しました。
ふたば学級では、ノートに代わるツールとしてタブレット端末を積極的に活用しています。
全員の考えた文を交流しました。
2年1組の授業について、校内の教員で研究協議会を行いました。
研究講師として、明星大学客員教授、元東京都小学校国語研究会会長の、邑上 裕子 先生が講評をしてくださいました。
邑上先生からは、2年1組の子どもたちが友達の発言をきちんと聞いていて、それに関わる内容の意見発表を次々としているので、全ての意見につながりがあった、と褒めていただきました。
確かに2年1組の子どもたちは自分の考えを発表する際に、「〇〇さんに付け加えると」「少し違うけれど」など、前の発言者の内容に関連させて発表を行っていました。
幼少の時期に見られるような、脈絡なく自分の言いたいことだけを言う、という場面はありませんでした。
余談になりますが、協議会の始まる前にふたば学級の子どもたちから邑上先生へ、養蜂で採取した蜂蜜をプレゼントする一幕もありました。
本日は校内の研究授業として、2年1組が授業公開を行い、講師の先生をはじめ校内の教員が参観しました。
今日は第4場面を音読し、がまくんやかえるくんの様子を読み取り、その時の気持ちを考えます。
また、読み取ったことを振り返り、がまくんとかえるくんの気持ちを考え、役割を分けて音読をします。
登場人物の2名(匹)の気持ちを考え、全体や小グループで意見を交換し合いました。
10年に一度といわれる寒波の襲来が報じられていますが、保護者やボランティアの皆さんのおかげでとても温かいひとときを過ごせています。
今日もいくつかの学級で読み聞かせが行われました。
本のジャンルも絵本や児童文学、古典落語の本など様々でした。
いつも予定を繰り合わせていただき、ありがとうございます。
皆さんおかげで子どもたちの読書熱は高まっています。
本日から書初め展がスタートします。
校舎内には、各学年の作品が展示されました。
期間は2月11日(土)が最終日になります。
この日は学習発表会と学校公開を行う日です。他の土・日曜日は公開していません。
画像の掲載には間に合いませんでしたが、低学年は硬筆で書初めを行いました。
学年ごとのめあても一緒に掲示していますので、子どもたちが一文字一文字をどのように書いていたのかも想像しながらご覧ください。
また、子どもたち一人一人の頑張りをほめてあげてください。
2年生はアーノルド・ローベル氏原作の児童文学「ふたりはともだち」を教材に、登場人物の行動を具体的に想像したり、自らが感じたことや分かったことを共有する学習をしています。
今日の授業は、落ち込んでいる「がまくん」に対して「かえるくん」のとった行動について、それぞれの考えを共有し合いました。
グループで共有し合った後は、全体の前で発表し合いました。
発表して、登場人物(かえるやかたつむり)の心情になり、音読をしました。
6年生は国語の学習で、座右の銘を伝える取り組みをしています。
学習の仕方は、自分で書く、交流する、を繰り返しながら、最終的には800字程度の意見文に仕上げます。
本単元では、伝えたいことを明確にし、自分の考えが伝わるように書き表し方を工夫する力を育てていきます。
まずは文献や話し合いにより、自分にとっての座右の銘を考えます。
お互いに発表をし合いながら、感想を交流し合います。
具体的で分かりやすい、などの感想が述べられていました。
ふたば1・2年生の自立活動は、国語の単元と関連した教材で行いました。
学習のポイントを
①相手を見る
②最後まで聞く
③聞く(話す)ときの姿勢
④あいづち
の4点に絞り、冬休みの経験についてインタビューをし合います。
教員が出演するインタビュー動画の視聴に続き、子どもたちのインタビュー活動が始まりました。
動画を見て見通しが立つと、「しつもんする人」「こたえる人」への立候補が相次ぎました。
インタビュー形態は、
①「こたえる人」1名に対して、全員が「しつもんする人」になる記者会見のような方法
②「こたえる人」「しつもんする人」がそれぞれ1名のペアによる方法
の2パターンがあり、自分で選びました。
”公園に行った”という回答に対して、”どこの公園ですか” ”そこで何をして遊びましたか” ”誰と行きましたか” ”他にはどんなところへ行きましたか” など、関連する質問が次々と出され、全員が言語によるやり取りを活発に行うことができました。
