最近の学校の様子から

最近の学校の様子から

芝生管理作業 令和2年11月28日 令和2年 第4回施肥講習会

11月28日9時00分から芝生管理作業を行いました。
この日は芝の伸びが鈍くなったため芝刈りはしませんでした。
これから冬季に使う養生シートの修理を行いました。
この日の学級ボランティアは1年3組の保護者のみなさんです。
1年3組の保護者の方が11名、その他の学級の保護者の方が8名参加してくださいました。
 
 
 
体育倉庫から養生シートを出して広げてみます。
端が切れていて補修しなければならないシートはテープを貼って補修します。
 
点検が終了したら、また、シートを畳んで体育倉庫に戻しました。
最高気温が高くならなくなったら、校庭に広げて芝を温めて養生します。
校庭の1/3ずつ覆って養生します。
 
落ち葉もできるだけ集めて捨てました。手で拾うだけでなく乗用型の芝刈り機でも行います。
芝は刈りませんが、刈った芝を吸い上げる機能を使って、
葉や芝が枯れたごみを吸い上げます。掃除機のようなものです。
芝の枯れかすを思った以上に多く集めることができました。
有機物を芝の上に残しておくと分解されて土が粘土化し、水はけが悪くなります。
芝は砂地が好きなのです。ですから校庭芝生の下には20cmの深さで砂を入れてあります。
しかし、芝生化工事から10年以上たち、砂が粘土化してきていて
だんだん水はけが悪くなってきていて困っています。

前回まいた肥料のまきむらを治すために手で肥料をまきました。
肥料が足りない黄色くなった部分へ肥料をまきます。
地道で難しい作業です。
この日は大人57名、子ども33名、合計90名の方に参加していただきました。
ありがとうございました。

来週の芝生管理作業は芝の伸びが少ないため中止します。
12月12日(土)に芝刈り機メンテナンス講習会を実施します。
芝刈り機を分解して部品を仕分けし保管します。
ぜひ、ご参加ください。

集会委員会の集会週間 1年 障害物競走

集会委員会は、全校での集会ができないため学級ごとの集会を計画しました。
学級で赤・白の2チームずつ編成して、学年の3学級6チームで競争します。
(2年生は2学級4チームでの競争です。)
今回の競技は障害物競走です。体育館で中休みと昼休みに行います。
学年ごとに1日、合計6日間行います。
同時に行えないので、時間を計って比べます。
 
高学年の集会委員委員は3グループに分かれて、1グルーブが2学年ずつ担当します。
中休みと昼休みはかかりっきりです。
ます初めに集会委員会がやり方の見本を見せてくれました。(下左写真)
 
いよいよスタート!(右上写真と下の2枚)
 
これから来週いっぱい毎日開催します。

令和2年11月の芝生定期点検その2

11月27日、専門家による芝生月次点検を実施しました。
本校の全面芝生校庭は、多摩市教育委員会が芝生校庭管理の専門の方に委託して
毎月定期点検をしています。
前回11月6日は10月分の点検でした。今回が11月分です。

肥料のまき方にむらがあったため、芝に縦横のチェック模様ができてしまっています。
明日、肥料をまくときには、黄色くなった肥料が切れている部分を中心にまいて
全体が均一に育つようにするとよいということでした。
写真のように、白線を引いた部分も緑色が濃くなっています。
全体が均一に育つ方がいいことを考えると、石灰で線を引くとこのようになってしまうので
できるだけ石灰は使わずに利用した方がいいとアドバイスをいただきました。
これから、乾燥する日が多くなります。
乾燥している日は一日1回は水をまくように言われました。
保温のための養生シートは最高気温の状況を見極めて校庭芝生の匠の計画に沿って
実施してくださいとのことでした。

明日の芝生管理作業は、1年3組の保護者の方にボランティアをお願いしています。
今シーズンの芝刈りは終了したので、落葉の処理と養生シートの補習、
肥料まきの作業をします。
よろしくお願いいたします。

6年 多摩一小との学習交流

11月26日、6年生が総合的な学習の時間で多摩第一小学校の6年生と学習交流をしました。
インターネットによる相互同時配信で行いました。
多摩一小の6年生が発電について調べてきたことを聞いて、
自分たちのこれからの学習計画を立てていきます。
 
 
14のグループに分かれて、多摩一小の発電についての報告を2グループずつ聞きました。
マイクとスピーカーが干渉し合うので教室も5か所に分かれて行いました。
多摩一小の6年生が発電について学習した報告を聞いたあとは
南鶴牧小学校の6年生が質問をします。
これから調べたいことがたくさん出てきてきました。
これからの学習計画に生かしていきます。

2年 つくってあそぼう

2年生は生活科で廃品などを使ったおもちゃを作って遊ぶ学習をしています。
11月25日、1組が校内研究会の研究授業を行いました。
南鶴牧小学校では校内で統一した研究テーマで授業改善のための研究を進めています。
今年度は、昨年度までの体育科に代わって、
低学年は生活科、中・高学年は総合的な学習の時間を窓口に研究を進めています。
今年の研究テーマは
「自ら課題を見付け、自ら学び、発信していくことができる児童の育成」です。
低・中・高学年ごとの学年ブロックの教員が集まって、
学習指導案という授業プランを作成しながら研究を進めます。
研究授業による教員研修は世界に誇る日本の教育文化の一つです。
 
この日の予定は黒板の掲示物の通りです。
1 これまでにつくっていたおもちゃを試して現状を確かめる。
2 改善する点を見いだす。
3 改善の内容や方法を自分で考える。
4 グループで相談して改善の方向を決め、実際につくって改善できたかどうかを確かめる。
5 片付ける。
6 この時間の改善とその結果を確かめ、次の時間の学習活動を決める。
低学年の教員は、子どもたちが自分で改善点を見いだし、そのための改善方法を発想し、
試行錯誤しながら、工夫しながら自分がイメージしているゴールに向かって取り組んでいく
課題解決の力やそのために必要な思考力を育てたいと考えて授業を計画しています。
子どもたちがつくりたいおもちゃは
ゴムを使った 1ぴょんぴょんジャンプ 2びゅんびゅんでっぽう 3コトコトちゃん 4ふね、
風を使った 5パタパタ車、かさ袋を飛ばす 6ヒューンロケット、
おもりを付けて転がす 7コロコロころりん、磁石を使った 8磁石スケート、
糸を引っ張ると上がっていく 9糸のぼり です。
 
     パタバタ車            糸のぼり
 
       ふね           ヒューンロケット
 
  びゅんびゅんでっぽう         素材置き場
自分たちで改善方法を発想できるように素材置き場をつくっています。
自分たちが思考する場面ででは思考ツールも取り入れています。
今回は発想したことを関連付けるウェビングマップを使いました。
思考の道具をもち、その時に合わせて使えるようにするには
小さい時から同じツールを使う積み重ねと、様々なツールを使う経験が必要です。
中学年、高学年でも使っていくことで発想力を発揮できます。
大型モニターでノートを写しながら書き方を指導しています。
 
最後に、それぞれがまとめをノートに記入しました。
下写真、ノートの右上のおもちゃは磁石スケートです。

子どもたちは学年でのおもちゃ大会、
1年生を招いてのおもちゃ大会も想定しているようです。
まだまた、試行錯誤は続きます。