最近の学校の様子から

最近の学校の様子から

11月7日(火)3年「農家見学」

小松菜の収穫です。

根本から丁寧に刈り取ります。

これで一つ分。

きれいに洗って

テープでまとめると

お店に並ぶ商品と同じになりました。自分で収穫した小松菜は一人一つお土産にいただきました。

南鶴3年生のお家の今晩の食卓は小松菜が並ぶことでしょう。

相澤農園さんは収穫した農作物を農協に収めるだけでなく、先ほども述べた通り多摩市給食センターや市内のお店にも卸しています。さらに、ご自宅周辺で自動販売機による無人販売も。

この自動販売機は冷蔵庫になっていて、野菜の鮮度を保ちながら24時間販売できるものです。多い時には150個少ない時でも30個ほど、季節によってことなりますが、毎日完売するそうです。他にもジャガイモやダイコンなど重くて大きな野菜用の自販機ロッカーもありました。一昨年までは、建物の玄関にテーブルを置いて無人販売をしていましたが、夏の暑い時期に数時間野菜を置いとくと傷んでしまうことが続いたため、この自販機を導入したそうです。今日は自販機の中は5度に設定されていて、扉をあけると冷たい空気が流れてきました。

自販機の仕組みも教えていただきました。欲しい商品の番号を押すと値段が表示され、お金を入れると商品が自動的に取り出し口に運ばれました。

最後に相澤さんから、農家のお仕事への誇りと残さず食べてもらいたいという願いをお聞きしました。

相澤農園さん、今日は1日、ありがとうございました。

11月7日(火)3年「農家見学」

永山で農業を営む相澤農園さんを訪問して、農家のお仕事を勉強しました。相澤農園さんは多摩市の給食センターにも野菜を卸している地元の農家さんです。また、永山周辺の保育園や幼稚園、小中学校の園児・児童・生徒の農業体験にもご協力いただいています。

今日は農作物の生産から販売までの様々な取り組みや工夫についてお話いただきました。

相澤農園さんは永山だけでなく町田にも南鶴の校庭と同じぐらい広い農地を持っていて、野菜から果物まで様々な作物を生産しているそうです。今日はその中でも、小松菜、大根、茄子、ニンニク、オクラなどなどたくさん見せていただきました。今、一番力を入れているものはラズベリーだそうです。来年には東京都No. 1のラズベリー農家になることを目標にしているそうです。

さて、この木は何の木でしょうか?

木の周りにはとても甘い香りが漂っています。正解はいちじくです。写真をよく見ると枝が横に伸びていることが分かります。これは一文字という工夫で、こうすることで収穫しやすくしているそうです。収穫後は縦に伸びる枝を全て切って春にまた枝が伸びてくることで美味しいいちじくの実ができるそうです。

相澤農園さんで使用している農機具の説明も受けました。鍬や鋤はオーダーメードのものを使用しているそうです。職人さんが手作りしている鍬や鋤は傷んでも修理ができ一生使えるとのことでした。

次はいよいよ、収穫作業です。