6年生は国語科で日本文化について調査と発表につなげる学習を行ってきました。
今日は、それらの結果をインドネシアに居住する方たちにオンラインで発表しました。
この方々は、インドネシアで日本語や日本の文化に興味をもち、実際に勉強しているそうです。
年齢層も、大学生にあたる年齢の方から、高校生年代の方もいました。
子どもたちの発表はグループごとに行われ、実際の和装(浴衣)を見せると、画面の向こう側から驚きと称賛の声が上がっていたようです。
今週も火曜日は朝読書の時間です。
半数程度の学級は、読み聞かせボランティアの方々が読み聞かせをしていただきました。
読んでいただいている本は、低学年ならば絵本中心、高学年は文学作品や環境問題を取り扱った書籍など、その学年の興味やか関心に合わせた選び方をしていただいています。
読み聞かせのない学級の児童は読書をします。
3年生の教室では、国語の授業で学習している「すがたをかえる大豆」に関連して、加工や調理によって変容していく野菜や食材を紹介する書籍を読む児童がいました。
6年生が司書教諭によるアニマシオンの授業を行いました。
アニマシオンというのは、子供たちの関心を読書に向けていく活動で、チームで協力しながら想像力や思考力を養っていくことを目的としています。
テーマや手法に関しては、たくさんあるようです。
6年生は国語で宮沢賢治の作品や、彼の生き方について学習を進めています。
今日のテーマは、未読の宮沢賢治作品の内容を与えられた資料から想像していくことです。
司書教諭から、ひもで縛られた宮沢賢治作品が紹介され、各チームに配られます。
表紙と裏表紙しか読むことはできません。同時に挿絵が配られました。
子供たちは、表紙・裏表紙・挿絵を手掛かりに、ストーリーを想像し、創作します。
そのための意見交換はとても盛り上がっていました。
想像したストーリーをチームごとに発表します。
挿絵を使って、紙芝居のような手法で発表してました。
発表が終わると、宮沢賢治が書いたストーリーとの出会いです。
ひもを切り、表紙をめくるときの表情は、どの子も期待に満ちていました。
自分たちのストーリーとの読み比べもできたようです。
名作というと、時代や舞台となる場所が身近ではないため、手に取ることをためらってしまう人もいるかもしれません。
ただし、どの時代にも読み継がれてきたということは、たくさんの読者に支持をされてきた証拠です。
そこには、時を超えて楽しめる事柄や、これからの生き方に必要なメッセージが隠されているかもしれません。
同名のキャンペーンを多くの出版社が起こしているのも、名作のもつ力を確信しているからなのかもしれません。
南鶴牧小学校の図書室にも、同名のコーナーが現れました。
もう、読んだことのある本はありますか?
ご家庭の本棚の中を探すと、何冊か同名の本があるかもしれませんね。
あなたの今読んでいる本も、数年後に名作に数えられているかもしれません。
多摩市の子ども教育常任委員の方々が、ふたば学級の授業の様子を見学しました。
主に6年生と3年生の授業を見学し、ICT機器、特にタブレット端末を子どもたちが活用する様子を注目していました。3年生は国語の授業、6年生は自立活動の授業です。
両授業ともに、コミュニケーションを取りながら、共有、分類、比較を思考の中心に据えた授業でした。
授業後は、特別支援学級におけるICT機器の活用等について、短時間の質疑応答がありました。
10月19日の記事で、6年生が1年生への読み聞かせを計画している授業の様子をアップしました。
↓ ↓ ↓ (こちらのリンクで参照できます)
今日は、その授業の続きです。
6年2組が1年2組へ読み聞かせを実施しました。
どんな本が1年生には相応しいのか、みんなで考え、議論もしてきました。
司書教諭へアドバイスを仰ぎに行くときもありました。
いよいよ実践します。
体育館に集まりました。
1年生は、いろいろな姿勢で聞いています。6年生との二人きりの世界に入り込んでいるように思えます。
6年生も、読み方を工夫します。問いかけをしながら読み進めていく姿もありました。
あっという間に終わりの時間はやって来ます。
「また、やりたい」
これは6年生の感想です。
時間が取れれば、ぜひやってほしい取り組みです。
今度は、もっと事前の話し合いを深められるのではないでしょうか。
3年生の研究授業が終了した後は、全教員が研究協議会へ参加しました。
教員が小グループに分かれ、今日の授業について議論をします。
議論後は、それぞれの内容を発表し合いました。
子供たちと同様に、教員たちもしっかりと伝え合いをしながら学びを深めています。
協議会の最後には、明星大学客員教授の邑上 裕子 先生から指導講評をいただきました。
本校では、これからもHP等を通じて授業の様子を発信していきます。
南鶴牧小学校では、今年度の研究テーマを
「伝え合う力」を育てる 授業づくり ~国語科を通して~
として、伝え合いを通して様々な力を育む研究を進めています。
本日は、3年生が研究授業を行いました。
この授業において、
・相手意識、目的意識がもてる話題や題材を精選する。
・話型や聴型を活用する。
・交流する視点を明確にし、目的に合った形態(ペア・少人数など)を選択する。
・視点を明らかにした児童の振り返り(自己評価、相互評価)を取り入れる。
を視点として授業を行い、校内の教員へ公開しました。
子供たちはグループミーティングボードを中心にグループ討議をして、お互いの意見を比較、分類していきました。
しっかりと根拠を伝え、相手に分かりやすくすることも大切です。
この学習は「立場を明らかにして友達の考えを聞き、話題に対する自分の考えをまとめる」活動です。話題に対する考えを、それぞれの立場を意識して話し合うことで、自分の考えを様々な視点から広げたり、互いの考えを比較したりしながら、自分の考えをまとめられるようにしていきます。
友達のよい話し方や聞き方を自分たちの話合いに取り入れることもします。
また、話し合った内容を記録しておくことで、話合いの内容を整理するとともに、自分の考えと友達の考えの共通点や相違点を整理しながら、話題に対する自分の考えをまとめることができます。
今日のテーマは、「いちばん大事なもの」です。
グループで伝え合いを行いますが、どうすれば相手に自分の考えが伝わりやすいのかを考え実践しました。
発表内容や伝え方について、評価し合う場面も設けられました。
聞き取ったことはきちんとメモに残します。
最後に、友達の発表内容について紹介し合い、考えを広げるための共有をしました。
この学習では、助数詞について学習します。
こぶたは、一ぴき、二ひき、…
その他にも、助数詞はたくさんあります。
こんな分け方もできますね。
3つの違いは何だろう。
気付いた子がいました。
小さい「っ」が使われたり、数によって「゜」が使われたり、などなど。
他にも、こんなにたくさん数え方があるようです。
みんなで声に出して言ってみました。
この教材は、戦時中に生きた小学生の女の子の生き方について描いた児童文学です。
古くから教科書に掲載されてきた作品なので、大人の方も学習した記憶があるかもしれません。
今日の学習は登場人物の気持ちについて叙述を基に捉え、場面の移り変わりと結び付け比較し、具体的な想像をします。また、自分の考えとして発信もしていきます。
今日扱った場面では、主人公「ちいちゃん」が幸せだったのか、ちいちゃんの立場と読み手である自分の立場から考えました。
教科書の本文を読み、幸せだったのかどうかが読み取れる描写や会話文にサイドラインを引き、直接書き込みをします。
それぞれの立場を明確にしてから、グループで話し合いをしました。
ちいちゃんの気持ちについて、ちいちゃんの立場と読み手の立場で話し合った内容をグループごとに発表しました。
「ちいちゃんは〇〇だったと思う」と「自分だったら△△に感じていただろう」という二つの立場で考えられる児童が多くいました。
また、理由と共に考えを共有すると、自分の考えが広がったり深まったりしていることがうかがえました。
6年間で最後の話し合い活動単元です。
テーマについて、目的や条件に応じて、計画的に話し合いをします。
テーマは、「1年生へ読み聞かせをしよう」とし、学級の児童を小グループに分けて話合いを行えるようにしました。多様な立場から出された意見を検討していき、学級全体でまとめていくこととしました。
1年生へ読み聞かせする本を選ぶためのポイントをグループごとに考えます。
いろいろなキーワードが出てきました。
いよいよ、本を探しに行きますが、その前に1年生が読書旬間に作成した読書カードを参照しました。
司書教諭から助言を受けている児童もいます。
探してきた本を分類したり、内容について話し合ったりします。
その中から1冊を各グループから紹介し、情報共有をしました。
今日の授業は1回目です。
今後、数回に渡り主張、理由、根拠を述べ合い、それぞれの考えの相違点、問題点、改善点などについて着目し、よりよい読み聞かせの実施に向かっていきます。
読み聞かせの実践が楽しみです。
ふたば学級では自立活動において、相手意識を育てています。
その学習と関連して、国語では言葉で伝えることについて学習しました。
教材は国語の教科書から「ことばでみちあんない」です。
相手に伝わるように、話す事柄の順序を考えることにしました。
本文の案内だと、たどり着くベンチが3通り考えられました。
子供たちは、本文を読みながら、ふたば学級のキャラクター「ふたっぱちゃん」で地図の上を進んでいきました。
どうしたらうまく伝わるだろうか。気付いた子が意見を発表します。
みんなで必要な言葉を補っていきました。
全員が意見を発表し、目的地への説明を詳しく書くことができました。
5年生は清少納言の枕草子につづられている秋の風景についての文章を読み取ることで、先人たちの感
性に触れ、自身が秋を感じるものや様子を文章に書き表すことで、古くから伝わる言語文化を受け継ぎながら、自らの感性で季節を表現する力を育むことを目指します。
また、友達の書いた文章に触れることで意見や感想を交流し合い、自分のものの見方や考え方を広げることに役立てます。
伝え方は様々ありますが、より多くの文章に触れられることをねらって、「読み歩き」をしました。
机上のノートを読んだ後には、付箋で感想を書き残し、置いていきます。
様々なメッセージが送られていました。
直接話し合う方法もありますが、今回は書いたものを残していく手法を取りました。
書く活動があることで、読み方も真剣になり、より主体的な学びに繋がっていたように思います。
たくさんの感想に触れたことで、さらに見方や考え方が広がっていくことを期待しています。
2年生が学習している説明的な文章「どうぶつ園のじゅうい」では、獣医の一日の仕事を時間的な順序や事柄の順序などを考えながら内容の大体を捉えます。
今日の授業では、一日の仕事を視覚的に図表化し、それぞれの仕事が毎日行われるものなのか、この日だけ行われたものなのか、を文章の中の重要な語や文によって判断します。
「毎日行う仕事」と「この日だけ行われた仕事」には根拠となる叙述があります。子供たちは教科書本文に書かれている叙述を基に、その理由を考え、小グループで共有しました。
重要な言葉や情報を適切に選び出すことは、書き手が伝えようとすることは何かを考える力につながり、それらを共有することは、「おもしろい」という興味や、「なるほど」という気付きになり、自らの考えを広げることへ役立っていきます。
今後、この学習は自分の体験等と結び付けて感想(自分の考え)をもつ段階へ進みます。
例えば、先週行われた多摩動物公園への生活科見学などは、教科を横断した活動として、国語の学習にも活かされるかもしれません。
5年生は討論会を通して立場を明確にすること、考えを広げることを学習しました。
討論会のテーマは、「夏休みに五年二組で遊びに行くなら海か山か」です。
このテーマについて、山チームと海チームに分かれて討論しました。
学年を問わず子供たちに討論をさせてみると、相手のデミリットを列挙して立場を優位に保とうとする傾向がみられることがあります。
この討論は相手チームをやり込めることために行うのではありません。
話し合いを通して、異なる視点からも検討し、自分の考えを広げたり、互いの意見の共通点や相違点、利点や問題点等をまとめたりします。
チームの結論をまとめる際にも、異なる意見を自分の考えに生かせるように「~という意見もあったが」「~という考えもあるけれど」という表現を用いることもあります。
今回の授業では、遊びを充実させるためには、という共通の目的を中心に据えて、山や海の利点やそうではない点について論じ合い、考えを広げていくことをねらいました。
図書室前の展示が新しくなりました。
イメージする色によって、読書も進みそうです。
『パレットリーディング』
What color do you like? あなたは何色が好きですか?
赤なら情熱、青なら冷静、黄なら希望というように、色にはそれぞれ
イメージがあります。
学校行事で言えば、
遠足では自然を感じる緑や好奇心の黄、
運動会では勝利の赤やチームワークのオレンジ。
少し先の卒業式では、切なさの青と、スタートの白。
7色のイメージで分けられた本の中から、そのときの気持ちに合った
本を手に取ってみませんか。
気持ち×色で本を選ぶ、パレット・リーディングです。
中学年では詩を読み、感じたことを説明したり、考えたことを伝え合ったりしながら学習を進めています。加えて、それらの活動を通して、一人一人の感じ方の違いにも気付いていきます。
学級内で二人一組のグループを作ると、14ペアがあります。それぞれのペアに異なる詩を配りました。
詩の本文には、空欄があります。
この空欄に入る言葉を候補の中から選びます。
ペアで相談しながら考えました。本文の内容から想像したり、言葉の音韻を考慮したりと、様々な根拠が伝え合われていました。
ノートには伝え合った内容が書かれています。
実は、1つの言葉は1度(1つの詩)しか使われません。
しかし、答えが重複したペアが複数ありました。
だからこそ、お互いの根拠をもとに論じ合えます。
全体で共有する時間には、その言葉を選んだペアが自分たちの考えを発表し、続いて、その意見を聞いていた他の子供たちからも、意見が発表されていました。
これは、答えを探し当てる学習ではありません。
詩教材をこのように扱うことで、深く考えたり、友達の考えに意見したりという活動が活性化されることをねらっています。
月曜日の6校時でしたが、どの子も生き生きと論じ合ってました。
今日のめあては、二つのポスターをくらべて読んで どんなちがいがあるか考えよう です。
そして、ちがいについて自分の考えをもち、その理由とともに伝え合う活動をします。
3年生では低学年で学習した、文章の中にある「共通」「相違」「事柄の順序」などに気付くことを基礎として、「考えとそれを支える理由や事例」「全体と中心」などの、情報と情報との関係について理解することねらって学習を進めます。
2枚のポスターをくらべ、どちらのポスターの方がおお祭りに行きたくなるのか考えます。
子供たちは個々の立場を明確にしてから、自分の考えに理由を添えて、タブレット上で表現しました。
友達の意見はタブレット上で見ることができ、交流や意見共有も行います。
それぞれの考えを支えている理由を知ると、さらに考え方が深まります。
授業が終盤に向かうとともに、なぜこのようにポスターの違いが生じるのか、が話し合いの中心課題となりました。
それぞれのポスターの良さに気付けるようなシンキングツールを使って、(ポスター)作成の目的や知らせたい対象について考えることができました。
図書室前に新しい掲示物が現れました。
図書委員会の子どもたちが作成したポップです。
ポップとは図書館や書店で、おすすめの本を紹介し、本を選んでいる人の目に留まりやすいように形や色使い等のデザインにも工夫がされている手書きの広告です。
その本の魅力を端的に伝えて、購買(貸出も含む)意欲を促進するものとして認知されています。
国語の学習でも、「不特定多数の人たちへ本の魅力を伝える」学習をする際に活用される教材です。
民間では、ポップを作るアート教室も開かれているほど、興味をもつ人は多いようです。
子どもたちの選んだ本はバラエティに富んでいます。
国語の授業で扱った本や環境学習の本、有名書店のベストセラーランキングに入っているような本もあります。
また、夏の風物詩ともいえるオバケに関する本もありました。
自分のお気に入りの本を紹介するのは簡単なことではありません。思いがこもり過ぎていて、長文になってしまこともあります。読み手を意識しながら表現していったことで、作成者である子どもたち自身が内容の深さに一番触れられたのかもしれません。
明日からの夏休み、書店や図書館で目を惹かれるポップに出会ったら、その本を手に取ってみてはいかがでしょうか。
4年生が校長室へやってきました。
国語の学習でインタビューをしたいとのことでした。
2つのグループが来室し、インタビューのテーマに沿って話を聞き取っていました。
テーマはグループごとに異なります。
〇校長先生にとっての熱中症対策
〇たいさんぼくとは
でした。
この学習では、新聞の特徴を知るだけでなく、どんな新聞を作るか(テーマ)を決め、相手や目的を意識して材料を集め、それらを比較したり分類したりして伝えたいことを明確にする力を付けていきます。また、新聞の特徴を踏まえ、段落相互の関係に気を付けて文章の構成を考える力も付けられるようにします。
また、中心をはっきりさせ、伝えたい順に割付けをしたり、どこまでを記事にするかを考えたりして、内容の中心を明確にし、割付けや記事の組み立てを考える力が身に付けられるようにします。
「くちばし」は1年生が初めて学習する説明的文章です。
どのような順序で説明されているかを考えながら文章の構造を捉えます。
「くちばし」は問いと答えによって1つの事柄が説明されています。
今日の授業ではタブレット端末に準備された鳥のくちばしの画像から、実際に問いの文と答えの文を書く学習をしていました。
タブレット端末の操作にも慣れてきて、それぞれが上手に活用していました。
図書室前に、新しい掲示物が登場しました。
本に巻かれている帯を題材にしたポスターです。
本の魅力を最大限アピールするためにカバーの上から巻く紙のことを「帯」といいます。
本の紹介やキャッチコピー、宣伝文句が記載されており、帯で読者の興味を引きつける役割があります。
全国の書店員や著名人の推薦文が入れられることが多く、帯の宣伝文句がきっかけでベストセラーになったりする場合もあるほどです。
国語の学習でも、「本の帯」をつくる内容が設けられていて、読書活動の推進にもよい影響があります。
ちなみに、帯は日本独自の文化で、海外の本には、基本的に帯は付いていないそうです。
本校では、「伝え合う力」を育てる授業づくり、を主テーマに、今年度の研究を進めています。
今年度は上記のテーマを国語科の指導を通して研究していきます。
本日は、元東京都小学校国語教育研究会会長、現在は明星大学の客員教授を務めている、邑上 裕子 先生を講師にお迎えして、研究会を実施しました。
邑上先生からは、国語科の指導で大切にしていくことを様々な角度から講義していただきました。
講義の終了後は質疑が行われ、普段の授業づくりで疑問に思っていることなどについて考えを交し合い、邑上先生からも助言をいただきました。
各学年の国語には、読書活動を取り入れた単元が配置されています。
6年生は、読書活動を通じてグループで話し合いをする学習をしていました。
学級で7つのグループを作り、読む本を決めます。
グループの構成は、普段の読書量や興味・関心等を考慮しているので、グループの実態に合わせた内容やボリュームの本が選択できます。
今回、選択された7冊は、「ゆりの木荘の子どもたち」「流れ星にお願い」「精霊の守り人」「ビーバー族のしるし」「かがみの孤城」「虹色ほたる」「ギヴァー」です。
一気に最後まで読むのではなく、計画に沿って読みすすめていきます。
読んだ内容について、議論するための問いを準備します。
この問いを中心に議論が進められます。
互いの意見や感想の違いが明らかになったり、そのよさを認め合えたりすることで、自分の考えを広げることができます。
授業には、図書室で学校図書館司書として従事している職員も参加しました。
最後に、グループごとの振り返りを共有して次の授業への入口としました。
文学的文章を読むことには、2つの効果がよく挙げられます。
登場人物や場面設定、個々の叙述などを基に、世界や人物像を豊かに想像することに加えて、「どのように描かれているか」という表現面にも着目して読むと、物語の全体像が具体的にイメージできます。
また、感動やユーモアなどを生み出す優れた叙述、暗示性の高い表現、メッセージや題材を強く意識させる表現に着目していくことも、高学年児童にとっては意義があります。
最近は文学作品以外の様々な分野について、「伏線を回収する」という表現方法が注目されることが増えています。
子どもたちの議論の中にも、この表現方法に気付き、作品の魅力を一層感じている発言がありました。
5年生の教科書には、有名な古文の作品が登場します。
これらを音読し、心地よい響きやリズムを味わうとともに、読んで楽しいと思えるような授業を展開します。
今日は、竹取物語、平家物語、徒然草、おくのほそ道の4作品を読みました。
読んだ後で「難しい」と声の上がる作品もありましたが、読み進めるうちに慣れてきたようです。
自分が気に入った作品を選び、その理由も書きました。
3年生にとって、初めての毛筆書写の授業がありました。
道具の準備をして、今日のめあてや活動を確認します。
姿勢の取り方や筆の持ち方を習い、実際に半紙の上で書きました。
「たて」「よこ」「くるくる」など、書字に必要な動きを繰り返しました。
腕の使い方も意識して、筆を運びました。
片付けもとても大切です。
2年生は国語で、大切な情報を聞き取る学習をしています。
大切な情報とは、「話し手が知らせたいこと」や「自分が聞きたいこと」のことを指し、これらを落とさないように集中して聞くことが活動の中心になります。
今日の授業では、遊園地で迷子になった友達を探すために、大切な情報を聞き取り、メモに残す学習をしていました。
迷子のお知らせを学習用のCDで流すと、子どもたちはメモを取り、大切な情報のみを記録に残します。
メモの内容について情報交換をして、友達のメモの良さにも気付くようにしました。
大切な情報を発表し合い、共有します。
迷子の友達が見付かったようです。
必要な情報とそうでない情報の違いについて、気付いたことを発表し合いました。
3年生では友達の発表を聞き、必要なことを記録したり質問したりする学習を進めています。
記録に残す事項も、話し手が伝えたいことの中心に据えている事柄を聞き取って、質問に生かします。
今日は、発表を3名の子どもたちが担当し、その他の子どもたちは、タブレットを使って質問事項等を考えました。
3名の話し手が発表をします。
聞き手の児童は声の大きさ等を評価し、質問事項をメモします。
今日の発表内容は、「飼っている犬のこと」「飼っているウサギのこと」「ハリーポッターのこと」でした。
聞き手は話をしっかりと聞いていないと、話し手の伝えたいことに関する質問を考えられなくなります。
今日の子どもたちは、しっかりと質問ができていました。
質問事項は、話し手に送信することができます。
今日は挙手をして、直接質問できる機会も設けました。
運動会特別時程が始まりましたが、もちろん通常の授業も計画通りに行っています。
6年生は国語で話し合いを中心とした学習を進めています。
今日は、以下のような問いに対して、自分の立場を明確にして話し合いや考えのまとめをしていました。
「給食の飲み物は牛乳がよい」
「遊びは外遊びがよい」
「書籍は電子より紙がよい」
問いに対して、グループごとにそれぞれの立場を伝えあいました。
代表の児童が伝え合った内容を発表し、他のグループへも共有を図ります。
自分の考えに変化が生じた場合はノートに書き留め、考えの広がりや変化を記録に残します。
明日以降の学習は、今日の模擬的な話し合いを基に、本格的に話し合う学習を展開していきます。
また、伝え合うだけではなく、話し合いの意図を明確にしたり、内容、順序、時間配分等を計画的に設定することなども学習していきます。
4年生は「白いぼうし」という文学作品で学習を進めています。
3・4年生は文学作品を通して次のような内容を段階的に学習します。
〇登場人物の行動や気持ちについて叙述を基に考える
〇場面の移り変わりと登場人物の気持ちの変化を結び付けて想像する
〇分かったことについて自分の考えや感想をもつ
〇話し合い活動等で考えを共有し、一人一人の感じ方に違いがあることに気付く
これらを小グループや学級全体での伝え合う活動で深めていきます。
今日の4年生は、登場人物の行動に対して自分の考えをもち、グループで伝え合う活動が中心でした。
グループではホワイトボードを活用して、それぞれの考えたことを視覚化します。
グループで出された意見を全体の場で共有しました。
他のグループの意見について、「共感できる」「反対の考え方」など、発言者以外の児童たちも自分の立場を明確にしていました。
1年生がひらがなを学習しています。
既習の文字が段々増えてきました。
今日は3学級とも 「け」 を学習していました。
はねやはらいも意識します。
鉛筆の持ち方や座り方も少しずつ慣れてきました。
2年生は国語の学習で、ふきのとうという作品を教材にして学んでいます。
低学年では、文学的文章の内容の大体を捉えることに重点を置きます。
場面の様子や登場人物の行動、会話などを手掛かりにして、誰が、どうして、どうなったかなどを把握します。
今日は1の場面を学習しています。この短い教材の学習を通して、2年生で学習する内容を体験します。
「 」で述べられている登場人物の言葉や会話から、どんな様子の場面なのかを子供たちが読み取ります。
明日以降も、2の場面、3の場面と繰り返し学習することで、場面ごとに変化していく様子に気付いていきます。
気付いたことを友達へ伝えたり、教師へ伝えたりという活動も大切な学習です。
「ふあん」をかんじることはありますか?「ストレス」をかんじていませんか?
そんなときはおうちの方でも、学校の先生でも、だれでもよいです。そうだんをしてください。
ほかには、電話でも、SNSでも、たくさんのそうだんをするところがあります。
ひとりでかかえこまないで! れんらくさきは、
↓(こちら)
https://www.mhlw.go.jp/mamorouyokokoro/
上のほうに、電話でのれんらくさき
下のほうに、SNSでのれんらくさきがのっています。
東京都よりフリースクールへ通う児童のいるご家庭への助成に関する通知がありました。
詳細は、資料にてご確認ください。なお、フリースクール助成をご希望の場合は学校までお申し出ください。【別紙2】東京都フリースクール等利用者支援事業助成金の御案内.pdf
(東京ベーシック・ドリル)
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使い方
出席停止後初めて登校する日に、
必要事項を保護者の方が記入し、学級担任に提出してください。